猫背がピンっ!ちょっと意識するだけで「姿勢美人」になる方法
「姿勢をよくしたい」と思いつつも、気づくと猫背になっていたりカラダが縮こまってしまったり……。寒い季節は力みがちになり、姿勢が悪くなってしまうか方も少なくないですよね。
また、パソコンやスマホを使用する時間が長い方ほど、猫背になってしまっていることもあるのでは?
猫背はカラダの不調を招く原因にもなるため、早めに改善したいところ。今回はヨガインストラクターの筆者が、日常生活での意識を少し変えるだけで、いい姿勢をキープできる方法を3つお伝えします。
■1:丹田に意識を向ける
“丹田(たんでん)”とはおへその下のあたりで、気力が集まるとされる部分です。
丹田に意識を向けることで、インナーマッスルへのアプローチにも繋がり、自然と姿勢がよくなる効果が期待できます。
姿勢が悪い方ほど、お腹のチカラが抜けている可能性があります。「あっ、姿勢悪いかも」と感じたら、おへそ部分に意識を向けてみて。
■2:深呼吸する
姿勢が悪くなっていると呼吸が浅くなりがち。
深い呼吸を意識的にするだけで姿勢がよくなる効果があります。深呼吸をするときは、背筋がピンと伸び自然と姿勢が正されます。
変に「姿勢をよくしよう」と力むよりも、深い呼吸を繰り返そうとする方が自然といい姿勢へと導いてくれるんです。
パソコンやスマホを扱っている時間にも、思い立ったら深呼吸をするよう心がけてみて。
■3:キャットストレッチをする
“キャットストレッチ”とは、猫のように背中を伸ばしたり縮めたりする運動のこと。
四つん這いの姿勢になり、お腹を引き上げながら背中を丸めたあと、肩甲骨から下げるイメージでお腹を床に引きつけながら背中を反ります。この動作を呼吸に合わせて何回か繰り返すと、自然と背骨が伸びて正しい姿勢をキープしやすくなります。
オフィスではちょっと難しいので、自宅で習慣にしておくといいですよ。
背骨を伸ばす動作を習慣化しておくと、自然と姿勢もよくなってきます。「姿勢を改善したい!」と思うと、かえって力んでしまったり大げさな動きをしてしまうこともあるかもしれません。
日常生活の中で少し意識を変えるだけで、正しい姿勢をキープしていければ嬉しいですよね。今回ご紹介した3つの方法を、ぜひ習慣にしてみてくださいね。
初出:美レンジャー ライター:並木まき
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。