ヘアスタイル・髪型
2025.2.28

もみあげがポイント!チョロっと出る後れ毛が可愛い髪型を紹介

もみあげにポイントを作ると印象が変わる!耳掛けしてちょろっともみあげを出すことでおしゃれニュアンスになるの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

もみあげがポイントのヘアスタイル【6選】

【1】もみあげをチョロっと出したショートボブ

Point

“もみレイヤー”にも注目。耳にかける時は、すっきりさせずにもみあげをチョロっと出すことで今っぽい表情に。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あごラインのショートボブ。中間からグラデーションを入れ、丸みのあるシルエットに。前髪は、トレンドのワイドなフルバングにカット。ワイドにすることで、横幅をカバーしつつ、耳かけ時に、生え際に隙間ができないのも嬉しい。

カラーは、8レベルのアッシュブラウンをセレクト。透明感があり肌のトーンUPも望めます。

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、乾かすだけでもOK。アイロン仕上げなら、さらっとストレートアイロンで内巻きに。スタイリングオイルを下から髪を持ち上げるように揉み込み、手に残ったものを表面につけます。もみあげを少し出し、前髪はつまむように束感を整えたら完成です。

担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 鈴木菖さん

【2】もみあげのニュアンスがおしゃれなこなれボブ

Point

トレンドのぷつっとしたライン感に、こなれ感と個性をプラスするもみ上げのニュアンスが可愛いボブ。顔まわりを覆うようにレイヤーを入れることで、耳にかけてもぽてっとたまらず、すっきりシルエットに。

【how to“ベース&カラー”】
カットは、首の真ん中くらいの長さで平行ボブに。顔まわりに覆うようにレイヤーを入れます。こめかみが隠れる長さでサイドバングを切り、前髪は、長めの目にかかる長さでカット。

カラーは、6レベルのダークブラウンをチョイス。少しだけグレーを加えることで、落ち着いた印象の地毛風カラーに。肌なじみがよく、柔らか見せを叶えます。

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、ストレートアイロンで。内巻きではなく、表面にアイロンを通してツヤ感を出します。顔まわりのみ少しだけ内に入れるとグッド。軽めのオイルを内側からなじませ、手に残っているものを表面につけます。両サイドのもみ上げを一束ハラリと出して整えます。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 金井悠華さん

【3】内巻きに巻いたもみあげのストレートボブ

Point

もみあげは内巻きに巻いて、動きをつけます。

【how to“ベース&カラー”】
全体の長さは肩につかないくらいの切りっぱなしに。あごラインに沿うもみあげにレイヤーを入れ、ニュアンスを出しやすくします。前髪は、目上の長さで薄めにカット。

カラーは、7レベルのショコラブラウンをチョイス。程よい深を感じられるブラウンで、ツヤ感を与えるため、乾燥して髪のパサが気になる人に。紫外線にとって、黄色くなりやすい人にも◯。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、やや外ハネのストレートに。スタイリング剤は、オイルを選んで。髪質によって、クセや乾燥が気になる人は重め、細毛さんは軽めを。毛先はさらっと、表面はツヤ感が出るようなじませ、前髪は束感を強調します。耳にかけ、もみあげを引き出し、バランスを整えたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 塩見勇さん

【4】もみあげを少し出した小顔見えロブ

Point

スタイリングでは、ちょろっともみあげを出すとニュアンスにもなり、小顔効果も望ます。

【how to“ベース&カラー”】
肩につく長さの切りっぱなしボブ。表面にレイヤーを入れ、中間から毛先はライン感が残る程度に毛量調整をします。前髪は長めの2WAYに。

カラーは8レベルのショコラピンクをチョイス。女性らしさを引き立てるヘアカラーで、色持ちがよく、肌映りがいいのも特徴です。髪色が黄色く抜けやすい人にもおすすめ。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンでベースを外ハネにするだけの簡単スタイリング。中間→毛先→前髪の順番にスタイリング剤をなじませたら出来上がり。スタイリング剤はお好みで。髪質に合わせるなら、多毛・硬毛さんはオイル、細毛・ペタ毛さんはバームがおすすめです。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 豊田楓さん

【5】内巻きもみあげの外ハネくびれミディ

Point

26mmのコテで、毛先を外ハネに。表面はふんわりと内巻きに、もみあげも内巻きにします。

【how to“ベース&カラー”】
ベースは、鎖骨下2cmのボブにカット。トップは角を取る程度のレイヤーを入れ、顔まわりにもレイヤーを入れます。もみあげは、短めに独立させ、前髪は、眉下の長さでシースルーに。トレンドのワイドバングは、ややラウンドさせるとなじみがよくなります。

カラーは、6レベルのバイオレットカラーに。ちょっぴり赤みを感じる暖色系で、透明感や肌なじみがよく、顔色をきれいに見せられます。色持ちもよく、日差しによる褪色にも強いヘアカラーです。

【how to“スタイリング”】
重めのオイルを全体になじませ、ウェットな質感で毛束感を整えたら出来上がり。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクス アオヤマ) 大城ちはるさん

【6】もみあげも巻いた巻き髪ロング

Point

ダウンスタイルで忘れがちなもみあげは、髪をしっかり巻いてあげることで活きてくれます。

【how to“ベース&カラー”】
毛量が多い方にオススメなレイヤーカット。毛先に動きが出やすくなり軽い印象を与えられるので、まずはたくさん量を減らしてしまうのではなく、全体を見ながらレイヤーを入れることで軽い印象に仕上げていきます。顔まわりのおくれ毛は結んでもおろしてもどちらも可愛いのでオーダー数No. 1です。

