1日1分から…あのHIGUCHI式はじめプロ伝授|簡単頭皮マッサージ|#おうちキレイ vol.3
みなさま自宅でいかがお過ごしですか? 自宅での過ごし方も様々で『オンライン○○』なども流行っていますね。せっかく家で過ごすのであれば、自宅でできる美容法を取り入れてこの期間に美しさに磨きをかけましょう! この連載では自宅で楽しくキレイのために過ごす方法をご提案します。今回は道具もなしにできる頭皮マッサージを紹介します。ぜひ一緒にやってみましょう♪
そのたるみ、解消法は頭皮にあるかも…?
頭皮の疲れをとると効果が顔に現れる!
パソコンやスマートフォンを使うことでどうしても目線が下に下がってしまいがちですよね。だんだんと顔の筋肉が下がってきて、たるみになることも。そうなると、ケアの方法としてフェイスマッサージが浮かびますが、その解消法は頭皮にあるかもしれません。背中の痛むときに腰周辺をマッサージすることがありますが、同じように顔も大元からケアしてみましょう。
HIGUCHI式“頭筋ストレッチ”でたるみをケア!
人気美容家・樋口賢介さん“頭皮を引き上げると、肌も心も人生も引き上がるのよ!”
「頭皮と顔は1枚の皮膚でつながっているから。本来は弾力に富んだ頭皮が顔の皮膚をしっかり支えるコルセットのような役割を担っています。ところが、加齢やストレスなどで頭皮が固くなるとそのバランスがくずれ、乾燥やシワ、たるみや法令線を目立たせてしまうのです。私が考案した『頭筋ストレッチ』は頭皮を4つのゾーンに分け、『ほぐす』『のばす』『鍛える』『引き上げる』というステップでケアする簡単なメソッド。これを行うだけで頭皮がほぐされて血流が良くなり、肌の潤い度や血色感がグッとアップします。同時にリフトアップもかなうので、一気に若々しい印象に。さらに毎日行うことでシワやたるみをスッキリ解消し、ハリとツヤに満ちた若々しい素肌に生まれ変われるので、『メスのいらない整形』だと私は自負しています。大切なのは、心地いいと感じる強さで、うっとりしながら行うこと。そして、お悩みに適した頭皮ケアアイテムを使用すること。たったの5分で確実にキレイになれるこのメソッド、今日からさっそく実践してみてくださいね!」
潤い&血色感がアップ! ザビエルゾーン
バラ色の肌になれるからモテ度も上がります
「頭頂部のこと。フランシスコ・ザビエルにちなんで命名しました。ここをストレッチすると線維芽細胞が活性化して血流がアップ。顔の潤い度や血色感も上がるんです!」
法令線やまぶたのたるみのケアに!カチューシャゾーン
目尻のシワをケアしたりデカ目になれる重要ゾーン
「前頭部から側頭部にかけての、まさにカチューシャをつける髪の生え際ゾーンのこと。頬から上のリフトアップに有効なので、まぶたのたるみや目尻のシワが気になる人、目元をパッチリさせたい人は、ここをしっかりほぐして!」
こめかみゾーンのケアで老廃物をきちんと流せば保湿&パッチリ目に
老廃物をきちんと流すとシワや乾燥が軽減
「こめかみにはリンパ節があり、老廃物をここから流すことでシワや乾燥が緩和。さらに、頭筋ストレッチの最後にここを引き上げると、形状記憶効果でリフトアップできます!」
フェースラインがキュッと上がって小顔に サイドバックゾーン
フェースラインや額のシワをケアするならココ
「耳の後ろから後頭部にかけてのゾーンのこと。ここをほぐして首の後ろへと流せば、フェースラインが引き上がって美しい横顔に。額のシワも目立たなくなるわよ!」
教えてくれたのは…
美容研究家 樋口賢介さん
予約半年待ちの神楽坂の超人気サロン「HIGUCHI HILLS」代表。さなざまな美容技術と知識を学び、独自の美容メソッドを確立。中でも、ヘッドスパの技術には特に定評あり!
>>目尻のシワ、フェースライン、乾燥…様々な肌悩みは「HIGUCHI式 頭筋マッサージ」で解消!
たるみにもエイジングケアにも!超簡単「深頭筋マッサージ」!
