パク・シネさん風に近づく【17の髪型実例】ナチュラルな上品ヘア
韓国の女優、パク・シネさん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。学生の役もこなす若々しいパク・シネさん風のヘアスタイルを集めました。
パク・シネさん風の髪型って?
パク・シネさんといえば前髪なしのロングヘアが定番ですが、ボブもよく似合います。毛先に動きを付けたトライアングルシルエットで、韓国風のおしゃれボブす。大人っぽさの中に可愛らしさもあるスタイルが印象的です。
ドラマ「ピノキオ風」ナチュラルウェーブ・巻き髪のロング【4選】
【1】ふんわり感のある毛流れが魅力のロング
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪からサイドに繋がる毛流れがあるロングレイヤースタイル。顔周りをふんわりさせるとボリュームアップ感が出る。
- 極細のハイライトがたっぷり入ってる事で、自然なコントラストが付きエアリー感も増す。ブリーチハイライトを全体的に細くたくさん入れ、流した後にオンカラーをのせるWカラーになる。全体が9トーンのグレーブラウンになるようにオンカラーする。
【how to“スタイリング”】
- 38ミリのカールアイロンで、毛先を巻いた後サイドのハチ上の髪をリバースに巻く。
- 前髪もリバースに毛先のみ巻く。
- ワックスを揉み込んで完成。
担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【2】優しい雰囲気に仕上がる柔らかウェーブヘア
【how to“ベース&カラー”】
- 胸レングスのローレイヤーカットで下の方に動きが出やすいようにしている。
- カラーはイルミナカラーのコーラルとヌード、サファリを混ぜて9トーンのオレンジベージュを作る。大人女子におすすめの落ち着いた色見になっている。
【how to“スタイリング”】
- 32ミリのアイロンで、まず全体を縦でわけとりリバース、フォワードと交互に中間から巻いていく。
- 顔まわりも頬骨辺りから流れるように外向きにアイロンをいれる。そうすることで柔らかいウエーブヘアが出来上がる。
- 最後にオイルを軽めにつけて艶を出したら完成。
担当サロン:Surpass 星 晃介さん
【3】作り込まない大人のナチュラルロング
【how to“ベース&カラー”】
- カットラインは、全体的にレイヤーの幅も狭くローレイヤーの重め。こうすることで、巻かないストレートでもまとまりが出る。
- 前髪をリップから顎ラインで作って、顔まわりに動きを出している。
- 全体に8.5トーン位のアッシュブラウンに、細めで細かめに、12トーンのナチュラルベージュがハイライトで入っている。このカラーなら白髪ヘアもきれいにまとまるのでおすすめ。
【how to“スタイリング”】
- 38ミリのカールアイロンで毛先を逆巻に巻いた後、表面の髪を厚めに取りリバースに中間巻きをする。
- 前髪は、毛先のみをリバースに巻いて流す。
- ワックスを揉み込んで完成。今回は巻いていますが、日ごろ巻かなくてもカットでまとまるようにしているので、きれいなストレートヘアが楽しめます。
担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【4】極細ハイライトを入れたエレガントロング
【how to“ベース&カラー”】
- ロングレイヤースタイル。
- ベースは9トーンのブラウンに15.6トーンのベージュのハイライトをたっぷり入れたスタイル。表面には極細のハイライトを入れると白髪があっても目立ちにくい。
【how to“スタイリング”】
- 全体的にオイルを馴染ませたら、32ミリのカールアイロンでざっくりと巻いていく。まず、耳から前と後ろにブロッキングをして、バックの髪を毛先から中間くらいまで巻き込む。
- 次に耳から前の髪をリバースに巻いていく。アイロンは毛束の中間からはさみ、少しずつ毛先にずらしながら巻きこむとゆるやかなウェーブになる。
- アイロンの温度は、160から180度くらいがおすすめ。最後に手櫛でとかしたら終了。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
ドラマ「相続者たち風」上品な暗髪ロング【5選】
【1】清楚なナチュラルロング
【how to“ベース&カラー&パーマ”】
- 鎖骨下15cmでベースをカットしたローレイヤー。
- 前髪は長めに残し、全体とつなげている。前髪の分け目はセンターでカットして、左右どちらで分けた時でも自然な仕上がりに。
- カラーは地毛の明るさを生かし6レベルのベージュブラウンで染める。
- スタイルのポイントとなるストレート感は「SUGAMIストレート」で。酸性タイプの低ダメージのストレートパーマで、不自然な直毛ではなく素髪のようなナチュラルな仕上がりに。
【how to“スタイリング”】
- 濡れているうちに洗い流さないトリートメントをつけてから乾かす。
- 根元がふんわりするように乾かしたら、ブラシでブロー仕上げをするとさらにツヤ感アップ。くるくるドライヤーを使っても◎。
- 保湿効果のあるトリートメントオイルなどを塗布したらフィニッシュ。ロングストレートのキレイに見せる一番のポイントは“ツヤ感”なのでトリートメントも抜かりなく!
