長め前髪の種類は何がある?顔まわりに動きが出る21の髪型を紹介

長め前髪の種類7つをヘアスタイルとあわせて『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからお届けします。長めシースルーバングのように下したスタイルや巻いて流したスタイルなど、顔まわりに動きが出るこなれ感のある髪型です。
代表的な7つを紹介!長め前髪の種類
長め前髪といっても種類はさまざま。おでこの透け感がかわいい「長めシースルーバング」や「2WAYバング」は分けるも下せるも楽しめるスタイル。「チークバング」「ノーズバング」「リップバング」はその名の通り、頬・鼻・唇の位置でカットした前髪。長めの前髪は顔まわりに動きが出るのでこなれた洒落感が出ます。美的.comに掲載された代表的な長め前髪の種類は7つ、そのポイントを詳しく解説していきます。
- 長めシースルーバング
- 2WAYバング
- センターパート
- サイドパート
- チークバング
- ノーズバング
- リップバング
「長めシースルーバング」のヘアスタイル【2選】
【1】長めの透け感バングと上品ショートが相性ばっちり
長めの透け感バングと合わせることで、上品な女性らしさが漂うショートヘア。すっきりとした首まわりで、首長効果があり、後頭部はふんわりと頭の形をよく見せられます。全方位美人ヘアを叶えるだけでなく、顔まわりの毛流れによって骨格補正も。イヤアクセ映えも抜群です。
【how to“ベース&カラー”】
えり足は短めにカットし、後頭部に丸みが出るような重さでカット。もみ上げがリップラインになるよう前下がりに切り、前髪は目にかかる長さのシースルーバングに。毛量調整は最低限し、ツヤ感が出るよう重めにします。
カラーは上品なツヤ感のあるマロンブラウンをチョイス。赤み、黄色みをおさえるながら、こっくりとした冬仕様のカラーを実現。肌色、ファッションを問わず、万人にマッチするヘアカラーです。
【how to“スタイリング”】
全体をドライヤーでふんわり乾かします。ハンドブローだけでもまとまりますが、洒落感をUPさせるために“もみ上げ”のストレートアイロンはマスト!
軽めのオイルを手によく伸ばしたら、シャンプーをするようにオイルをなじませます。最後にコーミングをして、髪の質感を均一に整えたら出来上がり。耳かけしてもかわいいですが、かけすぎないようにするのがポイントです。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 平田湧己さん
【2】サイドに流れるシースルーバングのウェーブロング
引き続きトレンドのシースルーバングを長めにつくり、サイドに流れるようにします。ロングヘアは波巻きウェーブが今季の気分。ストレート仕上げに飽きた人やイメージチェンジも叶え、柔らかいS字ウェーブで大人の韓国風スタイルに。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースはバストラインのワンレングス。顔まわりはあごラインにおくれ毛をつくります。
カラーは艶のあるダークアッシュに。こちらは6レベルの明度ですが、8レベル以下ならアッシュでもツヤ感を楽しむことが可能。赤みを出さないようにブラウンをMIXするのがポイントです。
【how to“スタイリング”】
38mmのカールアイロンで毛先から内巻き→外ハネを交互に巻き、S字カールのウェーブ巻きに。前髪は毛先のみアイロンを通します。ツヤ感が必須なので、髪のクセが気になる人は縮毛矯正をすると仕上がりがキレイになります。
スタイリング剤はオイルorバームを選び、ベタっとならない程度に軽くなじませます。最後に前髪の束感を整えたら出来上がり。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 加茂愛仁さん
「2WAYバング」のヘアスタイル【2選】
【1】分けても下してもおでこが見える透け感2Wayボブ
カジュアルになりやすい切りっぱなしボブを、大人っぽくおしゃれにスタイルアップ。長めのシースルーにすることで、2WAYバングが可能。さらに、おでこの肌見せ効果で、ぱっと明るい表情となるのも嬉しい。
【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、あごギリギリの切りっぱなしボブ。動きが出るよう表面にレイヤーを入れます。
前髪は、長めのシースルーで、分けることも下すこともOKな長さとなっています。また、前髪のサイドをやや長めにすることで、こめかみがパカッと割れることもなく骨格もカバー。
