ヘアスタイル・髪型
2025.6.17

前髪で変わるボブのヘアスタイル!種類別・長さ別やアレンジ方法を紹介

さまざまな前髪のボブを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルから厳選。定番のシースルーバングやぱっつん、頬やリップラインでカットしたライン感のある前髪など印象が変わるボブをご紹介します。セット方法やアレンジ方法も♪

「前髪あり」種類別ボブ【5選】

【1】「シースルーバング」のシンプルボブ

ボブ

前髪はワイドのシースルーに。スタイリングでシースルーとなるよう調整します。扱いやすく人気のボブヘアですが、実は長さ設定によって印象がガラリと変わるんです。短くもなく、長くもない王道のレングスはあご下2cm。ボブラインをキレイに見せられ美人顔を実現します。

【how to“ベース&カラー”】
あご下2cmのワンレングスボブにカット。ライン感を楽しむデザインなのでノンレイヤーで。

ヘアカラーは7レベルのチョコレートブラウンに。こっくりとした温かみのある色でまろやかなツヤ感が魅力です。

ボブ

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンをまっすぐ通すだけで決まるシンプルヘア。スタイリング剤は重めのオイルを選び、内側からしっかりなじませ、表面、前髪の順番につけます。つけすぎにならないよう少しずつ足すのが鍵。ウェットな質感で洗練された印象に仕上げて。

担当サロン:GARD/ëN(ガーデンエン) 佐藤礼華さん

【2】「オン眉バング」のライン感ボブ

ボブのイメージをキープしながらイメージチェンジをしたい人に提案です。ベースカットをやや前下がりにしたボブに個性的なオン眉のフルバングを合わせるのがいかが? 目元の印象を強調できるデザインですが、オン眉に抵抗がある人は、眉下ギリギリの長さから試してみて。

【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、あごラインのボブ。バックからやや前下がりラインにカットすることで、伸びても首元がもったりせず、大人っぽい印象に。前髪はオンザ眉毛でフルバングにカットします。個性的な印象を与え、耳かけしたときもすっきり見せることができます。

カラーは10レベルのマロンベージュをチョイス。赤みをおさえたいけどツヤ感が欲しい人におすすめの秋冬カラー。透明感があり、色落ちしてもキレイ色をキープします。

ボブ

【how to“スタイリング”】
毛先に丸みがつくようにストレートアイロンを通します。スタイリング剤は、重くもなく軽くもない、ほどよい質感のオイルをもみ上げ→えり足→全体に馴染ませたら出来上がり。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 東千夏さん

【3】「2WAYバング」の外ハネキュートボブ

ボブ

チョロっと落ちた顔まわりレイヤーがポイントの外ハネボブ。毛束の遊びがアクセントになり、カジュアルヘアだけどお洒落に差をつけたい人におすすめです。また、キュートな印象の重めシルエットでありながら、顔まわりで軽さもプラスできます。2WAYバングなので前髪のスタイリング次第でアレンジも可能。

【how to“ベース&カラー”】
ベースはあご下1cmのワンレングスボブ。グラデーションとレイヤーを入れることで、重さを残しつつ軽い動きを出しやすくします。顔まわりは鼻先の長さにレイヤーを入れ、前髪は流しも下ろしもできるシースルーバングに。

カラーは10レベルのアッシュベージュをセレクト。通年人気のヘアカラーですが、日本人特有の赤みを消して柔らかさのあるベージュカラーに。アッシュ系でもくすみ知らずなのも◯。

ボブ

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで毛先を外ハネにするだけの楽々ヘア。前髪は気分に合わせて横分けにしたり、下ろしたりすることで雰囲気のチェンジを楽しめます。ヘアオイルを全体になじませ、顔まわりのレイヤーと前髪の髪を細めにつまんで束感を演出。もみ上げを引き出してアクセントを加えればお洒落感UP。

担当サロン:GARDEN omotesando(ガーデン オモテサンドウ) 鍬崎さやかさん

【4】「ワイドバング」のローレイヤーボブ

ボブ

首元美人なすっきりボブ。ボブでもローレイヤーを入れているので扱いやすくまとまりも◯。髪型が軽やか印象なので、暗髪でも重く見えないのも◯。また、パカっと割れるこめかみ部分をワイドバングがカバーし、洒落感を高めてくれます。顔型を問わず似合わせが可能なので、気になる人はぜひトライを!