担当サロン:Sui(スイ) 深瀬介志さん
【2】前髪の分け方がポイントのモテヘア
スタイルのポイント
- 寒くなってくる時期には暗髪が顔色がよく見えてオススメです
- 毛先にローレイヤーを入れ、重くなりすぎないようにカットして下膨れをカバー
- 顔周りは7:3くらいで分けて大人っぽいお姉さんな髪型に
担当サロン:LallYou金山 日高 杏奈さん
【3】ゆるやかカール×暗髪の美人印象ロング
【how to“ベース&カラー”】
- ベースの長さ設定は美人ヘアの鉄則である“顔の等倍”にカット。アウトラインの重さを残しながら、顔まわりにレイヤーを入れる。
- 前髪はアゴくらい長さで薄めにカットする。
- 艶感があり赤みを抑えるアッシュラベンダーのカラーに、表面・顔まわり・襟足にハイライトを入れて柔らかさをプラス。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- 毛量の多い人、少ない人、直毛の人にはデジタルパーマを。太めのロッドで毛先を1.5回転巻いてゆるめのパーマをかける。
- パーマなしの場合、32mmのアイロンで全体を内巻きワンカール。表面を数カ所1cmくらい取り、根元付近からフォワードに巻いて柔らかい印象に。
- 巻き終わったら手ぐしでほぐしてから、艶感の出るバームを揉み込む。塗布する際、高い位置でポニーテールを結ぶようにするとキレイに仕上げることができる。
担当サロン:MINX 銀座店(ミンクス ギンザテン) 菊池ステファニーさん
【4】暗めグラデーションカラーのレイヤーロング
【how to“ベース&カラー”】
- ロングレイヤースタイル。
- リップラインくらいの位置からレイヤーを入れ、動きを出したスタイル。全体的な量感はやや重めですが、レイヤーで軽く見せている。
- カラーは、中間から毛先にかけて明るくなるグラデーションカラーにしている。根元近くは、6トーンのアッシュ、中間が8から9トーンくらい、毛先で12トーン位になるように設定。このぐらいの暗さから始めれば、大人でも落ち着いて見えるのでおすすめ。
【how to“スタイリング”】
- 濡れた状態で、アウトバストリートメントを馴染ませ、ブローする。この時、トップにボリュームが出るように、ドライヤーの風を四方八方から当て、分け目がつかないように。
- 32ミリのカールアイロンで、カールがつき過ぎないように、ザックリと巻く。
- 仕上げにオイルを馴染ませて完成。
担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【5】ダークな寒色系カラーを合わせた大きめカールロング
【how to“ベース&カラー”】
- ベースを胸上で前上がりのワンレングスにカットし、ローレイヤーを入れる。
- 前髪はリップラインとアゴの中間くらいの長さで、幅と奥行き共に厚めにカットする。前髪にもレイヤーを入れ、スライドカットで調整。ひし形シルエットを作る。前髪をこめかみあたりまでつなげることで、サイドとの馴染みがよくなり小顔見せにも。
- カラーリングは6レベルのアッシュベージュに。クールな印象を与える寒色系の色味で、大人女性なニュアンスをプラス。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは26mmのロッドをメインに使い、ゆるめのデジタルパーマをかける。顔周りをリバースに巻くことで、流れと動きのある仕上がりに。
- スタイリングは、ばーっと乾かしてスタイリング剤をつけるだけでサロン帰りのような仕上がりに。
- ナチュラルで柔らかヘアのポイントは、ドライ時にサイドの髪をやや後ろ方向に持ち上げドライヤーの風をあてること。スタイリング剤はツヤ感と毛束感のでるオイル系、もしくはヘアバター系を選んで。
担当サロン:AFLOAT JAPAN(アフロート ジャパン) 長田貴良さん
おしゃれでこなれ感が出る韓国風「ボブ」【8選】
【1】外ハネと耳掛けで抜け感を出したボブ
【how to “ベース&カラー”】
- あごラインのワンレングスボブ。前髪は眉下の長さで、奥行きを狭くすることで透けバングに。顔まわりは前髪につなげて動きのある髪をつくる。