カラーは、9レベルのラベンダーアッシュをチョイス。赤みを削りつつ、ツヤ感と透明感を与え、上品で女性らしい色味なので、大人世代におすすめです。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを使い、毛先はライン感が出るようにストレートタッチに仕上げます。レイヤー部分は、ほんのり内巻きにしてニュアンスをプラス。前髪はマジックカラーで。セット剤はレイヤーを活かすため、少量のオイル(重めタイプ)or バームを。内側、表面の順につけ、最後に前髪の毛先に塗布したら完成です。
担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ザガーデントウキョウ) 武田美奈さん
【2】フェイスラインが隠れる前髪とレイヤーで小顔効果あり
前髪は、フェイスラインが隠れる厚さで、2WAYバングに。サイドのボリューム感が調整しやすいので、面長さんにも。今っぽく顔まわりにたっぷりレイヤーを入れ、小顔効果も狙える大人スタイルになります。
【how to“ベース&カラー”】
胸下の長さで前上がりのロングレイヤーにカット。バックにはレイヤーを入れず、顔まわりのみハイレイヤーにします。
カラーは、11レベルのネイキッドベージュに。赤みをおさえた肌なじみのいいベージュ系で、ラベンダーMIXによりツヤ感をプラス。特に、レイヤースタイルは、パサついて見えやすいので、黄色をおさえると美髪効果がアップします。
【how to“スタイリング”】
アイロンを使う場合、38mmの太めで細かくワンカール。サイド1パネル、バック2パネルで巻くと、束感が出て可愛くなります。くるくるドライヤーやブロー仕上げでも◯。くるくるドライヤーは、斜め45度の角度で入れるとまとまりがよくなります。
担当サロン:Violet表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) MANAEさん
「センターパート」のヘアスタイル【2選】
【1】頬あたりから流すセンターパートのレイヤーミディ
ワンカール巻くだけでかわいくなれるこちらのミディアム。甘すぎないくびれヘアは、レイヤーを“3cmのズレ”が生まれるように入れることで、あご下から毛先にかけて柔らかい表情の動きを演出。前髪にもレイヤーを入れ、バックに流れをつくりながら丸顔の補整も。
【how to“ベース&カラー”】
全体を巻いたときに肩につく長さでカット。表面のレイヤーを3cmのズレができるように入れ、前髪はセンター分けで頬の高さから流れる長さでカットします。
カラーは9レベルのショコラベージュをセレクト。深みがあるヘアカラーはブラウンとベージュのいいとこ取りをしたヘアカラーで、ツヤ感も柔らかさも満点です。
【how to“スタイリング”】
32mmのカールアイロンでベースを外ハネに、表面は内巻きにワンカール巻きます。前髪は中心に髪を集めて内巻きにしてから、センター分けでバックに流します。スタイリング剤はツヤ感と動きが出せるオイルバームをチョイス。パサつきが気になる人にもおすすめなスタイリング剤で、全体になじませて顔まわりを整えたら出来上がり。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 塩見勇さん
【2】鼻先センターパートの小顔ロング
程よいレイヤー加減で、扱いやすくハンドブローでもまとまるロングレイヤー。顔まわりのおくれ毛ニュアンスが色っぽく、頬骨をカバーして小顔効果も望めます。また、長めの前髪にするならセンターパートが今季の気分。
【how to“ベース&カラー”】
全体の長さを胸上でカットし、ローレイヤーを入れながらトップと顔まわりにしっかりレイヤーを入れます。前髪は、鼻先の長さでカット。顔まわりに沿うようなおくれ毛をとり、あごラインのもみ上げとスライドカットで繋げます。
カラーは、8レベルのラベンダーベージュをセレクト。寒色でも、暖色でもないニュートラルな色合いで、ツヤ感があり品よく見せることができます。
【how to“スタイリング”】
スタイリングは、ハンドブローだけでもまとまりますが、アイロンを使うなら38mmがおすすめ。毛先をゆるめに外ハネに巻き、前髪と顔まわり、表面はリバースに巻くとグッド。リバースに巻く際は、アイロンを滑らせるように毛流れをつくります。艶出しスプレーを全体にスプレーし、前髪や毛先の束感をヘアクリームで整えたら出来上がり。
担当サロン:TOI(トイ) 吉澤大輔さん
「サイドパート」のヘアスタイル
8対2でふんわり分ける前髪がポイントのロングヘア
シースルーバングからの印象チェンジでお洒落に差をつけるなら、潔く8:2のサイドパートにするのも一案です。ピシっと分けるのではなく、ふんわりとしたニュアンスを残すのが今の気分。
