ヨンアさん風に近づく【16の髪型実例】ワイド厚めバングのおしゃれヘア
韓国出身のヨンアさん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。自身がクリエイティブディレクターとして務めるファッションブランド「COEL(コエル)」も大人気!そんなおしゃれファッションにも似合う厚めバングがポイントの大人可愛いヘアスタイルを集めました。
ヨンアさん風の髪型って?
ヨンアさんといえば近年は前髪ありのボブが定番です。少しバサッと髪に動きを出すのが特徴です。自身のYouTubeでバッサリ髪をカットした動画が話題になりました。以前はロングヘアが定番でした。ボブもロングも共通しているのはワイドな厚めの前髪!シースルーバングが引き続き人気の中、厚めバングは新鮮で可愛らしい印象に。
近年の定番は厚めバングの「ボブ」【6選】
【1】ゆるめのパーマで無造作感を出したボブ
スタイルのポイント
- イルミナカラー無造作ふわミディ
- 顎ラインに設定
- 表面にほんのりレイヤーをいれてトップはフワッと動きをだす
- ゆるくワンカールのパーマをかけてひし形のシルエットになる様にして、下膨れの骨格をカバー
- アウトラインはぱつっと切りっぱなしのラインを残す
前髪カットのポイント
- 眉ぎり隠れる長さのオン眉に
- 幅は厚めに設定
- ふわっと立体感がでるようゆるくパーマをかける
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん
【2】毛先にふわっとニュアンスを出したワンカールボブ
スタイルのポイント
- 大人かわいいワンカールボブ
- 耳にかけた時に奥行きが出るように スライドカットで質感作り
- ふんわり感を出すために、トップからのボリュームと毛先に丸みを
前髪カットのポイント
- 全体のシルエットを重めに、 前髪で抜け感をだせるよう 包み込むようにレイヤーで切ります
- オン眉の前髪は顔周りの髪になじむように作ることで下膨れカバーに
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 上田ヒロツグさん
【3】ウェイトを下に持たせ顔型カバーが叶うボブ
カットのポイント
- ヘアスタイルのウェイトを下に持っていき逆三角形を緩和させる
- レイヤーを入れてふんわり感を出す
前髪カットのポイント
- やや厚めの目にかかる位に設定
- おろして巻くとフルバングに
担当サロン:Surpass 星 晃介さん
【4】束感がおしゃれなバサッと感ボブ
カットのポイント
- レイヤーをつけたボブスタイル
- 適度な重さのオン眉とレイヤーの動きで全体のバランスをとることでハチもカバー
- バームとオイルを1:1で混ぜて全体に馴染ませて艶感と束を
前髪カットのポイント
- 重さのあるオン眉前髪でも、束感が出せるように毛先はチョップカットで 抜けのあるカットライン
担当サロン:SHEA(シア 表参道) 佐藤比香瑠さん
【5】厚めバング×ゆるふわの愛されボブ
スタイルのポイント
- ナチュラルなショートボブにするため全体のバランスを見ながらレイヤーカット
- 頬にチークをのせることで下膨れカバーにもなり、愛され雰囲気に
前髪カットのポイント
- 前髪は厚めに作ることで輪郭が見える部分を少なくして小顔効果
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 山口 祥さん
【6】毛先を内・外MIX巻きにしたカジュアルボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪は眉にかかる長さで、隙間が作れるように毛先を調整してカット。
- サイドは襟足から3cmのワンレンベース。動きが欲しい顔周りや表面にはレイヤーを入れる。
- カラーは全体に細かくハイライトを入れた上から、9トーンのアッシュベージュを重ねて。ハイライトが目立たずなじむので、自然な明るさと立体感を出せる。またアッシュベージュは、黄み系のくすみカラー。日本人の肌色になじみやすい色なので、ハイトーンでも上品カジュアルな印象に。透明感があり、夏の日差しに反射して艶めくカラー。