- カラーリングは9レベルのヌーディベージュをチョイス。パープルを補色としてプラスすることで、柔らかさや透明感のある仕上がりにしながらツヤ感をもたらす色味。
【how to “パーマ&スタイリング”】
- パーマは、太めのロッドで毛先ワンカール、顔まわりはリバース方向に縦で巻く。
- ドライ後、オイルやオイルワックスを手に取り、上から手ぐしを通すように塗布。
- スタイリングは、根元が立ち上がるようにふんわり乾かすか、半乾きでスタイリング剤を塗布しても◎。ややウェットでツヤ感のあるスタイリング剤を選ぶとおしゃれ感のある質感に。
- 最後に前髪をつまんで束感メイクしたら春っぽヘアの完成。
担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 原 倫子さん
【2】シルエットが魅力の大人カッコいい三角形ボブ
【how to“ベース&カラー”】
- あご下でカットした平行ラインのワンレンベース。
- 耳後ろからバックの裾のボリュームを抑えるとおしゃれに見えるため、襟足の毛をサイドより1cm短くカットする。浮遊感ある毛束を作りやすいよう、表面にほんのりレイヤーを。
- カラーは落ち着きのある、9トーンのグレーマット。マットでくすませると、アッシュでくすませるよりも柔らかな質感になり毛先にヌケ感ができる。
【how to“スタイリング”】
- トップの立ち上げは乾かし方にコツあり。まず、ぬれた状態で分けたい方向と反対側に毛束をもっていき、8~9割乾かす。それから分けたい方向に毛束を持っていくと、ふわっとした立ち上げトップに。
- 裾は全体を表面と内側の毛束に分けます。それぞれざっくり毛束を取り、アイロンで内外交互に1.5回転巻く。顔周りの毛束はゆるくリバース巻きに。しっかり巻かず、ラフに巻くのがポイント。
- シアバター系のワックスを手のひらになじませ、全体の毛束を持ち上げながら巻きをしっかりほぐす。裾に空気を入れるようにスタイリングすると、浮遊感ある三角形のシルエットに。
担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 川渕恭兵さん
【3】パーマでボリューム感を出した外ハネ耳かけボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 表面にレイヤーを入れた、肩上のグラデーションボブベース。
- 前髪は8:2で分け、リップラインでカットします。前髪とサイドを繋げないことで、顔周りの動きを出しやすくなる。
- 全体の毛先から中間にかけて細めのロッドで内外MIXしてパーマを。毛先がランダムに動き大人っぽくなる。
- カラーは8トーンのパールブラウンで、内側のみ11トーンのブラウンで。パッと見はツヤのある上品ブラウンですが、内側の毛先からチラッとハイトーンカラーを覗かせることで都会的な遊び心をプラス。
【how to“スタイリング”】
- ドライヤーでまず根元をしっかり乾かす。毛先はパーマで作ったカールを持ち上げながら軽く乾かして。毛先にカール用ムースを揉み込みランダムな動きを出す。裾に外ハネをプラスして、全体が丸いシルエットにならないように意識する大人っぽい印象に。
- 前髪は根元を持ち上げキープスプレーを吹きかけ、毛先はサイドに流す。片側を耳にかけてすっきりさせれば完成です。あえて左右をアンバランスにし、キメ過ぎないように作るのが色っぽさを引き出すポイント。
担当サロン:Sui(スイ) 中村育美さん
【4】ワンレンベースの立体感ボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 表面にスライドカットでところどころ短い毛束を作った、あごラインのワンレンベース。
- 丸顔の重心を下げて見せたいので裾を26mmのアイロンでワンカールの内巻きに。さらにハチ上の表面の毛束をリバースカールにし、トップ付近にもボリュームを。表面に短い毛束があるのでふわっとした立体感が出る。この裾とトップのボリューム感が丸顔をカバーするカギに。
- カラーは10トーンのアッシュ系になじみのいい細かいハイライトをon。ハイライトで表面の立体感が際立ち、こなれ感と軽やかさがプラスされる。またヌケ感のあるカラーにすることでより大人っぽい印象にも。
