【2025最新】大人可愛いミディアムの髪型!おすすめスタイル&アレンジ【14選】

大人可愛いミディアムを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからまとめました。最旬のスタイルは、ゆるっとしたカールやレイヤーをプラスしたナチュラルで可愛いミディアム。さらに、ちょっぴり甘めな今どきアレンジもご紹介します。
【2025トレンド】ゆるっとしたラフなパーマの抜け感たっぷりミディ
抜け感たっぷりの夏っぽパーマをご紹介します。スタイリングにほとんど時間をかけなくてもこなれ感を演出します。
ゆるっとしたラフなパーマがかわいいこちらのミディ。今っぽい抜け感のあるカール感で、ニュアンスのある仕上がりを叶え、やり過ぎ感のないふんわりとした雰囲気が魅力です。また、顔まわりにハラリと落ちる髪がおしゃれにフェイスラインを隠して、コンプレックスをカバー。
ヘアカラーはベージュ系で柔らかな透明感をプラスするのが正解。赤みをおさえる寒色ながら、グレーMIXによってクールなイメージにならず、褪色してもギラつきません。セットはアイロン要らずで再現性が高いので、スタイリングが苦手な人にも◎。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下5cmでワンレングスに。トップ、ミドル、独立した顔まわりにそれぞれレイヤーを入れ、パーマをかけたときに重くならないように調整します。前髪は目にかかる長さのシースルー。
カラーは10レベルのシナモンベージュをセレクト。寒色系のベージュですが、くすみ感がなく肌をキレイに見せられます。また、ベージュらしい柔らかさと透明感も楽しめます。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは頭のハチ下は平巻き、ハチより上はリバースとフォワードのMIX巻き。いずれも20〜22mmのロッドをメインに使い、前髪は太めのロッドでふんわりとパーマをかけます。
スタイリングはドライの状態に、ミルクorムースをクシャクシャっともみ込むだけの簡単ヘア。髪を乾かす際、前髪がペタっとしていると抜け感が出ないので根本をこすって立ち上がりをつけるとグッド。クセ毛が気になる人は、少し濡らしてからムースをつけて自然乾燥させるのがおすすめです。最後に細めの毛束感を出したら完成です。
担当サロン:GARDEN omotesando(ガーデン オモテサンドウ) 中山栞さん
【2025トレンド】大きめカールが可愛いくびれミディ
大きめカールが大人かわいいを演出するミディアムをご紹介します。暖色カラーとレイヤーでトレンド感も満載です。
大人っぽヘアのなかにも、ナチュラルなかわいさがほしい人はこちらをチェックして。やりすぎるとカジュアルになりやすいレイヤースタイルですが、ベースは重さを残し、顔まわりにたっぷりレイヤーを入れることで、美人なくびれヘアを実現。大きめカールに仕上げれば一気に旬顔を叶えます。
トレンドの暖色でおしゃれに差をつけるならカカオブラウンが断然おすすめ。暖色ならではのキレイなツヤ感はもちろん、柔らかさ+透明感があるのがポイントです。シンプルスタイリングなので朝の時短を求める人にも◎。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸上でカットし、顔まわりをやや長めに設定して前上がりにレイヤーを入れます。毛先に重さが残るようバックは重く、顔まわりは軽さを出しメリハリをつけます。重さがあることで、毛先のまとまり感が出て毛先のパサつきも気にならなくなります。
ヘアカラーは9レベルのカカオブラウンに。ツヤ感があり肌うつりのいい暖色系を楽しめる色味。人と被らないカラーなので、まわりと差をつけたい人にイチ推しです。
【how to“スタイリング”】
カールが強くならないよう太めの38mmのカールアイロンを使い、表面と顔まわりを内巻き、アウトラインは外巻きにそれぞれ巻きます。束感メイクできる重めでも軽めでもないヘアオイルを全体になじませ、セミウェットな質感に整えたら出来上がり。
担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン) 茂木愛翔さん
【2025トレンド】ナチュラル感も髪色も可愛いレイヤーミディ
頑張りすぎないナチュラル感がかわいいレイヤーミディをご紹介します。フェイスラインが気になるという人はぜひチェックして!
