ボディケア
2019.9.19

「冷え」対策は体の内側から! 胃腸を冷やさないための食事に関するQ&Aに美のプロが回答!

だんだんと秋らしい気候になってきて、体の冷えが気になってきました。そんな時は食事に気をつけて、体の内側から冷え対策を始めませんか?

「夏冷え」レスキュー 食事編

胃腸を冷やさないためにとるべき&避けるべきものは?食生活のルールを徹底的に解説します!

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Q.しょうがは本当に体を温めるの?

A.YES! 乾燥しょうがの温め効果は生より高い!
「生しょうがに含まれる辛み成分『ジンゲロール』は、乾燥や高温加熱すると『ショウガオール』という成分に変化します。この『ショウガオール』には毛細血管を拡張させ、温かい血液を全身に届けやすくする働きが。普段の食事にかけるだけでOKのパウダータイプがおすすめ」(前田さん)

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辛み成分を多く含む国産・金時しょうがを独自の方法で乾燥させて細かい粉に。
木村農園 金時生姜パウダー(瓶入り) 20g ¥600

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有機栽培のしょうがを溶けやすい微粉末に熱風乾燥。さまざまな料理の薬味に。
ナチュラルハウス 有機ジンジャーパウダー 45g ¥597

 

Q.美容のために毎日グリーンスムージーの朝食でOK?

A.NO。毎日だとたんぱく質不足で体を冷やします
「基本的にグリーンスムージーは陰性食品。特に、体温の低い朝に飲むと、そのまま体温が上がらず、体を冷やしてしまいます。栄養的にも、ビタミンやミネラルは豊富ですが、体を温めるたんぱく質は不充分。単品だと水分が多く、腸に水をためる要因にもなります」(石原先生)

 

Q.水分と一緒にビタミンやミネラルも補いたい

A.だったら、副菜にモズク酢がおすすめ!
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「モズク酢は、ビタミン・ミネラルをはじめ、夏冷え疲れの体に補いたいさまざまな栄養が凝縮されています。海藻には、たんぱく質の消化吸収をサポートする水溶性食物繊維がたっぷり。お酢を黒酢にすれば、体の温め効果もさらにUPします」(前田さん)

 

Q.室内外の温度差で胃腸の調子が悪いとき、どうすれば?

A.常温の水をこまめに飲んで
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「室内外の温度差に胃腸が疲れているときは、常温の水をこまめに飲んでケアを。常温水は体温より5〜10℃低いので、ゆっくりと飲み込むことで体温を穏やかに調節してくれます。一気に飲むと消化不良を起こしやすいので、2〜3口ずつに!」(前田さん)

 

Q.胃疲れで食欲がない朝のレスキュー食品ってある?

A.無糖ヨーグルトがおすすめ
「朝食前に無糖のヨーグルトを2~3口でも口に含むと、酸味と水分が呼水となって唾液が出やすくなります。たんぱく質が胃腸の目覚ましにも。チーズや豆乳、甘酒でも同様の働きを期待できます」(前田さん)

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ブルガリアのLB81乳酸菌と良質な乳原料のみで作られ、整腸作用を認められた特定保健用食品。
明治 ブルガリアヨーグルト LB81プレーン 400g ¥260

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乳酸菌に加え、大腸まで届くビフィズス菌BB536を配合。
森永乳業 ビヒダス プレーンヨーグルト 400g ¥220

 

Q.暑い日におすすめの簡単で体を冷やさない料理を教えて!

A.豆腐の「冷や汁風」
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「青魚と豆腐で良質なたんぱく質と脂質がとれ、みょうがやしそなどの薬味と発酵食品のみそが体を温めます。ごはんの代わりに豆腐をたっぷり入れるため、だし汁や水を加える必要がなく、とっても簡単!」(前田さん)

〈材料&作り方〉
(1)焼いた青魚80~100gをほぐし、 みょうが1個、青じそ3枚は細かく切る。きゅうり1/2本はせん切りに。
(2)器にみそ玉大さじ1弱(10~15g)を入れて少量のお湯(またはみりん)小さじ1で溶く(目安はペースト状)。
(3)2の器に豆腐100~150gを入れてみそと混ぜ合わせながら、軽く形をくずす。
(4)3に1と白ごま少量、カツオぶし1袋(または顆粒だし少量)を入れてよく混ぜ、仕上げにしょうがパウダーをひと振りする。

 

Q.甘いものは冷えにも良くないの? スイーツを食べたい!

A.体が冷えにくい色の濃いものをチョイスすればOK!
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「スイーツにも体を冷やさないものはあります。セレクト基準は色の濃さ。黒糖、黒あめ、チョコレート、プルーン、ココアなど、黒に近い色のものがおすすめです。小腹のすきを緩和してくれる上、ミネラルもとれて一石二鳥!」(石原先生)

 

Q.やっぱり塩分は控えた方がいいの?

A.減塩しすぎは×。塩は体を温めます
「塩は陽性食品。新陳代謝を上げる働きがあり、体を温めます。高血圧の人などには減塩が必要ですが、そうではない冷え症の人はむしろきちんととるべき。とはいえ塩分過多が気になるなら、カリウムの多い野菜と一緒にとることで排出が促されます」(石原先生)

 

Q.夏冷えによる便秘対策に何を食べればいい?

A.たんぱく質、ミネラル、咀嚼が多くなる食材を
「夏の便秘の要因は、のど越しのいいものばかり食べてよくかまない、たんぱく質不足で胃腸のぜん動運動が減る、汗で水分やミネラルが失われて便が硬くなるなど。解消には、おかずやトッピングに肉・魚や海藻、麺類は全粒粉を選んで、咀嚼回数をUP!」(前田さん)

 

教えてくれたのは…
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管理栄養士 前田あきこさん

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イシハラクリニック 副院長 石原新菜先生

 

『美的』10月号掲載
イラスト/平松昭子、きくちりえ(Softdesign) 構成/村花杏子、つつみゆかり

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