秋冬にぴったりなヘアアレンジ10の実例!リボンやまとめ髪でかわいく
秋冬におすすめのヘアアレンジをご紹介。人気のベロアリボンをはいつものアレンジにプラスするだけで一気に季節感が出ます!さらにミディアム・ロング別、お呼ばれシーン向けのまとめ髪やアレンジ法を紹介。
秋冬のヘアアレンジに大活躍!「ベロアリボン」活用テク【3選】

秋冬のヘアアレンジに大活躍の人気のベロアリボンを使ったプロ直伝のアレンジ術を紹介します。手芸店でも手に入るベロアのリボンは、ヘアアレンジに取り入れるのにぴったり。太さや長さの違うものをいくつか持っていると、アレンジバリエが広がります!
ツインハーフ・シニヨン・ひとつ結びにリボンをプラスして洒落感アップ!
リーズナブルで様々な太さや色があるリボン。黒のベロアリボンは大人でもなじみやすく、ファッションにも合わせやすいのでおすすめです。
ベロアリボンを使ったアレンジを提案してくれたのは、人気ヘアサロン「SHIMA」の原 涼香さん。
「細いものと太いもの、両方があればとっても便利。シンプルなアレンジにプラスするだけで一気にかわいくなるし、髪に気を遣っている感じが出るのもいいですね」(原さん・以下「」内同)
さっそく、リボン1本でグンと仕上がりが見違える超簡単アレンジを3つ紹介します。
【1】細リボンをあしらったツインハーフ

韓国ガールから人気に火がついたツインハーフ。「ちょっと子供っぽく見える?」と感じる人がいるかもしれませんが、結ぶ位置を低めにして毛束が下に落ちるように結ぶと、大人でも挑戦しやすくなります。
「結び目に細いリボンをあしらうのがおすすめです!」

【SIDE&BACK】

【2】細いリボンを長く垂らしたシニヨン

定番アレンジのシニヨンにもリボン使いはぴったり。上品できちんと見えするので、お呼ばれのときにも重宝しそう。リボンはジャストサイズでもいいですが、長めにして背中に垂らしておくとコーディネートのアクセントにもなります。
「まずは低い位置で髪を結んで毛束をねじりながら丸め、ピンで留めてシニヨンに。結び目にリボンを巻きつけて結ぶだけです。長い場合は巻きつける回数を多くして、後ろに垂れる長さを調節してください」

【SIDE&BACK】

【3】太いリボンをタイトに巻きつけたひとつ結び

どんな人でも簡単にできて、No.1アレンジとも言えるのがひとつ結びです。低い位置で結んだひとつ結び(ローポニー)は、落ち着いて大人っぽく見える反面、老けて見えてしまったり疲れたような印象を与えることも。
そこでベロアリボンの登場です!
「リボンひとつで気の利いた雰囲気になります。結び目にシンプルに結ぶだけでもいいですが、毛束にぐるぐると巻きつけると、おしゃれ上級者っぽく見えますよ。この場合はリボンを長めに用意しておくといいかもしれません」

【SIDE&BACK】
これからの季節にぴったりのベロアリボン。工夫次第で大活躍するはず! ぜひお試しください。

担当サロン:SHIMA SEVEN GINZA
「ミディアム」秋冬に合うまとめ髪【3選】
uka 東京ミッドタウン 六本木 ヘアスタイリスト/商品開発
保科真紀さん
サロンワークをメインに、ヘアショーやセミナーでも活躍。SNS発信のセルフヘアアレンジ動画が好評で、著書『ヘアゴム1本でなんとかする』(KADOKAWA)も人気。
質感・ニュアンスにこだわると「こなれ感」がアップします!
「デイリーに取り入れてほしいので、私のアレンジは所要時間1~5分で、かつゴムだけ・ピンなしで作れるものばかり」と、保科さんのスタイルは忙しい『美的』読者にはうれしい提案。ただしシンプルなアレンジ程、重要なものが。「なにげないスタイルをおしゃれに見せるコツは雰囲気作り。こなれアレンジは構造だけでなく、スタイリング剤で作る質感やくずしのニュアンスにこだわって、はしょらずにきちんとすると、ヘアのあか抜け度が倍増します」。冬はボリュームのあるファッションが多いからまとめ髪が活躍する季節。「朝いきなり挑戦するよりも、余力のある夜、シャンプー前に“コソ練”しておくと成功率が格段に上がります」(保科真紀さん)
【1】イベントの日におすすめ!「ナナメWくるりんぱまとめ」

