ココアの栄養と効能|ポリフェノール豊富で冷えや便秘にも効果的な健康フード
ほっと一息、朝やお茶の時間にも飲むことが多いココア。体にも良い効果がたくさんありました。体を温めて、便秘解消にも役立ち、アンチエイジング、ダイエットにも良いと女性には嬉しい効果が。お砂糖の入っていない高カカオ、ピュアココアだとよりおすすめです。
【目次】
・長寿遺伝子を活性化するポリフェノールが豊富
・ココアに含まれる「カカオポリフェノール」の効果とは?
・不溶性食物繊維が多く便秘解消にも効果的
・体が冷えにくいスイーツ
・便秘と冷えを改善するおすすめのココアの飲み方
長寿遺伝子を活性化するポリフェノールが豊富
アンチエイジング・ダイエットに効果的な「サートフード」
\サートフード/
長寿遺伝子を活性化するポリフェノール類を多く含んだ食材のこと。元々はアンチエイジング研究で注目を集め始めたものが、ダイエットにもいいとブームが拡大しました。ケールやココア、ウコンなど「スーパーフード」とかぶっている食材が多いが、玉ねぎ、リンゴ、オリーブ、ケッパー、大豆などもポリフェノールを含む食材もサートフードとして摂るとGOOD。
ココアに含まれる「カカオポリフェノール」の効果とは?
ダイエット中の間食におすすめ
カカオポリフェノールにはダイエット効果あり。
不溶性食物繊維が多く便秘解消にも効果的
腸活に役立つ
さつまいも・じゃがいも、ブロッコリー、葉もの野菜、ごぼう、豆類、きのこ、ココア、ピーナッツ、エビ・カニ(甲殻類)など。便のカサを増やすものの、とりすぎると便が固くなる原因になることも。
便秘やむくみ、冷えも解消! 腸活のためにとりたい栄養&食品まとめ
体が冷えにくいスイーツ
体が冷えにくい色の濃いものをチョイス!
教えてくれたのは…イシハラクリニック 副院長 石原新菜先生
「スイーツにも体を冷やさないものはあります。セレクト基準は色の濃さ。黒糖、黒あめ、チョコレート、プルーン、ココアなど、黒に近い色のものがおすすめです。小腹のすきを緩和してくれる上、ミネラルもとれて一石二鳥!」(石原先生)
「冷え」対策は体の内側から! 胃腸を冷やさないための食事に関するQ&Aに美のプロが回答!
便秘と冷えを改善するおすすめのココアの飲み方
寒い冬にもおすすめ松生先生考案のオリーブココア
教えてくれたのは…医師・松生クリニック院長 松生恒夫先生
1955年生まれ。東京慈恵会医科医学部卒業。生活習慣病としての大腸疾患、地中海式食生活(地中海式ダイエット)、漢方療法に詳しく、『あと3kgやせたい人のための腸内リセットダイエット』(宝島社)、『見た目は腸が決める』(光文社新書)など多数。テレビ出演や講演など幅広く活躍。
「EXVオリーブオイル(小さじ1~2)、食物繊維が含まれるココア(無糖タイプ小さじ2)、整腸作用があるオリゴ糖(小さじ2~3)に、お湯(300cc)を加えて混ぜるだけ。冬になると、体全体とおなかが冷えて起こる停滞腸、冷えによる便秘の悪化が、太りやすい体の一因になりますが、この改善にもぴったり。保温力が高いので、内外の気温差が激しくなるこれからの季節におすすめです」(松生先生)
オリーブココアを飲んでから2時間後に体温を計測したとき、冷え症の女性であっても体温が0.2度上がった例も多数見られたとか。
「オリーブオイルで油膜ができるために、ココアが冷めにくくなります。それにより熱が徐々に体に移行し、体温が上昇していくのだと考えられます。おやつ代わりに飲むのもいいでしょう」(松生先生)
便秘と冷えを改善する!積極的に取り入れたい食材とは?【やせる法則vol.4】
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。