健康・ヘルスケア
2018.5.21

生理痛がなかったことに! 美人女医が実践している痛みのコントロール法とは?

生理痛が来ると、痛みで仕事もプライベートも全然集中できないし、気分も落ち込んじゃう。女性ならみんなそうだよね?…と思ったら、なんと女医さんには「生理痛がない」という噂! なんでなんで!? 今回は、イシハラクリニック副院長 内科医の石原新菜先生にお話を伺いました。

食べすぎをやめて、体を温め、運動をデイリーワークにしたら、
生理痛はいっさいなくなりました!

血流の良い体になれば、生理痛とは無縁に!
一人暮らしをしていた医大生の頃は、肩こり、頭痛、めまいなど不定愁訴のオンパレードだったという石原新菜先生。生理痛にもかなり苦しんでいたそう。
「研修医になってからさらに症状が悪化し、ついに生理が止まってしまったんです。当時結婚したばかりで、このままでは子供が産めなくなると焦り、食事をはじめ生活全般の改善を決意しました。婦人科系のトラブルは血流が悪いことが大きな要因のひとつです。東洋医学では“瘀血(おけつ)”」と呼ばれ、血が滞っている状態を示します。私の場合もまさに瘀血タイプだったので、まずは血の滞りの原因となる“食べすぎ”をやめました。食べすぎると、血中に老廃物が増えて、血流が悪くなるのです。また、朝は血液の汚れを排泄する時間と捉え、とるのはにんじんリンゴジュースだけに。昼もほとんど食べず、おやつ代わりに黒糖をつまんだり、しょうが紅茶を飲む程度にしています。たったそれだけ? と驚くかもしれませんが、ジュースでビタミン・ミネラルも糖質もとれているので、栄養的には問題なし。ごはんやおかずを食べるのは夜の1食のみ。玄米、みそ汁、納豆、焼き魚や炒め物といった和食が基本です」

さらにジョギングや水泳などの運動も日課にしているそう。
「そんな生活に切り替えてから数か月で生理が復活し、気づけば生理痛もなくなっていました。自分の体質に合った小食習慣でドロドロの血液が浄化された上、運動で足腰をたくさん動かすことで、子宮や卵巣の血流が良くなったようです。また、冷えると血流が悪くなり、生理痛も起こりやすいので、体を温めることも徹底しています。お風呂で湯船にしっかりつかるのはもちろん、365日ほぼ終日腹巻を着用。水をとりすぎないことも鉄則です。水には熱を奪う性質があるので、大量に飲むと体が冷えてしまいます。私が1日にとる水分量は、大好きな芋焼酎のロック3~4杯分を加えても(笑)、1.5Lくらいですね」

【食】体質に合う朝・昼のプチ断食を実効

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「朝は、にんじん2本とリンゴ1個をジューサーにかけた常温のジュースのみ。昼間は、すり下ろしたしょうがを加えた紅茶と、ミネラル豊富な黒糖2~3個で過ごします。朝・昼のプチ断食で胃腸が休まり、体がリセットされ、血液の巡りが整います」

【温】一年中腹巻着用で、おなかを保温

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「体の血液のなんと半分は、おなかに集まっています。おなかを温めれば、温かい血液がすみずみまで巡って、全身ポカポカ。生理痛の軽減にも。私は夏でも一日中腹巻きをして、おなかを冷やさないようにしています」
(石原先生私物)

【温】貼るカイロや温座パットも愛用

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「貼るタイプのカイロは、冷えやすい部分を集中的に温められて便利。おなかや腰用カイロ、骨盤周りを温める温座パットなど、いろいろ使っています」
(石原先生私物)

【動】朝のジョギング、夕方の水泳を日課に

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「朝はジョギングを30分。仕事帰りにはジムのプールで1km泳ぎます。お風呂とサウナに入って帰宅してから夜ごはんというのが、毎日のルーチンです」

【動】就寝前は、ストレッチで体をほぐす

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「寝る前にストレッチで全身をよくほぐしておくと、体も心もリラックスできて入眠がスムース。生理前の不調や生理痛の軽減にも効果的です。深く呼吸しながら、瞑想をすることも」

教えてくれたのは…
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イシハラクリニック副院長 内科医 石原新菜先生
いしはらにいな/帝京大学医学部卒。同大学病院で研修医を経て、現クリニック副院長に着任。漢方医学、自然療法、食事療法により、さまざまな病気の治療に当たっている。そのほか、わかりやすい医学解説と親しみやすい人柄で、TVやラジオ、雑誌、執筆活動と、幅広く活躍。

 

『美的』6月号掲載
イラスト/いいあい 撮影/フカヤマノリユキ 構成/つつみゆかり

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