ヘアのお悩み
2023.9.11

くせ毛だからこそ、可愛い髪型【長さ別スタイル14】

スタイルが決まりにくいくせ毛。そんなくせ毛があるからこそお洒落になれる髪型を掲載。長さ別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

「ショート」のくせ毛を活かすヘアスタイル【3選】

【1】滑らかな毛流れウルフ風スタイル

Point

裾は軽めに長さを残してウルフっぽく。クセを活かした動きをだしやすいようにレイヤーをたっぷりいれています。トップにもしっかりレイヤーを入れ、パーマでふわっと高さも出る様に。パーマは癖の強い方、くせ毛を十分に活かせるためしなくてもOK。顔まわりは輪郭に沿わせて小顔に見えるように。前髪は束感をだして流れやすくなる様に眉の長さでカットして、流し前髪に。


【how to“カラー”】
カラーは12トーンのフォギーベージュ。表面に細かくハイライトも入れて立体感と透明感が出やすい様にしています。


【how to“スタイリング”】
襟足はタイトに乾かし、トップは少し持ち上げてパーマを活かし動きを出しやすくする。バームでツヤ感と束感が出るようにスタイリング。

担当サロン:Maria by afloat(マリア)  山田祐里さん

 

【2】くせの動きを活かしたウルフスタイル

Point

全体はマッシュウルフのベースで、襟足を外ハネ、全体的に柔らかく動くパーマをかけて雰囲気を出しています。ウエーブパーマ、もしくはくせ毛を活かして髪の動きを出します。


【how to“カラー”】
カラーは明るく抜けたベース(ブリーチなし)に7トーンのグレージュを乗せて、透明感のある地毛風カラー「ダークグレージュ」に!


【how to“スタイリング”】
まず全体的に水分を入れて、パーマを戻します!その時はスプレーがあると◎。全体的に水分を揉み込んでカールを出したら、トラックオイルのno.3とオーバームを1:1でMIXして、それも毛先を揉み込むように全体へつけます。顔まわりや襟足はわざとはねさせるのがポイントです!

担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン)  原菜摘さん

 

【3】くせのクルクル感が可愛いスタイル

Point

前髪からサイドにかけてレイヤーを入れています。顎から襟足にかけて、ざっくりレイヤーを入れるのがポイントです。元々の癖を活かしているので、カット後にきれいなまとまりが出てパーマをかけたようになります。


【how to“カラー”】
カラーはせずに地毛の黒髪のままにしています。癖がなくパーマでこのスタイルを作る場合は、襟足は外巻きでミドルはスパイラル、トップと前髪は円錐ロッドをスパイラルで巻いてウエーブを作りましょう。


【how to“スタイリング”】
全体をしっかり濡らして、タオルドライします。ムースを全体に馴染ませたら毛先にバームをつけて動きをつけたら完成です。

担当サロン:NiL(ニル)  大石真里奈さん

 

「ボブ」のくせ毛を活かすヘアスタイル【3選】

【1】軽めのレイヤーで動きあるスタイル

Point

カットベースは、肩くらいの長さのワンレングスに。表面に軽くレイヤーを入れ、ふわっとした動きを出しやすくします。前髪は、厚くならないよう軽めに。サイドバングは、チークラインでカットし動きをプラス。


【how to“カラー”】
カラーは、8レベルのショコラブラウンに。派手にはなりたくないけど、赤みは削りたいという人におすすめの髪色で、1年を通して人気色です。


【how to“スタイリング”】
全体をストレートアイロンで外ハネにして、首に沿わせたくびれヘアに。表面は内巻きに、サイドバングは、内巻きにしつつ、外に抜くように毛流れをつけるのがポイント。

くせ毛&多毛さんは、バーム、細毛&軟毛さんは、オイルを。セットが長持ちするしっとり系がおすすめです。スタイリング剤を指の間までしっかりつけ、内側から揉み込むようになじませたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ)  金井悠華さん

 

【2】ナチュラルくびれの大人スタイル

Point

前下がりのグラデーションカットをベースに、耳から前の表面にドライカットでレイヤーを入れる事で、くせ毛でも扱いやすいレイヤーカットして、毛先にウルフ感を出しました。前髪は少し厚めに取り、少し流し前髪にしています。


