ヘアスタイル・髪型
2022.10.3

佐藤栞里さん風に近づく【16の髪型実例】明るい印象のヘア&アレンジ

佐藤栞里さん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。明るく好印象なボブとマッシュショートの他、短めの髪でもできるアレンジを集めました!

佐藤栞里さん風の髪型って?

佐藤栞里さんといえばライン感のあるボブが定番です。コンパクトなボブやアレンジできる長めのボブが多いです。以前はマッシュショートのイメージも強く、丸みのある可愛らしいショートがご本人の明るいイメージにぴったりでした。

近年の定番はこれ!ライン感のある「ボブ」【5選】

【1】若々しい印象のコンパクトボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. あごラインの切りっぱなしボブは、自然と内側にまとまるようにカット。
  2. 前髪は眉が隠れる長さのワイドバングに。骨格に合わせて微調整することで、小顔効果も。ラインは残しながら、重さを感じさせないシースルーバングに。
  3. カラーは6レベルのフォギーアッシュに。寒色系ですがブラウンベースのため、色持ちがいいのが特徴。ツヤ感と透明感を与え、ブリーチ毛からのトーンダウンにもおすすめの秋色。

【how to“スタイリング”】

  1. 乾かすだけでコンパクトにまとまるようにカットされているので、アイロン無しでもOK。
  2. 髪のクセや広がりが気になる場合は、さっとストレートアイロンを。内巻きや外ハネにすると、子どもっぽく見えてしまうので注意して。
  3. 艶の出るオイルをえり足の内側→サイド→前髪と塗布。毛量が多い人は、根元近くから、毛量が少なめの人が毛先のみにつけます。スッキリ耳かけしてもかわいい。

担当サロン:lora.garden (ロラ ドットガーデン) 児玉 善央さん

 

【2】ストレートタッチのサラツヤ洗練ボブ

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【how to“ベース&カラー”】

  1. カットは、アゴ下でプツっとしたライン感を残したワンレングスに。
  2. 前髪もラインを出したシースルーにカットする。
  3. カラーは、重く見えがちのボブにカラーで軽さを表現するため、10レベルのオレンジブラウンに。ツヤ感のある暖色で、ピンクほど甘くならずナチュラルでトライしやすいカラー。

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【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. パーマは髪質改善のストレートパーマをかける。乾かすだけまとまるので、梅雨時期に髪がうねってしまう人にイチオシ。
  2. スタイリングは、乾かしてから重めのヘアオイルを少量塗布するだけの簡単ヘア。重めでセミウェットな質感の方が、ツヤも出てお洒落感がアップするので◯。

担当サロン:apish kokubunji (アピッシュ コクブンジ) 前田真吾さん

 

【3】外ハネで仕上げた切りっぱなしボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. カットは、あご下1cmの長さでやや前下がりの切りっぱなしボブに。ライン感を残しつつ、量感調整で毛先の軽さを出す。
  2. 前髪はシースルーにカットし、骨格に合わせてサイドバングをつくる。
  3. カラーは、ツヤ感のあるオレンジベージュを8レベルで。暖色系の暖かさとベージュの柔らかさを両立させる色味で、肌なじみがよく、肌色をキレイに見せてくれるのも◯。

【how to“スタイリング”】

  1. ストレートアイロンで、ストレートタッチの外ハネに。
  2. しっとりまとまる保湿系のオイルを髪に軽くなじませ、櫛でとかしてスリークヘアに仕上げる。
  3. お洒落にするには、コーミングで細めの束感を作ることをお忘れなく。

担当サロン:Laf from GARDEN(ラフフロムガーデン) 田中双葉さん

 

【4】ナチュラルなお洒落を楽しめるボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. あご下2cmでやや前下がりのワンレングスでカット。
  2. 前髪は目の上でぱつんとしたライン感のあるシースルーバングに。骨格に合わせサイドバングと繋げることで、小顔効果も抜群。
  3. カラーは今秋、注目のウォームブラウンに。暖色系の暖かみを感じる色味でツヤ感をプラス。柔らかい印象を与え、キレイ見せも叶える。

【how to“スタイリング”】

  1. ストレートアイロンを全体に通します。丸みをつけずに、ストレートタッチに仕上げるのがコツ。
  2. 軽めのオイルをなじませ、櫛で梳かしたらできあがり。テクニック要らずで、お洒落ヘアが完成。

担当サロン:Laf from GARDEN (ラフ フロムガーデン) 田中双葉さん

 

【5】アレンジのしやすい長さ!ぷつっとしたライン感のあるロブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体はぷつっとしたライン感のあるワンレングスにカット。表面に低めにレイヤーを入れてふわっとした動きを出しやすくする。
  2. 前髪はシースルーにカットしますが、流しバングもできるよう毛量の梳き方テクニックで調整。
  3. カラーリングは、ツヤ感のあるショコラベージュに。赤みのある色味なので、色補整をして退色してもキレイな色味が持続。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. プリカールという根元のパーマをかける。太めのロッドを6本ほど根元に巻き、ふんわりとした髪の動きに。
  2. 仕上げは32mmのアイロンで外ハネにした後、トップの髪を内巻きにするだけの簡単ヘア。
  3. クリームバターを中間から毛先になじませたら完成です。セミウェトな質感にするとオシャレ感がアップするので、髪質によっては少しだけセット剤を多くするのがおすすめ。

