健康・ヘルスケア
2021.5.4

女性ならではの気になる痛み|生理中や性交中に膣が痛い…相談しにくいお悩みを女医が解決!

「膣が痛い」といっても、生理中の痛みであったり、性交中の痛みであったりと人によってさまざま。産婦人科医の吉形玲美先生にそれぞれのお話を伺いました。

経血量が多くて外出が不安。腟もじんじん痛くなります

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A.夜用の大きなナプキンが1~2時間でいっぱいになるのは、過多月経。婦人科受診をおすすめします。

「経血量が異常に多い状態は 『過多月経』 と呼ばれ、治療対象になりますが、実際、自分で正常・異常を判断するのは難しいでしょう。セルフチェックの大まかな目安は、 昼間でも夜用の大きなナプキンが必要 で、しかも 1〜2時間でいっぱい になる程の量。大きなナプキンを使う日が 2〜3日以上続く 人、量が気になって外出できないなど 日常生活に支障が出る 人も過多月経に該当します。

過多月経は、子宮のなんらかの異常を知らせるサインです。子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮腺筋症などの病気が隠れている可能性があります。

また、経血量が多すぎると鉄欠乏性貧血を合併しているケースが少なくありません。普段から、鉄分不足にならないように、栄養バランスの良い食事を心掛けましょう。サプリメントを利用してもOKです」

 

じんじんした腟の痛みは生理の関連痛!

「経血量が多いとき腟が痛むのはよくあることで、原因のひとつは 腟粘膜のあれ 。雑菌は血液を好むので、腟が常に血液にさらされている生理中はトラブルが起きやすくなります。また、じんじんした痛みは、 子宮からの関連痛の一種 です。経血は子宮が収縮することで外に送り出されるため、経血量が多い程、その動きが激しくなって、腟にもまるで 筋肉痛のような痛み が感じられます」(産婦人科医・吉形玲美先生)

Q.年々濡れにくくなって性交痛がつらいんです

A.つらいと思うとさらに濡れにくくなるかも。パートナーとの協力、リラックスが大事です。

「性交痛の原因となる腟の潤いや弾力不足は、 女性ホルモンの減少やバランスの乱れ がひとつの要因です。少し上の世代になると、 腟の萎縮 も。また、男性本位だったり、前戯が不充分だったり…、 セックス自体へのストレスや不満 が影響している場合も多いです。我慢せず、パートナーに相談して、 お互いに心地のいい方法 を見つけてみては?」(内科医・桐村里紗先生)

「腟粘膜の潤い不足による痛みなら、 潤滑ゼリー などを使ってみるのも良いでしょう。問題は、 痛みと同時に出血 があるケース。 腟炎 などを起こしているかもしれないので要注意です。出血が頻繁な場合は、一度婦人科を受診してください」(吉形先生)

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潤滑ゼリーで腟が潤えば、痛みも軽減!

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デリケートゾーンを素早くなめらかに!
水溶性でベタつかず、自然な使用感。透明、無臭のゼリータイプ。
小林製薬 フェミニーナなめらかゼリー 50g ¥1,430

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自然な潤いと使い心地。無臭・無色透明で、洗い流しも簡単!
不要な成分を極限まで除外した、腟内pHに影響を与えないシンプル処方。
日本家族計画協会 リューブゼリー 55g ¥1,100

 

産婦人科医

吉形玲美先生

よしかたれみ/医学博士。東京女子医科大学非常勤講師。浜松町ハマサイトクリニックなどで診療のほか、予防医療研究にも従事。

 

『美的』2021年5月号掲載
イラスト/チブカマミ 構成/つつみゆかり、有田智子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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