健康・ヘルスケア
2021.2.14

2〜3年後に妊娠するために、今できることは?婦人科系のトラブルは今のうちに治療を!|美的世代の妊活プラン

妊娠・出産というのは人生において非常に大きな決断。産む・産まないの選択を自由にするためにも知っておいてもらいたいことがあるのです。2〜3年後に授かりたい人が今できることを、産婦人科医の宋 美玄先生と「先輩」ママの経験と共に考えます!

2〜3年後に授かるために、今できること

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「妊娠したいのは2〜3年後でも、それまでに卵子の老化は進みます。子宮や卵巣のコンディションを上げるためにも、早めの婦人科受診やセルフメンテナンスを!」(産婦人科医 宋 美玄先生)

1.婦人科系のトラブルは今のうちに治療を!

子宮内膜症や筋腫が発生しやすい部位
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子宮内膜症は30代以上の女性の10人にひとり、子宮筋腫は4〜5人にひとり起こるとされる。生理痛や生理不順がサインの場合も。

「子宮以外の部位に内膜ができて炎症や癒着を起こす『子宮内膜症』。それが卵管内で起きれば、卵管が詰まって妊娠しづらくなります。卵巣にできた子宮内膜組織が大きくなる『チョコレート嚢胞』も同様です。子宮の筋肉に良性のコブができる『子宮筋腫』も部位によっては受精卵の着床を邪魔して不妊の要因に。こういった婦人科系のトラブルがある場合、妊活前に治療しておくことが重要です」

2.低用量ピルで子宮と卵巣を休める

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「すぐの妊娠を望んでいなくても、子宮では毎月排卵し、内膜を作って剥がす作用が繰り返されています。この子宮や卵巣への負担をなくすために、妊活前までは低用量ピルの服用がおすすめ。子宮内膜症の予防にもなります」

3.基礎体温をつけて、自分の排卵状況を知っておく

「妊娠するためには排卵が必須。毎月きちんと排卵しているかを、基礎体温計をつけてセルフチェックしておきましょう。最低でも3か月つけておくと、いざ妊活で病院に行ったときの重要な情報源に」

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約28日間を1周期として、低温期と高温期がはっきり見てとれる動きをしているかをチェック。排卵予測日を境に低温期から高温期へと移行する。

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4.ホルモン検査を受けておく

「女性ホルモンには卵胞ホルモンと黄体ホルモンがあって、妊娠に深く関わるのが黄体ホルモン。受精卵が着床しやすいように子宮内膜を整えます。この黄体ホルモンが充分に出ているかを一度クリニックの『プレママ検診』などで調べておくと良いでしょう」

5.受精卵の凍結も選択のひとつ

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「2〜3年後にひとり目、その後も…と続けて産みたい場合、卵子老化のリスクを考えて体外受精用に受精卵を凍結しておくのも手。ただし数十万円単位で費用がかかるので、パートナーとしっかり話し合いましょう」

\「先輩」ママ読者のつぶやき/
「もっと早く妊活すれば良かったと後悔。自然妊娠できず、体外受精に切り替えてようやく授かったけれど、費用も莫大でした」 (現在妊娠中/38歳)
「30代後半になってからふたり出産。金銭面では 余裕があったけど体力は不安。パートナーとよく相談を」(35歳・38歳で出産/38歳)

産婦人科専門医

宋 美玄 先生

そん みひょん/大阪大学医学部卒。 川崎医科大学医学研究科博士課程修了。’17年「丸の内の森レディースクリニック」を開業。近著に『医者が教える女体大全』(ダイヤモンド社)。

『美的』2021年2月号掲載
イラスト/itabamoe 構成/つつみゆかり

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