健康・ヘルスケア
2017.10.6

風邪や肌荒れ・ポッコリおなかにサラバ!「内臓型冷え性」をヨガで解消

風邪をひきやすかったり肌荒れしていたり、太っているわけではないのにポッコリお腹だったり……。心当たりがある方は、お腹に触れてみてください。ひんやり冷たくなっていませんか? このようなお腹の冷えは、運動習慣がない方やスイーツ・冷たい飲食物を好む方、無理な食事制限をしている方にみられる“内臓型冷え性”である可能性があります。

これから寒い冬がやってくると内臓の冷えはさらに加速! 美容・健康のためにも、お腹の冷えを解消するヨガポーズで温活を習慣にしましょう。

 

1:肩立ちのポーズ

その名のとおり肩で体を支える“肩立ちのポーズ”は、足を頭よりも上に持ってくる逆転のポーズのひとつ。

逆転のポーズは、ヨガの世界では内臓を正しい位置へと戻してくれたり、血液のめぐりを良くして内臓機能を良くしたりする効果に期待できると言われており、お腹の温めにも役立つと考えられています。

【プロセス】

(1)床に仰向けになり、両脚を垂直に持ち上げたらつま先を頭の先につく

(2)両手を背中に添えたら、両脚を揃えたまま持ち上げて鼻呼吸を5回繰り返す

※ 肩~骨盤~ひざ~かかとが一直線になるように

※ 経血の流れに逆らうことで婦人科系の不調の原因になる恐れもあると言われているので、生理中は控えたほうがよい。

(3)背中からお尻、足とゆっくり床に下ろして仰向けに戻る

ポーズがキツイ方は(1)でキープしてもよいでしょう。無理をして首や肩を痛めないように!

 

2:半分のカエルのポーズ

続いては、お腹を中心に体の前面を伸ばすポーズ。丸まって内側に入りやすい腹部をグーッと伸ばすことの気持ちよさはもちろん、血液のめぐりをよくしてお腹を温める効果にも期待できます。

【プロセス】

(1)床にうつ伏せになり、足を腰幅に開く

(2)肩の下に肘をついたら、左足を曲げ左手で足先をつかむ

(3)息を吸いながら上体を起こし、鼻呼吸を5回繰り返す

(4)(1)の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

 

3:ガス抜きのポーズ

自分の足の重さを使ってお腹周りに心地よい圧をかけていく“ガス抜きのポーズ”。お腹周りの緊張が緩み、内臓機能を向上させる効果が期待できます。

【プロセス】

(1)床に仰向けになる

(2)息を吸いながら両ひざを曲げ胸の前に引き寄せて、両手で抱える。ここで鼻呼吸をゆっくり5回繰り返す

 

これらのポーズは連続して行ってもよいし、一つだけでもよいでしょう。ヒエヒエなお腹を温めて、美容・健康トラブルのない健やかな体を目指しませんか?

 

初出:美レンジャー  ライター:高木沙織

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事