健康・ヘルスケア
2022.2.17
「自己肯定感が低い人」の意外な典型例とは?これをやめたらもっと楽に生きられる

最近よく聞く「自己肯定感」。実際に自己肯定感が低いのは、どういう人たちなのでしょうか?
自己肯定感が低いのは、例えばこんな人!
人からどう思われているか 気になって落ち着かない
人から嫌われるのが怖くて 自分の意見を言えない
SNSでもち物やリア充をアピールして 「いいね」をもらいたい
疲れる相手の誘いでも 断れずにOKしてしまう
『美的』読者の半数近くは、自分は「自己肯定感が低い」と感じている!
『美的』読者に自身の「自己肯定感」のレベルについて5段階で尋ねたところ、46.6%が低い方と答え、高い方と答えた23.7%のおよそ倍!自己肯定感が低いと思う要因は、1キャリア、2容姿、3知識・才能、4コミュニケーション力、5性格の順。
自己肯定感が低い人は、他人の顔色をうかがってばかりで生きづらい
「自己肯定感が低い人は、他人に認めてもらったり、構ってもらわないと落ち着かない傾向にあります。他人からどう見られるかが気になり、嫌われることを恐れるんです。そのため自分の意見をはっきり言えず、つらい、疲れる、不安…といったネガティブな感情がつきまといます」と、精神科医のTomy先生。意外なのは、マウンティングをとったり、SNSで過剰に幸せをアピールするのも、実は自己肯定感が低い人の典型だそう。「マウンティングもアピールも人から認められたい意識の現れ。周囲の評価に固執するのをやめたら、もっと楽に生きられますよ」
『美的』2022年3月号掲載
イラスト/Yumika 構成/つつみゆかり
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精神保健指定医、日本精神神経学会専門医、産業医。コラムニスト。“人生の気づき”を毎日つぶやくツイッター「精神科医Tomy@PdoctorTomy」が人気。新著に自身初の小説『精神科医Tomyが教える 心の荷物の手放し方』(ダイヤモンド社)