【how to“ベース&カラー”】
カットは、胸上のレングスで切りっぱなしに。切りっぱなしのデザインを損なわない程度にトップにレイヤーを入れ、こなれ感を出します。前髪は、ほお骨の高さくらいでカット。耳周りのおくれ毛は、あご下の長さに切り擬似うぶ毛に。
ヘアカラーは、10〜12レベルで、毛先が明るくなるようグラデーションに。ラベンダーとサンドベージュをMIXした色味で、柔らかく温かみのある印象を与えます。
【how to“スタイリング”】
ドライ前に軽めのオイルをなじませ、ドライヤーで乾かします。前髪を8:2パートで分けたら、耳かけしますが擬似うぶ毛は残したままに。最後にバームを毛先からくしゃっと揉み込むようにつけ、手に残ったもので前髪と擬似うぶ毛を整えたら完成。
担当サロン:grico(グリコ) 吉塚さとりさん
「チークバング」のヘアスタイル【2選】
【1】ほお骨にかかる長さでカットした前髪のハンサムショート
目にかかる長めの前髪がポイントのこちらのハンサムショート。スタイリングは、ウェットでもなく、タイトでもなく、ふんわりナチュラルに仕上げるのが今季の気分。暗髪にすることで、クールでモードな雰囲気をプラスしてくれます。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースはハンサムショート。えり足は正面からみたときに髪が見える長さに設定し、バックはグラデーションで重さを削ります。前髪はほお骨にかかる程度の長さで、サイドから前下がりラインでつなげます。表面にはふわっと自然な動きがでるようにレイヤーをオン。
カラーは6レベルのモノグレージュに。透明感のあるグレージュに、柔らかさを足したヘアカラーで大人っぽい印象を与えます。
【how to“スタイリング”】
顔まわりだけスタイリングすれば決まるデザイン。ストレートアイロンを使い、髪を床と平行になるように真横に引き出し、毛先をワンカール巻きます。前髪は、三角ゾーンを後ろに向かってワンカール巻いて毛流れをつくります。最後にウェットにならないよう少量のバームを毛先中心になじませたら完成です。
担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 西田祐賀さん
【2】チークラインで切った前髪のスタイリッシュなショートボブ
スタイルのポイントは、チークラインで切った長めの前髪。トレンドでもある流しバングで、スタイリッシュな雰囲気を演出します。丸みのあるショートボブなので、女性らしさもプラス。幼く見られがちな20代前半の人におすすめのデザインです。
【how to“ベース&カラー”】
サイドの長さをリップラインで切ったショートボブ。えり足は、ギリギリの長さまでつめて、低めのウェイトラインでカット。前髪は、ほおの長さでサイドに流れるようにカットします。
カラーは、5レベルのダークアッシュに。地毛風カラーが人気ですが、透明感が欲しいならアッシュ系が必須です。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで前髪をワンカール巻いてから、毛流れがでるように分けます。表面もワンカール巻き、最後に重めのオイルを全体にもみ込んだら出来あがり。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
「ノーズバング」のヘアスタイル【2選】
【1】鼻先でカットした前髪の顔まわりが魅力のショートボブ
前髪の長さは長めの鼻先でカット。長めに残した前髪の柔らかい動きで、こなれた女性らしさを感じられるキレイめショートボブ。優しく穏やかな雰囲気が漂う、丸みシルエットが特徴で、後頭部のふんわり仕上げも叶えます。
【how to“ベース&カラー”】
えり足を短めに設定し、バックが重くなるようにグラデーションを入れ、サイドは前上がりにカットします。
カラーは、5レベルのアッシュグレーで地毛風カラーに。暗めカラーのメリットのひとつは、肌を白く見せられること。また、透明感重視の暗髪にすることで、キレイめな印象を与えます。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロン、もしくはカーラーで内巻きにスタイリング。アイロン仕上げは、熱でしっかり形をつくることができ、カーラーは柔らかい質感を実現するのでお好みで。オイルをしっかり揉み込みながらなじませ、最後に手ぐしでかき上げたら完成。オイルは、柔らかい動きを損なわないよう軽めのタイプを選んで。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 仙田辰弥さん
