健康・ヘルスケア
2020.12.10

冬のマストアイテム“加湿器”にまつわるQ&A|最適な湿度は? 結局何を基準に選べばいいの?

お部屋に潤いを与えることは、スキンケアにとっても風邪対策にもマスト!それを叶えてくれる加湿器は、この冬大注目のアイテムです。湿度の自動調整や、空気の除菌など、最近は付加価値のある加湿器が当たり前の時代に。そんな中「たくさんありすぎてどのタイプを選べばいいのかわからない!」という声もちらほら…。

そこで、加湿器を熟知するプロ、パナソニック・田頭裕子さんと家電コンシェルジュ・神原サリーさんが、加湿器に関する疑問に答えてくださいました。これを読めば、使い続けたくなる加湿器が見つかるはず!

キレイに効く選び方&使い方教えます!美的流“加湿器”NAVI

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Q.最適な湿度はどのぐらい?

A.40~60%が最適な湿度

「湿度が40%に満たないと、肌やのどの乾燥に加え、ウイルスが活性化するというデータも。一方、60%以上になるとカビや結露の原因に。エアコンを使うと湿度が下がるなど、1日の中でも湿度は変化するので、加湿器を使って調整しましょう」(パナソニック・田頭裕子さん)

1日の中での湿度変化のイメージ
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資料提供/パナソニック

 

Q.部屋の広さによって合う加湿器は違うの?

A.洋室か和室かでも対応できる広さが変わります

「部屋の広さに加え、気密性の高いマンションなどの洋室、外気が入りやすい木造和室では効き方が変わります。加湿器に対応面積の記載がある場合、使う部屋がギリギリの広さなら、より広い空間に対応するものを選んで」(田頭さん)

 

Q.加湿器のタイプはどんな種類があって、何を選べば良いの?

A.水の粒子の発生方法が異なると、ミストの温かさ、電気代などにも違いが

「水分の放出方法の違いで4タイプに分類できます。長所と短所を比べて検討を。最近は技術の進化で従来の短所をカバーする機種もあるので、各商品の特徴も調べて」(家電コンシェルジュ・神原サリーさん)

「菌は最小約0.1~0.2μmの大きさですが、気化式の水の粒子は菌より微細なので菌が乗れず、空気中に浮遊しにくいです」(田頭さん)

パナソニック ヒーターレス 気化式加湿機の場合

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運転音が大きい気化式の短所を、DCモーターの搭載で解決。風量の微妙な調整もでき、電気代もより安く。

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※水の粒子の大きさは、パナソニック調べ。菌の大きさは空中浮遊物として計測されたもので、出典は倉田浩・石関忠一・宇田川俊一 著『医薬品・化粧品の微生物試験法』(講談社サイエンスブック刊)によるものです。

 

パナソニック 商品センター 空質担当

田頭裕子さん

家電コンシェルジュ

神原サリーさん

 

『美的』2021年1月号掲載
イラスト/泰間敬視 構成/西谷友里加

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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