健康・ヘルスケア
2018.7.6

低気圧の日は…骨格のゆがみを改善し、自律神経を整えて!今できる簡単ストレッチ

梅雨は明けましたが、これからの季節は台風などの低気圧によっておこる“お天気不調”も油断できません。骨格のゆがみを改善し、自律神経を整える簡単ストレッチをご紹介します。

首・肩・肩胛骨を動かして、ゆがんだ姿勢を整える

骨格のゆがみは、日常のクセや体の使い方によって生じるので、ストレッチで体をほぐして、リセットすることが、ゆがみの予防や改善につながります。
「長時間のデスクワークの人はトイレに行ったときに必ず肩を回す、スマホを使っているときも15分に1度は画面から目を外して首のストレッチをするなどと、自分で決めておき、こまめに行うと効果が高まります」(久手堅先生)

3ステップで理想の姿勢を作る!

【STEP 1】首

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(1)頭をまっすぐ前に出して10秒キープ!
背筋を伸ばして立つ。体は動かさずに、頭をまっすぐ前に出し10秒キープ。背中が丸まらないように注意。

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(2)あごを押して後ろにスライド
あごに手を当て、後ろに強く押し、あごを水平にスライドさせて10秒キープ。
「1日に何度も行いましょう。首と頭のつなぎ目の関節がストレッチされます」(久手堅先生)

【STEP 2】肩

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肩を回してストンと落とし理想の位置に
立った状態で、肩をすくめて肩胛骨を上にもち上げる。そのまま肩を後ろに動かし、すっと力を抜いて、肩を下ろす。
「それが理想的な肩の位置です」(久手堅先生)
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【STEP 3】肩胛骨

後ろ
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両手を後ろで組んで胸と肩胛骨を意識
両手を後ろで組んで、少し上に上げる。胸を開き、肩胛骨を寄せた姿勢で10秒間キープする。
「胸の緊張がほぐれ、猫背の予防にも。姿勢が良くなると呼吸もしやすくなります」(久手堅先生)

肩をほぐして柔軟に!

両手を肩につけて大きく回す
イスに座り、両手を肩の上につける。両ひじをくっつけるように寄せて、そのまま腕を後ろにゆっくりと大きく回す。これを10回行う。逆回しも行うとより効果的。
「肩は360度回る関節ですが、実際にはあまり使われていないので、しっかり動かすことでこりも改善します」(久手堅先生)
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天気の知っ得コラム

『ふたつ玉低気圧』と『南岸低気圧』をチェック
「ふたつ玉低気圧は、日本列島を南北に挟みながら進んでいく低気圧。大雨や大雪などをもたらします。南岸低気圧は、本州の南側を通過する低気圧で、大雨や大雪を降らせます。東京に大雪が降るときはほとんどが南岸低気圧によるものです。どちらも気圧や気温の変化が大きいので注意が必要です」(崎濱さん)

 

気象と体の不調について教えてくれたのは…
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せたがや内科・神経内科クリニック 院長 久手堅 司先生
くでけんつかさ/東邦大学医学部医学科卒業。東邦大学附属医療センター大森病院などを経て、2013年にクリニックを開設。日本神経学会神経内科専門医、日本頭痛学会頭痛専門医。

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慶應義塾大学医学部 神経内科非常勤講師 舟久保恵美先生
ふなくぼめぐみ/天気痛のメカニズムを研究し、医学博士号を取得(名古屋大学)。日本で唯一の低気圧頭痛を専門にする産業保健師。企業の健康プロデューサーとしても活躍。

 

天気について教えてくれたのは…
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気象予報士 崎濱綾子さん
さきはまあやこ/大学卒業後、テレビレポーターやお天気キャスターなどを経験。’05年に沖縄初の女性気象予報士となり、ウェザーマップに所属。「Yahoo!天気・災害」などに出演中。

 

『美的』7月号掲載
イラスト/すぎうらゆう、尾代ゆうこ、山本郁子 構成/青山貴子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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