【2】毛流れが作りやすいノーズラインでカットした前髪
ふわっとしたウェーブスタイルに仕上げたこちらのセミロング。LAのシティーガールのようなラフ感を再現し、外国人風の柔らかい雰囲気がポイントです。前髪は、ノーズラインで切り、毛流れが作りやすいように整えます。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下の長さでカットし、毛先の厚みが残るよう表面にレイヤーを入れます。
明るめと暗めの薬剤を絶妙にブレンドした、9レベルのヘーゼルベージュでカラーリング。寒色に寄りすぎないキレイなベージュカラーが楽しめ、ツヤ感と透明感をプラスします。
【how to“スタイリング”】
34mmのカールアイロンで、全体を波巻きに。毛先を外巻きからスタートするとA ラインシルエットになるため、内巻きから始めるのがグッド。最後にエアリー感を出すよう、表面の毛束を取り、ツイストして根本からアイロンに巻き付けるのがコツ。マットな質感を演出するムースタイプのワックスを全体になじませたら完成です。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 蒼さん
「リップバング」のヘアスタイル
骨格をカバーするリップライン前髪のワンカールセミロング
アイロンワークが苦手な人でも、さらっとワンカール巻くだけでおしゃれヘアを実現できるこちら。スタイリングに時間をかけられない人はもちろん、大人女性にもマッチするナチュラルさが魅力で、ママ世代にもおすすめです。長めの前髪が骨格をカバーするので、丸顔さんにも◯。
【how to“ベース&カラー”】
全体を胸上でカットし、中間〜毛先を毛量調整で軽さを整えます。レイヤーを入れていないので、髪質を選ばず扱いやすいのがグッド。前髪は、リップラインで長めにカット。
カラーは、7レベルのラベンダーベージュをセレクト。ややダークトーンになるので、透明感にこだわり、色が抜けても黄色くなりません。
【how to“スタイリング”】
スタイリングは、32mmのカールアイロンか、ストレートアイロンで、内巻きにワンカール巻くだけ。最後に、中間から毛先にバームをなじませたら出来上がり。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 豊田楓さん
「韓国風」長め前髪のヘアスタイル【2選】
【1】エゴマ葉を意味するケンニプモリのウェーブロング
韓国ヘアの新トレンドである「ケンニプモリ」。ケンニプはエゴマ葉を意味し、タイトに流した前髪と束感がポイントになります。そんなケンニプモリに合わせたいのが、ゆるっとした波巻きウェーブヘアです。
【how to“ベース&カラー”】
胸下のカットベースに、顔まわりにレイヤーを入れ、ベースはあえて重さを残します。前髪は目の下の長さで薄めにつくります。
ヘアカラーは9レベルのマロンベージュに。カラーもツヤ感重視で暖色系を選びますが、赤みをおさえて柔らかさも欲しいのでベージュ系で。品よくいい女っぷりをあげてくれる色味になります。
【how to“スタイリング”】
45mmの太めのカールアイロンで、毛先を内巻きにワンカール巻いたら、中間から平巻きで2〜2,5回転巻いて波巻きに。前髪は中間から流すようにストレートアイロンを通します。ポイントとなる束感は、毛束をつまんで巻くとグッド。ウェーブ部分にはツヤ感を出すバームをなじませ、前髪と顔まわりはマスカラタイプのややセット力があるスタイリング剤で仕上げます。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 加茂愛仁さん
【2】束感が魅力のケンニプモリレイヤーロング
顔まわりにたっぷり入れたレイヤーを活かしたロングヘア。パラっとした束感が魅力の「ケンニプモリ(エゴマの葉前髪)」でも韓流スタイルを演出。ロングヘアの脱マンネリ感やレイヤーで印象チェンジをしたい人におすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
バストトップの長さで前上がりにベースを切り、サイドにたっぷりレイヤーを入れます。バックにもレイヤーを入れ、前髪は鼻の長さでラウンド状のシースルーにカット。
カラーはツヤ感のあるラベンダーベージュを7レベルで。程よいラベンダー味があり、肌色をキレイに見せる効果も望めます。髪の乾燥が気になる季節にもおすすめです。
【how to“スタイリング”】