フェイスラインを程よくカバーするこちらのミディアム。短めにつくった顔まわりがフェイスラインを包み込みながら、抜け感をプラスします。また、動きのあるレイヤースタイルですが、やりすぎ感がなく上品な大人女性の印象に。ふんわり優しい雰囲気を醸し出し、スマートなおしゃれヘアを叶えます。
柔らかさを演出するラベンダーカラーは、赤みも黄色っぽさも削れる優秀色。寒色系でもクールではなく、かわいく見せられるのも◎。また、ひし形シルエットをつくりやすく、縦の印象を緩和するので面長さんにもおすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは鎖骨下のワンレングス。顔まわりは短めにあご下から切り込み、ベースとは繋げず独立させることで今っぽいエアリーな印象に。前髪はシースルーバングで抜け感を出しやすくします。
ヘアカラーは9レベルのラベンダーベージュに。黄色くなりやすい明るめのベージュですが、ラベンダーのニュアンスを加えることで柔らかさのあるナチュラルな髪色を叶えます。
【how to“スタイリング”】
アイロンは髪質により、軟毛さんは38mm、硬毛さんは32mmを使うのがおすすめ。ベースは外ハネ、顔まわりと表面は内巻きにして、最後にソフトバームをなじませたら完成です。
担当サロン:GARDEN omotesando(ガーデン オモテサンドウ) 中山栞さん
おすすめの大人可愛いミディアムヘアスタイル【8選】
【1】トレンドをプラスした外ハネにしても可愛いミディ
ワンカールでつくれるふわっと印象のミディアムをご紹介します。ローレイヤーなので扱いやすくレイヤーで失敗したくない人にもおすすめです。
暑い日が続くと髪型を軽やかにしたくなり、できればスタイリングも簡単に済ませたいもの。
こちらのミディはワンカール巻くだけで、ふわっとした動きを演出しつつ、簡単スタイリングで決まるので朝のお手入れも楽々。ベースに重さがあるので、トレンドのレイヤースタイルでも扱いやすいのがポイントです。
髪が細くてペタっとしやすい、髪が太くて動きが出ない、どちらにも柔らかい動きを実現する万能ミディ。長さを残したまま印象チェンジを狙うなら、フェイスレイヤーだけでなくワイドバングも取り入れて。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨と胸の間の長さでカットし、顔まわりのみにあご下3cmからレイヤーを入れます。ローレイヤーにすることで、まとまりと柔らかい動きが出ます。前髪は薄すぎないシースルーのワイドバングに。ぱつっとしたライン感を残し、毛流れがつくりやすいよう両サイドはラウンドさせながらカット。
ヘアカラーは10レベルのブラウンベージュに。肌なじみがよく、夏の強い日差しに当たっても色持ちがいいので髪色をキレイに見せられます。また、明るめにすることで柔らかい印象にも。
【how to“スタイリング”】
32mmのコテで毛先を内巻きに、レイヤー部分はカットラインに合わせて前上がりにワンカール巻きます。最後に重めのオイルを全体になじませたら出来上がり。ベースを外ハネにしてもかわいいので、気分でアレンジを楽しんで。
担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 川上莉歩さん
【2】広がりやすい人にもおすすめのふんわりレイヤースタイル
ワンカール巻くだけで、顔まわりに動きが出て小顔効果も望めるミディアムレイヤーをご紹介。ナチュラルのなかにおしゃれ感をプラスします。
トレンドのフェイスレイヤーを程よく入れているので、軽やかな動きを出しながらやりすぎ感のないこなれヘアを実現します。結んだときに髪がパラパラと落ちてこないのも嬉しいポイントです。前髪は長めの2WAYバングに。シースルーバングからのイメチェンや、短めの前髪に抵抗がある人にもおすすめ。アイロンを巻かなくても様になるので、暑い季節の救世主的なヘアデザインです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨の長さでカットし、顔まわりと表面にレイヤーを入れます。顔まわりに動きがプラスされ、小顔効果も発揮。ベースに重さを残すため、毛先がパサつくこともなく、軽くなりすぎず扱いやすい。前髪はおろしも流しもできる薄めの2WAYバングに。
カラーは9レベルのフォギーベージュをセレクト。通年を通して人気のヘアカラーで、肌なじみがよく柔らかい印象を与えます。しっかりブラウンの色素が感じられ、紫外線に当たっても色が落ちにくいのも特徴。
【how to“スタイリング”】
