健康・ヘルスケア
2021.5.23

乳輪周りのセルフ脱毛で細菌感染しやすくなるってホント?真相を専門家に直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】

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日常生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は、“バストトップのトラブル”について。乳輪周りのセルフ脱毛で、細菌感染しやすくなるって…ウソ? ホント? ピンクリボンブレストケアクリニック表参道院長・島田 菜穂子先生にお答えいただきます。

Q:乳輪周りのセルフ脱毛で、細菌感染しやすくなるってホント?

乳輪周りのムダ毛は、デリケートな場所だけにセルフ脱毛をしている人も多いようです。ところが、セルフケアでは細菌感染してしまうケースも多々あるのだとか。本当なのでしょうか。さっそく、この疑問を島田先生にぶつけてみました! 果たして答えは…?

A:ホント

「バスト周りは、手や脚とは違ってデリケートな箇所。カミソリやハサミなどで、乳輪周りのブツブツ、モンゴメリー腺を傷つけてしまい、傷口からばい菌が入って炎症を起こしてしまったというケースがあります」(島田先生・以下「」内同)

細菌に感染すると、どんな症状がでるの?

「まず、ばい菌の入り口が赤くなり、痛みや、触れたときに熱っぽさを感じることがあります。初期の段階で処置せず、さらに放っておくと、炎症がどんどん広がり、乳房全体の痛みを引き起こします」

Check
  • ばい菌の入り口が赤くなり、痛みや触れたときに熱っぽさを感じる
  • 放置すると、炎症が広がり、乳房全体の痛みを引き起こす

炎症や痛みが起きてしまった場合の治療法は?

「乳腺炎や膿瘍(膿のたまり)になってしまった場合は通常は抗生物質を内服し、治療します。膿がでているようであれば、消毒も必要ですね。悪化してお薬だけで改善しない場合は、針や切開で膿を排出します」

セルフ脱毛する際の注意点は?

「デリケートな部位であること、傷口から感染してしまうなどのリスクを考えると、カミソリやハサミなどを使用したセルフ脱毛はあまりおすすめできません。どうしても…という場合には、皮膚を傷つけないように注意しながら、毛抜きで抜いて。

皮膚科や美容皮膚科でレーザー脱毛を受けている人の中には、施術後に腫れて赤くなった、痒くなってしまったということがあります。レーザー脱毛の場合も万が一、ばい菌が入って感染してしまったときに、“どのような方法で対処してくれるのか? ”を、あらかじめ確認してから受けるとよいですね」

Point

・感染のリスクから、カミソリやハサミは避ける
・どうしても…という場合には、注意しながら毛抜きを使用する
・レーザー脱毛の場合には、事前に万が一菌が入ってしまったときの対象法を確認しておく

乳腺専門医。放射線科専門医。認定スポーツドクター

島田 菜穂子先生

ピンクリボンブレストケアクリニック表参道院長
認定NPO法人 乳房健康研究会 副理事長
1986年筑波大学医学専門学群卒業後、筑波記念病院およびつくばメディカルセンター放射線科を経て1991年東京逓信病院乳腺外来開設、米国ワシントン大学メディカルセンターブレストヘルスセンター留学後、2000年NPO法人乳房健康研究会を立ち上げ日本でピンクリボン活動を始動。2008年ピンクリボンブレストケアクリニック表参道開設。患者ひとりひとりの心に優しく寄り添う診療の傍ら、乳がんに関する正しい情報の発信と、死亡率低下に貢献するためのピンクリボン活動も展開している。乳がん撲滅への願いを込めて東京2020聖火ランナーを務める

ピンクリボンブレストケアクリニック表参道

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文/木土さや

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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