担当サロン:GARDEN aoyama  (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

 

ふんわり丸みが可愛い「マッシュショート」【7選】

【1】可愛らしいマッシュベリーショート


【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースはグラデーションでカット。えり足はすっきりしたシルエットになるようにカットする。
  2. 前髪は目の上の長さでカットし、流れが出るようにレイヤーを入れる。さらに、耳周りにも独立したレイヤーを入れて軽い表情に。
  3. カラーは、9レベルのシースルーベージュをチョイス。赤みを消しながら、透明感や抜け感をプラスした、くすみのない色味。


【how to“スタイリング”】

  1. ショートでもしっかりケアすることで毛先のおさまりがよくなり、美スタイルをつくるベースとなるので、ドライ前に洗い流さないタイプのトリートメントを塗布。
  2. その後、自然な立ち上がりになるように根元をこすりながら、ドライヤーで乾かす。
  3. 完全にドライしたら、柔らかい質感で束感をつくるソフトワックスを毛先中心に全体的に揉み込む。

担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 川渕恭兵さん

 

【2】パーマで無造作感を出したこなれマッシュ

【how to“ベース&カラー”】

  1. マッシュベースにカットし、動きが出やすいように表面にレイヤーを入れる。
  2. 前髪を目の上のギリギリの長さに設定することで、角度がゆるめのマッシュラインとなりナチュラルテイストに。
  3. カラーリングは、暖色である8レベルのオレンジブラウンに染めます。顔色をよく見せながら、髪のツヤ感もプラスしてくれる色味。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. パーマは、20~22mm のロッドを使い、毛先を逃した中間巻きに。しっかりしたカール感ではなく、毛先の遊びや動きのニュアンスとなるパーマをかける。
  2. スタイリングは、8割くらい乾かし、ムースを全体的に揉み込むように塗布。髪がセミウェットな状態で、下からすくいあげるようにつけるのが今どきのスタイルに仕上げる鍵。ムースをつけたら、毛先が色々な方向を向くように整えて自然乾燥させたら完成。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 村上ユミコさん

 

【3】重め前髪のふんわりショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. サイドはリップラインの前下がりベース。あごと耳下の延長線上にボリュームがくるようにカットすると、丸いシルエットを作りやすい。
  2. 襟足をタイトに作ることも後頭部を丸く見せるポイント。ふわっとした立体感を作りやすくするため、表面に軽くレイヤーを入れる。
  3. 前髪は厚め、顔周りを包むようにややマッシュっぽくカットすると小顔効果にも。
  4. 退色してもギラつかないやや明るめのカラーで、女性らしい柔らかさをプラスする11トーンのシナモンベージュに。

【how to “スタイリング”】

  1. 表面だけがふんわりするよう32mmのアイロンで毛先を内巻きに。柔らかな立体感を出したいので軽く滑らせる程度でOK。
  2. 前髪の表面も軽く巻いて丸みをつけるとかわいらしい印象に。
  3. 重たくならないパウダー系のワックスを根元にもみ込むと、立体的なボリューム感と束感をKEEPできる。
  4. 最後に耳掛けをし、耳の上にかかる毛束をふわっとさせれば完成。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 宮澤卓也さん

 

【4】パーマだからスタイリング楽ちんなカジュアルマッシュ


【how to“ベース&カラー”】

  1. 襟足の長さをあご下2cmに設定し、グラデーションベースでカット。ふんわり仕上げるようトップにはレイヤーを入れる。
  2. 前髪はパーマをかけるため、少し長めに目が隠れる長さでカットし、トップとレイヤーで繋げて軽さを演出。
  3. カラーは、7レベルのブラウンに13レベルのハイライトをオンカラー。ハイライトで動きを出しながら、肌の色をキレイに見せる温かみのあるベージュブラウンに仕上げる。


【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. パーマは20~23mmのロッドでトップから内巻きに、襟足にはピンパーマをかける。ドライ時はシャンプーをする時のように髪を動かしながら乾かすのが鍵。
  2. 髪に潤いを与えるシアバター系のワックスを、毛先中心にクシュクシュっと揉み込むように塗布。
  3. ノンパーマ派なら、26mmのアイロンを使い、トップは内巻きに、前髪は根元まで巻かずに2/3までを巻いてふんわり仕上げる。パーマヘア同様、スタイリング剤を付けたら完成。

担当サロン:MINX 銀座店 田中亜樹さん

 

【5】目力アップも叶うウザバンマッシュ

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スタイルのポイント

  1. マッシュベースのショートに、顔まわりを囲うようにカットして頬の丸みをカバー

前髪カットのポイント

  1. 目にかかるくらいのウザバンの長さで重ためにカットする事で、目力もアップ
  2. 重ための前髪がおでこをカバーして小顔効果◎

担当サロン:NiL(ニル)大石真里奈さん

 

