マッシュルームヘア【18選】ショートが垢抜ける顔型別おすすめスタイル
『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからマッシュルームヘアをご紹介します。ウルフに合わせてもパーマやハイトーンカラーに合わせてもおしゃれに決まるスタイルです。
マッシュルームヘアの【魅力】
- コロンとした丸いシルエットで女らしさを演出するスタイル。
- 骨格をキレイに見せる効果も抜群なマッシュショート。
「丸顔さん・面長さん」に似合うマッシュルームヘア【2選】
【1】前髪で印象チェンジ可能なマッシュ風ショート
Point
短めヘアですが、前髪のアレンジで印象チェンジも可能。すっきり見せたいなら、丸顔もカバーできるシースルーに。重めに下ろしたモードっぽい仕上がりは、前髪のクセが気になる人や面長さんにおすすめのスタイリング。【how to“ベース&カラー”】
カットは、耳にかかるギリギリの長さのショートヘアに。えり足は短めにカットし、首長効果を発揮。前髪は、やや長めの目にかかるくらいに切ります。
カラーは、7レベルのオリーブベージュに。赤みをおさえる寒色ながら、くすみ知らずで肌なじみがいいのが特徴。透明感を楽しめ、柔らかさも感じられるヘアカラーです。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを根本からしっかり通すのがポイントで、ツヤをプラスするイメージでワンカール。前髪も根本からアイロンを入れ、ふんわりと立ち上げます。軽めのオイルでツヤ感のある質感に仕上げたら完成。簡単スタイリングなので、朝の時短を求める人はぜひトライを。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
【2】重め前髪の束感マッシュショート
Point
奥行きのある重めな前髪がポイントのこちらのマッシュショート。奥行きを出すことで、おでこの狭さや丸顔さんのカバーにも。さらに、バングをややワイドにしているので、面長さんの補整もしてくれます。【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、マッシュショート。ポイントの前髪は、つむじから目ギリギリの長さで重めにつくります。サイドは、耳にかかる長さでカットし、後頭部は、丸さを強調できるように、うなじがくびれる高めのライン設定します。
カラーは、8レベルのショコラブラウンをセレクト。こっくりとした深みがあり、暖色ならではの可愛らしさを演出。顔色をぱっと明るく見せる効果も望めます。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、毛先をしっかりワンカール。クリームバターなどのセット剤でくしゃっとスタイリングを。重めなスタイルなので、しっかり束感をつくって、抜け感とお洒落感を出して。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
「エラ張りホームベースさん」に似合うマッシュルームヘア
Point
ふんわり丸みのあるシルエットにすることでエラが目立たなくなります。【how to“ベース”】
シースルーマッシュラインショート。マッシュラインにカットして小顔に。襟足はタイトにして骨格ラインを綺麗に。前髪は長めにカットして、流れるようにすることでさらに小顔に見えます。シースルーにして抜け感を。
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 鳥居菜美子さん
「下膨れさん」に似合うマッシュルーム風ヘア
Point
下膨れを目立たせないよう、トップにふんわりとした動きが出るように、ワンカールのやわらかいパーマをかけて輪郭カバー。ひし形シルエットになっているので下膨れ顔ショートの方でもシュッとして輪郭が細めにみえます。【how to “ベース&カラー”】
ショートボブは少し前下がりにカットして小顔効果に。レイヤーを入れてふんわりとした柔らかいひし形シルエットにして下膨れをカバー。前髪は流し目にして、シースルーバングに。
カラーは9トーンのトープグレージュ。ベージュベースに少しグレーを混ぜて透明感のある柔らかい質感になるので、透け感が出て重たい印象をなくします。
【how to “スタイリング”】
