健康・ヘルスケア
2020.5.15

女性ホルモンの基礎知識|肌あれ、便秘、むくみはホルモンバランスの乱れが原因かも

20代後半〜30代前半は分泌量のピークを迎えているはずの女性ホルモン。もし今、生理周期が乱れたり、肌や体の調子が落ちているとしたら…あなたのホルモン、黄信号なのかも!?婦人科医の福山千代子先生に女性ホルモンの働きについて教えていただきました。

女性ホルモンのバランスの良し悪しが肌や体に影響

女性ホルモンがバランス良く分泌されていると…

2%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%92%e3%82%9a%e3%83%bc2
■体調良好イキイキ!
■うるツヤ美肌
■健やかな妊娠・出産

女性ホルモン力が高まり、肌・体・心の調子がUP!
ホルモンバランスが良いと、美のホルモン、エストロゲンの恩恵を全身に受けられ、ピーク期ならではの女性らしい美しさ全開に。生理周期が整って、妊娠・出産も健やか。

女性ホルモンの分泌バランスに乱れが生じると…

2%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%92%e3%82%9a%e3%83%bc3
■肌あれ・ニキビ、etc.
■便秘、太りやすい
■むくみ、冷え、疲れ…

女性ホルモン力が低下し、不調のスパイラルに!
ホルモンバランスが乱れると、生理不順や無月経などの生理トラブルが生じやすい。

女性ホルモンは分泌量の多さよりも2種類のバランスが大切!

「女性ホルモンの量は、多ければ多い程良いわけではありません。エストロゲンが多すぎると、乳がんや子宮体がんなどのリスクを高める可能性も。プロゲステロンは皮脂分泌を促してニキビを作ったり、むくみや便秘の原因になることもあります。このふたつのホルモンが、月経周期の中で交互にバランス良く分泌されるのがベストです」(福山先生)

 

 

女性ホルモンについて教えてくれたのは…

%e7%a6%8f%e5%b1%b1%e9%99%a2%e9%95%b7

アヴェニューウィメンズクリニック 院長
福山千代子先生
ふくやまちよこ/金沢医科大学卒。日本産科婦人科学会専門医。東京大学医学部附属病院勤務などを経て、’09年から現職。女性ホルモンの影響を受けて、さまざまな悩みを抱える女性たちに親身に寄り添う診療が評判。

美的6月号掲載
イラスト/別府麻衣 構成/つつみゆかり

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事