健康・ヘルスケア
2022.1.26

おしっこ我慢していない?今すぐできる「膀胱炎」の予防法

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“おしっこするときに痛みがある” “トイレに行ったばかりなのになんだかまた行きたい”は、体が出すSOSサインかも…。トイレをよく我慢する人、冷えや疲れ、ストレスなどを抱えている人も要注意。身近だけど相談しにくいこのお悩み、しっかり予防と対策を!

日常生活でできることばかり♪「膀胱炎」の予防法は?

水分摂取とトイレタイムの確保で膀胱炎を未然に防ぐ

膀胱炎を防ぐには、日々の生活を少し見直すだけでOK!

「膀胱炎を防ぐためには、しっかり水分をとり、排尿を促すこと。そして我慢せずトイレに行き、膀胱内に侵入した細菌を定期的に体の外に出すことがいちばんです。加えて、疲れやストレスをためず、冷えを防いで細菌に負けない体を維持することも大事です。それには、免疫を低下させない生活を心掛けましょう」(泌尿器科医 伊藤友梨香先生/以下同)

デリケートゾーンの清潔を保つことも重要だそう!

水分をたくさんとり、 1日1~1.5Lのおしっこ をする

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「しっかり水分をとり、1日5~7回はトイレに行き、1~1.5Lの尿を出すことが目安。水分は常温の水や白湯のほか、スープやお粥など食事からも補って。ビールやコーヒーは利尿効果も。ただ間質性膀胱炎はカフェインで悪化するのでコーヒーなどは避けてください」

・間質性膀胱炎はカフェインNG
・ビールでもスープでも水分ならなんでもOK

ストレスをため込まず、 上手に解消する方法 を見つける

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「過度なストレスは自律神経のバランスをくずし、免疫の低下を引き起こします。軽いストレッチやアロマセラピーでも十分。自分なりのストレス解消法を用いて心身の健康を保ちましょう」

疲れをためないように 規則正しい生活 を送る

「疲労による免疫低下を防ぐためにも、良質な睡眠を心掛けましょう。朝、昼、晩の3食でバランス良く栄養を摂取し、適度な運動で筋肉の緊張もほぐすといいですね」

しっかり睡眠をとる

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栄養バランスの良い食事を!

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適度に運動する

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ナプキン おりものシート はこまめに替えて清潔を保つ

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「長時間、替えずにいると蒸れて細菌が増えやすくなって、膀胱炎だけでなく、かゆみやかぶれのトラブルに。ナプキンやおりものシート、尿パッドはこまめに替えつつ、通気性を保つことも大切です」

SEXの後 は必ずトイレに行く

「性行為がきっかけで膀胱炎になる人も多いですね。行為の前は、お互いにシャワーを浴びて体を清潔にすること。もちろんアフターは、必ずトイレに行って排尿し、細菌を流し出すようにしましょう」

体を冷やさない ように心掛ける

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「秋冬は体が冷えやすく、血流が鈍くなって免疫低下につながります。下腹部を冷やさないようカイロやブランケットなどを使うと◎。毎日、湯船につかり、体を芯から温めることもおすすめです」

その日の冷えはその日のうちにケア

おしっこをしたらトイレットペーパーで 前から後ろに拭く

「体の後ろ側にある肛門から前側にある尿道口に細菌を移動させないためにも、前から後ろに拭きましょう。ウォシュレットは尿道に当てると細菌を押し込んでしまう可能性もあるので、肛門周辺に合わせて使ってください」

下痢も便秘も×。 腸内環境 を整える

「下痢の場合は、肛門から細菌が出やすい状況で、便秘の場合は、腸内で悪玉菌が繁殖している状況。どちらも尿道に細菌が入りやすくなります。下痢や便秘にならないよう腸内環境を整えましょう」

おしっこは我慢せず トイレに行く

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「長時間、膀胱内に尿がたまった状態でいると細菌が繁殖するため、トイレに行きづらい職業の方は膀胱炎、腎盂腎炎になりやすいです。トイレに行けない→水分をとらないと悪循環に陥ることも。職場環境もありますが、尿意を感じたらトイレに行くことが最も重要です」

まだまだ知りたい! これってどうなの?

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泌尿器科医

伊藤友梨香先生

いとうゆりか/大学病院の泌尿器科医局に属し、市中病院に勤務。女性特有の悩みも相談しやすいと評判。女医+所属。

 

『美的』2022年1月号掲載
イラスト/本田佳世 構成/金子由佳、有田智子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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