健康・ヘルスケア
2023.2.5

【Q&A】眠りが浅くて疲れが取れない…ひどい鼻炎の予防&改善法etc…|春の体のゆらぎ対策ベストアンサー

うまく眠れない、体がだるい…etc.体がゆらいでしまうことってありますね。そんなときにどうしたらいいか、産婦人科医/婦人科スポーツドクター 高尾美穂先生、精神科医 Tomy先生にお話を聞きました。

体のゆらぎ|うまく眠れない、体がだるい…

Q1.眠りが浅くて、それが原因か体も頭も疲れが取れません…

A.日中の過ごし方を工夫することが肝心
「日中できるだけ規則正しく過ごしましょう。起床時間は一定に、お酒やカフェインは控える、昼寝は30分以内にして15時以降はとらない…などが有効です」(Tomy先生)

 

Q2.春先は疲れやすく、体調も今イチ…

A.環境はコントロールできないのでそれ以外のストレスを減らして

「春の寒暖差ストレスによる自律神経の乱れは、疲れやだるさなどの原因に。意識的にリラックスする時間を作り、副交感神経の働きを良くすることを心掛けて」(高尾先生)

 

Q3.寒暖差に負けない体作りって?

A.普段の環境を“程々に快適”にするのがポイント!

「快適な環境に体を慣れさせすぎないこと。寒いときも暖房を弱めにして下着で暖かくするなど、自分の方が環境に合わせるつもりで過ごすと“春バテ”しません」(高尾先生)

Q4.とにかく鼻炎がひどい(泣)。予防&改善するには?

A.アレルギー性鼻炎の可能性があるので耳鼻科で検査を

「抗ヒスタミン剤やステロイド入り点鼻薬を使うとかなり改善します。自分でなんとかしたいなら“鼻うがい”を。手にためたお湯に鼻を片側ずつつけ、少し吸って出す。その後しっかり鼻をかむとすっきり!」(高尾先生)

 

Q5.腕や脚、おなか周りがかゆくなります…

A.「乾燥・花粉・紫外線」に注意。寒冷じんましんの場合も
「乾燥でバリア機能が低下している春の肌は、花粉や紫外線などの刺激でかゆみが生じやすくなります。急な寒暖差でじんましんを発生したり、化学繊維のインナーでかゆみが誘発されるケースも考えられます」(高尾先生)

 

体の「ゆらぎ」について教えてくださったのは…
産婦人科医/婦人科スポーツドクター 高尾美穂先生
精神科医 Tomy先生

 

『美的』3月号掲載
撮影/藤井由依(Roaster) ヘア&メイク/福岡玲衣(TRON) スタイリスト/Toriyama悦代(One8tokyo) モデル/木原ゆうら 構成/大瀧亜友美、つつみゆかり、野村サチコ

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事