ヘアスタイル・髪型
2023.12.14

ベリーショートの前髪なしでかっこいい大人女性に【15選】

かっこよくてクールな印象になるベリーショート。前髪を分けたりかき上げたりした髪型を掲載。顔型別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

「顔型別」前髪なしベリーショートスタイル【3選】

【1】「丸顔・卵型」左右に流した丸みシルエットスタイル

Point

カットベースは、低めのグラデーションにすることで丸みを出しつつ、ライン感を緩和。前髪は目の下3cmで真っ直ぐにカットし、角を落とすことで柔らかさがありクールに寄り過ぎない仕上がりに。


【how to“カラー”】
カラーは、8レベルのアッシュブラウンをチョイス。定番カラーとして人気で、髪の透明感を引き出してくれます。髪色を美しく見せ、赤みをおさえてくれるのも◯。


【how to“スタイリング”】
160℃のストレートアイロンを、全体的に軽く通します。バックは、やや内巻き、前髪は、骨格に沿わせるイメージでできるとグッド。毛先からスタイリングオイルをパラパラと髪が動くように軽くなじませます。最後に、毛束を裂くか、コーミングすると束感がつくりやすくなります。

担当サロン:Laf from GARDEN(ラフフロムガーデン) 山中さくらさん

【2】「丸顔・面長・卵型・逆三角形・ベース型」内巻きで丸み出しスタイル

Point

襟足の設定は指一本分に、サイド、フロントはやや前下がりになる様にイメージして鼻先位でカット。後は全体的にローレイヤーの角度で繋げつつもバックのぼんのくぼ辺りの毛はセニングでぼかしつつ、やや短くレイヤーが入るようにする。


【how to”カラー&スタイリング”】
8トーンのミルクティーグレージュに設定。肌トーンを上げてくれるお色味、メイク映えはもちろん、イエベ、ブルベの方を選ばず似合うカラーなので年齢層問わず大人気な王道カラーです。

全体的に丸くなる様にアイロンを内巻きに入れます。ハチ上の毛は真上に持ってきてトップの位置で毛先を内にまるめます。フロントも同様。あとは全体にバームを少量真上に髪を持ち上げて極力毛先に揉み込み、髪を下ろして指でササっと馴染ませれば完成です。

担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン) 徳崎 ヨシヒデさん

【3】「面長・卵型・逆三角形」かき上げバングのウルフスタイル

Point

カットベースは、ワンレングスボブ。アンダーは低めに、トップにはウルフっぽいレイヤーを入れます。前髪は、目の下2cmで長めにカットします。


【how to“カラー”】
カラーは、6レベルのナチュラルブラウンに。ほんのりブラウン味が出るカラーで、パーマの質感をキレイに見せることができます。また、暖色にすることで女性らしさをプラス。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、S字ウェーブになるよう20〜23mmのロッドをメインに、スパイラル巻きにします。コールドパーマなので、抜け感のあるナチュラルな仕上がりに。
スタイリングは、パーマのカール感が出るクリームワックスがおすすめ。オールバックにかきあげるようになじませたら、指先でカールを散らすようにセットしたら完成です。

担当サロン:GARDEN ginza(ガーデンギンザ) 金澤侑さん

「ストレート」前髪なしベリーショートスタイル【3選】

【1】内巻きのゆるめニュアンススタイル

Point

ベースのカットは、前髪を目の下に設定し、サイドから前上がりにつながるハンサムショート。後ろは丸みシルエットになるよう、サイドから緩やかなラウンド状にカットします。


【how to“カラー”】
カラーは4レベルのブルーアッシュに。地毛では表現できない透明感を出し、垢抜けた印象を与えます。


【how to“パーマ&スタイリング”】
スタイリングのポイントは、顔まわりをストレートアイロンで内巻きにすること。ゆるめのニュアンスがつくことで、おしゃれ感に差がでます。重めのオイルを根元近くから全体になじませ、ライン感を強調したらフィニッシュ。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん

【2】ウエット質感のかき上げスタイル

Point

前髪長めのショートレイヤースタイル。


【how to“カラー”】
カラーは、ベースは9トーンのアッシュブラウンに、14トーンのベージュのハイライトをたっぷりと入れて、白髪をぼかして隠しましょう。ハイライトが沢山入ることで、おしゃれなスタイルになるので◎。また、透明感とニュアンスを出すことで、顔も明るく見えるのでおすすめです。


【how to“スタイリング”】
ポマードに、オイルを混ぜて、手のひらでよく混ぜてから、全体に馴染ませます。前髪の根元に押しつけるように、スタイリング剤をつけて、立ち上がらせれば完成です。ウエット感の中に、きちんと束間も出るので、きれいにまとまり、動きのあるスタイルとなります。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