【how to“ベース&カラー”】
ベースの長さを首の真ん中におさまるようにカットし、表面のみにレイヤーを入れます。前髪は目にかかる長さでつくり、サイドにかけて割れないように少し長さを出して調整します。

カラーは4レベルのアッシュブラックに。ダークトーンでもアッシュ系を選ぶことで透け感があり、重く見えません。

ボブ

【how to“スタイリング”】
全体をストレートアイロンで外ハネにし、表面のレイヤーは部分的に毛束を取り内巻きにワンカール。毛束のニュアンスがあることで、軽い表情をプラスします。前髪はマジックカラーで巻いておくとグッド。スタイリング剤はバームorオイルを内側→表面→顔まわり→前髪の順番になじませたらフィニッシュ。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 金井悠華さん

【5】「フルバング」ストレートタッチのライン感ボブ

ボブヘア

ボブヘアからイメージチェンジを狙っている人にチェックして欲しいのがこちら。ボブベースで、大人カジュアルを楽しみたいという人にも◎。短めレングスにオン眉のフルバングを合わせることで、個性を引き出しながらおしゃれな印象に。幼く見えやすいオン眉ですが、ラウンドっぽくつくることで、大人にもチャレンジしやすいデザインとなっています。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、やや前下がりのあごラインボブ。ぷつっとしたライン感を残し、眉上のフルバングと合わせます。

カラーは、10レベルのマロンベージュをチョイス。暖色系ならではのツヤ感のある仕上がりで、肌なじみがよく、肌トーンをアップすることが望めます。

ボブヘア

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、ストレートアイロンでタイトに。毛先を少しだけ内に入れるとオン眉とのバランスでよりおしゃれに仕上がります。軽めのオイルを内側から(膨らみやすいもみ上げ、えり足は特にしっかりと)なじませ、表面を手ぐしで整えます。耳かけすれば、首元がすっきり見せられ、バングの強調も。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 東千夏さん

「前髪なし」種類別ボブ【3選】

【1】「センターパート」の王道ボブ

ボブヘア

シンプルな王道ボブに柔らかい毛流れと動きをプラスしたこちら。優しい雰囲気で大人スタイルを叶え、ボブでも幼く見えません。また、ノンアイロンでキマるようにカットされているので、スタイリングも楽々で、朝の時短を実現します。前髪は、センターパートでかき上げるイメージで。

【how to“ベース&カラー”】
ベースは、あご下1cmの長さでカットし、グラデーションを入れ内側にまとまるようにしたスタイル。トップにはレイヤーを入れ、柔らかい動きを出しやすくしています。前髪は、鼻先くらいでカット。

カラーは、透明感のあるアッシュベージュに。6レベルの暗めのカラーで、柔らかさと大人見せを両立させます。

ボブヘア

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、ハンドブローで乾かしますが、分け目がつかないようにふんわりドライするのがポイント。最後にクリーム系のワックスを全体になじませたらフィニッシュ。クセが気になる人や広がりやすい人は、ストレートアイロンで仕上げても。

担当サロン:grico(グリコ) 寺尾フミヤさん

【2】「かき上げバング」の寒色系ボブ

かき上げバングの大人っぽいボブに透明感の出る「ブルーラベージュ」を合わせたスタイルは、ブルべさんにおすすめ。ブルーとグレーの寒色にラベンダーを少し混ぜることで、寒すぎないほんのり温かみのあるヘアカラーが完成します。暗髪とまではいかない絶妙なカラーにご注目。

【how to“ベース&カラー”】
人気のフェイスレイヤーで顔まわりにアクセントをつけたボブスタイル。アウトラインは平行気味にカット、内巻きでまとまりを出します。パーマはワンカールをデジタルパーマで出します。しっかりしたワンカールがオススメです。前髪はかき上げたときに顔にかかる頬の位置に設定。

