健康・ヘルスケア
2017.10.5

11人に1人が「乳がん」の時代…セルフチェックで早期発見を!

10月はピンクリボン月間。乳がんについて正しい知識と検診の大切さを広めようと各地で啓発活動などが行われる月です。

これにあわせ、10月1日(日)、美容脱毛専門サロン『ミュゼプラチナム』を運営する株式会社ミュゼプラチナムと、東京急行電鉄株式会社が運営する『渋谷ヒカリエ』が共同で、『ミュゼプラチナム×渋谷ヒカリエ ピンクリボンイベント』を開催。

イベントでは、認定NPO法人乳房健康研究会監修のもと、モデルの谷まりあさんと、モデルであり乳がんサバイバーとして講演活動を行う藤森香衣さんが登壇し、乳がんについて正しい知識を学ぶトークセミナーが行われました。

筆者もセミナーに参加してきましたので、その内容をご紹介します。乳がんについて改めて確認してみくださいね。

 

11人に1人がなるといわれる「乳がん」

近年増加傾向にある“乳がん”は、日本人女性がかかるがんの中で最も多く、現在“11人に1人がなる病気”といわれています。藤森香衣さん自身も、2013年4月、乳がんにより右乳房を全摘出したそう。

谷まりあさんは「乳がんについて学校では習いませんし、わからない部分も多くて、怖いから見て見ぬふりをしようとてしまいます。今日も乳がん検診ができるといわれたのですが、もし乳がんが見つかっちゃったらどうしよう……と不安に感じてしまいました」と話します。

そんな谷さんに、「お化け屋敷は何が出るかわからないから怖いよね。その感覚と似ていて、病気の知識を知っていて病気になるのと、知らないでなるのとでは気持ちが全然違います。乳がんになる確率が上がってきている今だからこそ、恐る気持ちを軽減するためにも、正しい知識をもっと知っていてほしい」と説明する藤森さん。

皆さんは乳がんについてどれくらいの知識を持っていますか? 実際にイベント内で出題された“ピンクリボンクイズ”を下記にご紹介しますので、皆さんも考えてみてください。

 

Q1:乳がんにかかる人が一番多いのは20〜34歳?

実は、乳がんにかかる率が多いのは、40~50代の女性とのこと。中でも最もリスクが高いのは50歳前後だそうです。

しかし、乳がんは若い女性でもなる病気であり、20代でも発症が認められています。若くても命を落とされる方も。

まずは乳がんがどういう病気なのか、きちんとした知識をつけていくことが大事。年齢に関わらず、女性全体で考えるべきことでしょう。

 

Q2:乳がんにかかる人は遺伝がほとんど?

会場の多くの方から「乳がんは遺伝だと思っていた」という声があがったのがこちらの質問でした。蓋を開けてみると、遺伝性乳がんの割合は全体の5〜10%という驚くべき結果に。乳がんの大半が、遺伝とは関係のない散発性なんですね。ごく稀に、男性でも乳がんを発症することもあるそうですよ。

また、胸の大きさの大小にも関係性は見受けられず、乳がんになる理由はまだ解明はされていないとのこと。

 

Q3:22歳です…マンモグラフィ検診を毎年受けたほうがよい?

こちらは谷さんからの質問。

マンモグラフィは、乳腺密度が高い若い人がやっても病変が見えにくく、20代と50代では見え方に差があるそうです。

また、微量であっても放射線を浴びるリスクががんの原因に繋がるという懸念もあり、40代の女性で2年に1回のペースを推奨しているとのこと。

それでは、マンモグラフィ検診以外にどうやって乳がんの検査をすればよいのでしょうか?

「オススメなのが、月に1回“自己検診”をすることです。右の胸を左手で、左の胸は右手で触診してセルフチェックすることが大切です。私自身も、セルフチェックしたときに、わきの下あたりに小指の爪ほどの大きさのグミのようなしこりを見つけて、病院に行きました」と藤森さん。

慣れるまでは、毎日少しずつでも自分の胸に触れるようにするとよいでしょう。

自己検診のやり方は以下の通りです。

チェック1:浴室で触れる

お風呂やシャワーの際に、ボディソープの泡やオイル、ジェルをつけ、左乳房は右手で、右乳房は左手で触れます。指をそろえて10円玉大の「の」の字を書くように指を動かしていきます。わきの下から乳首まで丁寧に行い、しこりや硬い部分がないかチェックしましょう。

チェック2:しぼる

乳房や乳首をしぼってみて、分泌物がないかチェックしましょう。

チェック3:よく見る

鏡の前で腕を高く上げたり、両腕を腰に当ててみます。胸にひきつれや、くぼみ、乳輪の変化、乳頭のへこみ、湿疹はないかチェックしましょう。

 

Q4:胸にしこりを発見…婦人科にGO?

胸にしこりなどを発見した場合、“乳腺科”または“乳腺外来”へ行くことをオススメしているそう。早期に発見して適切な処置をすることが大切ですね。

「やはり、胸がなくなったらイヤだなと思う女性も多いですよね。私も全摘出にはショックで、お風呂でいつも泣いていました……。けれど、今は生きている幸せをすごく実感しています。

しかも、最近の技術なら、理想の胸に近づけることもできるんですよ。実際に乳がんになった後で、胸を前よりも少し大きいサイズにアップしたという方もいます。病気と頑張って向き合った自分へのご褒美として、“胸をキレイにする”というのも考え方のひとつですよね」という藤森さんのエピソードに、会場もほっこりしました。

 

Q5:友達が乳がんになったみたい…こちらから連絡してもいい?

「友達が乳がんになったら、連絡してあげてほしいです! ただ私のときの場合、泣かれたりすると逆に慰めたり励まさなければならなかったので、普通に接してくれるのが一番嬉しかったです」と藤森さん。

病気になると、健康な人と自分との間に差が生まれてしまった気がして、どんどんネガティブに考えてしまうそう。乳がんになった友達には、「治療が終わったら温泉に行こう」など、楽しい未来の話を提案するのがオススメとのことです。

 

自分が乳がんになるというケース以外に、家族が発症することもあります。まずは正しい知識をつけ、家族でも乳がんについての情報を共有ことが予防の第一歩といえるでしょう。

 

 

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初出:美レンジャー  ライター:前濱瞳

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