【how to“スタイリング”】
- 全体をバサバサッと乾かした後、26mmの細めのアイロンで毛先を内・外MIX巻きに。くるんとカールすると野暮ったくなるので、160℃程度の低めの温度設定で軽く巻くと今っぽい仕上がりに。顔周りを外ハネにするとフェースラインが隠れて小顔効果も期待できる。
- 前髪は真っすぐ下ろさず、毛先に軽く隙間を作って。
- 軽く耳掛けをし、ウエット系のスタイリング剤を全体の毛先にもみ込み、束感と立体感を出せば完成。
担当サロン:Sui(スイ) 深瀬介志さん
ボブ・ロングとも違う絶妙な長さの「ミディアム~セミロング」【5選】
【1】顔周りをふわっと包み込む華やかミディ
ふと首を傾げたときなど、仕草に合わせて、ふわり。ベーシックなミディアムレイヤーも、短めにデザインした顔周りの毛束感で、ぐっと今っぽく艶やかな表情に。
Point
顔周りを包み込む毛束は、横顔まで魅惑的に演出し、小顔見え効果も抜群! まとめ髪のときも、自然に落ちる毛束がニュアンスを添えてくれて、あらゆるシーンで印象的なヘアをかなえてくれる。〈カット〉
鎖骨下のミディアムレングス。顔周りを前上がりにカットして、口元~裾にスライドカットを入れて動きを出す。
〈カラー〉
ネイビーとオリーブ、ラベンダーを2対1対1の配合でMIXし、全体を染める。
SIDE
BACK
担当サロン:SIX 久保英士さん
【2】大人可愛い内巻きミディボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨ラインでバックから平行にカットし、グラデーションを入れます。内巻きにまとまるよう、顔まわりとトップにレイヤーを入れます。レイヤーは重さをとる程度に。
- 前髪が薄めに作り、ヌケ感を演出。
- カラーは、赤みを抑えた8レベルのグレージュブラウン。退色しても赤みが出にくく、透け感のある色味をキープ。ナチュラルな艶と透明感を兼ね備え、落ち着いた大人女子に。
【how to“スタイリング”】
- パサつきを防ぐため、オイルトリートメントを塗布してから乾かす。毛先が内巻きにまとまるようにカットされているので、根元を後ろから前方向へ乾かすだけでOK。
- 乾いたら、毛先を32mmのアイロンでワンカール。さらに、表面を巻くと、動きが出て軽さのアクセントに。前髪を決めるコツは、黒目と黒目の間の髪だけを取り出してカールをつけること。馴染みよく、毛流れのある前髪に。
- 最後に、保湿力のあるミルクを毛先と前髪につけ、整えたら完成。
担当サロン:XELHA (シェルハ) 谷 賢二さん
【3】若々しいバルーンミディ
【how to“ベース&カラー”】
- サイドは鎖骨にかかる長さで前上がりにカット。バックは立体感が出るように段差を入れる。
- 前髪は毛先が流れるように少し隙間を作りながら目の上でカット。こめかみに落ちる毛束をやや長めにすることで顔効果を狙える。ふわっとしたバルーンシルエットを作りやすくするためトップや表面、顔周りにはレイヤーを。
- カラーは透明感のあるカラー剤の“イルミナカラー”の7トーンのオーシャンサファリ。赤みを消すブルー配合で、落ち着きつつも重たくないブラウンカラーに仕上がる。
【how to“スタイリング”】
- 太めのアイロンで全体の毛先を内巻きワンカールに。しっかり巻かず軽く滑らせる程度でokです。前髪も毛先が内巻きになるように軽く滑らせる。
- ソフトワックスを手のひらでしっかり伸ばしてから、全体の毛束の中間から毛先に揉み込んでふわっとした立体感を作る。片側だけ、こめかみに落ちる毛束を残して耳掛けを。耳掛け&表面のふわっと浮いた毛束でバルーンシルエットが完成。
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 井上紗矢香さん
【4】厚めウザバン×ハネ感をつけたセミロング
スタイルのポイント
- 目尻にかかる前髪から耳下にシャープに流れる毛流れを作る
- 重心をあげる事で顔型に似合う効果が
- 思い切って耳にかけてピアスも楽しみましょう!
