健康・ヘルスケア
2020.7.10

コロナ禍での肌荒れは…実は腸内環境の乱れが原因かもってホント?美腸のプロに真相を直撃【美容の常識ウソ?ホント?】

日々の生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は“腸内環境”について。コロナ禍、肌荒れが起きているという人も多いですよね。単なるマスクの刺激だけでなく、腸内環境の乱れが原因かもって…ホント?  日本美腸協会で代理理事を務める、小野咲さんにお話を伺いました。

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Q:WITHコロナの肌荒れは腸内環境の乱れが原因かもってホント?

在宅勤務の時間が増え、WITHコロナの生活をきっかけに肌が荒れやすくなった…。マスクの影響もありそうだけど、もしかしたら生活習慣の変化によって腸内環境が乱れているせいかも? さっそく、この疑問を小野さんにぶつけてみました。果たしてその答えは?

A:ホント

「腸内環境が乱れているサインのひとつが、お腹の張り。なんとなくお腹が重たいと感じたり、ガスが溜まっておならの回数が増えることなどが積み重なると、便秘や下痢、ニキビ、肌荒れといった症状につながります。

これは何らかの原因で腸内の善玉菌が減少&悪玉菌が増え、循環が滞って体内に老廃物が溜まりやすくなるから。摂取した栄養や水分は腸内で再吸収されて全身に行き渡るため、老廃物が溜まっていると栄養が十分に届かず、様々な悪影響として表れるのです」(小野さん·以下「」内同)

腸内環境のバランスが乱れる原因は?

「腸内環境が整ってる要素は大きく分けて3つ。腸が均等に動くこと、腸内細菌(腸内フローラ)のバランスが取れていること、腸周りの筋肉や血流がきちんと動いていることです。いずれかが乱れてくると腸内環境にも影響が出てくる上に、プラス要素として日々の食事内容、睡眠不足や運動不足といった生活習慣も関係してきます。

また現代の女性は仕事で神経を張り詰めて筋肉の緊張状態が続いたり、エアコン下で過ごすことが多いため体が冷えやすく腸の動きが鈍くなりがちです。加えて女性ホルモンの働きによって水分や栄養を溜め込みやすい傾向にあるため、排出がうまくできていないと循環も滞りがちに…」

腸を動かす習慣はどうやってつける?

在宅勤務中は起床就寝時間が不規則になったり、間食が増えて食事量にバラつきが出たり、運動不足になってしまう方は多いのでは? そんなちょっとした生活スタイルの変化が腸内環境の乱れを招き、肌荒れを引き起こしている可能性が大きいのかもしれません。では、自宅にいながら腸内環境を整える上で何から始めれば良いのでしょうか?

「腸内環境を整えるには、腸を動かして排出を促すことを意識することが大切です! お腹をひねる、こまめに歩く、階段を上る、お腹を温める、常温の水を飲む、水分の多い食事を摂るなど、簡単なことで腸は動きます。

特に水はこまめ飲んでほしいですね。暑い日が続くと慢性的に水分不足になりやすいということもあります。胃が動けば連動して腸の動きも活発になります。仕事柄こまめに飲むことが難しい…という人も、自分でしっかり水を飲む!という意識をもてば案外クリアできるものですよ。私自身も多忙な看護師時代は水を飲む暇もないと思っていましたが、業務の合間に必ず飲むというマイルールを設けることで水分補給はできると実感しました。最初のうちは腸を意識的に動かすことを心がけて徐々に習慣にしていき、乱れにくい腸内環境を手に入れましょう」

 

 

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一般社団法人 日本美腸協会
代理理事

長年便秘に悩まされた経験を持ち、看護師として働く中で腸の大切さを痛感する。その後は便秘外来『小林メディカルクリニック東京』に勤務しながら腸についての見地を深め、医療ベースの知識を元に「美腸エステ」を考案。都内に美腸エステサロンを立ち上げ、腸を健康にして美しくなるための知識やケア方法を広める。2013年に一般社団法人 日本美腸協会を設立し、代理理事に就任。著書に「下がらないカラダ」(サンマーク出版)がある。 ■ 日本美腸協会

取材・文/井上ハナエ

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