カラーは透明感のある9トーンのブルーラベージュでナチュラルな女性らしい優しさが生まれます。

【how to“スタイリング”】
パーマでワンカールを付けているので、ヘアオイルを毛先に揉み込んで内巻きになるよう毛先を丸めたら出来上がり。フェイスレイヤーを巻いて散らせば動きが活き、一気に躍動感のあるスタイルが完成します。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノア トーキョー) 浅井 剛史さん

【3】「流しバング」の外ハネボブ

ボブ

顔まわりは後ろに毛流れを出しつつ、フロントにぱらっと落ちる毛束がお洒落感をUPさせます。サイドにボリューム感があるので、面長さんのカバーにも◯。前髪は流しバングにカット。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースはあご下3〜4cmの長めのボブ。トップには角を取る程度のレイヤーを入れ、顔まわりにはたっぷりレイヤーを入れてニュアンスを出しやすくします。

カラーは10レベルのグレージュをセレクト。赤みを消すものの、くすみ知らずでツヤ感をプラス。柔らかく女性らしい印象を与えます。

ボブ

【how to“スタイリング”】
全体をストレートアイロンで外ハネに、顔まわりは内巻きに。バームを内側の毛先→顔まわり→前髪→表面の順番になじませます。ボリュームを整え、顔まわりに内側に入る毛束をつくると今っぽく仕上がります。

担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン) 岩谷流星さん

「短めバング or 長めバング」のボブ【6選】

【1】オン眉バングのクセ毛を活かせるニュアンスボブ

ボブ

眉毛が見えるオン眉バングにすることで、一気に個性的な印象となり、似合うファッションの幅も広がります。また、ボブから長さを変えずにイメージチェンジしたい人にも◯。きっちりとしたボブではなく、ラフな動きを楽しめるデザインなので、クセ毛を活かして柔らかい動きを演出。

【how to“ベース&カラー”】
肩上の長さでワンレングスにカット。前髪は、眉毛が見える長さでぱっつんとしたラインが出るフルバングに。インパクトのある前髪で個性的に仕上げます。

カラーは、11レベルのアッシュベージュをチョイス。明るめをキープしながら、夏の日差しでオレンジ色なった髪色を落ち着かせ、透明感のあるヘアカラーに。

ボブ

【how to“スタイリング”】
26mmのヘアアイロンで外ハネに。まとめてアイロンを通すのではなく、毛束を細かめに取るとラフな動きが出しやすくなります。前髪は、直毛さんは軽く巻いて、クセ毛さんはそのままでOK。重くならならずにツヤ感と束感を出すオイルを中間から毛先にもみ込むようになじませます。最後に、フロントから手ぐしでとかしつつ、毛先の束感を整えたら出来上がり。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 横井七恵さん

【2】ぱっつんバングのフェイスレイヤーボブ

ボブ

ぱつっとしたカットラインの前髪と、顔にかかるフェイスレイヤーで、頬骨をカバーして小顔効果抜群のボブヘア。イメージチェンジを叶え、軽やかでこなれた印象をプラスします。また、まわりと差をつけたい人は、ツヤっぽい仕上がりにするのがポイントです。

【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、あごラインの平行ボブ。前髪は、眉下ジャストの長さでシースルーにカットし、顔まわりのレイヤーは、骨格に合わせて長さ調整をしながらつくります。

カラーは、3レベルのダークパープルをセレクト。地毛より暗い明度ですが、紫系にすることで、透明感のある仕上がりを実現します。

ボブ

【how to“スタイリング”】
スタイリングはナチュラル感が鍵。つくり込みすぎないよう、さらっとストレートアイロンを通します。ヘアオイルを少量ずつ調整しながらなじませ、艶やかな質感に仕上げます。前髪は、束感をつくってシースルーを強調すると、よりかわいいスタイルに。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 尾山貴教さん

【3】ぱつっとウザバンのステップカット風ワンレングスボブ

ワンレングスボブ

全体も前髪もプツッとしたラインを強調し、ステップカット風な今どきのデザインに。前髪もぱつっとラインが出るように、長めに切ります。クールな雰囲気でエッジの効いたファッションはもちろん、カジュアルにもマッチし、おしゃれ心が刺激されます。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あごラインのワンレングス。毛量調整は、あえて控えめにして、毛先の厚みを残します。

