健康・ヘルスケア
2021.3.6

【睡眠負債タイプ診断】あなたはきちんと眠れてる? タイプ別のレスキュー対策もCheck!

責任感が強い、デリケート、神経質…なかなか寝つけないうさぎタイプ

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朝時間の有効活用で、夜の寝つきをスムースに

「“モヤモヤと考え事をしてしまい眠れない…”睡眠とストレスは密接に関係するので、睡眠不足⇔ネガティブ思考という負のループに陥りがち。そこから脱出するには、ベッドに入ったら自然と眠くなるシステム作りが重要です。体内時計をリセットする健康的な朝時間を過ごすため、まずはいつもより5~10分でいいので、早起きを心掛けてみてください」(友野さん)

 

まずやるべき3か条!

  • 【1】朝日を15秒間浴びる
  • 【2】たんぱく質がとれる朝食をとる
  • 【3】ネガティブ感情の感染源を断つ

睡眠負債解消のポイント

【1】朝日を浴びて、眠気を誘う予約スイッチをオン

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自然な睡眠を促すホルモン“メラトニン”は、朝日を浴びた14~16時間後に徐々に分泌されます。その性質を逆算すると、22~翌0時頃に眠るためには7時頃に朝日を浴びておくのが◎。朝起きたらまず、カーテンを開けることを習慣にしてみて。

 

【2】幸せホルモン・セロトニンの原料となる“トリプトファン”がとれる食事を積極的に

トリプトファン→セロトニン→メラトニン
幸せホルモンと呼ばれる“セロトニン”は、心の不安や緊張を取り除いて自律神経のバランスを調整し、睡眠を促す“メラトニン”へと変化する大切なホルモン。そのセロトニンの原料となるトリプトファンは、体内で生成できないので、意識的に食事で摂取するようにして!

\即席手もみジュースが栄養も腹もちも◎/
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手軽にトリプトファンをとるなら、バナナベースのジュースが◎。ほかの果物やアボカド、豆乳、ハチミツなどと一緒に袋に入れ、上から具材を好みの大きさまでもみつぶせば完成。

トリプトファンが含まれる食品は主にたんぱく質!
・魚介類(サケやマグロなどの赤身系)
・肉類(鶏胸肉、豚ロース)
・大豆製品(豆腐、納豆、豆乳)
・乳製品(ヨーグルト、チーズ、牛乳)
・バナナ
・卵

 

【3】就寝前は、自分を慈しむ“幸せタイム”を過ごす

暗いニュースを見たり、人と比べて落ち込んだりすることも、快眠の妨げに。楽しかったことやうれしかったことを心の中で振り返り、前向きでいられる努力を。また、塗り絵や読書に没頭する時間を作るなど、嫌なことや不安なことを意識的に頭から切り離すのも◎。

\NG!寝る前のひとり反省会→OK!1日のうちで良かったことを10個数える/
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おすすめは“マインドフルネス”!
“今”に100%集中して自分らしさを取り戻す考え。あぐらを組み、呼吸に集中。雑念が出てきたら、それをメモに書いてごみ箱に捨てるイメージをし、再び呼吸に集中。これを5分間続けて。

ナイトルーティンに自分が没頭できるものを行うようにする
・塗り絵
・読書
・音楽を聴く …etc.

 

>>もう1度診断する

 

睡眠コンサルタント

友野なおさん

 

『美的』2021年3月号掲載
イラスト/小迎裕美子 構成/中島麻純・島田七瀬・宍戸沙希(スタッフ・オン)

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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