健康・ヘルスケア
2020.8.30

「スマホ老眼」と「老眼」の違いは?|目の不調やトラブルにまつわる素朴なQ&A

新型コロナウイルスの影響でスマホやPCの使用時間が増えていませんか?「会議もオンラインになって目の疲れが抜けない」と目のトラブルを訴える声も! みんなが気になる素朴な疑問に吉祥寺森岡眼科 院長の森岡清史先生に教えていただきました。

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Q.疲れ目と眼精疲労の違いはなんですか?

A.眼精疲労になると眼科での治療が必要

「疲れ目は、休息や睡眠などのケアで回復しますが、それを放置すると眼精疲労に。目の痛みや充血、乾き、涙が出るなどさまざまな症状が出て、セルフケアだけでは改善しにくくなり、眼科での治療が必要になります」(森岡先生)

 

Q.老眼とスマホ老眼はどう違うのですか?

A.遠くも近くもピントが合いにくいのがスマホ老眼

「老眼は、加齢で毛様体筋が衰えたために網膜に焦点が合わず、近くのものがボヤけます。一方、スマホ老眼といわれる症状は、スマホやPCの使いすぎで毛様体筋が過緊張になり、近くも遠くもピントが合いにくくなります」(森岡先生)

 

Q.目が疲れるとドライアイもひどくなるのですが、たくさん目薬をさしても大丈夫ですか?

A.さしすぎはNG。潤い成分をチェック

「目が乾くからといって、目薬をさしすぎると、かえって乾きやすくなることも。 ヒアルロン酸など目に潤いを与える有効成分を配合した目薬を選ぶ必要があるので、気になる人は医師や薬剤師に相談してみましょう」(森岡先生)

 

Q.目薬をさすと充血することがあります。どうしてですか?

A.合わない成分が刺激に なっている可能性も

「市販の目薬は、効能が幅広いため多くの成分が入っています。その中のいずれかの成分や防腐剤が刺激になったり、アレルギー症状を起こしている可能性があるので、しみたり、充血するときは使用を中止し、医師に相談を」(森岡先生)

 

教えてくれたのは…
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吉祥寺森岡眼科 院長 森岡清史先生
もりおかきよし/医学博士。日本眼科学会眼科専門医。院内に眼精疲労治療室を併設し、眼精疲労の専門的治療を行う。そのほか視力回復やレーザー治療など最新の医療技術を用いて幅広い治療を行う。

 

『美的』2020年2020年9月号掲載
イラスト/Nobby 構成/青山貴子

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