カラーは、ブリーチでベースアップをしてから、6レベルのアッシュをオンカラー。髪の赤みをしっかり打ち消すため、アッシュ本来の透明感を味わえ、軽さもプラス。

ワンレングスボブ

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、台形をイメージしながら、すそ広がりに仕上げます。根本は、ボリュームダウンさせるのがポイント。ドライヤーの風を上から当てたら、手の平で根本を押さえ、髪が冷えるまで手をおいたままにするとグッド。最後にさらっとしたタイプのオイルを毛先中心になじませたら完成です。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 紗良さん

【4】頬にかかる前髪のライン感ボブ

ボブ

人気スタイルのボブですが、洒落感をUPするならぷつっとしたライン感とストンとしたシルエットをがおすすめ!長めにつくった前髪は、骨格に合わせてバランスをとることで、面長さんのカバー&小頭効果を狙えます。クールな印象で、大人世代にも◯。

【how to“ベース&カラー”】
ベースは、あご下でカットしたワンレングス。ぷつっとしたラインを残しし、重すぎず、軽すぎない質感に毛量調整します。前髪は、長めのほおにかかる長さで流れやすいようにカットします。

カラーは、6レベルのダークグレージュに。赤みをおさえる暗めの寒色で、落ち着いた印象を与えます。ラベンダーを加えることで、ツヤ感もプラス。

ボブ

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを使い、全体の毛先をストレートタッチに。前髪は、後ろに流すように通すとグッド。オイルクリームを内側、えり足、毛先にしっかりなじませ、表面と前髪は、毛先のみ、最後に、前髪の束感を整えたら完成です。

担当サロン:GARDEN shibuya Lani(ガーデンシブヤ ラニ)KOGOMIさん

【5】長め前髪の小顔見せが叶うボブ

ボブ

あご下ラインで、フェイスラインをすっきり見せられるライン感ボブがこちら。首長効果も望め、長めの前髪がほお骨もカバーし、小顔見せも狙えます。そして、何より嬉しいのが、ストレートアイロンを通すだけなので、簡単でもお洒落にかわいいスタイルを実現すること!

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あご下ラインのボブ。ぷつっとしたカットラインをしっかり見せることで、顔まわりをすっきり見せることはできます。また、前髪は、サイドに流れやすいようにカット。ほお骨をカバーしつつ、大人スタイルに。

カラーは、8レベルのレッドピンクに。暖色人気が続いていますが、ピンクをMIXすることで、淡い柔らかさや優しさをプラス。

ボブ

【how to“スタイリング”】
アイロンが苦手、スタイリングに時間がかけられない、という人におすすめのボブは、ストレートアイロンを真っ直ぐに通すだけの簡単スタイリング。面長さんは、少しだけふわっと巻くと、横のボリューム感が出てバランスがよくなります。タイトに仕上げたいので、スタイリング剤は重めのオイルorバームを選んで。内側にしっかりなじませ、手に残ったものを前髪の中間〜毛先につけたら完成です。

担当サロン:GARD/ëN(ガーデンエン) nagiさん

【6】リップライン前髪のぷつっとボブ

ボブヘア

ぷつっとしたカットラインとナチュラルな質感も魅力。さりげないトレンド感であか抜けを狙え、オンでもオフでも◎。前髪をリップラインくらいでカットし、レイヤーを入れて抜け感を加えます。ほお骨にかかる長さで、骨格を補正も叶えます。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あご下3cmのワンレングス。毛先の毛量調整はせず、厚みをあえて残します。

カラーは、9レベルのアッシュベージュをチョイス。赤みをしっかり打ち消す人気色ですが、ベージュのニュアンスが効いてくすみがないのが特徴。透明感や軽さがあるので、重めボブと好相性です。

ボブヘア

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、毛先を首に沿わせるように軽く外ハネに。ストレートでも、外ハネでもない絶妙な前髪は、ゆるく内巻きに。軽めのオイルを少量なじませ、ナチュラルな質感に仕上げます。最後に、顔まわりの束感メイクをしたら完成です。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクス アオヤマ) 大城ちはるさん