下膨れさん特有の重たさが出ないように、束感を作って抜け感を出しました。32ミリのアイロンで平巻きに巻きすることでふんわりとみえて下膨れがカバーされます。最後にバームを全体的につけて、毛先に束感を出してふんわりと動きのあるヘアにすることで優しいふんわりショートの出来上がり。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん
「卵型さん」に似合うマッシュルーム風ヘア
Point
せっかくの理想の骨格なのに、スタイリングで大顔見えになってしまうのは避けましょう。襟足を短めにし、後頭部に丸みを持たせて理想の骨格キープをします。 耳周りはタイトにし、トップはふんわり毛流れをつくります。【how to“ベース&カラー”】
ベースカットをレザーで切る事によって、シャープさや柔らかさを出します。トップはレイヤーを入れて毛流れを作れるようにカット。小顔に見せるためにおでこもカバーして、丸みのあるきれいなシルエットのショートにしました。
カラーは12トーンのフォギーベージュ 艶感を出す為にパープルを入れ上品さを出します。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、トップを内巻きにワンカール、顔まわりはリバースに毛流れをつくります。そうすることで、写真のようなきれいな丸みシルエットのショートになります。
ヘアオイルとバームをミックスして、もみあげ、襟足はタイトに抑えて、トップはふんわりセットします。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 菅原 英さん
「スタイル別」マッシュルームヘア【8選】
【1】パーマで動きを出したマッシュショート
Point
さっぱりヘアから、しっとり重さのあるデザインへシフトしてみませんか?ただ重いだけでなく、軽さをプラスするパーマをかけることで、絶妙な動きのあるお洒落ヘアに。さらに、マッシュラインの可愛さを生かしつつ、ラフな抜け感を演出します。【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、マッシュショート。えり足を長めにすることで、初ショートでも抵抗なく挑戦しやすいデザインに。また、流しもできるうざバングなら、幼くならず、2WAYも叶えます。
カラーは、8レベルのアッシュブラウンに。透明感のある人気色ですが、クールな印象を与え秋カラーにおすすめ。キレイな色を長く楽しめるのも特徴です。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、16〜20mmのロッドで平巻きのデジタルパーマをかけます。ワンカールパーマなので、髪が広がりやすい人も。ノンパーマなら、26mmのカールアイロンで内巻きにワンカール巻きます。
どちらの場合も、ワックスを馴染ませる時に、外ハネにしながら動きを出します。最後に手に残ったものを前髪の毛先につけたら完成です。
担当サロン:Rougy (ロージ) 大石沙季さん
【2】耳かけができるフェミニンマッシュショート
Point
わざと重さを残すことで、まとまりやすくスタイリングも簡単に。透け感のある前髪が軽やかな印象。前髪を目尻から長めにサイドにつなげることで顔周りがひし形になり、小顔効果もアップ!<カット方法>
・前髪は眉にかかるシースルーバング
・襟足はリップラインまで長めに残す
・全体的にレイヤーを低く入れ重めのシルエットに
Side
Back
担当サロン:GARDEN W. スタイリスト 児玉善央さん
【3】ストレートの知的モードマッシュショート
Point
全体に丸く作ったカットラインで女らしさを出しながら、耳は半分出してすっきりと見せる。このバランス感が甘くなりすぎない知的さの秘密。〈カット〉
長めのマッシュべース。目の高さギリギリの前髪はシースルー感を出し、重めのラインで切りそろえて丸みを出して女性らしく。もみあげと襟足はすっきり短くして上から髪をかぶせて。
〈スタイリング〉
毛先だけストレートアイロンで巻き、オイルとバーム1:1で混ぜて全体に塗布するだけ!
FRONT
BACK
担当サロン:SIX. シックス 小菅裕輝さん
【4】マッシュウルフベースのパーマヘア
Point
全体はマッシュウルフのベースで、襟足を外ハネ、全体的に柔らかく動くパーマをかけて雰囲気を出しています。【how to“パーマ&カラー”】
ウエーブパーマ、もしくはくせ毛を活かして髪の動きを出します。
カラーは明るく抜けたベース(ブリーチなし)に7トーンのグレージュを乗せて、透明感のある地毛風カラー「ダークグレージュ」に!