【how to“カラー”】
カラーはアッシュ系にほんのりクリーミーピーチを混ぜる事で、柔らかい7トーンのグレージュにしています。


【how to“スタイリング”】
32ミリのアイロンでベースを外ハネ、トップの毛を上に集めて毛先にコテを当てて丸めて落ちたものにアウトバストリートメントのオイルをつける事で、スタイリング剤をつけてるように見せないのがポイント。くせ毛を活かした大人のくびれボブルフが完成します。

担当サロン:Maria by afloat(マリア)  上田ヒロツグさん

 

【3】乾かすだけの外ハネスタイル

Point

カットベースは、肩につく長さのボブ。表面にレイヤーを入れ軽さを出しますが、アンダーの重さを残すのが鍵。軽すぎない今っぽヘアで、クセ毛さんにも対応。前髪は、やや厚めのオン眉に。柔らかさを活かすように毛量調整をします。


【how to“カラー”】
カラーは、頭のハチ上をブリーチし、シエナベージュをオンカラー。インナーは、8レベルのグレイベージュにカラーリングします。膨張しやすいハイトーンでも、顔まわりを暗くすることで引き締め効果あり!


【how to“パーマ&スタイリング”】
アイロン無しでもOKですが、アイロンを使う場合は、32mmのカールアイロンを。全てワンカール巻くだけで、前髪は軽く通すのみでグッド。ベースの部分は、巻いてから指でくいっと外ハネにします。セット剤は、みずみずしいツヤ感のあるクリームワックスがおすすめ。全体に馴染ませて、耳かけしたら完成です。

担当サロン:TORA by grico(トラバイグリコ)  バタコさん

 

「ミディアム」のくせ毛を活かすヘアスタイル【4選】

【1】多毛くせありでもキレイ見せスタイル

Point

癖をいかしたくびれレイヤースタイルでウルフヘアに。顔まわりは頬骨にかかる位が小顔効果抜群でおすすめです。顔まわりの癖が強い方は少し長めにすると、髪があばれにくいです。レングスの設定はお好みですが、鎖骨位が綺麗にハネやすく◎。顔まわりの長さから綺麗なひし形に、肩上でくびれるようレイヤーをつなげていきます。


【how to“カラー”】
カラーはオレンジブラウンで8トーンで秋色に仕上げています。


【how to“スタイリング”】
スタイリングはとっても簡単。癖を活かして少し手櫛を通したり、ねじりながら乾かし、まとまるスタイリングをつけて完成です。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート)  緒方創惟さん

 

【2】小顔効果とショコラカラーの艶スタイル

Point

髪が細く毛量も少ないので、顔まわりに入れたレイヤーはあまりスカスカになりすぎないようしています。量感は取らず高めからレイヤーを入れて動きを出します。また、全体にも表面にレイヤーをいれ、くびれミディのスタイルになっています。生え癖やくせ毛が少しあるため、レイヤーをうまく入れることで、くせを活かした優しいウルフヘアになります。頬にかかった髪が、顔の面積を削り小顔見せも叶います。


【how to“カラー”】
カラーは10トーンのアッシュベージュで柔らかく透明感のある色味にしました。


【how to“スタイリング”】
猫っ毛の人は、くせを活かしたウルフカットでも、動きが固定されにくいので、全体は32ミリのコテで外ハネ、内巻きのワンカールで形を作っています。顔まわりと前髪はストレートアイロンで自然に内にいれてクセを活かしたウルフ感のあるスタイルの完成です。スタイルがホールドされにくいので、オイルにワックスを少し混ぜて、全体になじませると崩れにくいです。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート)  藤間帆乃夏さん

 

【3】ぷつっと感の広がらないスタイル

Point

全体を鎖骨下3cmのワンレングスでカット。重さを残し、毛先をぷつっと揃えるように切ります。前髪もライン感を出したシースルーに。


【how to“カラー”】
カラーは、10レベルのアッシュベージュに。赤みをおさえ、ツヤ感と透明感をプラスします。重めのスタイルなので、明るめカラーで軽さを演出するのが◯。