- レイヤーカットを多めにしているので、トップからの立ち上がり、動きが出て縦デザインの華やかなイメージに
前髪カットのポイント
- 黒目の内側で目にかかる長さで前髪を作る
- サイドバングは耳たぶ下に斜めに切り込んでシャープに
- ほどよく軽めにカットして隙間を作るのがポイント
担当サロン:TheC omotesando(ザ シー オモテサンドウ) Meguさん
【5】小顔見せが叶うレイヤー×ゆるふわセミロング
カットのポイント
- ベースはグラデーションでふんわり感を出し骨格をカバー
- 顔周りのみレイヤーを入れることで小顔効果が出る
前髪カットのポイント
- 流す方を少し長めになるように斜めにすることで目の上ギリギリのウザバンに
- 毛先を軽くする (特に短い方を短めに)してきれいな流れを作れるように設定
担当サロン:Surpass 星 晃介さん
厚めバングで小顔がさらに引き立つ「ロング」【3選】
【1】ワイドバングだからおしゃれなストレートロング
【how to“ベース&カラー”】
- カットは、セミロングでハイレイヤーを入れ、段差を入れていく。
- 前髪は今流行りの軽厚バング(ワイドバング)にして、個性的かつ小顔魅せが叶うカットに。
- カラーは、こちらもトレンドの10トーンのオレンジベージュに。明るめベージュで夏らしく。
【how to“スタイリング”】
- 毛量が多いので最初にMTGのロックオイルを全体につけてボリュームを抑える。ストレートアイロン180°で全て真っ直ぐに熱を通し、再度ボリュームを抑えていく。
- 前髪もストレートアイロンでほんのり毛先に丸みをつける感じで熱を通していく。
- 最後に32mmのアイロンで毛先内巻きワンカールにして、ハイレイヤーの段差を生かしたスタイリングをして完成。
担当サロン:LallYou 渋谷 守道さん
【2】ウザバンと無造作感の相性抜群なロング
スタイルのポイント
- 毛先を重めにするレイヤーカットにして可愛らしく
- レイヤーカットはワンカールでも動きが出るのでスタイリングも楽になります
前髪カットのポイント
- 流せる長さのウザバンは小顔見せはもちろん、大人っぽさも出ます
担当サロン:ciel(シエル) 御園里奈さん
【3】ひし形シルエットの内巻きロング
スタイルのポイント
- ひし形シルエットで小顔に見せます
- 面長をカバーするためにレイヤーを入れて顔周りを毛流れでカバーし、毛先は内巻きにして丸いイメージを少し出します
前髪カットのポイント
- 重めバングで目の印象をアップ
- 斜めのアシメ風に流しすことで、ここでも面長をカバー
担当サロン:ciel(シエル) 橋本 和佳奈さん
短いヘアも挑戦いていた♪ヨンアさん風「ショート」【2選】
【1】トップふんわり丸みシルエットショート
【how to“ベース&カラー”】
- 長めの前髪からサイドにかけて、顔まわりをマッシュラインでカット。輪郭は隠さず、思い切ってラインを出した方が丸顔をカバーできる。トップにはレイヤーを入れて、襟足はタイトに。レザー(カミソリ)でカットすることで、毛先がソフトな質感に。
- カラーは、9トーンのフォギーベージュ。ややくすみのあるベージュブラウンで、赤みを消しつつ、透明感のあるカラー。
【how to“スタイリング”】
- スタイリングで動きを出しやすくするため、前髪は左右に振りながら乾かす。その後、26mmのアイロンで毛先をワンカール。さらに、トップの髪は中間をくるっと巻いてラフな動きをプラス。
- スタイリング剤は、ヘアバターとオイルをMIXして、髪の内側に空気を含ませるよう手ぐしでなじませ、襟足をキュッと整えて完成。カジュアルでも、モードでも、どんなファッションにもマッチする人気のマッシュショート。メリハリのある女性らしいスタイルなので、ぜひチャレンジしてみて。
担当サロン:joemi by Un ami(ジョエミ バイ アンアミ) 中島意紗奈さん
【2】ワイドバング×パーマの愛らしいマッシュショート
【how to“ベース&カラー”】
- ベースのカットはショートボブに。動きを出すため、トップにはレイヤーを入れる。襟足はすっきり切り込む。
- 前髪はワイドバングでカットし、サイドとマッシュラインで繋げる。また、スライドカットで調整をして涼しげな抜け感に。
- カラーリングは、8レベルのラバージュに。ラバージュとは、ラベンダー+アッシュ+グレーをミックスした色味で、顔色をキレイに見せながら、髪の透明感をアップ。
【how to パーマ&スタイリング】
- 26mm~32mmの細めのロッドを使い、ふんわり感が出るようにパーマをかける。もみ上げはより細めのロッドをセレクトし、襟足は首元になじむようにピンパーマを。
- スタイリングは、ボリュームと動きをだすように根元からドライヤーの風を当てながら乾かす。
- 8割ほどドライしたら、セラムとオイルをブレンドし、内側から揉み込むように塗布。最後に表面と前髪の束間を整えたら完成。
担当サロン:joemi by Un ami(ジョエミ バイ アンアミ) 大久保瞳さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。