【how to“スタイリング”】
まず全体的に水分を入れて、パーマを戻します!その時はスプレーがあると◎。全体的に水分を揉み込んでカールを出したら、トラックオイルのno.3とオーバームを1:1でMIXして、それも毛先を揉み込むように全体へつけます。顔まわりや襟足はわざとはねさせるのがポイントです!
担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン) 原菜摘さん
【5】シルエット綺麗なハンサムマッシュショート
Point
丸みを残しつつ襟足をタイトにし頭の形を綺麗に見せます。【how to“ベース&カラー”】
耳が出るくらいのハンサムマッシュショート。
10トーンのアッシュグレージュで赤味を抑えて透明感が出やすくなります。
【how to“スタイリング”】
全体がふんわりするように根元に風をしっかり当てながらドライします。ストレートアイロンをハチ上だけ入れます。全体にバームを馴染ませるのですが、薄めの前髪なので一番最後に付けるのと、前髪の表面ではなく内側がら軽くかき上げるようにつけます。すると、前髪が薄くてもぺたんこになりにくくなります。後は耳掛けなどをして全体のバランスを整えます。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 畑中正敏さん
【6】くせ毛を活かせるマッシュショート
Point
ひと昔前の軽すぎてペラペラな感じではなく毛先は重さを残した重軽なウルフショートで今時お洒落ヘアにブラッシュアップ。【how to“ベース&カラー”】
マッシュウルフベースでカット。襟足はレザーを使ってレイヤーをいれて首にフィットするようにカットすることで、くびれができて外ハネの動きが出ます。
カラーは8〜9トーンのマロンベージュ。隠し味のブルーバイオレットを入れる事によって栗っぽいコクと艶が得られます。これからの秋色にもおすすめの色です。
【how to“スタイリング”】
癖を活かしたいので毛先のワンカールは伸ばしすぎないように優しく顔まわりは後ろに流れるように、襟足は外に跳ねさせるようにドライします。全体が乾いたら癖毛の方は艶が出てスタイリング力もあるバームを手にとりよく伸ばして襟足から全体に馴染ませてつければ完成です。
担当サロン:Tierra (ティエラ) 美侑さん
【7】束感を出したマッシュショート
Point
顔を包み込むような前上がりのラインとざっくりした束感でラフに動く毛先、センターパートで立ち上げた前髪が新鮮。定番のマッシュをこなれて見せる、ちょっと上級なショート。<カット方法>
・ベースは耳たぶの高さのマッシュショート
・サイドは眉の高さの前髪につながるよう前上がり
・顔周りはレザーカットでざくっとした束感を
Front
Back
担当サロン:LONESS ローネス 銀座店 トップスタイリスト 丸山成穂さん
【8】重めのマッシュミニボブ
Point
実は長さはあるけれどショートっぽく見えるので、ずっとロングだった人がチャレンジしやすいミニボブ。全体的に“丸っ”としたシルエットで、頭が小さく見えるのが魅力♪ コンサバにもモードにもオススメ。<カット方法>
・あごまでの長さのグラデーションボブがベース
・前髪は隙間のないぱっつんで目元まで重めに
・顔周りはリップラインまで短めにカット
Side
Back
担当サロン:Cocoon コクーン 表参道店 マネージャー キッカワ ミワさん
「暗め・明るめ」マッシュルームヘア【5選】
【1】黒髪のマッシュショート
Point
パーマで動きを出しているので、簡単におしゃれなスタイリングがかなう。毛量が少なめで、ボリュームアップさせたいけれど、軽やかさを見せたい人に特にオススメ。<カット方法>
・マッシュショートをベースに、緩くパーマを
・前髪の中間からワンカールパーマをかける
・襟足は首に沿うようにリップラインまで残す
Side
Back
担当サロン:THE GARDEN Tokyo エリアマネージャー 西川真矢さん
【2】5レベルマットブラウンのマッシュショート
Point
マッシュショートとのコンビネーションにより、大人っぽいモードスタイルへ昇華させ、地味に見えがちなダークカラーでも、一気にお洒落感がUP。【how to“ベース&カラー”】