【3】ひし形シルエットが美しいスタイル

Point

センターパートに分けサイドの長さを鼻くらいに設定し、サイドグラデーションでカット。襟足の長さは後頭部の丸みを強調するために短めに。襟足もグラデーションで切り、表面に少しだけレイヤーを入れます。


【how to“カラー”】
カラーは11レベルのフォギーベージュに。寒色寄りのベージュは、赤みやオレンジっぽさを押さえて透明感のある仕上がりが特徴です。


【how to“スタイリング”】
トップはふんわりさせたいので、地肌をこするようにドライヤーの風を当て、襟足はタイトに乾かします。乾いたらストレートアイロンで毛先を流すように内巻きに。ボリュームが出ない方がかっこいいので、毛先のみでOK。スタイリング剤は、オイルを毛先に塗布したら指で後ろに流しながらおさえます。耳にかけるとパラっと前髪が落ちることで顔型補正をしつつ、ひし形の美シルエットに。

担当サロン:lora.garden(ロラ ドットガーデン) 英太さん

「パーマ」前髪なしベリーショートスタイル【3選】

【1】カール感が可愛いスタイル

Point

えり足とサイドをすっきりカットしたレイヤーショート。前髪は、鼻先くらいの長さで流れるようにカットします。


【how to“カラー”】
カラーは、寒色系の8レベルのマットアッシュをチョイス。しっかり赤みをおさえながら、柔らかい表情をつくる色味です。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマをかける場合、太めのロッドで毛先にワンカールのパーマを。短いえり足もピンパーマをかけてなじみよくします。アイロンの場合、26mmのカールアイロンで毛先をワンカール。スタイリング剤は、セミウェットな質感となるようワックスとオイルのMIXがおすすめ。タイトにしたいサイドとえり足からつけて、中間〜毛先にかけてもみ込みます。髪の表面を動かすイメージで塗布すると繊細な毛束感が出てグッド!

担当サロン:Rougy(ロージ) 西森柊人さん

【2】緩めパーマの美シルエットスタイル

Point

えり足の長さを1〜2cmくらいに設定し、後頭部にふんわり丸みのあるグラデーションでカット。サイドはやや前下がりに切ります。前髪はリップラインの長めに設定。


【how to“カラー”】
カラーは光に透けるような軽さのあるフォギーブラウンに。ブラウンとグレーをミックスしたニュートラルカラーです。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは18〜24mmのロッドを使い、平巻きワンカールでゆるめパーマをかけます。スタイリング時はツヤ感を出すため、乾かす前にヘアオイルorヘアミルクを塗布してからドライします。乾かす時、前髪だけかき上げるようにオールバックにすることに気をつけて。最後に、少量のシアバターを中間〜毛先にまんべんなくつけたらフィニッシュ。

担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン) 今野佑哉さん

【3】時短になるニュアンスパーマスタイル

Point

カットのベースは前下がりのグラデーションに。トップにはレイヤーを入れて動きが出るようにします。前髪はアゴのシャープなラインを強調するように、ほおの高い位置で長さを設定。顔まわりには隠しレイヤーを入れて、顔のラインがキレイに見えるデザインに。


【how to“カラー”】
カラーリングは旬なオレンジベージュに染めます。派手に見えがちのオレンジ系でも、品があり柔らかいイメージの色味です。


【how to“パーマ&スタイリング”】
アイロンが取れやすかったり、アイロン仕上げが苦手なら、20mmのロッドでワンカールの柔らかパーマがおすすめです。ノンパーマなら32mmのアイロンでさっと内巻きカールに。顔まわりの髪を外ハネにすることで、動きと抜け感を演出します。最後に、軽い質感のヘアオイルを毛先にクシュクシュっと揉み込んだらフィニッシュ。ツヤ感と濡れ感のある質感に仕上げて今どきの表情に。

担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 鈴木杏奈さん

「暗め」前髪なしベリーショートスタイル【3選】

【1】地毛風の透明感スタイル

Point

前髪は目にかかる長めでカット。えり足はハイグラデーションの上にグラデーションを重ね、丸みのあるラインをつくります。サイドは頬の長さにカット。全体的にライン感を出すようにするのがポイントです。


【how to“カラー”】
カラーは、5レベルのグレーアッシュに。自然光に当たった時の透明感が秀逸で、赤みやオレンジっぽさを完全に消したい人におすすめ。


【how to“スタイリング”】
クセが気になる人はストレートアイロンをさらっと通してから、ジェルを全体的になじませウェット質感をつくります。ジェルは固まらないタイプがおすすめ。タイトに仕上げて、前髪は少しほぐすようにつまみ、パラっと下ろすとこなれ感がプラスされます。