32mmのコテで全体を外ハネに、顔まわりと表面は内巻きにワンカール。前髪はさらっとアイロンを通して、サイドに流すようにするとグッド。スタイリング剤は髪質によって、太毛さんは重めのバームorオイル、細毛さんは軽めのバームを使います。ふわっと動きを出すようになじませるとかわいい仕上がりに。最後に軽く耳にかけたら完成です。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 豊田楓さん
【3】ナチュラルでも旬度高め!2通り可愛いが楽しめる2WAYバングのミディ
ペタっとしやすい、重さが気になる人におすすめのレイヤーミディ。さらっと巻くだけで垢抜けも狙えます。
ローレイヤーの程よい軽やかさが大人の魅力を引き出し、扱いやすいので多毛さんにこそチャレンジしてほしいデザインです。レイヤーが縦の印象を強調するので、丸顔さんにもぴったり。また、前髪は人気の2WAYバングと合わせるのが今季のムードに。
ツヤ感がほしいけど暖色に抵抗がある人はショコラピンクがおすすめです。ピンクニュアンスで色持ちがよく、紫外線による褪色対策としても◎。ナチュラルでも旬度高め。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨でカットし、ワンカールで動きが出るよう表面と顔まわりにレイヤーを入れます。中間から毛先にかけて毛量を調整し厚みをオフします。前髪はやや重さがあるのがトンレドに。下ろしも分けてもかわいい2WAYバングなら、前髪ありでも幼く見えません。
ヘアカラーは9レベルのショコラピンクをチョイス。耳まわりにはブリーチでイヤリングカラーを施し、ピンクのアクセントを強調します。また、ショコラピンクは、トライしやすいので初めての暖色にも◎。
【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで全体を外ハネにし、トップと顔まわりは内巻きにワンカール。最後に毛先から中間にバームをなじませます。なじませる際、前から後ろに毛流れをつけ、ひし形をイメージできるとグッド。髪がぺたっとしやすい人は軽めのバームを選んで。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 豊田楓さん
【4】小顔効果もある顔に沿うおくれ毛ありのミディ
ふんわりとした軽やかさがかわいいミディアムヘアをご紹介します。
カジュアルなら外ハネ、キレイめなら内巻き、こなれ感のあるスタイルならMIX巻き、結べる長さもあるので多彩なアレンジを楽しめるこちらのミディ。顔まわりを中心にトレンドのレイヤーを入れているので、ふんわり女性らしい柔らかな表情がつくりやすくなります。
ヘアカラーは肌なじみのいいベージュカラー。キレイな色が長く続くのもポイントです。また、薄めバングは長めにすることで、幼く見えることもなく、広めのおでこやおでこのシワカバーにも。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは鎖骨レングスのワンレングス。内巻きにしたときでも重くならないようインナーにグラデーション、表面には少しだけレイヤーを入れます。さらに、ふんわりとした動きを出す顔まわりレイヤーをオン。前髪は薄めに目の上でつくり、スライドカットでおくれ毛とつなぐことで柔らかさを演出しながら小顔効果を発揮。
カラーは9レベルのショコラベージュに。色味をしっかり感じられるこっくりとしたヘアカラーで、褪色したときに黄色にも赤みにも寄らずキレイが長持ちします。肌なじみがいいので、肌をキレイに見せる効果も。
【how to“スタイリング”】
アレンジが楽しめますが写真のようなMIX巻きにする場合、32mmのカールアイロンで毛先を外ハネにワンカール、トップは髪を真上に引き出し内巻きに、おくれ毛は前に引き出してからリバースに巻くとこめかみが浮きにくくなります。また、前髪はマジックカラーで巻いておくとグッド。最後にヘアオイルを毛先から全体になじませたら完成です。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん
【5】軽やかな動きが楽しめる大人デザインのレイヤーミディ
気温が高くなるとヘアスタイルを変えたいものの、結べる長さは残したいもの。顔まわりのニュアンスがかわいい大人ミディをご紹介します。
洗練されたデザインで、幅広いファッションにマッチするこちらのミディ。シンプルなスタイルですが、表面と顔まわりにレイヤーを施すことで、ふわっと柔らかく今っぽい動きを実現。レイヤースタイルでも広がりにくいので扱いやすく、ストレートアイロンだけでスタイリングが決まり、朝の時短も叶えます。
