ボディケア
2017.10.25

便秘と冷えを改善する!積極的に取り入れたい食材とは?【やせる法則vol.4】

肥満が気になる人の多くは、「便秘に悩んでいる」と指摘するのは、4万人の腸を診続けてきた松生恒夫先生。ダイエットのためには腸内環境を整えることが何よりも大切という視点から、体質改善の方法を教えていただきました。

前回は、肥満になりやすい人のセルフチェックシートを紹介しましたが、今回は具体的に何を食べればいいのかを紹介します。

 

「腸の不調の多くは、食事の内容が大きく関わってきます。食生活を変えることは、大腸がんの予防などにもつながります。そこで、まずおすすめしたいのは、オリーブオイル。これは、どんな料理にも合い、体を温める効果が高く、便秘を予防する最強の食材ともいえます」(松生先生)

オリーブオイルをミネストローネなど野菜たっぷりのスープに入れたり、スパイスたっぷりのカレーにかけたりするだけで、腸内が温かくなることは、松生先生の調査でも検証済み。便秘や冷え症に悩む人にすすめたところ、お通じがよくなり、その他の不調が改善した人も多数いるそうです。

「おすすめは、未精製のエキストラバージンオリーブオイル(以下・EXVオリーブオイル)です。これと温かいものを一緒に食べると体がポカポカするのですが、その秘密は油膜にあります。サラダ油などに比べて、EVXオリーブオイルの油膜は、薄く均一に広がった状態が保たれるため、優れた保温効果を発揮するのです」

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(オリーブオイルは、小さじ1~2杯が目安。カレーはシナモン、ターメリック、ジンジャーなどのスパイスが多めに入ったものがベター。スパイスを自分で調合するのもおすすめ)

 

さらに、秋冬のダイエットに有効なドリンクは、松生先生考案のオリーブココア

「これは、EXVオリーブオイル(小さじ1~2)、食物繊維が含まれるココア(無糖タイプ小さじ2)、整腸作用があるオリゴ糖(小さじ2~3)に、お湯(300cc)を加えて混ぜるだけ。冬になると、体全体とおなかが冷えて起こる停滞腸、冷えによる便秘の悪化が、太りやすい体の一因になりますが、この改善にもぴったり。保温力が高いので、内外の気温差が激しくなるこれからの季節におすすめです」

オリーブココアを飲んでから2時間後に体温を計測したとき、冷え症の女性であっても体温が0.2度上がった例も多数見られたとか。

「オリーブオイルで油膜ができるために、ココアが冷めにくくなります。それにより熱が徐々に体に移行し、体温が上昇していくのだと考えられます。おやつ代わりに飲むのもいいでしょう」

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(オリーブオイル[小さじ2]、無糖ココア[小さじ2]、オリゴ糖[小さじ2~3]、お湯[300㏄]を混ぜるだけ。体調や好みに合わせて量の調整を。オリゴ糖は、顆粒でも液体タイプ◎)

 

アラサー以降のダイエットは、体の内側からキレイになることが大切。腸を整えて体質改善をすれば、自然に体脂肪が落ち、太りにくい体になっていくとか。実行後、2週間~1か月くらいで変化を感じる人も多く、食の嗜好も変わってくるそうです。

「ほかにも植物性乳酸菌を多く含む、漬け物、みそ、しょうゆ、ザワークラウト(ドイツのキャベツの漬け物)なども積極的に食べたい食材です。植物性乳酸菌は、心のストレスも緩和する働きがあります。さまざまな不安を抱えている人も意識的に食べるといいでしょう」

便秘と冷えを制すものが、ダイエットを制す。まずは、EXVオリーブオイルを効果的に取り入れて、食生活の改善を。間食やムダ食いが減り、スッキリボディになるはずです。

 

 

医師・松生クリニック院長
松生恒夫先生
1955年生まれ。東京慈恵会医科医学部卒業。生活習慣病としての大腸疾患、地中海式食生活(地中海式ダイエット)、漢方療法に詳しく、『あと3kgやせたい人のための腸内リセットダイエット』(宝島社)、『見た目は腸が決める』(光文社新書)など多数。テレビ出演や講演など幅広く活躍。

イラスト/アライヨウコ 構成/前川亜紀

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