ヘアのお悩み
2023.6.24

失敗しない!くせ毛こそ似合う、ショートヘア【髪型15】

くせ毛を活かしたショートはパーマ風ゆるふわで可愛い。こなれ感と大人女性な髪型を掲載。顔型別や髪色別を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

「顔型別」くせ毛×ショートスタイル【3選】

【1】「面長」骨格カバーとくせ毛を活かす束感ショート

Point

耳まわり、襟足をスッキリさせ、丸みを保ちつつレイヤーでくせ毛を活かしながら動く束感を作りやすいようにカットしてます。


【“スタイルポイント”】
無造作なゆるい束感が素敵なシースルーショート。ゆるくつけたカールを無造作にオイルで揉み込みオシャレ感アップ。丸みショートで面長をカバー。目にかからないギリギリで切り表面のレイヤーともつなげて切っているので自然とシースルー感が出るようにして 厚ぼったい前髪、顔周りにならないようにしてます。重い部分は量感調整してよりお顔に馴染むようにして小顔に◎。

担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ)  山口雄也さん

 

【2】「四角型」長め前髪と後ろスッキリのメリハリショート

Point

左右前後から頭の形に添ってカット&ブロー。くせ毛風にスタイリングしていきます(WAXはバーム系で)。


【“スタイルポイント”】
ウザバングで少し長め前髪だけど、後ろはスッキリとした絶望なバランスのショートヘア(メリハリが大事)。このくらいの長さは巻きすぎると老けて見えてしまうのでストレートアイロンでナチュラルに巻くのがポイント。ウザバンは少し長めにして、流すように作ると子供っぽく見えない。顔周りの毛流れとつながることで小顔見せも。

担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル)  井上 晃輔さん

 

【3】「卵型・逆三角形」オン眉で可愛さを出した外ハネショート

Point

カットベースは、肩につく長さのボブ。表面にレイヤーを入れ軽さを出しますが、アンダーの重さを残すのが鍵。軽すぎない今っぽヘアで、クセ毛さんにも対応。前髪は、やや厚めのオン眉に。柔らかさを活かすように毛量調整をします。


【how to“カラー”】
カラーは、頭のハチ上をブリーチし、シエナベージュをオンカラー。インナーは、8レベルのグレイベージュにカラーリングします。膨張しやすいハイトーンでも、顔まわりを暗くすることで引き締め効果あり!


【how to“スタイリング”】
アイロン無しでもOKですが、アイロンを使う場合は、32mmのカールアイロンを。全てワンカール巻くだけで、前髪は軽く通すのみでグッド。ベースの部分は、巻いてから指でくいっと外ハネにします。

セット剤は、みずみずしいツヤ感のあるクリームワックスがおすすめ。全体に馴染ませて、耳かけしたら完成です。

担当サロン:TORA by grico(トラバイグリコ)  バタコさん

 

「前髪あり」くせ毛×ショートスタイル【4選】

【1】くせ毛を活かしたウルフショート

Point

裾は軽めに長さを残してウルフっぽく。クセを活かした動きをだしやすいようにレイヤーをたっぷりいれています。トップにもしっかりレイヤーを入れ、パーマでふわっと高さも出る様に。パーマは癖の強い方、くせ毛を十分に活かせるためしなくてもOK。前髪は束感をだして流れやすくなる様に眉の長さでカットして、流し前髪に。


【how to“カラー”】
カラーは12トーンのフォギーベージュ。表面に細かくハイライトも入れて立体感と透明感が出やすい様にしています。


【how to“スタイリング”】
襟足はタイトに乾かし、トップは少し持ち上げてパーマを活かし動きを出しやすくする。バームでツヤ感と束感が出るようにスタイリング。

担当サロン:Maria by afloat(マリア)  山田祐里さん

 

【2】簡単スタイリングのハンサムショート

Point

カットは、サイドグラデーションがベース。サイドは、耳たぶが隠れるギリギリの長さに設定し、えり足は短めにします。


【how to“カラー”】
カラーは、4レベルのオリーブグレージュに。5レベルと4レベルの薬剤をミックスするのがポイント。発色がキレイになり、地毛感とは違った柔らかさと透明感を感じられます。


【how to“スタイリング”】
全体にオイルを軽くつけてから乾かします。ドライ後、ツヤ感を出すヘアバームをつけたらコームスルーを。タイトに仕上げつつ、キレイな面をつくります。最後に顔まわりの髪をほぐし、毛束のニュアンスを整えたら完成です。くせ毛や硬毛の人は、コスメストレートなどをかけても。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス ヘアサロン)  古谷貴洋さん