伸ばしかけの印象チェンジや初めてレイヤーにトライしたい人にもおすすめなミディアムヘア。ひし形シルエットで美人見せができ、顔型や髪質も問わない優秀スタイルでも。結べる長さがあるのもポイントです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下の長さでやや前上がりラインにカットし、軽やかな動きを出すレイヤーをあご下3cmから入れます。前髪は目の上の長さで2WAYのシースルーバングに。
カラーは8レベルのサンドベージュをチョイス。赤味をおさえた色味となり、ベージュならではの柔らかさを楽しむことができます。イエベさんにおすすめで、髪が重く見えやすい人にも◎。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで全体を外ハネに。表面のレイヤー部分は、毛束を細めに取りワンカール巻くと柔らかい表情をプラスできます。前髪は中間からふんわりとボリュームを出し、毛先は巻きすぎないように。スタイリング剤は柔らかいタイプのバームを使い、顔まわりの内側からふわっとなじませてから、全体になじませます。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 金井悠華さん
【6】結んでも可愛い2WAYバングのミディ
軽やかなレイヤーを顔まわりとあご下に入れたこちらのミディアムヘア。ヘアカラーでも柔らか印象を狙うなら、ブリックブラウンがいちおし。ブラウンカラーでも重くならず、肌色をキレイに見せることができます。
パンツからスカートまでファッションを問わないミディ。前髪は下ろしても、分けても似合う2WAYバングに。顔まわりに長さがあるので結んでもかわいい。伸ばし中で変化が欲しい人や輪郭をカバーして顔を小さく見せたい人にもおすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
鎖骨下2cmでベースをカットし、顔まわりとあご下にレイヤーをオン。毛先がスカスカにならないよう、まとまる程度に毛量調整をします。骨格をカバーするサイドバングは、ほおが隠れる長さでつくり、前髪は目にかかる長めのシースルーに。
カラーは8レベルのブリックブラウン。ほんのりピンクを加えた暖色系のブラウンは、暖かみがあり肌色をキレイに見せられ、春色としても注目です。
【how to“スタイリング”】
全体を32mmのコテで外ハネにしてから、表面から細めの毛束を拾いワンカール巻くとふわっとした柔らかさが出ます。毛束は左右1本ずつ程度でOK。前髪はマジックカーラーで巻いておいて。ソフトバームを手に取り、内側からなじませ手に余っているものを表面、顔まわりとつけ、最後に前髪を整えたら出来上がり。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 金井悠華さん
【7】若々しく大人可愛いくびれミディ
簡単にワンカール巻くだけでくびれシルエットを叶えるこちら。黄金比のひし形フォルムで、フェイスラインを引き締め小顔だけでなく、小頭見せも望めます。また、前髪は今っぽい透け感をつくると、透明感のある明るい印象に。
仕事モードでは結ぶこともでき、休日はヘアアレンジを楽しめるミディアムヘア。若見えも狙え、頭のハチ張りの悩みも解消できます。また、大人かわいくするなら全体のフォルムは丸く、前髪は真っ直ぐに下ろすことがポイントです。
【how to“ベース&カラー”】
鎖骨ラインでベースを平行にカットし、トップにレイヤーをオン。前髪は目にかかる程度の長さで薄めにつくります。サイドバングは頬にかかる長さで、フェイスレイヤーは結べる長さを残してカットします。
カラーは6レベルのシンプルなブラウンに。どの世代にも似合うヘアカラーで、ツヤ感をプラスし、ちょっぴり甘くかわいい印象を与えます。
【how to“スタイリング”】
32mmのカールアイロンで、アウトラインを外巻きに、トップは内巻きにワンカール。細毛・軟毛さんは軽めのオイル、硬毛さんはしっとりめのオイルを選び、ふんわり曲線ができるように、ひし形シルエットに整えたら完成。乾燥が気になる季節は、空気が乾燥しやすいので、アイロンは低めの140〜160度がおすすめ。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 尾山貴教さん
【8】ワンカールで華やかさも出る透け前髪が可愛いミディ
仕事モードでは、程よく上品な雰囲気でいたいものですが、お出かけやデートのときにはおしゃれなヘアスタイルを楽しみたい。そんな人にぴったりなのがこちらのミディアム。くびれがつくりやすいようにレイヤーを入れているので、ワンカール巻くだけで、まるで韓国ドラマの女優のような華やかな印象を叶えます。
くびれフォルムで面長カバーもできるミディアムヘア。ボリューム感も自在で髪がぺたっとしやすい人におすすめ。髪色をキレイなツヤ感のある秋色にするなら、グレージュにするのが正解!