「ストレート or パーマ」前髪もポイントのボブ【4選】

【1】目元印象がアップする前髪のストレートボブ

ボブ

朝の時短を求める人におすすめのこちら。顔まわりにトレンドのレイヤーが入っているので今っぽいアクセントがあり、さっと乾かすだけでもサマになるのが嬉しい。さらに小顔効果も絶大。切りっぱなしボブに飽きてちょっとした印象チェンジを狙いたい人にもぴったりです。薄めの前髪は目尻から目尻でややワイドに。また、長めにすることで、目元の印象を強調し、面長さんの解消にも。

【how to“ベース&カラー”】
ベースをあごラインのボブにカット。顔まわりにレイヤーを入れることで、軽やかな動きを出しやすくしつつ、小顔見せを叶えます。

カラーは7レベルのシンプルなレッドをチョイス。血色をよく見せられ、肌映りもキレイなヘアカラーです。暖色系は暗めにすると幼く見えがちなので、やや明るめがベター。

ボブ

【how to“スタイリング”】
全体にストレートアイロンを通します。頭に沿うようにやや丸みをつけると柔らかい印象に仕上がります。最後に重めのオイルをなじませ、しっとりとした質感に整えたら出来上がり。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクスアオヤマ) 秋山拳太郎さん

【2】小顔効果が望めるワイドバングのストレートボブ

ボブ

骨格に合わせ、長さや重さを調整することことで、かわいいとお洒落感を両立させる垢抜けヘアを実現できます。また、ボブの重さを残しながら、グラデーションと質感調整で透け感をつくることもポイントです。 20後半〜30代はもちろん、スタイリングが簡単なのでママ世代や幅広い年齢層におすすめです。前髪は少しワイドにすることで、中顔面を短く見せられ小顔効果も望めます。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースが肩につく長さのボブ。ライン感は残しつつ、グラデーションと毛量調整で重さのバランスを整えた重軽MIXに。もみ上げを短めにすることで、耳かけしてもかわいい。

カラーは10レベルのバーガンディブラウンに。パープルの深みが感じられ、ブラウンの艶感と柔らかさを強調。肌映りがよく日本人の肌にマッチするヘアカラーです。

ボブ

【how to“スタイリング”】
毛先のパサつきをおさえるため、洗い流さないタイプのトリートメントを塗布してから乾かします。その後、ストレートアイロンを軽めに通し、全体的におさまりよく仕上げます。ポリッシュオイルを毛先と表面を中心になじませセミウェットな質感に。ツヤ感と束感を整えたら出来上がりです。

担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン) 池戸裕二さん

【3】クシャっとしたラフな質感のパーマボブ

ボブ

シンプルボブでお洒落に差をつけるなら無造作パーマはいかが?クシャっとしたラフな質感で、動きが出にくいボブヘアに明るく元気な印象をプラス。ボリュームも自在で、スタイリングが簡単なので朝の時短も叶えます。また、顔周りのサイドバングが顔型をカバーして小顔見せにも。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あご下ベースのワンレングス。表面に少しだけレイヤーを入れ、毛先の毛量を調整します。前髪は三角ベースに取り、目にかかる長さでカット。目尻〜こめかみにかけてサイドバングをつくります。

カラーは10レベルのグレーベージュに。グレージュとも違ったニュアンスで、グレーをMIXし、褪色しても赤みが出にくいようにしています。暗くならず、より柔らかい質感のヘアカラーです。

ボブ

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは17〜26mmのロッドを使い、平巻きで2回転半巻きます。

ドライヤーで乾かすとき、髪をもみ込みカールを出しながら風を当てます。その後、重めのヘアオイル3〜4プッシュを毛先から全体になじませます。クシャっと髪にもみ込み、顔まわりを手ぐしで整えたら出来上がり。

担当サロン:TORA by grico(トラ バイ グリコ) バタコさん

【4】ウザバンのエアリーなパーマボブ

ボブウルフ

ボブベースにたっぷりレイヤーを入れ、ウルフっぽい雰囲気をつくりながら、ふわふわっとした動きをプラス。スタイリングが簡単にキマるので、アイロンが苦手な人に◎。また、ボリューム感も自在なので、ペタっとしやすい人にもおすすめです。前髪は、目にかかる長さで流しやすいようにつくります。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、肩の長さで前上がりのボブに。中間からトップにレイヤーを入れて動きを出し、アンダーはグラデーションで重さを残し、ウルフでも今っぽい表情に。