変則的なくるりんぱテクニックでムードある抜け感おしゃれヘア。
全体をナナメに分けて大きな毛束と小さな毛束を作り、上からと下からふたつのくるりんぱをしたスタイル。簡単なのに「どうやったの?」と聞かれること間違いなし。
STEP1:こめかみから襟足のセンターまでナナメに分けてブロッキング。上の毛束をゴムで結ぶ。

STEP2:結び目の上を上下に裂いて穴を作り、毛束を上から下に通してくるりんぱをする。

STEP3:結び目を持ち、ゴムの周りの毛束を引き出してほぐす。その後、残りの毛をまとめて結ぶ。

STEP4:STEP3の結び目の上を上下に裂いて穴を作り、今度は下から上に向かってくるりんぱをする。

STEP5:STEP4の毛先を押さえて、コームで留める。なるべく毛先が飛び出さないように留めて完成。

【BACK】

【FRONT】

担当サロン:uka 東京ミッドタウン 六本木
【2】簡単だけどおしゃれになる「プチ丸お団子」

毛先を入れ込むからダメージレスに見えて、一石二鳥なおしゃれシニヨン。
STEP1:全体にセラムをなじませてひとつに結ぶ。結び目を下に下げ、その上を縦に裂いて穴をあける。

STEP2:穴に上から毛束をくるりんぱするように入れ込みつつ、通し切らずに、毛束を二つ折りにする。

STEP3:毛先だけ襟足側に入れ込み、両サイドの毛を寄せてまとめて、もう1本のゴムを使って結ぶ。

STEP4:結び目の上にくるりんぱのねじりがあり、毛先が隠れたプチお団子に。クリップをつけて完成。

【BACK】

【FRONT】

担当サロン:uka 東京ミッドタウン 六本木
【3】あか抜けセルフアレンジ「こなれポニーテール」

ストールを巻いたときにもかわいい!ポニーテールであか抜けるワザ♪
STEP1:頭頂部に20プッシュ程ミストを振り指先でジグザグ、分け目でパックリ行くのを防ぐ。

STEP2:全体をまとめて耳の高さで結んだら、結び目の上の毛束を引き出し、後頭部に丸みを出す。

STEP3:サイドの髪を2cm置きくらいに引き出してハードスプレーを振り、毛束感を出す。

STEP4:耳のすぐ上の毛束を引き出し、耳にかかる位置でハードスプレーを。一気にゆる見えするテク。

【BACK】

【SIDE】

担当サロン:uka 東京ミッドタウン 六本木
「ロング」秋冬に合うまとめ髪【3選】
uka 東京ミッドタウン 六本木 ヘアスタイリスト/商品開発
保科真紀さん
サロンワークをメインに、ヘアショーやセミナーでも活躍。SNS発信のセルフヘアアレンジ動画が好評で、著書『ヘアゴム1本でなんとかする』(KADOKAWA)も人気。
【1】イベントの日におすすめ!「ルーズツイストシニヨン」

ドレスアップがこなれて見えるエフォートレス感あるまとめ髪。
ほどけそうでほどけないルーズ感がリラクシーで、“頑張りすぎない”感じを演出できるスタイル。本当に落ちてくるとだらしないので髪を留めるワックスが大切。
STEP1:ワックスをパール粒大、中間~毛先中心につけてから、全部の毛を片側に寄せてねじる。