カラーはくすみカラー8トーンの「カーキアッシュ」で、赤みやオレンジ味がでにくくなっています。暗めにしたいけど重たい印象にしたくない方は、柔らかさと透明感がでる「カーキアッシュ」がオススメです。レイヤー×カーキアッシュは抜け感ヘアの鉄板です。

【how to“スタイリング”】
全体は38mmのコテでレイヤーとグラデーションを活かして3段階に高さを変えてワンカールをします。顔まわりのみ内巻きでゆるいカールを入れて、スタイリング剤をつける時にふわふわにほぐすと、ただのワンカールから差がでるレイヤーを活かしたヘアスタイルになります。

担当サロン:Louwe 渋谷(ローウェ) reinaさん

もみあげの三角部分で決まる【理想の後れ毛の作り方】

SHIMA SEVEN GINZA ディレクター/トップスタイリスト

原 涼香さん

みんながよくやるアレンジ1位といえば、ひとつ結び。簡単&手早くできて便利だけど、疲れて見えたり、シンプルすぎてちょっと物足りなかったりしませんか?

そんなひとつ結びをグンとおしゃれに見せてくれるのが、後れ毛です。ひとつ結びにこなれたニュアンスを加えるとともに、フェイスラインをカバーして小顔に見せてくれる効果も絶大。

Point

・作る位置はもみあげの三角部分
・ゆるくカールをつける
・スタイリング剤をつける

の3つ! ただ、前髪がパッツンとカットされているとうまくなじまないので、サイドバングを作ったり顔周りにレイヤーを入れたカットをオーダーするといいかも。

\How to/

STEP1:後れ毛をとる
とる位置はここ! 耳の前のもみあげの三角の部分を残して、他の髪は後ろでひとつに結ぶ。あまり厚くせず、毛束をまとめたときに5mm径くらいになるのが適量。

STEP2:ストレートアイロンで内巻きに
フェイスラインの長めの髪と一体化させて、ストレートアイロンで内巻きの曲線をつける。クリンとならないよう、根元から挟んだら大きく弧を描くようにアイロンをスルーさせて毛束に丸みをつける。

STEP3:スタイリング剤でまとめる
ボサボサのままだと疲れて見えるので、必ずスタイリング剤を使って束にすること。アホ毛用スティックを後れ毛の内側の根元からしっかりなじませ、毛束にまとめる。

\できあがり/

\SIDE/

もみあげがポイントのヘアアレンジ【2選】

【1】もみあげを残したざっくりお団子

ALBUM GINZA トップスタイリスト/副店長

芝崎綾香さん

「甘くならないように顔周りの後れ毛をシャープにしたり、襟足にちょろっとした毛束を残して、アクセントにしています。スタイリング剤をしっかりつけておけば、巻かなくてもニュアンスのある質感になりますよ。バランスなどもあまり考えなくていいから、アレンジ初心者さんでもパパッと5分くらいで作れます」(芝崎さん)

\How to/

STEP1:スタイリング剤をしっかりなじませる
指先でひとすくいしたバームを手のひらにしっかりのばして、フロントからオールバックで毛先までなじませる。パサつきが気になる場合は、バームを一気につけず少量ずつ足していくこと。

STEP2:ダブルのお団子を作る
顔周りともみあげの毛を残し、ハチラインより上の髪をハーフアップにして毛先を引き抜かない輪結びにする。ハチラインより下は、上の結び目と近い高い位置で同じような輪結びに。襟足のみつかど(襟足の両端のいちばん下がった部分)の毛束を引き出し、後れ毛にする。

STEP3:トップの毛を引き出す
結び目を押さえながら、トップの毛束をランダムにつまみ出して高さを出す。顔周りやもみあげ、襟足の後れ毛がパサついている場合は、ほんの少しバームをつけた指先でなぞって束感を出して。

\できあがり/

\SIDE/

\BACK/

【2】もみあげを残したゆるっとツインテール

PearL スタイリスト

MAYUさん

「髪が長いのでよくアレンジをします。簡単なものもいいのですが、飽きてくることもあるのでちょっと変わったアレンジをやってみることも。着こなしとのバランスも大事で、シンプルなトップスのときには少し盛り感のあるアレンジを合わせるようにしています」(MAYUさん)

\How to/

STEP1:ツインテールを変形三つ編みに
オイルとバームを混ぜたものを髪全体になじませ、ツヤとまとまりを出しておく。後ろ半分で左右に分け、顔周りやもみあげ部分を残して髪をまとめる。

1.真ん中の毛束(1)を多く、手前(2)と奥(3)の毛束を少なく取り、2と3で1を挟んで巻きつけるようにする。
2.2と3を耳下でまとめ、
3.それを交差させる。
4.交差させて下になった3を1に巻きつけて、
5.また2と3を耳下でまとめ、
6.再びそれを交差させて…というのを3〜4回繰り返す。

STEP2:ゴムで結ぶ
巻きつけ終わったら毛束をひとつにしてシリコンゴムで結び、上から少し太くて紐のようにも見えるゴムで再度結ぶ。

STEP3:顔周りや後れ毛を巻く
顔周りに動きが出るように、カールアイロンでゆるく巻いて曲線をつける。

\できあがり/

\SIDE/

\BACK/

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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