筋肉の緊張をほぐし、疲れをとる効果も
「深頭筋マッサージ」とは、ヘッドスパの第一人者・山本幸恵さんが考案したマッサージ法。普通のヘッドマッサージとの違いは、頭の奥深くに潜り込んだ疲れや、筋肉の緊張をもみほぐすことにより、エイジングケアはもちろん、脳疲労までに働きかけ、リラックス効果も期待できます。
(1)おでこの生え際を中央にギューッと寄せる(5回)
おでこの生え際に、「ピアノの手」で両指の腹をしっかり密着させる。中央に頭皮を寄せて、2秒キープ。横ジワに縦のアプローチを!
(2)おでこのこりや緩みを少しずつほぐしていく(10回)
眉の上に親指以外の指の腹を密着させて、ぐるぐると5回外回し。指1本分ずつ上にずらしながら、生え際まで同じ動作を繰り返す。
(3)髪をかきあげるようにシワを引きのばす(10回)
「ピアノの手」で、おでこの生え際→側頭部までゆっくりかきあげるようにスライドする。5秒かけて、指の腹でじっくりと引き上げる。
教えてくれたのは…
ヘッドセラピスト 山本幸恵さん
テレビや雑誌、CMで活躍するヘッドスパの第一人者。独自で開発した「深頭筋マッサージ」は多くのメディアに注目され、これまでに施術をした人数は3万人を超える。現在は東京都新宿区で完全紹介制のプライベートサロン『ヒーリングヘッドセラピー ティファレス』を運営。
>>サロンで受けているかのような心地よさ♡誰でもできるセルフマッサージでスッキリ&シワケア
たったの1分!不器用さんでもできる頭皮のブラシマッサージ
AVEDA シニアヘッドスパスペシャリストの佐藤麻子さんのブラシマッサージでこりにアプローチ
1分でも毎日続けることで頭皮に弾力を!
「特に、頭皮がこっている人、目の疲れや首肩のこりを感じる人はぜひ!アウトバスでスカルプエッセンスをなじませ、髪も頭皮も乾かした後に行うのがベストです。7割くらいの力で、基本的には下から上へ頭にあるたくさんのツボも、面の大きなブラシを使えば効果的に刺激されます。血行が良くなることでエッセンスの栄養分もしっかりキャッチでき、さらにリフトアップ効果も。スタイリング前に行うと髪がボリュームアップし、シャンプー前に行うと汚れが落ちやすくなります。コツは、少ない時間でも毎日続けること。少しずつ頭皮がほぐれていきます」(佐藤さん)
早速やってみましょう!
頭皮は必ず乾いた状態で、頭皮を傷めないクッション性のあるブラシを使用するようにしてくださいね。
(1)上から下へ整える
髪が長い人はまず毛先をほぐす。ブラシを縦に使い、トップから毛先に向けてブラッシング。髪の絡まりをほぐしながら頭皮をケア。
(2)下から上へ毛穴を動かす
ブラシを横に使って、下から頭頂部へとかす。下向きになっている毛穴を動かすように、全体をブラッシング。忙しいときはこれだけでも!
(3)こめかみ周りをぐりぐり
ブラシの面全体を使用。ブラシの背面を持ち、こめかみ辺りに押し当てて円を描くようにほぐし、耳の後ろも同様に。2、3回程行う。
(4)頭頂部をプッシュ
ブラシの面を使う。頭頂部の、生え際から後ろに向かって、プシュッとブラシのクッションの空気が抜けるくらいの圧をかけて5回程。
(5)頭皮全体をポンポン
ブラシの柄を軽く持ち頭皮全体をポンポンとタッピング。手首のスナップを利かせてリズミカルに。脳が活性化されるような心地良さ。
教えてくれたのは…
AVEDA シニアヘッドスパ スペシャリスト 佐藤麻子さん
サロン勤務やボディケアの経験を経て、ヘッドスパの世界へ。確かなテクニックと的確なアドバイスが好評! 毛髪診断士の資格ももつ、髪と頭皮のスペシャリスト。
>>1日1分! 頭皮のブラシマッサージを毎日続けてリフトアップ♪
いかがでしたか? 頭皮ケアのいいところは“ながら”で出来るところ。テレビや映画を観ながらリラックスして、『あれ?気づいたらリフトアップしてない?』なんてことになったら素敵ですよね。1日1分でもいいですし、特別な道具もいりませんので、ぜひ取り入れてみてください。これからもご自宅で楽しくキレイになれる方法をご提案しますので、また次回の連載もお楽しみに♪
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。