STEP2:毛束で平仮名の「の」の字を描くようにお団子を作り、そのままゴムで結ぶ。

STEP3:ゴムを3~4cm下にずらす。その後、結び目を片手で持ってその上の毛束を数か所引き出す。

STEP4:結び目の上を縦に裂いて穴をあけて、お団子をその中に通し、くるりんぱをする。

STEP5:ゴムが見えないように調整しながら、お団子を片側に寄せる。毛束をほぐしニュアンスを。

【FRONT】

【SIDE】

担当サロン:uka 東京ミッドタウン 六本木
【2】ボリュームハイネックニットに映える「サイドツイストミドルポニー」

サイドのツイストテクで、ボリュームハイネックニットでもキレイめに♪
STEP1:トップから耳の後ろまで、ナナメに髪をブロッキング。垂直に分けると頭皮が見えるのでNG。

STEP2:同様に分けた両側の髪を後ろ側にくるくるねじっていく。ねじれなくなるまでぐるぐるねじる。

STEP3:ねじった2本をクロスさせて結び、左右に引っ張る。ねじりが緩まないように気をつけて。

STEP4:ノット(結び目)の下で髪全体をゴムで結ぶ。ゴムを押さえて髪を引き出し後頭部を丸くする。

【BACK】

【SIDE】

担当サロン:uka 東京ミッドタウン 六本木
【3】横顔美人が叶う「ねじりニュアンス結び」

ローポニーにねじりを加えて知的で洗練された横顔美人に。
STEP1:耳上から毛束をとりハーフアップにする。ゴムを少し下げて、結び目の上を左右に割く。

STEP2:左手で持っている毛束を右の毛束の上にクロスさせる。ねじった毛束の中に穴がある状態に。

STEP3:STEP2でできた穴を左手で押さえながら、右手で残りの髪を全部まとめて下から上に毛束を通す。

STEP4:ゴムが隠れるように髪を被せながら、後頭部の形を丸く調節。上からクリップを留めて完成。

【BACK】

【SIDE】

担当サロン:uka 東京ミッドタウン 六本木
ウエディングパーティにお呼ばれ!エレガントなヘアメイクテク
レストランウエディングや1.5次会式には“シックで洗練された”スタイルで!

結婚式のご招待。普段よりも華やかさやしゃれ感は出したいけれど、フォーマルな場にもふさわしい上品さはキープしておきたい。それに毎回サロンに行かなくても素敵なメイク&ヘアをかなえたい、でもどうしていいかわからない。…というセルフ派のお手本。いつもの自分をベースにしつつ、ちょっぴり華やかに、周りと差をつけて。

ヘア&メイクアップアーティスト
河嶋 希さん
ルーズな後れ毛が色っぽニュアンスアンニュイシニヨン
ジェルを使った濡れ束な毛流れが、いつものお団子に色気をミックス。スタリイング剤使いと毛先を逃した遊ばせ感を意識するのが、成功のカギ。

STEP1:根元からジェルを!
5円玉大のジェルを手のひらに薄く広げて、根元から髪をかきあげながらなじませる。毛先にもしっかりもみ込んで。

STEP2:お団子を作る
顔周りに後れ毛を残し、ほかは下位置で輪結びに。毛束を結び目に巻きつけてピンで留め、お団子に。アクセを飾る。

ディープブルーグリーンのまつげが余裕を感じさせる洗練レディ顔
秋らしい色味のカラーマスカラを使って程よくエッジィなメイクにトライ。リップはウォームレッドを選んで知性と品格をキープして。

ブルーグリーンのマスカラをたっぷり2度塗りしてまつげにスパイスを。まぶたにはモーヴカラーのアイシャドウをオン。良い塩梅でまつげとのギャップが生まれ、存在感のある目元に!
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。


トレンドの韓国テイストを取り入れた、色気のある盛れヘアが得意。たびたび渡韓し、韓国ビューティの情報をインプット。満足度の高いおしゃれスタイルならお任せ! ボブからロングヘアの女性専門スタイリスト。