ボディケア
2015.6.25

【お得な朝習慣】起きたら2ポーズ!「出っ腹」の原因正す2分エクサ

私達の背骨は、横から見ると弯曲(弓形に曲がる)しているのをご存じですか? ゆるやかな曲線は、骨格全体に強度と安定性をもたらします。しかし、様々な理由から弯曲が崩れ、反腰や“下腹のぽっこり”を生じさせている方がとても多いようです。

今回は、朝に行いたい、ぽっこりお腹と反腰の原因を緩和させるエクササイズをパーソナルトレーナーでもある筆者がご紹介します。

 

■なぜ背骨の弯曲が崩れるの?

悪姿勢による背骨周りの筋肉の緊張や弱化、外傷、悪習慣、脂肪の蓄積など様々な要因があります。その状態が続くと、背骨を不安定にすると共に、筋肉の過度な緊張や筋力低下などに繋がり、痛みや疾病など様々な症状を招く可能性があります。

 

■下腹ぽっこりを引き起こす原因

筆者のトレーニングサロンでたくさんの女性にアドバイスを行っていると、普段からお腹に力を入れていないため、腰が大きく弯曲して反腰になっている方が多くいらっしゃいます。その結果、腹部の筋力低下で下腹が出ていたり、腰の筋肉が萎縮して痛みを生じさせたりしているケースがあります。

そこで対策の一つとして挙げられるのは、腹部の筋力活動と腰部の筋肉ストレッチの習慣を持つことです。朝、これらを習慣にすることでお腹に力を入れるイメージがつきやすくなり、姿勢を保ちやすくなります。

 

■背中丸めのポーズ

起床後いきなりお腹の筋トレを行うと腰に違和感を感じることもあるため、その前に腰を丸めておきましょう。両手で両脚を抱え込み、ゆっくりと左右に体を振ります。1分ほど行いましょう。

■腰を伸ばしながらインナーマッスルを強化

(1)仰向けになり頭の上で肘同士を持ちます。背中はべったりと地面(床)につけ、膝と股関節を直角に曲げておきます。

(2)膝の角度は変えないで、ゆっくり息を吐きながら足裏を地面に近づけます。必ず腰が反らないように、お腹にぎゅっと力を入れながら行います。腰が少し反ってしまうならば、反らない手前まで脚を動かし、(1)に戻ります。腰が反らないようになってきたら、少しずつ動く範囲を広げましょう。

 

1分ほど続けてお腹に力を入れるイメージをしてから、出勤してみてください。続けていくと、インナーマッスルの引き締めに繋がります。できる範囲でぜひ実践してみましょう!

 

初出:美レンジャー  ライター:小林麻利子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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