健康・ヘルスケア
2020.10.8

お風呂上がりにお湯漏れするのは締まりが悪くなっているからってホント? 助産師さんに真相を直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】

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日々の生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は体の中で最もデリケートなパーツ・膣について。入浴せずにシャワーのみで過ごしていたら、膣が硬くなるってホント? そこで、膣ケアトレにも詳しい助産師のたつのゆりこ先生に、膣と入浴による関係性についてお話を伺いました。

Q:お風呂上がりにお湯漏れするのは、締まりが悪くなっているからってホント?

お風呂上がりに、羊水のようにタラーッと膣からお湯が漏れることってありませんか? これって、膣の締まりが悪くなっているから発生しているという噂。しかも、出産経験者じゃなくても、若い人でも増えているとか。これってホント?そこで、女性の心身のケアをはじめ、膣ケアやマッサージを推奨するエキスパート・助産師のたつのゆりこ先生に疑問を投げかけてみました。果たしてたつの先生のお答えは

A:ホント

「入浴後のお湯漏れは、膣の緩みも原因のひとつに考えられます。実はそれだけではありません。脳疲労や慢性疲労で、お風呂に入ってもリラックスできず、疲れが取れていない人に起きているケースが多いです。なので、膣が緩んでいても、しっかりリラックスした状態であれば、お湯漏れは発生しないことも多いのです。いつもお湯漏れをするという人は、湯船に浸かった時に難しいことは考えず、心落ち着く入浴剤でも入れて、お風呂時間を楽しむようにしましょう」たつのゆりこ先生・以下「」内同)

お湯漏れ・尿漏れの原因は?

骨盤底筋群の低下

「尿道をキュッと締めたり開いたりしているのは、膣ではなく骨盤底筋群の全体的な筋力。骨盤底筋群の力が衰えることで、膣をキュッキュッと締める力が低下します。骨盤底筋とは骨盤内の1番下にある筋肉や筋のことで、骨盤内にある小腸・大腸・子宮・膀胱(ぼうこう)・尿道などの臓器が落ちないように支えている筋肉です。この骨盤底筋は、膣や会陰が冷えて乾いたり硬くなったりすると、衰えていくのが特徴。膣や会陰が冷える原因は、夜更かしや冷える食べ物や甘いものの過剰摂取、ストレスや緊張、ブルーライトやシャワー生活による生活習慣によるものが多いです

セックスレス

「また膣を硬くするのはセックスレスも原因。セックスはいわば女性器をマッサージしているようなものですから、セックスを行えば血行が良くなって、膣の乾燥も改善されます。月12回はした方が良いですが、難しい人も多いと思います。そういう方は、入浴時のオイルマッサージがおすすめです」

膣を柔らかくするには?

オイルケア入浴

「蒸気で温かくなったお風呂場で、体全体にオイルを塗布します。オイルは普段使い慣れたものを使用してください。おすすめはスキン用のセサミオイルやスイートアーモンドオイルなど。その後、温かいシャワーを浴びながらオイルを落としても良いのですが、おすすめなのはオイルを洗い流さず、塗布したらそのまま湯船に入ってしまう方法。日本人は冷えている人が多いので、この方法が体がしっかり温まります」

入浴中の「なで洗い」

「脚や体全体にオイルマッサージを行うと非常に効果的なのですが、時間がないという人も多いでしょう。なので、入浴中に簡単にできる膣を柔らかくするマッサージ方法をお伝えします。まずはデリケートゾーンに使えるオイルを、サッと塗布してから湯船に浸かってください。さらに膣口周辺をモミモミしてあげるだけ。入浴しながら行うことで、水圧でより細胞レベルで膣が柔らかくなります。その時に大切なのは、気持ちいいとちゃんと思えるようにモミモミすることです。オイルはオイルケア入浴同様のものを使用してください。最初から膣口周辺に使わずに、まずはボディに塗布して相性を確かめてみてください」

骨盤底筋群の筋力をアップさせる方法とは?

「骨盤底筋群を鍛えるには、太ももの内側を鍛えるのがベスト。この内転筋が硬いと血行が悪いと言われています。若い人は撫でたりさするだけでも、すぐに血行が良くなります。硬い人はよく揉んでください。あとは簡単な方法で言えば、スクワット。1日最低でも30回は行って欲しいです。まとめてやらなくていいので、台所に立っている間や歯を磨いている間など、ながらで少しずつ行って数を稼ぎましょう。将来に丈夫な子供を産むためにも、真面目に取り組んでほしいですね。骨盤底筋を鍛えると自律神経の状態も良くなり、頭痛が取れたり、目の疲れが取れたり、首肩こりが以前より楽になったり。一番に眠れるようになる。良いことずくめなので、ぜひお試しを!」

リラックス不足もお湯漏れの原因に

「実はお湯漏れは、脳疲労や慢性疲労でお風呂に入ってもリラックスできず、疲れが取れていない人に起きているケースが多いです。なので、しっかりリラックスした状態で入ることも重要。いつもお湯漏れをするという人は、湯船に浸かった時に難しいことは考えず、心落ち着く入浴剤でも入れて、お風呂時間を楽しむようにしましょう」

Be born助産院・産後養生院院長

たつのゆりこ先生

助産師・鍼灸師・看護師。大学病院の産科新生児室や産科/ICU・CCUの勤務から、助産院、自宅出産介助まで幅広い業務経験を持つ。東洋医学アーユルヴェーダの知恵を活かして活躍。現在は「Be born助産院・産後養生院院長として、出産前後、更年期の女性の心身のケアを行なっている。

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文/むらなかさちこ

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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