【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下のレングスでカットし、顔まわりを中心に全体にもレイヤーをオン。前髪は、透け感のあるバングで大人かわいい印象に。
ヘアカラーは、ツヤ感と透明感のあるグレージュを8レベルで。ベージュとグレーの中間色で、赤みをおさえることができます。また、ピンクバイオレットをほんのりMIXすることで、柔らかく肌なじみのいい仕上がりに。
【how to“スタイリング”】
38mmのアイロンで毛先は外ハネに。顔まわりは内巻きにワンカール巻き、髪を巻いたままアイロンを後方に抜いて、くびれシルエットと華やかな毛流れをつくります。スタイリング剤は、ボリュームが欲しい人はバーム+オイル、ボリュームダウンしたい人はオイルを選んで。毛先を中心になじませパサつきをおさえつつ、軽やかな動きをプラスします。
担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 深堀聖さん
大人もできる!旬の可愛いヘアアレンジ【3選】
【1】ひとつ結びを2束に分けて三つ編みするだけ!お呼ばれにも使えるタウンモリ
韓国アイドルたちからも人気の三つ編み(タウンモリ)アレンジ。緩みをもたせるのではなく、きゅっと強めに編むのが夏にはお似合い!
猛暑&酷暑すぎて出かけることすら億劫になる暑さなので、髪だけでも涼しくなれるようなアレンジを取り入れたいもの。
ミディアムやロングなど首元を隠してしまうレングスは熱がこもりやすいため、やっぱり髪はまとめてしまうのがベストです。
今回はそこに三つ編みをプラス。韓国では「タウンモリ」と呼ばれるおさげをおしゃれに取り入れてみました。日本では編んだ部分の毛束をざっくりと引き出して崩し、あえて無造作に見せるのが主流でしたが、最近は韓国トレンドの影響か、タイトな編み方が定番になってきています。
三つ編みは簡単に盛れるので、お呼ばれのときにも使えそう! ヘアサロン「MINX aoyama」の清水 豊さんに教えてもらいました。
【BEFORE】
【HOW TO】
STEP1:髪を後ろでひとつに結ぶ
前髪と顔周りの髪を残し、全体を後ろでひとつ結びにします。髪をまとめるときは、コームで整えてから手ぐしで集めるとキレイ。
結ぶ位置は、髪の長さにもよりますが、後頭部の中央あたりがおすすめ。高めに結ぶとアクティブに、低めに結ぶと大人っぽく落ち着いた印象になります。
STEP2:毛束を分けて三つ編みにする
ひとつ結びにした毛束をふたつに分け、それぞれ三つ編みにして編み終わりはゴムで結びます。三つ編みにするときは少し強めに編むのがコツ。
髪にレイヤーが入っていて編んでいる途中で髪が落ちてきてしまう場合は、編む前にオイルをなじませてしっとりさせておきましょう。髪のパサつきがひどい場合も同様に。
STEP3:細部を整える
残しておいた顔周りの毛束を、ストレートアイロンでワンカールの内巻きにします。前髪もストレートアイロンをサラッとスルーさせると洗練された雰囲気に。巻き終わったら少量のバームをつけた指で毛束をつまみ、束感を作ります。
この細部のひと手間でアレンジの完成度がびっくりするほど高くなるので、ぜひやってみて!
