アートメイクは一度入れたら落ちないってホント?真相を専門家に直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】
日常生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は、“アートメイク”について。アートメイクは一度入れたら落ちないって…ウソ? ホント? メディカルブローのM.Yosidaさんにお答えいただきます。
Q:アートメイクは一度入れたら落ちないってホント?
ここ最近、すさまじい進化を遂げているアートメイク。毎日のメイク時間が短縮できてラクそう! 一生そのままなら、早くトライしたほうがいいかも! と思う一方で、変えたくなっても変えられないなら、熟考しなければ…という気持ちになりますよね。アートメークは一度入れたらタトゥーのように落ちないものなのでしょうか。さっそく、この疑問をM.Yosidaさんにぶつけてみました! 果たして答えは…?
A:ウソ
「完全に消えてしまうということはありませんが、アートメイクは半永久的なタトゥーとは違い、肌のターンオーバーによって少しずつ薄くなっていきます」(M.Yosidaさん・以下「」内同)
タトゥーとアートメイクの違いとは?
「アートメイクとは、皮膚のごく浅い部分である表皮層に色素(インク)を入れて着色する施術のことです。一方でタトゥーは、皮膚の真皮層まで色素を注入するため、半永久的に色が残ります」
- アートメイクは、皮膚の浅い部分である表皮層に色素(インク)を入れて着色させる
- タトゥーは、皮膚の真皮層まで色素を注入する
アートメイクの種類は?
「眉毛の場合、当院では、6D という最新技術を用いて施術を行っています」
6D stroke
「6D stroke(R)とは、専用の超極細ニードル(針)と骨格の黄金比を組み合わせた、メディカルブローでのみ受けられる独自技術の名称です。繊細なタッチで1本1本描く毛並みは、近くで見ても本物の毛と見分けがつかないほどリアル。美しい眉毛を再現します」
アートメイクが完成するまでの施術の流れは?
「色素を注入してから定着するまでには、個人差があります。1回で満足いただける方もいらっしゃいますが、基本的には身体の免疫反応により1回では色が定着せず完成にならないことが多いです。そのため、当院では2~3回施術することをおすすめしています」
ダウンタイムは?
「アートメイクは皮膚に針を刺して色素を入れていくため、施術後の皮膚は傷がついている状態です。ダウンタイム(傷が治るまでの期間)にトラブルが起きると、定着が弱まったり、炎症を起こしてしまう恐れがあります。ダウンタイム中は、以下のことに注意するとよいでしょう」
代謝が上がるような行為
「激しい運動やサウナなど発汗を促す行為は、アートメイクの定着を弱めてしまう恐れがあるため、2週間程度は避けましょう。入浴は、施術当日は湯船に浸かることを避け、シャワーで済ませてください」
清潔に保つ
「傷口から細菌が入り込む恐れがあるため、常に傷口は清潔に保つようにすることが大切です。プールや海水浴、温泉なども1週間程度は避けて」
保湿
「傷口の回復とともにカサブタができ、患部が乾燥しやすくなります。乾燥して赤みが出てくると、傷口の回復が遅れ、仕上がりにも影響が出てしまう恐れも。施術後から3日間は、ワセリンなどの軟膏で傷口を保護してください」
触らない
「傷口が回復する経過で痒みがでることがありますが、患部を触ってしまうとカサブタと一緒に色素も剥がれ落ちてしまう可能性があります。カサブタが自然に剥がれ落ちるまで、触らないようにしましょう」
日焼け
「紫外線は、色素の変色や褪色の原因となるため、日焼け止めや帽子、日傘などで紫外線対策をしっかりと行いましょう。また、紫外線は体内にとどまるため、施術の2週間前から予防するのがベストです」
◆ダウンタイム中に避けたほうがよいこと
Point
・施術日当日の入浴・激しい運動やサウナなど発汗を促す行為
・プールや温泉、海水浴
・日焼け
・患部を触る
◆美しい仕上がりにするために Point
メンテナンスは?
「基本的にはご自身の好きなタイミングでOKですが、年に1回ほど色足しを行うと美しい仕上がりをキープできます」
文/木土さや
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
型にはまらないオーダーメイドな似合わせ眉を得意とし、累計症例数は2500件を超える。
2020年12月にはメディカルブロー最高峰ランクのグランドマスタートレイナーに就任。
数多くの芸能人やVIPの施術も担当するメディカルブローを牽引するトップアーティスト。
メディカルブロー
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