ボディケア
2017.9.27

ゲ…風呂上がりは「入浴前より肌が乾燥」!? 医師オススメの入浴法とは

心身の美しさを保つために、日々欠かせないのが入浴。全身が温まって血行が促進されることで代謝もアップ。肌のターンオーバーにも役立ちます。

ただ、入浴には弱点も。それは、浴室を出ると急激なスピードで乾燥が始まり、時間が経つと入浴前よりも水分量が低くなる“過乾燥”に陥ること。

過乾燥とはどうして起こる現象なのでしょうか。また、防ぐためにはお風呂上がり何分以内に保湿ケアをすればいいのでしょう。

今回『美レンジャー』編集部では、一般財団法人日本健康開発財団 温泉医科学研究所が主催する、お風呂と肌乾燥に関する最新研究発表会に足を運んでみました。

 

入浴後の肌の過乾燥…9割の女性が「知らない」

まず、資生堂の調査から、女性のお風呂に対する意識をご紹介します。

資生堂は20代〜40代の女性300人を対象に、お風呂上がりの肌乾燥とお風呂保湿に関する調査を実施しました。その結果、90%以上の女性が、お風呂から出たあとは急激に乾燥が進み、入浴前よりも乾燥してしまう現象について、「詳細までは知らない」と回答。

お風呂上がりに保湿すべき制限時間についても、同じく約9割の女性が「詳しくは知らない」と答える結果になりました。

また、「お風呂上がりに、 肌の乾燥などのトラブルを感じた経験がありますか」と質問したところ、59.7%が「ある」と回答。そのうちの79.9%が、「肌が乾燥した」と答えています。

多くの女性がお風呂上がりの肌に違和感を覚えつつ、それが“過乾燥”という現象であることは知らなかった……ということが、調査結果から判明しました。

 

お風呂上がりの「保湿リミット」はたった10分!

女性の多くが知らないと答えた、入浴後の過乾燥。原因は何なのでしょうか? 温泉医科学研究所の早坂信哉所長によると、過乾燥は、入浴した際に角層に水が入り込み、角質細胞間脂質と“NMF”という天然保湿因子、皮脂などが一時的にお湯に流出することで起こるそう。

測定実験によると、40℃のお湯に7分つかって浴室を出たあと、クリームを塗るなどの保湿をせずにいると、60分後には入浴前より肌が乾燥してしまうことがわかったといいます。

肌に水分が十分あるうちに保湿、しかも“浴室を出て10分後”がリミットだそうです。髪を乾かすのは、顔・体の保湿が済んでからのほうがいいですね。

 

健康と美容のために!医師も心がける「一日一汗」

研究発表会の最後には、イシハラクリニック副院長の石原新菜医師も登場。早坂所長とお風呂についてトークを繰り広げました。

漢方医学を専門とする石原医師によると、血液が滞った状態を、漢方では“瘀血”(おけつ)と言うのだそう。肌がカサカサするなどのトラブルが生じるため、入浴で血流をよくすることが大事だと語りました。また、水圧によってリンパや血流の流れがよくなる効果も。ご自身も、毎日必ず入浴して汗をかく“一日一汗”を心がけているそうです。

早坂所長は、「入浴すると疲れがとれるので、大事な生活習慣として取り入れてほしいというのが、研究者としての意見です」とおっしゃっていました。

といっても、毎日バタバタしていて、ゆっくりつかるのは難しいという人もいるでしょう。石原医師は、42度くらいの肩まで3分、湯船から出て3分、というのを3回繰り返しているそう。湯船から出たタイミングで体や髪を洗うと、時短につながります。これなら忙しい女性でも真似できそうですね。

 

これから乾燥が気になる季節、保湿効果のある入浴剤や医師の実践する入浴法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

初出:美レンジャー  ライター:美レンジャー編集部

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