カラーは、8レベルのグレーベージュをチョイス。グレーとベージュのいいとこどりで、ヘアスタイルの柔らかい雰囲気をさらに引き立てる髪色に。赤みもおさえられ、色落ちしてもキレイな色をキープできます。

ボブウルフ

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、毛先から平巻きで2回転巻きます。17〜26mmのロッドを使い、髪の長さに合わせてロッドを選びます。

スタイリングは、8割ほど乾いた状態で、ツヤを与えるミルクバームを毛先から揉み込むだけの簡単ヘア。最後に動きを出しながら、全体のバランスを整えたら完成です。

担当サロン:TORA by grico(トラ バイ グリコ) バタコさん

【美的GRAND掲載】40代・50代におすすめのボブ「3選」

【1】前髪なし×エアリーなふんわりボブ

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トップのふんわり感と顔周りの外ハネニュアンスで、シンプルなボブが女っぽく変化。軽やかさの立て役者はやっぱりレイヤー。エアリーな量感があると髪が顔に張りつかず、小顔効果も!

【how to“ベース&カラー”】
あごラインのボブベース。顔周りに、チークラインからのレイヤーを入れる。ハチ上にもレイヤーを加え、空気感をプラス。

明るめのサンドベージュ。根元は白髪染め、中間からは普通のカラー剤を使う。カラーに水素トリートメントを加えている。

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【how to“スタイリング”】
根元が立ち上がるパーマをかけておく。ストレートアイロンで顔周りは外ハネ、毛先は内巻きにして、バームで仕上げる。

担当サロン:WAKU(ワク) 土屋佑児さん

【2】抜け感が出るシースルーバングのくびれボブ

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首元にくびれを作ることでメリハリが生まれ、後頭部の丸みも強調。おでこがチラ見えするシースルーバングで、抜け感のある旬髪に。どこから見ても美しいシルエットは大人の強い味方。

【how to“ベース&カラー”】
肩ラインのボブに、目の下辺りの薄い前髪がベース。厚みを残しながらサイドとバックにグラデーションを入れる。

根元だけ暗めのアッシュブラウンの白髪染め、ほかは少し明るめのマロンベージュに。白髪がギラつかない色味がうれしい。

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【how to“スタイリング”】
顔周りとトップは、ストレートアイロンでワンカールの内巻きに。ハチ下は外巻きにし、最後にバームをなじませる。

担当サロン:EMMA GINZA NAOMIさん

【3】おでこを出したひし形シルエットのウルフヘア

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顔周りのレイヤーによる外への毛流れと、後頭部に入れたレイヤーのふんわり感で、美人見え間違いなしのひし形シルエットに。襟足を絶妙に削ったウルフが、軽やかさを演出。

【how to“ベース&カラー”】
ベースは鎖骨の長さ。フロントは頬ラインから流れるレイヤーを、全体は前下がりのレイヤーを入れて、後頭部の丸みを出す。

全体にハイライトを入れてから、白髪が気になる根元は白髪染め、ほかは普通のカラーを重ねてラベンダーブラウンに。

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【how to“スタイリング”】
サイドの毛束を頬の位置までもち上げ、ストレートアイロンで外巻きにして後ろへ流す。10円玉大のバームで仕上げて。

担当サロン:WAKU(ワク) 土屋佑児さん

韓国っぽいゆるセンター分けのセット方法

SALOWIN 銀座RAY店

CHIMAさん

ふんわり巻いてからサイドに分けることで、不快感ゼロでキレイな大人ムードが完成。

【HOW TO】
STEP1:前髪全体を水で濡らし、オールバックになるようにドライヤーで乾かす。
STEP2:櫛で前髪を前にとかし、50mmのカーラーで前髪を内巻きに。5~10分程放置する。
STEP3:外したら、手で前髪をセンターに分けて少量のオイルを毛先にオン。

担当サロン:SALOWIN 銀座RAY店

前髪だけでスタイルチェンジが叶うセット方法【2選】

K-two GINZAスタイリスト

谷口翠彩さん

元々の前髪は頬〜鼻くらいまでの長さで、薄め。それを頬のライン辺りでマッシュラインにカットし、頬にかかるちょっと個性的なポイントに。長さは残っているため、分けてサイドを耳にかけても、軽く下ろしてもいい感じ。

