ダイエットのお悩みQ&A|『美的』読者が“瞬食ダイエット”に挑戦! 2週間後の結果は?

気づけば体重が過去最大に…そんな方に朗報です! 松田リエ流ダイエットで、ガマンなし、運動なし! 美BODYになりたい私たちの疑問に松田先生が答えます。早速チェック♪
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ダイエットのお悩みQ&A
Q.手っ取り早くたんぱく質をとるのに朝食はプロテイン飲料でいいですか?
A.液体ではなく、食べ物を咀嚼することで得られる効果が絶大なことも忘れずに!
「ドリンクは手軽ですが、食べ物を咀嚼するときに作られる消化酵素は美容と健康にとても大切です。食べ物の消化を助けて栄養を体に取り入れてくれる酵素が得られないのは、もったいないことだと思います」
Q.残業した日はどうしてもコンビニ飯になりがち。何を選ぶべきですか?
A.コンビニでも定食スタイルにチョイスしてみて
「コツはお弁当を選ぶより単品の組み合わせを選びましょう。ここでも主菜となるたんぱく質、そして野菜や海藻などの副菜、ごはんやパンなどの主食という“定食スタイル”を心掛けて。みそ汁があれば完璧です!」
Q.どうしても自炊ができない日はどうしたらいいですか?
A.レトルト食品やお総菜に頼ってもOK!ただし添加物や人工甘味料を確認しましょう
「個人的には保存料、防カビ剤、人工甘味料、着色料、亜硝酸ナトリウム、トランス脂肪酸を控えています。練りものや加工肉など身近な食品に使われていますが、代謝を下げる原因にもなるので材料表示を確かめてみて!」
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Q.体重が減らずに挫折することが多いです。
A.食べる瞬食ダイエットならポジティブな変化を実感しやすいです!
「食事制限ダイエットだと、食欲がコントロールできなかったりリバウンドで自分を否定するクセがつきがち。基本的な食の知識と食習慣、食材の選び方が身につく瞬食ダイエットは、食べる喜びも味わえます。味覚の変化を実感するにつれ、心も上向きに」
Q.甘い飲み物やおやつがやめられません…。
A.自然の甘みがあるさつま芋、飲み物ならレモン水がおすすめ
「間食にはクリや果物、ナッツ、小魚、チーズも◎。飲み物はデトックス効果のある黒豆茶のほか、脂肪の蓄積予防にも効果的なレモンを炭酸水で割ると腹もちも良いです。栄養のある食事になると、自然と甘いものへの欲求も落ちついてきます」
\クエン酸やビタミンCで代謝アップ!/
Q.瞬食ダイエットはどうして運動をしなくてもいいのですか?
A.体脂肪が30%台の人は運動の効果が得にくいからです。
「1時間のウォーキングで消費できるのは180~300kcalで、思ったより少ないもの。普段、運動していないのに急に体を動かすと食欲が乱れる原因に。まずは食事で代謝を上げて体脂肪を燃やせる体にしましょう」
2週間の瞬食ダイエット実践記録
\『美的』読者が試してみました/
【藤井くるみさん(33歳) 身長169cm】
食生活が乱れる日があっても瞬食に戻れば好転することを実感!
「今まではボディラインをすっきりさせたくてジムでの筋トレを励んでいましたが、結果が伴わずにいました。でも瞬食を始めたら、筋力を維持しながら体重と体脂肪を減らすことに成功!会食などで食生活が乱れると、胃もたれなど体の変化にも気づきやすくなった気がします。」
1「朝食は食べないことも多かったので、最初の方は少し負担に感じました」
2「会食続きだったのでお弁当でヘルシーに調整」
3「サバ缶のアクアパッツァは簡単でおいしかった」 \後半は作り置きも覚えました!/
4「おやつのプロテインバー」
5「外食時に台湾ラーメンを…」
松田先生のアドバイス!
「体の変化に気づけたのは丁寧に食と向き合った成果です!高身長さんなので朝食のたんぱく質をもう少し増やしてみて」
【川上美帆さん(27歳) 身長152cm】
朝にしっかり食べるようになって1日を元気で明るく過ごせるように!
「筋トレや有酸素運動、ケトジェニックなどいろいろなダイエットを試すもリバウンドしがちでした。瞬食を始めてからは、食べているのに体はすっきり軽い感じでお通じも改善。甘いお菓子がやめられませんでしたが、しっかり食べるようになったせいか、間食が劇的に減りました。」
\腸内環境が整って肌の調子もUP!/
1「朝食はサラダとお米の代わりにさつま芋」
2「お弁当生活が難しく、コンビニのおにぎりとサラダチキン、野菜代わりのトマトジュース」
3「夜はブロッコリーを入れた野菜スープで満足度高め♪」
4「空腹時はプロテインを飲むように」
松田先生のアドバイス!
「パンや麺類の主食をお米に替えたことが結果につながったと思います。トマトジュースで野菜摂取を心掛ける行動も◎」」
『美的』2025年3月号掲載
撮影/福本和洋(TAKMI) 料理再現&スタイリスト/小森貴子 撮影協力/UTUWA 構成/宮田典子、有田智子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
まつだ りえ/ダイエット講師。看護師、保健師としての経験から、栄養を重視した食習慣を推奨。10万部突破のダイエット本シリーズ『ずぼら瞬食ダイエット』(小学館)ほか著書多数。