正しい歯磨きできてる？歯周病や虫歯が深刻化する前に！歯医者さんに聞く“予防歯科” セルフケア

今年中に取り組んでおくべき美容は…ずばり、オーラルケア！コロナ禍の今、口腔内を清潔に保つことはウイルスの感染予防としても非常に重要です。様々な口内トラブルを予防するセルフケアについて、歯科医師の石井さとこ先生、小川朗子先生に教えていただきました。

歯周病や虫歯が深刻化する前の「予防歯科」＆定期検診を習慣に！

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歯科医の指導に従って、セルフケアの改善を！

“予防歯科”のセルフケアとして、最も大切なのが歯磨き。毎日欠かさず磨いているのに着色が進んだり、歯垢や歯石がたまってしまうのは、使用するツールや方法に問題があるのかも!?
「自分が正しく歯磨きできているか、磨き残しやすい部分はどこなのかなどを確認する上でも、歯科医による定期検診は必要です。また、“予防歯科”を推奨する歯科医院では、食事や（口周りの）エクササイズなど、口内のコンディションを上げるための指導にも積極的。口腔内の健康は全身の健康に直結しますからね」（小川先生）

【指導1】正しいツールでの正しい歯磨き習慣を身につけよう！

「歯ブラシは、ヘッドがコンパクトなタイプを選びましょう。ただし、歯ブラシだけで歯磨きを完了しないこと。特に夜は、デンタルフロスとの併用が必須です。歯ブラシが届かない歯と歯の間にフロスを使うことで、歯垢除去率は90％近くまで上がります。口内細菌の数も大幅に減らせるため、翌朝の口臭予防にも！」（石井先生）

歯ブラシ→デンタルフロスのセット使いを！

着色除去効果のある歯ブラシ＆フロス！
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サンスターオーラツーミーハブラシステインクリア￥250

左／糸の表面に着色除去パウダーを塗付。
同オーラツープレミアムクレンジングフロス 40m ￥600

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隙間の歯垢や汚れをしっかりかき出す！
右／極薄ヘッドが奥まで届く。
ライオンクリニカアドバンテージNEXT STAGE ハブラシ超コンパクト￥300（編集部調べ）

下／歯間にスルッ！
同なめらかスリムフロス 40m ￥380（編集部調べ）

口臭ケアにマウスウォッシュもプラス

クリアな息と白い歯をキープ！
口臭の原因菌を長時間殺菌してクリアな息に。歯の着色汚れも除去＆阻止。
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口内の細部まで殺菌して爽やかな息に！
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【指導2】口を積極的に動かして、唾液の分泌量を増やそう！

自浄作用をもつ唾液の分泌量が少ないと、歯周病菌が増えて免疫力が低下。口内が乾燥するので、歯の表面についた汚れが落ちにくく、黄ばみの要因にもなります。唾液の量を増やすには、まずよくかむこと。口周りの筋肉や舌を積極的に動かすトレーニングも、唾液腺が刺激されて唾液の分泌が増えるのでおすすめです」（小川先生）

マスク下でマウストレーニングを！

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歯茎をなめるように舌を回転させる
口を閉じたまま、舌で歯茎をぐるりとなぞる。小顔効果もあり。左右10回ずつ×3セットを目安に行って。

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空気を目一杯含ませて左右に動かす
口内に空気を含ませ、頬を風船のように膨らませる。そのまま空気を左右に10回動かす×3セット。

【指導3】食物繊維や乳酸菌をとるなど、食生活にも気をつけよう！

「食べ物は、食物繊維が多くてかみ応えのある野菜や果物を積極的にとりましょう。咀嚼数を増やせる上、繊維質で歯の汚れをからめとる効果を期待できます。また、口内の細菌バランスを整える乳酸菌の摂取もおすすめです。口の中で溶かすタイプのサプリメントを利用して、手っ取り早く口内環境を整える方法も！」（小川先生）

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