太めのロールブラシを使い全体をブローし、ボリュームとツヤ感をプラスしてから、カールが欲しいところを40mmのスクエアバーアイロンで巻きます。スクエアバーアイロンは、しっかりとしたカールがキープできるので韓国アイドル風のヘアスタイルの再現にイチオシ。最後にスプレーワックスを全体にスプレーしたら完成です。
担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 川嶋映美さん
「顔型別」に似合う長め前髪のヘアスタイル【3選】
【1】「面長さん」に似合うセンターパートショート
クセ毛のようなふんわりとしたパーマをかけることで、セットが楽々で、簡単に抜け感ある仕上がりを叶えます。また、前髪の薄さと長さもポイントで、面長さんにも似合うセンターパートに。女性からも男性からも好印象のショートヘア。
【how to“ベース&カラー”】
ショートレイヤーがカットベース。前髪は目の下の長さで薄めに作ります。えり足は、パーマがかけやすいようにやや長めに残します。
地毛風カラーは、オリーブベージュをチョイス。パーマヘアはパサついて見えやすく、ダメージも気になるのでダークトーンがおすすめ。オリーブのニュアンスを足すことで、赤みを消して透明感あるカラーリングに。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは全体を20〜32mm のロッドで平巻き、前髪は緩めに太めロッドで緩めにかけます。もみ上げとえり足は、ピンパーマで柔らかい仕上がりに。
センターパートで分けて、前髪を立ち上げながらドライします。全体が8割ほど乾いたら、中間から毛先にしっとり系のオイルをなじませます。もみ上げ、えり足はしっかり目のつけるとグッド。最後に毛束感とバランスを整えたら完成。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【2】「丸顔さん」に似合うニュアンスバングのナチュラルボブ
ボブらしいプツっとしたライン感を残しながら、グラデーションで丸さと軽さを演出したこちら。湿度が高くなるとクセが気になる前髪は、長めにするのが正解。ほお骨をカバーするので、丸顔さんにもおすすめ。
【how to“ベース&カラー”】
ベースはサイドの長さをあごラインに設定し、バックから前上がりにカット。グラデーションを軽く入れて、軽さを出します。前髪は、鼻下の長さで切りニュアンスをプラス。
カラーは、暗めで6レベルのアッシュブラウンをセレクト。地毛よりもほんのり明るめで、赤みを打ち消しつつナチュラルで柔らかい仕上がりを叶えます。
【how to“スタイリング”】
ハンドブローでオイルをなじませるだけの簡単スタイリング。クセが気になるなら、軽くストレートアイロンを通しても。最後に、髪全体にオイルをなじませたら完成。湿度が気になる季節のヘアオイルは、ペタっとしやすいため軽めを選んで。
担当サロン:MINX aoyama(ミンクスアオヤマ) 和田流星さん
【3】「面長さん・逆三角形さん」に似合う韓国風色っぽミディ
前髪は、ほお骨からサイドへ毛流れをつくり、落ち着いた雰囲気に。横のボリュームをつくりやすいので、面長さん、逆三角形さんのカバーにも◯。前髪から毛先につながるようにレイヤーを入れているのがポイントで、韓国風のくびれヘアを叶えます。
【how to“ベース&カラー”】
アウトラインを鎖骨下5cmでワンレングスにカット。真ん中にグラデーションを入れ、前髪からつながるレイヤーを全体に入れます。前髪は、小鼻の高さに切ります。
カラーは、7レベルのグレージュをセレクト。オリーブMIXで赤みを打ち消し、透明感のある仕上がりに。無彩色であるグレーのニュアンスが加わることで、肌色のトーンを明るくきれい見せる効果も望めます。
【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで、毛先を外ハネに巻きます。顔まわりだけでなく、バックまでリバースに巻き、上品で大人っぽいスタイルに。前髪の根本を立ち上げ、毛先は毛流れをつくります。スタイリング剤は、ふわっと感を損なわなずセット力のあるジェルクリームがおすすめ。手に伸ばしたら、内側にしっかり手ぐしを通すようになじませ、残っているもので前髪と顔まわりを整えたら出来上がり。
担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン) 高野亜美さん
「レングス別」長め前髪のヘアスタイル【4選】
【1】「ショート」長めシースルーバングの色っぽヘア
前髪を、長めでシースルーにすることで、色っぽさを感じられるデザインを実現します。また、サイドへの毛流れがあることで、今どきのこなれ感もプラス。暗髪はシックな印象を与えられますが、大人世代に透明感は必須です。
