健康・ヘルスケア
2021.5.5
0.5m or 2m以上…対面で話すときに空けるべき距離は?|マスクに関するウソ・ホント
マスクとのお付き合い、きちんとできていますか?まだまだ続きそうなので、おさらい、してみましょう!マスクについて知って、もっと効果的に快適に過ごしましょう♪
Q.対面でトーク。空けるべき距離は?
A.0.5m
B.2m以上
\ソーシャルディスタンシングってどのぐらい!?/
正解は…B! マスクをしていても、距離を保つのがべター!
「空気感染しないウイルスは水分がないと感染力がありません。だからこそ水分と共に飛沫として外へ放出されるウイルスには注意が必要。水分を含む飛沫の到達距離は2mを超えることもあるといわれ、水分が蒸発し、飛沫が軽くなったり飛沫核だけになると空気中を漂います。飛沫核になってもウイルスに感染力がある場合には、空気感染が起こります。衛生マスクの着用で大きな飛沫は防げますが、微細な飛沫は完全に防ぎ切れないケースが多々。人と話す際はできるだけ距離を常に保つのが得策です」(大西先生)
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『美的』2021年6月号掲載
撮影/河野 望 スタイリスト/大島有華 構成/むらなかさちこ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
医学博士。環境疫学・公衆衛生学などを専門とし、環境学と医学を融合したアプローチの研究を行う。マスクは実験を通じて科学的に検証している。著書に『マスクの品格』(幻冬舎)がある。