ヘアスタイル・髪型
2024.1.10

デジタルパーマで毎日のスタイリングを簡単になる【15の髪型】

アイロンをかけなくても決まるデジタルパーマ。スタイリング剤だけでふんわり感の出る髪型を掲載。長さ別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

「ショート」のデジタルパーマスタイル【2選】

【1】アッシュベージュのカラーが涼し気スタイル

Point

カットベースは、マッシュショート。えり足を長めにすることで、初ショートでも抵抗なく挑戦しやすいデザインに。また、流しもできるうざバングなら、幼くならず、2WAYも叶えます。


【how to“カラー”】
カラーは、8レベルのアッシュブラウンに。透明感のある人気色ですが、クールな印象を与え秋カラーにおすすめ。キレイな色を長く楽しめるのも特徴です。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、16〜20mmのロッドで平巻きのデジタルパーマをかけます。ワンカールパーマなので、髪が広がりやすい人も。ノンパーマなら、26mmのカールアイロンで内巻きにワンカール巻きます。どちらの場合も、ワックスを馴染ませる時に、外ハネにしながら動きを出します。最後に手に残ったものを前髪の毛先につけたら完成です。

担当サロン:Rougy(ロージ)  大石沙季さん

 

【2】カットで柔らか見せのお洒落スタイル

Point

ベースは、前下がりのグラデーションボブをアゴラインでカット。全体をレザーでカットすることで、毛馴染みがよく柔らかい動きを出しやすくします。後頭部は長さを残しながら軽さを出すよう、インナーにグラデーションを入れます。


【how to“カラー”】
カラーは6レベルのアッシュブラウンに。暗めの中にも透明感や柔らかさを感じられ、光に当たった時の透け感がキレイな色味です。


【how to“スタイリング”】
パーマは、16〜18mmをメインに、中間から毛先にデジタルパーマをかけます。スタイリングは、ラフに8割ほどドライした後、ソフトワックスとオイルを同量ミックスしたものを中間から毛先に揉み込みます。オイルはツヤ感と束感を出してくれるので必ず混ぜて。最後に、髪を上につまみ上げ、パラパラっと散らすように落とし、シルエットを整えたら完成です。

担当サロン:Rougy(ロージ)  渡邊健太さん

 

「ショートボブ~ボブ」のデジタルパーマスタイル【4選】

【1】トップにパーマをかけた可愛いスタイル

Point

カットベースは、リップラインのショートボブに。表面には角を取る程度のレイヤーを入れ、前髪は鼻先の長さでカットします。


【how to“カラー”】
カラーは、ラベンダーグレージュを7レベルで。暗めのカラーでも透明感があり、光に当たった時の透け感が秀逸。くすみ感のあるカラーですが、肌なじみがよく、肌をキレイに見せてくれます。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜14mmのロッドを使い、表面は中間巻き、トップは平巻きでデジタルパーマをかけます。柔らかい質感と髪へのダメージを考え、デジタルパーマを選んで。

ドライな状態で、オイル:ワックス=1:1でMIXしたものを揉み込むだけの簡単スタイリング。前髪は、ドライヤーで乾かす際に、立ち上がりをつけるとグッド。

担当サロン:Laf from GARDEN(ラフフロムガーデン)  柏田彩乃さん

 

【2】かき上げバングが大人っぽいスタイル

Point

人気のフェイスレイヤーで顔まわりにアクセントをつけたボブスタイル。アウトラインは平行気味にカット、内巻きでまとまりを出します。パーマはワンカールをデジタルパーマで出します。しっかりしたワンカールがオススメです。前髪はかき上げたときに顔にかかる頬の位置に設定。


【how to“カラー”】
カラーは透明感のある9トーンのブルーラベージュでナチュラルな女性らしい優しさが生まれます。


【how to“スタイリング”】
パーマでワンカールを付けているので、ヘアオイルを毛先に揉み込んで内巻きになるよう毛先を丸めたら出来上がり。フェイスレイヤーを巻いて散らせば動きが活き、一気に躍動感のあるスタイルが完成します。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノアトーキョー)  浅井 剛史さん

 

【3】中間巻きのセミウエットスタイル

Point

カットベースは、肩上のボブ。トップにレイヤーを入れ、軽さを出します。顔まわりに長めのおくれ毛をつくることで、抜け感スタイルに。また、前髪はウザバングのシースルーで今っぽく。