【how to“ベース&カラー”】
スタイルのポイントとなる前髪は、鼻先の長さでカット。より薄めのシースルーにカットします。サイドは耳が半分くらい出る長さに設定して、バックに繋げます。
カラーは、6レベルのベージュに。暗めなヘアカラーなので、透明感ベージュをチョイスして。赤みをおさえ、落ち着いた雰囲気をもたらします。
【how to“スタイリング”】
スタイリングは、毛先をストレートアイロンか、32mmのカールアイロンでワンカールするだけの簡単ヘアです。前髪は、乾かすときに、薄めにおろして乾かすとグッド。最後にオイルを中間から毛先になじませます。オイルは、ツヤ感UPにもなるのでやや重めを選んで。
担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 須藤叶也さん
【2】「ボブ」うざバングのゆるふわパーマヘア
切りっぱなしボブをスタイルアップしたい人に提案したいのが、ゆるめのパーマヘアです。こなれ感のある抜け感がありながら、可愛らしさを感じられる柔らかスタイルに。前髪と顔周りの長さの設定次第で、どんな顔型にもマッチさせることが可能なのも嬉しい。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あご下1cmの切りっぱなしボブ。顔まわりにレイヤーを入れて動きを出しやすくします。前髪は、目下ラインの長めでカットし、ラウンドっぽく繋げます。
カラーは、10レベルのラベンダーベージュをチョイス。ベージュ系と青紫をMIXし、温かみがあり透明感のある仕上がりに。色落ちした時に黄色くならないのもグッド。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、26〜32mmのロッドで毛先から中間まで平巻きにすることで、ボリューミーにならずにゆるめのウェーブ感を叶えます。前髪は、太めのロッドで、根本まで巻き込みます。
スタイリングは、8割ほど乾かしてから、ミルクバームを揉み込むだけの簡単ヘア。スタイリング剤は、バームやジェリータイプなど、程よいセット力があるタイプを選んで。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【3】「ミディアム」流れる長め前髪の華やかヘア
前髪から顔周りにかけての毛流れがポイントで、フェイスレイヤーだけでなく、トップにもレイヤーを入れることで、華やかな印象を叶えます。ワンカール巻くだけでまとまり、ふんわりボリューム感のある仕上がりに。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下の長さで前上がりラインにカット。顔周りとトップにレイヤーを入れ、前髪も流れるようにカットします。
カラーは、10レベルのグレージュをチョイス。バイオレットのブレンドにより黄色っぽさを解消。どんな肌色にもマッチし、透明感のある柔らかい質感に。
【how to“スタイリング”】
前髪は、マジックカーラーで、全体は38mmのコテでワンカール。スタイリング剤は、オイルより軽くツヤ感を出すオイルジェリーを。毛先〜根本近くまで全体的に馴染ませたら、ブラシでオールバックにとかします。カールをほぐした後に、シルエットを整えたらフィニッシュ。
担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 深堀聖さん
【4】「ロング」チークバングのハイレイヤーヘア
顔まわりとフロントに技ありのデザインレイヤーを入れているので、重めベースでも髪の表情がつくりやすいのがポイント。独立したレイヤーは、結んだ時のニュアンスになるだけでなく、小顔効果ももたらします。前髪は、頬の長さでカットします。
【how to“ベース&カラー”】
ベースの長さは、胸下くらいでカット。顔まわりとフロントにダブルでハイレイヤーを入れ、毛流れや華やかなカール感をつくりやすくします。特殊な入れ方なので、髪型をデザインしたい人におすすめ。
カラーは、9レベルのアッシュベージュをセレクト。透明感、柔らかさを与える色味で、あか抜けも叶えます。
【how to“スタイリング”】
38mmのアイロンで、ベースを内巻きにワンカール。さらに、顔まわりと表面はアイロンを根本から入れ、アーチを描くように滑らせ動きをプラス。スプレーワックスなどを軽くなじませたら完成です。ストレートに仕上げてもかわいく、巻き方で表情がガラリと変わるので、印象チェンジを楽しんで。
担当サロン:TOI(トイ) 吉澤大輔さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。