健康・ヘルスケア
2018.11.24
目指せ! 脱・食いしばり女子! 歯ぎしり・食いしばりと上手に付き合う5か条
「歯ぎしりや食いしばりの原因は、精神的・身体的なストレスですから、不安や心配事を抱え続けないことが大切」と語るのは、オーク銀座 歯科クリニック院長の難波郁雄先生。生活習慣を見直したり、少し意識を変えることで、歯ぎしりや食いしばりの予防もできるそうなので、まずはあなたの生活習慣を見直してみて!
歯ぎしり・食いしばりと上手に付き合う生活習慣
【その1】食いしばらないように常に意識する
起きているときの食いしばりは、意識次第でやめることも可能。パソコンなど日中に作業を行う場所に、「食いしばり注意」などとメモを貼っておくのも予防に効果的。
【その2】食事はゆっくりかんで食べる
食いしばりの人には、早食いや物を強くかむクセのあることが多いので、食事はゆっくりと優しくかむように意識して。それだけでもストレスを緩和する効果があるそう。
【その3】良い姿勢を常に心掛ける
姿勢が悪いと、舌が後退し奥歯をかみ締めやすくなる。首や肩こりの原因にもなるので、歩くときも座るときも、できるだけ良い姿勢をキープして!
【その4】悩みごとをベッドにもち込まない
就寝時にあれこれ悩むと、眠れなくなってそれがストレスに。睡眠の質も低下するので、アロマや音楽など自分に合った方法を見つけて、就寝前のリラックスを心掛けて。
【その5】枕は低いものを選ぶ
睡眠中にあごや首周辺にかかる負担を軽減するには、低い枕がおすすめ。高さの目安は、自分の拳の厚み。枕の高さを変えるだけでも、食いしばりを軽減できるそう。
歯ぎしり・食いしばりについて伺ったのは…
オーク銀座 歯科クリニック院長 難波郁雄先生
なんばいくお/東北歯科大学卒業。日本補綴歯科学会専門医、指導医。2003年に同クリニック開設。口の中だけでなく体のバランスをトータルで考えた治療を行う。
イラスト/すぎうらゆう、川野郁代 構成/青山貴子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。