 

【3】くせ毛がお洒落になる大人女性ショート

Point

えり足ギリギリに長さでカットしたマッシュショート。全体に動きが出るようにレイヤーを入れます。しっかりおでこを出したオン眉バングは、ややラウンド状にカットします。


【how to“スタイリング”】
全体をオールバックに乾かし、前髪ともみ上げは細い毛束を取り、ストレートアイロンでゆるめに巻きます。前髪はフルバングで下ろすとキュートな印象になるため、やや上げることで大人らしさを演出。ウェットな質感をつくるならジェルがイチオシ。ジェルといっても、固まるタイプではなく“みずみずしい質感”になるタイプを選んで。根元付近からつけてコームでタイトにしてから、前髪ともみ上げをつまんで引き出し整えたら完成です。

担当サロン:Laf from GARDEN (ラフ フロムガーデン)  津田恵さん

 

【4】カット方法でくせを活かす丸みショート

Point

丸みのあるマッシュレイヤーショートを作るために、トップはボリュームレイヤー、ベースはグラデーションカットで全体に動きを出すようにカットしています。元々少し癖がある髪質なので、それを活かすために束間を出すようにしています。


【how to“カラー”】
カラーは、根元は7トーン毛先は9トーンのインディゴブラウンで赤みが出にくい優しいブラウン。洋服との相性もいいのでおすすめです。


【how to“スタイリング”】
バームを大豆1粒ほどを手に取り、手のぬくもりでしっかりと温めて手のひら全体に伸ばします。それを、髪にくしゃっと馴染ませて、顔周りの毛先をすっと前に流すようにつけてあげると束間が出て、シルエットのきれいな動きのあるスタイルが出来上がります。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー)  斎藤美紀さん

 

「前髪なし」くせ毛×ショートスタイル【2選】

【1】カットでまとまりよくしたくせ毛パーマ風ショート

Point

前髪からサイドにかけてレイヤーを入れています。顎から襟足にかけて、ざっくりレイヤーを入れるのがポイントです。元々の癖を活かしているので、カット後にきれいなまとまりが出てパーマをかけたようになります。


【how to“カラー”】
カラーはせずに地毛の黒髪のままにしています。癖がなくパーマでこのスタイルを作る場合は、襟足は外巻きでミドルはスパイラル、トップと前髪は円錐ロッドをスパイラルで巻いてウエーブを作りましょう。


【how to“スタイリング”】
全体をしっかり濡らして、タオルドライします。ムースを全体に馴染ませたら毛先にバームをつけて動きをつけたら完成です。

担当サロン:NiL(ニル)  大石真里奈さん

 

【2】前上がりとクセのボリューム感ショート

Point

前髪をほおの長さに設定した前上がりのハンサムショート。バックに重さと丸みが出て、女性らしい美シルエットをつくります。また、サイドの髪が自然に流れるようにカット。丸みのあるフォルムなので、クセによるボリューム感も活かすことができます。


【how to“カラー”】
カラーは6レベルのブルージュをチョイス。アッシュ系の色味できれいめ印象を与え、地毛では表現できない透明感と抜け感のある仕上がりに。また、暗髪は伸びてもプリンにならないのも嬉しいポイントです。


【how to“スタイリング”】
ハンサムショートでも、乾かす時にオールバックにしないのが鍵。後ろから前に向かって、前髪は前に下ろすようにドライヤーで乾かします。乾いたらストレートアイロンで、抜く時に後ろにすっと流すようにワンカール。束感の出るオイルを全体につけてから、オールバックにかき上げます。前髪が自然に立ち上がることで、柔らかい髪の動きに。立ち上がりが足りない場合、ドライヤーで調整を。

担当サロン:lora.garden(ロラ ドットガーデン)  井上珠実さん

 

「明るめ」くせ毛×ショートスタイル【3選】

【1】オリーブベージュが格好良く見える大人ショート

Point

前髪をほおの高い位置の長さでカットし、サイドにつなげて毛流れをつけます。サイドはギリギリ耳にかかる長さで。バックにかけては緩くラウンドさせて丸くつなげます。トップのウェイトラインは、やや低めにするのが女っぽく仕上げるポイント。