最後、結び目にヘアアクセを飾って完成です。
完成
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:MINX aoyama(ミンクスアオヤマ)
【2】程良い甘さで大人もできるツインハーフ

Violet 表参道 スタイリスト
大原愛美さん
透明感のあるニュアンスカラーの名手。インナーカラー、たっぷりハイライト、ブリーチカラーなど、ひとりひとりの要望に応えたカラーでカッコかわいく変身させてくれる。人気のレイヤーカットも得意。
プロならではの工夫とテクニックで、洒落見えがかなうヘアアレンジ。アレンジ初心者でもトライしやすい簡単さがうれしい! 今回は、人気のツインハーフをちょっと盛ったアレンジを紹介します。
アイドルカルチャーの流れから、ハチ上や耳の上で作るツインハーフがトレンド。甘めの印象をもたらしつつ顔周りはスッキリするから、重くなりすぎず意外と活用度の高いアレンジです。
シンプルに結ぶだけでもいいですが、そこにテクを入れたのがさすがプロ。でも、くるりんぱとロープ編み(別名:ツイスト編み、ねじり編み)という簡単に作れるものだから、アレンジ初心者さんでもぜひトライしてほしい!
今回、このアレンジを披露してくれたのはVioletの大原愛美さん。

大原愛美さん
ミニクリップもトレンドのヘアアクセのひとつ。赤いハートの甘々モチーフも、プチサイズなので取り入れやすそうです。

大原愛美さん
それではさっそく、作り方を解説していただきましょう。
【HOW TO】
STEP1:顔周りを残してツインにする
最初に髪全体をワンカールの内巻きにして、スタイリング剤をつけて整えておく。顔周りの髪を残し、両サイドのハチ上部分をそれぞれ緩めに結ぶ。このあたりを結んで!
STEP2:結び目をくるりんぱする
結び目の上に穴を開けて、結んだ毛束を上(表面側)から通す。下からではなく上から通すことでハチ周りがタイトになり、頭がコンパクトに見える効果も。くるりんぱした部分の毛束を軽くつまみ出し、シルエットを調整する。
STEP3:毛束をロープ編みにして結ぶ
くるりんぱの下の毛束をふたつに分け、それぞれねじりながら交互に重ねてロープのように編んでいく。毛先近くまで編んだら毛束を軽くほぐしてからゴムで結び、上からミニクリップを飾る。
完成
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:Violet(バイオレット)
【3】毛先を残して結んだ今っぽいまとめ髪!カチモリ

SHIMA SEVEN GINZA ディレクター/トップスタイリスト
原 涼香さん
トレンドの韓国テイストを取り入れた、色気のある盛れヘアが得意。たびたび渡韓し、韓国ビューティの情報をインプット。満足度の高いおしゃれスタイルならお任せ! ボブからロングヘアの女性専門スタイリスト。
毛先がピョンと飛び出ているお団子が大ヒット中! 韓国で人気のアレンジのひとつで、「飛び出た毛先がかわいい」と日本でもトレンドに。詳しい作り方を人気サロン「SHIMA」の原 涼香さんに教えてもらいました。
「カチモリ」とは毛先を残してまとめた韓国風のお団子アレンジで、ピョンピョンと飛び出た毛先が特徴です。韓国語で「カチ」は鳥のカササギ、「モリ」は髪の意味。カササギってどんな鳥?と思って調べたところ、日本各地で繁殖や生息が確認されており、佐賀県では県の鳥になっているのだとか。羽は青く、尾は長めで、韓国でもメジャーな鳥のようです。この長めの尾が、カチモリの特徴である毛先とリンクしているから「カチモリ」の名前がついたのかも。さっそく作り方を教えていただきました。
【HOW TO】
STEP1:髪をサイドでひとつ結びに
アホ毛が出やすい人や髪がまとまりにくい人は、全体に薄くヘアミルクやソフトワックスをなじませておく。その後、全体の髪を片側に寄せ、耳の下あたりでひとつ結びに。サイドで結ぶ理由として、正面から見たときに飛び出た毛先が見えやすいため。
STEP2:毛束をねじってお団子を作る
残しておく毛先の量を決め、それ以外の部分は強めにねじる。そのまま、毛先が斜め上にくるように調整しながら丸めてゴムで結び、毛先を残したお団子にする。
STEP3:毛先を整える
残しておいた毛先をストレートアイロンでピンピンと立て、キープスプレーを吹き付けて形を固定。結び目にヘアアクセをあしらって完成。
完成
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:SHIMA SEVEN GINZA
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※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
「かわいく、キレイになりたい」という願いを必ずかなえてくれる、似合わせ技術に定評のある美容師。流行を取り入れつつひとりひとりに合わせた提案は、幅広い層から支持を集めている。カット講師、スタッフ教育担当、国内海外でのセミナー講師と幅広く活躍。