【6】黒髪でも垢抜けるマッシュショート

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スタイルのポイント

  1. グレージュマッシュクールショート 
  2. 顔まわりのレイヤーで小顔に
  3. 重めのマッシュシルエットで面長を抑え、トップはふんわり
  4. 耳掛けで毛量調整。丸みシルエットも作る

前髪カットのポイント

  1. フルバングのアシメでトップの高さはだしつつ、束感をだして抜け感を出す

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん

 

【7】おでこをチラ見せしたフレッシュな印象マッシュ

Point

顔を包み込むような前上がりのラインとざっくりした束感でラフに動く毛先、センターパートで立ち上げた前髪が新鮮。定番のマッシュをこなれて見せる、ちょっと上級なショート。

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<カット方法>
・ベースは耳たぶの高さのマッシュショート
・サイドは眉の高さの前髪につながるよう前上がり
・顔周りはレザーカットでざくっとした束感を

Front
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Back
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担当サロン:銀座店 トップスタイリスト 丸山成穂さん

 

ボブでできるトレンド感のある「ヘアアレンジ」【4選】

【1】デイリーに使えるお団子ハーフアップ

リープテイスト(Leap Taste) トップスタイリスト

AKANEさん

STEP1:ハーフアップを作る
ハーフアップはこめかみから分け取ります。この時、最初に波巻きをしてスタイリング剤をあらかじめつけておきます!

分け目はギザギザになるようにすると無造作感UP!

STEP2:トップをゆるめる
ひとつに結んだらトップをゆるめながら分け目をかくします!

STEP3:三つ編みをする
三つ編みをしてほぐします。

Point

強く、崩れないように下の部分を押さえながら崩すのがポイント。この時、下の部分はゴムで留めなくて大丈夫です。
※この状態で、STEP4に進まずに三つ編みした毛先を結んだだけでも可愛いアレンジになりますよ。

STEP4:根元に巻き付けて結ぶ
最初の結び目に巻きつけていきます。

巻き付いたら三つ編みした毛先が、きちんと留まるように結びます。お団子も少しほぐすと無造作感がアップして可愛いです。

STEP5:巻く
最後巻けてない部分があれば巻いて、完成です!

ピンなどをヘッドアクセを付けて完成。


【2】トレンド感のある紐ぐるぐる結び

【BEFORE】
後れ毛を出しすぎたり、カール感が主張したひとつ結びは、どこか古い印象に。旬なヘア小物を取り入れたり、顔周りの髪のニュアンスだけを変えることで、“ただ結んでいる”だけじゃない、今っぽい小粋なひとつ結びスタイルに変身させて。


Point

おしゃれな人たちの間で人気沸騰中のひもアレンジは、ただ巻きつけるだけで一気に今っぽく! 大人がトライするなら、ひもの色は髪になじみやすいダークカラーを。素材は上質感のあるレザーなどがおすすめ。

\How to/

  1. クロス巻きは子供っぽい印象になりやすいので、巻きつけるだけにしてすっきりと。
  2. ひもの結び目を下側に作ることで、こなれ感が。


【3】後れ毛でこなれ感が出る簡単ポニー

【Before】

【After】

後れ毛の量感を少しだけ増やしつつ、毛先にはさりげなく揺れるニュアンスを添えて、華やかな表情に。

首周りがスカッとしないよう、襟足の後れ毛でバランスをとる。

Point

襟足の後れ毛で首周りをぐっと華やかに

巻くと途端に古くさくなるので、軽く外にハネさせる程度に抑えて。

Point

毛先だけをゆるっとカールさせる

完成。


【4】シースルースカーフが大人可愛いポニーテール

ヘアサロンtricca銀座店 アシスタント

高桑えむさん

STEP1:襟足の横の髪を引き出す
「後ろの髪をひとつにまとめたら、ヘアゴムで結ぶ前に襟足の横の髪を引き出します。耳の後ろに縦のラインになるように毛束を下ろすことで、髪をまとめたときに襟足の毛量が目立ちにくくなります」(高桑さん/以下「」内同)

STEP2:後ろの髪を耳下の高さで結ぶ
「後でスカーフを巻きつけるので、低めの位置で後ろの髪をヘアゴムで結びます。スカーフをリボン結びにしても、大人っぽい雰囲気になります」

STEP3:結び目から毛先に向かってスカーフを巻きつける
「スカーフをヘアゴムの周りで1周させてから、毛先に向かって巻きつけて行きます。少しきつめに巻きつけて、毛束のボリュームを抑えます」

STEP4:スカーフの先をリボン結びに
「毛先近くまでスカーフを巻きつけたら、スカーフの先をリボン結びに。動きが出て軽やかな印象がUPします」

完成!
襟足から垂らした毛束が女性らしい雰囲気に。シースルーのスカーフも動きがあって軽やか。


※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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