やせにくくなった体に内側からアプローチ! 産後の食事コントロール法【わたしにもできるフェムテックBeauty】産後の体型ケア編(3)
産後の体型をリセットするために、前回・前々回で簡単なエクササイズをご紹介しましたが、同時に食事をコントロールすることも大事。仕事、育児、家事…と毎日忙しい中でつい乱れがちな食生活の見直しポイントを、産後ケアのスペシャリスト、今村匡子さんに伺いました。
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Q. 以前と食べる量は変わっていないのに、産後やせにくく、太りやすくなりました。を見直すポイントを知りたい!
A. むくみやすくなった体には、こまめな水分補給が必要
「妊娠すると、胎児を維持するためにホルモン(黄体ホルモン)の分泌が増えて、体に脂肪がつきやすくなります。また。産後も授乳中は体の水分量が増えるため、むくみやすくなります。むくみを放置していると、体に老廃物や余分な水分がたまって脂肪が燃焼されにくくなり、セルライトができてしまいます。
ただし、むくんでいるからといって、摂取する水分の量を控えるのは間違い! むくみは水分のとりすぎではなく、むしろ足りないことが原因です。体が水分不足になると、老廃物や余計な水分が滞留しやすくなります。食事以外で、1日1.2〜1.5L、コップ6〜7杯程度の水分をこまめにとるように心がけましょう」

A. 食事は汁物を先に食べて空腹感を和らげることで、食べすぎを防げます
「育児中は子供に手がかかるため、どうしても自分の食事のリズムが狂いがち。食べられる時に慌てて食べるという方が多いのではないでしょうか。そうすると早食いになって、つい食べすぎてしまう。それを防ぐには、食べ順が大事です。よく〝サラダファースト〟と言われていますが、味噌汁やスープなど〝汁物ファースト〟がおすすめです。水分の多いものを先に完食して空腹を満たすことで満足感が得られ、食べすぎを防ぐことができますよ」

A. 筋肉の材料になるタンパク質は、1日に体重×2の数値のg数を目安にとって
「やせやすい体になるためには、筋肉量を増やすことが必要です。それには筋肉の材料となるタンパク質をしっかりとることが大切。タンパク質は、妊娠中に髪が抜けたり、パサパサになったり、爪が割れたり…といったダメージの修復にも重要です。タンパク質の1日の摂取目安は、自分の体重の2倍の数をgにした量。例えば、体重が50kgだったら1日100gのタンパク質をとるようにします。ちなみに納豆や卵1個でとれるタンパク質は約8gです」

A. 冷えも大敵。飲食はなるべく温かいものをとり、入浴は湯船にきちんと浸かって
「やせにくい方は体が冷えている可能性が。体が冷えていると脂肪がつきやすくなります。体を温めることで代謝が上がって、血流も良くなり、やせやすい体に。食べたり飲んだりは、なるべく冷たいものを避けるようにしましょう。お風呂はシャワーだけで済ませず、きちんと湯船に浸かって芯から温まるように。以前にご紹介したストレッチも、入浴後の体が温まった状態で行うことで、より可動域が広がって効果を感じられます」
前回・前々回にご紹介したエクササイズと一緒に、こういった体の内側からのアプローチも心がけて、産後太りを解消しましょう!
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いまむらきょうこ/あさひ整骨院日本橋浜町院・浜町アネックスあさひ整体院院長。自身の妊娠・出産経験を生かし、年間6,000人以上の産後ケアを行う。著書に『「やせたい」なんてひと言もいっていないのにやせた1分ねじれ筋のばし」(サンマーク出版)など。