ボディケア
2022.7.9

座ったままOK!猫背を矯正するヨガまとめ【プロ実践】

【人気ヨガ講師が実践!】座ったままできる猫背矯正ヨガをご紹介します。日常でパソコンやスマホで作業することが多いと、猫背になりったり、巻き型に引き起こしたり、胸を縮めてしまったり…そんな猫背さんには、胸を開いて、閉じるストレッチが効果的! 椅子に座っている方は、浅く腰かけて、床に座る場合は、あぐらor正座の姿勢で行いましょう。

ヨガ講師

密山 礼巳さん

【動画はこちら】

【手で胸をほぐす】硬さチェック&胸をひらく

「今回、胸周りのほぐしは、初級・中級・上級の3ステップ行います。日常でパソコンやスマホで作業することが多いと、猫背になり、巻き型に引き起こしたり、胸を縮めてしまうので、胸を開放していきます。」(密山さん)

〈初級〉

STEP1:両手握りこぶしを作って、指の第2関節を胸の中心に当てる

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両手握りこぶしを作って、グーにしましょう。
指の第2関節を胸の中心に当てるようにします。

STEP2:中心から外に向かって、胸をこすってほぐす

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中心から外に向かって、指をこすって、胸まわりをほぐしていきましょう。
なるべく外まで大きく手を動かしてこすってください。
深呼吸しながら行いましょう。

〈中級〉

STEP1:右手だけ残し、指の第2関節を斜めに当てる

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右手を残して、左手はおろします。
次は、指の第2関節を斜めに当てましょう。

STEP2:上下にジグザグ動かし、脇の上までお肉をすり上げる

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上下にジグザグ動かしながら、左の脇の上まで、お肉をすり上げていきます。
左の胸のほぐしを行います。

もしこれが痛い方は、初級編を何度も繰り返しましょう

STEP3:反対側も同じように行う

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手を入れ替え、反対側も同じように行いましょう。

〈上級〉

STEP1:利き手の親指と人差し指で、鎖骨の下のお肉をつまんでほぐす

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上級編は胸周りをつまんでいきます。
利き手の親指と人差し指で、鎖骨の下のお肉をつまむようにしていきましょう。
指のつまみ方を変えてほぐすようにしていきます。

つまみにくい場合は胸の上部からほぐしてみて

STEP2:つまんだまま、上下左右に動かす

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余裕があれば、お肉をつまんで、身体から離して、上下左右に動かしてみてください。

呼吸を止めずに、口角を上げてリラックス!

STEP3:反対側も同じように行う

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つまむときも、なるべく無理せず「痛気持ちいい」ところを選びましょう。
呼吸が無理なく続く場所を選んで。

【肩関節の内旋・外旋】肩まわりのほぐし

STEP1:手のひらを前に向け、肩甲骨を寄せるように、胸を張る

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手のひらを前に向けましょう。肩甲骨を寄せるように、胸を張ります。
手のひらを外(上向き)に向けて、腕を後ろに引いていきます。

STEP2:手のひらを前に出し、内側に回転させながら、手を外に向ける

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手のひらを身体の前に出した、手のひらを内側に回転させ、外に向けます。
目線は下に向けましょう。

少し背中を丸めて、肩を内側に入れるようにしましょう

STEP3:STEP1~2を5回程度繰り返す

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吸う息で、STEP1を行い、吐く息でSTEP2に進みましょう。

STEP4:最後は、前から後ろに腕を引いたら、目線も上に向ける

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最後は、前から後ろに腕を引いたら、目線も上に向けてみましょう。
肩が上がりやすいので、床の方に下ろす意識で。

STEP5:手を前から後ろへ下げたら、手のひらを上向きにしてぐっと引っ張る

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目線を前に向け、手を前から後ろへ、手のひらを上向きにしてぐっと引っ張ります。

STEP6:身体を起こして、手はお尻の横につく

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身体を起こして、手はお尻の横につきます。

【肩甲骨寄せ】背中の筋肉強化

STEP1:腕を前から上に持ち上げ、ひじを90度に曲げる

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吸う息で、腕を前から上に持ち上げます。
ひじを90度ぐらいに曲げましょう。

STEP2:ひじを背中の後ろに寄せる

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鼻から息を吸って胸を引き上げ、吐く息で、ひじの角度を変えずに、ひじを背中の後ろで寄せていきます。
手のひらはなるべく遠くを通るように動かしましょう。
背中の後ろでペンを1本挟むようなイメージです。

肩と耳を離して、ひじはなるべく下のほうに

おなかの力は抜かずに、肩甲骨を内側に引き寄せましょう

STEP3:5回程度繰り返す

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これを5回程度繰り返します。
これだけでも十分、背中の筋トレになります。
お腹も引き込んで!

STEP4:手を下ろして、肩の「アップ→脱力」を2回行う

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手を下ろして、息を吸いながら、肩を持ち上げ耳に近づけ、吐いてストンと下ろします。
2回行いましょう。
引き上げた時にわざと緊張させ、吐いたときに脱力します。

【ひじ回し】肩甲骨の全体的な動き

STEP1:手で肩を包む

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手で肩を包むようにしましょう。

STEP2:ひじで前から上に大きな円を描きながら、後ろに回す

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ひじで、前から上に大きな円を描き、吐く息で後ろに回します。
手で肩を包むことで、肩甲骨を大きく動かします。
5回程度回します。
回している間も、深い呼吸を続けましょう。

なるべく、二の腕が耳の横に来るようにします

肩が上がらないよう、肩や肩甲骨を使うことを意識します

STEP4:反対回しも同様に行う

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5回程度回したら、反対回しも同様に行います。
反対回しも5回程度終えたら、手をおしりの横に下ろしましょう。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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