【how to“スタイリング”】
クセが気になる人は弱酸性の縮毛矯正をかけることで、毎日のお手入れがぐっと楽になります。柔らかい質感で癖を伸ばし、コテで巻くことも。スタイリングは、毛先を揃えるイメージでストレートアイロンを通します。重すぎない方がトレンド傾向なので、軽めタイプのオイルを選び、全体になじませます。ぷつっとした毛先の質感を揃えるとより可愛く仕上げられます。

担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン) 和田流星さん

 

【4】ぺたんこくせ毛をワンカールでふんわりスタイル

Point

肩ラインのミディアムレイヤースタイル。ペタンコ髪がお悩みのくせ毛さんだったので、後頭部にボリュームが出るように、レイヤーを前下がりで入れ、動きを出しています。トップは、表面だけパーマをし、全体の毛先に、くせ毛となじむようにワンカールのデジタルパーマをかけています。


【how to“カラー”】
カラーは、12トーンのブラウンとカッパーをミックスして全体を染めています。一括塗りですが、白髪もきれいに染まります。


【how to“スタイリング”】
水スプレーで、髪全体とトップの地肌を濡らし、アウトバストリートメントを馴染ませたら、ドライヤーで乾かします。指で、軽くブローするように乾かすと、ボリュームがでます。ワックスを揉み込んで優しく髪全体になじませてあげれば完成です。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー)  唐沢ゆりこさん

 

「ロング」のくせ毛を活かすヘアスタイル【4選】

【1】手入れが簡単な小顔効果スタイル

Point

くせ毛で広がりやすい髪質はスライドカットで空間をつくるようにカットしクセを活かす。


【how to”パーマ&カット”】
鎖骨下10センチでカット。レイヤーを入れて動きをたっぷり。頬の高さからMIXのパーマをかける。低温デジタルパーマでかけることによってダメージレスになりご自宅でもお手入れ簡単に。

眉下のシースルーウザバング。幅の設定を少なくしつつチョップカットで束感を作りやすく。リップ上の長さでサイドバングをつくって小顔に。

担当サロン:Maria by afloat(マリア)  山田祐里さん

【2】浮遊感を出したカールスタイル

Point

くせ毛で広がりやすい髪質はスライドカットで空間をつくるようにカットしクセを活かす。


【how to”カット”】
ひし形シルエットマッシュウルフオンセミディ。細やかなJカールをミックスでちらすことによって、重めシルエットでも毛束が浮遊するように軽めの質感に。毛量を調整するために、髪の内側を少しそぐカットで軽やかに。

ウザバンクで目力アップ。顔まわりにかけて輪郭を包み込むようにカットすることで小顔効果も!

担当サロン:Maria by afloat(マリア)  添田晃正さん

【3】長めバングと軽やか出しスタイル

Point

くせ毛で広がりやすい髪質はスライドカットで空間をつくるようにカットしクセを活かす。


【how to”パーマ&カット”】
上品、華やかなローレイヤーのロングヘア。ワンカールのケアデジタルパーマで軽やかエアリーな動きとニュアンスをだします。顔まわりのデザインもダウンスタイルでも おくれ毛としてアレンジしたときにも小顔効果を発揮します。カラーはダブルカラーで アッシュグレージュをオン。

少し重めな前髪でも少し束感を出し、目の上ギリギリの長さで小顔効果UP

担当サロン:Maria by afloat(マリア)  鳥居菜美子さん

 

【4】骨格補正のゆるスタイル

Point

眉上バング×ロングヘアで幼くなりすぎず、若さも演出するゆるいヘアスタイル。くせ毛を活かしたスタイリングでナチュラルでおしゃれなスタイリング


【how to”カット”】
厚めのシースルーの前髪を短くすることで目線が上に行き、ベース型の輪郭をカモフラージュ

担当サロン:Beauty Connection Ginza Hair Salon(ビューティーコネクションギンザ ヘアサロン)  黒田葉月さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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