【how to“カラー”】
カラーは10レベルのオリーブベージュをセレクト。トレンドのベージュの中でも甘さがなく、格好良さと柔らかい透明感のあるカラーリングです。


【how to“スタイリング”】
全体をストレートアイロンで後ろに流すイメージでワンカール。軽めのオイルを手に取り、オールバックをするようになじませます。手ぐしで根元を立ち上げ、振り落としてバランスを整えたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ)  井上珠実さん

 

【2】スモーキーベージュとくせ毛活かしたパーマショート

Point

ベースカットは、骨格や首の長さ、アゴや耳の位置に合わせてグラデーションでカット。表面にすこしだけレイヤーを入れます。フェイスラインをすっきり切ることで、後頭部のボリューム感を出し、えり足はやや長めに。


【how to“カラー”】
カラーは9レベルのスモーキーベージュをセレクト。ベージュにグレーのニュアンスを加えることで、程よいくすみ感が生まれ、柔らかい透け感カラーに。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは全体に太め30mmのロッドで毛先にワンカールかけます。パーマなしの場合、トップと前髪をマジックカーラーで巻いても◯。スタイリングは、ツヤ感の出るヘアバームを全体的なじませるだけ。ショート&パーマの時短ヘアです。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス ヘアサロン)  横井七恵さん

 

【3】マロンベージュが艶っぽいウルフショート

Point

マッシュウルフベースでカット。襟足はレザーを使ってレイヤーをいれて首にフィットするようにカットすることで、くびれができて外ハネの動きが出ます。


【how to“カラー”】
カラーは8〜9トーンのマロンベージュ。隠し味のブルーバイオレットを入れる事によって栗っぽいコクと艶が得られます。


【how to“スタイリング”】
癖を活かしたいので毛先のワンカールは伸ばしすぎないように優しく顔まわりは後ろに流れるように、襟足は外に跳ねさせるようにドライします。全体が乾いたら癖毛の方は艶が出てスタイリング力もあるバームを手にとりよく伸ばして襟足から全体に馴染ませてつければ完成です。

担当サロン:Tierra (ティエラ)  美侑さん

 

「暗め」くせ毛×ショートスタイル【3選】

【1】地毛風カラーがキレイなショート

Point

全体はマッシュウルフのベースで、襟足を外ハネ、全体的に柔らかく動くパーマをかけて雰囲気を出しています。ウエーブパーマ、もしくはくせ毛を活かして髪の動きを出します。


【how to“カラー”】
カラーは明るく抜けたベース(ブリーチなし)に7トーンのグレージュを乗せて、透明感のある地毛風カラー「ダークグレージュ」に!


【how to“スタイリング”】
まず全体的に水分を入れて、パーマを戻します!その時はスプレーがあると◎。全体的に水分を揉み込んでカールを出したら、トラックオイルのno.3とオーバームを1:1でMIXして、それも毛先を揉み込むように全体へつけます。顔まわりや襟足はわざとはねさせるのがポイントです!

担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン)  原菜摘さん

 

【2】ボリュームが出る無造作パーマショート

Point

パーマのおしゃれ感でスタイリングいらず。柔らかなくせ毛や猫っ毛でボリュームを出したい人に特にオススメ。


【how to”カット&パーマ”】
前髪を目の下の長さからサイド・バックに斜めにつなげる長めのマッシュ。

根本から太めのロットで1回転半巻いてしっかりパーマをかけ、大きなくせ毛風ウェーブを作る。サイドは抑えてトップと後頭部に高さを出すのがポイント。

【SIDE】

【BACK】

担当サロン:SIX. 久保雄司さん

 

【3】ココアブラウンとウルフで大人ショート

Point

カットはくせ毛を活かすために、襟足をウルフ気味に残してサイドとトップにレイヤーを入れたメリハリのあるカットです。毛先の動きを出せるようにしっかり量感を調整しています。根本をきちんと立ち上げることで、全体のフォルムもボリュームもしっかり決まります。


【how to“カラー”】
カラーは明るすぎない7トーンのココアブラウンで、秋冬対応にしています。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで襟足を外ハネに、サイドとトップは自然にワンカール内巻きにして、前髪は強めに巻いて動きを出しています。バームを根本から毛先までまんべんなく馴染ませ、毛先にウェットな質感が出るまで様子を見ながら足していくと、つけすぎも回避できて程よい艶が生まれます。

担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン)  佐藤梨花さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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