「髪型を変えるにはちょっと勇気がいるけれど、前髪だけなら気軽にできます。いちばん目に留まりやすいパーツなので、少し変えるだけでも印象はかなり変わるはず。さらにスタイリング次第で見え方も大きく変化。普段慣れていない人でも、前髪ならやりやすいですよ」(谷口さん)

【BEFORE】(カット前)
モデル 江口ももさん
ショート+短めの前髪だと子供っぽくなってしまうため、今くらいの分けられる長さはキープしつつ、少しイメージを変えたい。

【AFTER】(カット後)

【1】マッシュラインを活かしたセンター分け

【HOW TO】

STEP1:前髪のマッシュラインを生かし、“うざったく”下ろしたスタイル。センターで分けたこめかみから前の髪に、ストレートアイロンで顔側に向けた動きをつけます。

STEP2:サイドを耳にかけ、ワックスをなじませながら前髪の束感を出し襟足をハネさせて、フォルムを調整。


【2】タイトな8:2の横分け

【HOW TO】

STEP1:全体をタイトにピタッとさせた中に、数束の毛束を残すとたちまち今っぽい印象に。コームでオールバックにしてから8:2の横分けに。

STEP2:サイドもがっつり耳にかけ、コームとオイルで特にハチ周りをタイトに整えます。

STEP3:前髪を少しだけ引き出し、横に流しながらなでつけて。

担当サロン:K-two GINZA

ボブのかわいい前髪アレンジのやり方【2選】

【1】クセ毛&ドライヘアにおすすめのツイストアレンジ

tricca Daikanyama トップスタイリスト

小走祥菜さん

クセ毛でドライヘアゆえ、ボリュームが出やすくて重たく見えやすい…というヘアスタイリストの小走祥菜さん。

「前髪を上げると軽やかに見えるので、前髪アップアレンジは手軽にすっきりさせるのに便利。中途半端な長さの前髪でも、バームをなじませてツイストすれば崩れにくく、程よいウェット感が出て大人にも似合いますよ」(小走さん・以下「」内同)

【HOW TO】

STEP1:前髪~髪全体にバームをなじませる
「手のひら全体にバームをのばしたら、手ぐしで前髪をとかしながらバームをなじませます。前髪の内側からもなじませると、全体にまんべんなくバームがついて、崩れにくさがUP」

「前髪以外は、髪をもみこむようにバームをなじませていくと、均等につけられます」

STEP2:こめかみの産毛を取り出す
「前髪を左右に分けたら、こめかみの産毛を出しておきます。根元からきっちりと上げてしまうと少し古い感じになってしまうので、ルーズ感を演出します」

STEP3:前髪を後ろへ引っ張りながらツイストを
「左右に分けた前髪の片側からツイストしていきます。前髪の根元近くからツイストし始めると幼い印象になるので、スタート地点が頭頂部くらいになるように、毛束を後ろへ引っ張りながら行います。これが大人っぽく仕上げるコツ!」

STEP4:毛流れと逆方向にヘアピンをさす
「ツイストした毛束と逆方向から、一番外側の髪をピンですくい取り、そのまま髪の内側へピンを押し込みます。これで、しっかりと前髪が固定します。反対側の前髪も同様にツイストしたら完成です」

程よいウェット感とルーズ感が今っぽい!サイドの髪を耳にかけないのも、大人らしさをキープするコツ。

担当サロン:tricca

【2】湿度でうねる前髪におすすめなカチューシャアレンジ

K-two GINZAスタイリスト

谷口翠彩(みどり)さん

梅雨の髪のお悩みは旬ヘアアクセを使って解決♪生え際のうねりが気になるときは、カチューシャでアップにしてしまいましょう。前髪があるより、断然大人っぽくてヘルシーな印象!カジュアル見せできる細いタイプが、取り入れやすいです。

【HOW TO】

STEP1:ヘアワックスでオールバックに。

STEP2:カチューシャを生え際より数cm後ろにつける。

STEP3:生え際の髪を指で少しずつつまみ出す。耳前お後れ毛も忘れずに。

【SIDE】

担当サロン:K-two GINZA

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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