【how to“スタイリング”】
- 乾かすとき、トップの根元を左右にかき上げながら乾かすと自然な立体感が出て◎。乾かす前には裾にオイルを揉み込んで保湿することも大切。
- ベースのケアをきちんとした上で、ややパサッと仕上がるパウダー系のスプレーワックスで毛先を動かす。きれいにまとめ過ぎないラフなボブは大人の余裕を演出。またこのボブはサングラスやハットなどとも相性抜群。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 古谷貴洋さん
【5】ゆるパーマが色っぽい柔らかカールボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体は、あごラインのボブにカットし、顔まわりに少しだけレイヤーを入れる。
- 内側にグラデーションを入れることで、重さと軽さを両立させる美ヘアに。
- カラーは8レベルのフォギーベージュに。赤みをしっかりおさえたニュートラルカラーで、くすみなくツヤ感を与え、顔色をキレイに見せる効果も。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは17~23mmのロッドで毛先をワンカール半巻きます。毛先のみなので、ダメージも少なくトライしやすいパーマスタイルに。
- スタイリングは、保湿系のオイルを塗布し、根元を乾かしたら、ツヤ感が出るようにドライヤーの風を上から当てる。前髪は下から風を当てて、立ち上がりをつけることで表面に動く髪をつくるのがコツ。
- オイルとバームを同量MIXし、毛先中心につけたら完成。
担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 秋山拳太郎さん
【6】無造作感のあるコンパクトボブ
スタイルのポイント
- アゴラインでコンパクトなボブになるよう襟足は生え際ギリギリの高さでカット
- 耳下は少しグラデーションを入れてあげると小顔効果抜群
- サイドはワンカールした時にちょうどアゴラインに来るようやや前下がりにカット
前髪カットのポイント
- 前髪は短すぎると幼くなり過ぎるので目に若干掛かる程度の長さでカット
担当サロン:XELHA (シェルハ) 白川 雄副さん
【7】シルバーグレージュカラーのタンバルモリボブ
【how to“ベース&カラー”】
- ふんわりとボリュームのあるAラインシルエットにすることで小顔効果が生まれる。
- シースルーバングと組み合わせることでより韓国っぽヘアに。
- カラーはブリーチなしカラーで7トーンのシルバーグレージュに。暗髪でも透明感が出ておすすめ。
【how to“スタイリング”】
- 32ミリのカールアイロンで毛先を強めに内巻きに巻いていく。(巻きつけるほど韓国っぽさが出るので根元あたりまで巻きつけましょう)。
- 顔周りのサイドバングをリバース巻きしていく。オイルとバームを1:1でつけて愛されヘアの完成。
担当サロン:Beauty Connection Ginza Hair Salon(ビューティーコネクションギンザ ヘアサロン) 田邊可奈さん
【8】地毛風カラーのハンサムな切りっぱなしボブ
【how to“ベース&カラー”】
- カットはあご下3cmの切りっぱなしボブ。毛量調整はしますが、毛先のライン感を残すのがコツ。また、ボリュームが出やすい人でも、表面の長さがあるのでスタイリングが楽なのが特徴。
- 前髪は、鼻ラインの長めのシースルーに。
- カラーは、5レベルのオリーブグレージュに。流行りの地毛風カラーで、上品さや洗練されたイメージを与える。幼く見えず、透明感のある仕上がりを叶える。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- ストレートアイロンで、毛先を軽く外ハネに。
- 前髪はさらっとアイロンを通し、やや内巻きにする。
- 重めのトリートメントオイルを全体に馴染ませ、最後にマットだけど洗い上がりのような質感になる“シーソルトスプレー”を塗布するとラフでおしゃれな仕上がりを演出。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。