担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン) 和田流星さん

【2】黒髪のウエット感でこなれスタイル

Point

柔らかな丸みを描く重めのAラインシルエットと、センターパートの前髪が醸し出す中性的な雰囲気が魅力。あえての黒髪でピュアさを、ちょいウエットな質感でこなれ感を。


【how to”カット&パーマ”】
丸みのあるフォルムのショートがべース。前髪〜サイドがつながるようにレイヤーを入れる。
硬いorぺったりしやすい髪質の場合、ワンカールのパーマをかけるとスタイリングが楽に。

【SIDE】

【BACK】

担当サロン:FILMS Tamachi Shibaura 影山夏美さん

【3】きれいめ印象の暗髪スタイル

Point

前髪をほおの長さに設定した前上がりのハンサムショート。バックに重さと丸みが出て、女性らしい美シルエットをつくります。また、サイドの髪が自然に流れるようにカット。丸みのあるフォルムなので、クセによるボリューム感も活かすことができます。


【how to“カラー”】
カラーは6レベルのブルージュをチョイス。アッシュ系の色味できれいめ印象を与え、地毛では表現できない透明感と抜け感のある仕上がりに。また、暗髪は伸びてもプリンにならないのも嬉しいポイントです。


【how to“スタイリング”】
ハンサムショートでも、乾かす時にオールバックにしないのが鍵。後ろから前に向かって、前髪は前に下ろすようにドライヤーで乾かします。乾いたらストレートアイロンで、抜く時に後ろにすっと流すようにワンカール。束感の出るオイルを全体につけてから、オールバックにかき上げます。前髪が自然に立ち上がることで、柔らかい髪の動きに。立ち上がりが足りない場合、ドライヤーで調整を。

担当サロン:lora.garden(ロラ ドットガーデン) 井上珠実さん

「明るめ」前髪なしベリーショートスタイル【3選】

【1】ベージュブラウンが柔らかいスタイル

Point

サイドの長さをリップラインに設定。前下がりのラインになるようサイドグラデーションでカットします。軽い動きが出るよう、トップに少しだけレイヤーを。バックの重さを低めにしつつ、襟足はすっきりすることで頭の丸みを強調して女っぽヘアに。


【how to“カラー”】
カラーは10レベルのベージュブラウンに。ニュートラルな色味で透明感や柔らかい印象を与えます。


【how to“スタイリング”】
根元の立ち上がりがつくようにドライヤーで乾かした後、ストレートアイロンを毛先中心にプレスします。丸みがつくと可愛くなるので、さらっと通すイメージで。スタイリング剤はツヤ感重視で、シアバターをセレクト。全体になじませてから、オールバックにかき上げながら顔まわりにも塗布します。最後にトップが潰れないよう、部分的につまんでルーズな動きを出します。キープ力が欲しい場合、ハードスプレーシュッとひと吹きして。

担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 野沢伯行さん

【2】マロンベージュで万能カラースタイル

Point

サイドの長さを耳下に設定したグラデーションボブでカット。バックは後頭部がふんわり丸みを帯びるようカットします。襟足は首がキレイに見えるようにラウンド状に。前髪は頰からサイドに流れやすいようにレイヤーを入れます。


【how to“カラー”】
カラーは10レベルのマロンベージュに。寒色でも、暖色でもないニュートラルな淡い色彩で、どんな肌色とも合わせやすい万能カラーです。


【how to“スタイリング”】
ドライ後、26mmのアイロンで毛先にゆるくカールづけをします。この時、カール感が強くならないよう中間からアイロンを通すようにCカールを目指して。スタイリング剤は、手肌にも使えるナチュラルな仕上がりのポリッシュオイルで。根元から毛先まで全体になじませツヤっぽさを出します。後頭部の内側にもしっかり塗布するのがポイントに。軽く耳にかけて、シルエットを整えたら完成です。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん

【3】赤みを抑えたナチュラルスタイル

Point

ベースはサイドグラデーションにカットし、顔まわりをマッシュラインで重めに。襟足はすっきりタイトにレイヤーでカットしたハンサムショート。首に沿ってカットをしているので、ネックラインを美しく見せてくれます。前髪は目の下の長さで重めにカット。


【how to“カラー”】
カラーリングは、6レベルのブラウンベージュをセレクト。グレーがミックスされているため赤みを抑え、くすみのない透明感のある色味に。ファッションも問わず、どんなメイクにも似合うヘアカラーです。


【how to“スタイリング”】
前髪はオールバックをイメージしながら、やや立ち上げるように全体を乾かしたら、スタイリングオイルを塗布し。もみあげや前髪の産毛までしっかりつけるのがコツ。オイルはセット力がなく、さらっと仕上がるタイプを選んで。26mmアイロンで毛先をランダムに巻いたら完成です。クセを活かすなら、アイロンなしでも◎。

担当サロン:MINX 銀座五丁目通り店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 鹿野瑠璃子さん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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