えり足は、短くするのがトレンド傾向でもあり、後頭部に丸みを持たせることもできます。サイドは、耳が隠れる長さでカット。前髪は目ギリギリでカットし、表面の髪でマッシュラインを表現します。
カラーは5レベルのマットブラウンに。落ち着きがあり、光にあたると絶妙な透け感のある色味です。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで前髪からサイドまで毛先をワンカールさせて、毛流れをつくります。毛量が多い人は、束感メイクできる重めのオイルを内側と毛先につけます。サイドの内側だけ耳にかけ、表面は耳にかけずにセットすれば垢抜けマッシュショートの完成。
担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 杉本佳恋さん
【3】8レベルアッシュブラウンのマッシュショート
Point
透明感あるアッシュブラウンとも相性抜群のショートヘア。シースルーバングで抜け感も◯。【how to“ベース&カラー”】
カットベースはマッシュショート。トップにレイヤーを入れます。顔まわりを骨格に合わせてカットすることで、顔型を問わないマルチデザインです。前髪は、長めのシースルーバングに。
カラーは、8レベルのアッシュブラウンをチョイス。髪の赤みを消しながら、透明感のある髪色に。自然光に当たった時の透け感が秀逸です。
【how to“スタイリング”】
髪を乾かし、前髪とトップの髪をストレートアイロンで軽く内巻きに。毛先にカールが出るように巻くのがコツ。ツヤ感と束感を出すスタイリングバームをえり足から、サイドの毛先、全体、前髪の順番でつけたら完成です。
担当サロン:apish kokubunji (アピッシュ コクブンジ) 長谷川祐三さん
【4】13トーンフォギーベージュのマッシュショート
Point
ハイライトは若い方のみでなく大人女性にもオススメなデザインです。【how to“ベース&カラー”】
パッツン気味の前髪にトップの髪も繋いでマッシュ感を出してカットしています。前髪とトップを繋ぐ事で分け目がつきにくくなり、ノーセットでもふんわりしやすいです。耳周りや襟足もスッキリ短めにしてあるのでご自宅でのケアも楽チンです。前髪は長めのウザバンにして小顔効果を出しています。
カラーは一度ブリーチでハイライトを入れた後にベージュ系、13トーンのフォギーベージュを重ねてカラーしているので、ナチュラルに馴染みながらも透明感や立体感が出るように仕上げています。
【how to“スタイリング”】
乾かす時に分け目がつかないように乾かして、バームやオイルを馴染ませるだけでOKです。もしお時間があれば表面にアイロンを通すとさらにツヤが出てキレイです。パサつきやすい方はオイルを軽くなじませるとなお◎。
担当サロン:TheC hashimoto(ザ シー ハシモト) 橋本涼さん
▼ 関連記事
艶感がきれいな人気のマッシュショートで小顔見せ
【5】16トーンシアーベージュのマッシュショート
Point
カラーは元々のブリーチを生かし、16トーンのシアーベージュカラーでくすみ過ぎない、外国人風のカラーに仕上げました。【how to“ベース”】
後頭部の丸みは残し、襟足は短めなコンパクトシルエットのショートに。お顔周りは前髪と繋がるように前上がりに切り込み、マッシュスタイルにカットしたことで小顔に見えます。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで全体に熱を通し、カールをつけ過ぎないストレートスタイルに仕上げました!前髪と繋がるお顔周りは、あえて耳掛けせず、カットラインを見せたスタイリングでお洒落見え◎。明るめカラーはパサついても見えやすいので、スタイリングオイルは必須!全体にたっぷり馴染ませたら完成です。
担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 森谷やよいさん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。