【how to“カラー”】
カラーは、12レベルのブラウンアッシュをセレクト。ブラウンベースで柔らかみのあるアッシュに仕上げた秋カラーは、ツヤ感、透け感が秀逸です。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜32mmのロッドをメインに使い、平巻きのデジタルパーマをかけます。トップは中間巻きにするのがポイントです。スタイリングは、セミウェットな状態で、ソフトムースを全体に揉み込みます。自然乾燥orドライヤーの弱風で優しく乾かしてから、ヘアバームを薄めに馴染ませたら完成です。ソフトムースは、しっかりカール感を出しつつ固まらないタイプがおすすめ。

担当サロン:apish kokubunji(アピッシュ コクブンジ)  前田真吾さん

 

【4】毛流れのメリハリでボリュームアップスタイル

Point

肩ラインの外ハネくびれヘア。顔周りは、鼻の位置くらからレイヤーを入れて動きをだしてます。毛先にワンカールのデジタルパーマをかけています。スタイリングが面倒な方にはワンカールパーマはおすすめです。


【how to“カラー”】
カラーは、8トーンのアッシブラウンで全体を染めています。


【how to“スタイリング”】
濡れた状態で、アウトバストリートメントをつけてドライヤーで乾かします。根元は立ち上げるように髪を少し上に持ち上げて乾かして、ふんわり感を出します。顔周りを指で、くるくるとリバースに回しながら乾かすのがポイントです。最後にワックスを揉み込めば完成です。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー)  唐沢ゆりこさん

 

「ミディアム」のデジタルパーマスタイル【2選】

【1】毛先ワンカールの大人スタイル

Point

毛量多めなので、レイヤーをしっかり入れています。前髪薄めサイドバング多めにして面長をカバーします。毛先にワンカールデジタルパーマをかけ、扱いやすくしました。フェイスラインのカットが結んだ時にも華やかに決まる大人ヘアです。結んだ時を想定したおくれ毛や毛流れもポイントです。


【how to”カラー&スタイリング”】
8レベルコーラルピンク。流行りのピンクカラーも暗めのトーンでここまで落ち着いた雰囲気になります。

全体を根元を浮き上がらせるように、手櫛で乾かしたら、全体にバームをつけて完成。サイドバングを増やし、こめかみ部分のふんわり感でヘアのアウトサイドを作り縦長感を減らすことで面長がカバーされています。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート)  青木拓也さん

 

【2】オン眉とパーマで小顔効果スタイル

Point

鎖骨下でカット。表面はほんのりレイヤーをいれつつ、すそはあつみが出るように重めにカット。前髪は眉上1センチでカットして少し束感が出るようにしました。パーマはリップラインから無造作に1.5回転のパーマをかけています。デジタルパーマでかけるのでダメージレスにご自宅でのお手入れも簡単。


【how to”カラー&スタイリング”】
12トーンのピンクベージュ。毛先はハイライトでナチュラルなグラデーションになるようにしています。
パーマをかけているので、スタイリング剤はバームとオイルを1:1でまぜてもみこむだけ。

担当サロン:Maria by afloat(マリア)  山田祐里さん

 

「セミロング」のデジタルパーマスタイル【4選】

【1】デジタルパーマで簡単ふんわりスタイル

Point

カットは、全体をグラデーションで、重さを 残しつつ動きを出しやすくします。顔まわりは、レイヤーを入れ、前髪は長めにカットし、レイヤーで繋げてニュアンスが出るように。


【how to“カラー”】
カラーは、10レベルのナチュラルバイオレットブラウンに。青みのあるバイオレットをプラスしたくすみブラウンで、柔らかな質感と透け感を演出します。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、26mmのロッドをメインに、毛先ワンカールのデジタルパーマをかけます。

スタイリングは、7割ほど乾かしたら(根元は完全にドライな状態)、髪をリバースにねじりながらドライヤーの風を当てます。毛先までドライしたら、スタイリングオイルを毛先になじませます。最後にドライヤーの風で全体を崩した後、シルエットを整えたら完成。

担当サロン:Sui 表参道(スイ オモテサンドウ)  坂口勝俊さん

 

【2】外ハネワンカールの重めぱっつんスタイル

Point

韓国でも人気が広がってきているぱっつん重め前髪と、もみあげにアクセントをつけたセミロングのレイヤースタイル。アウトラインは前上がりにカット。パーマをかける場合は26〜29ミリのロッドでデジタルパーマで1.5回転の外ハネワンカールがオススメです。


【how to“カラー”】
カラーは透明感のある10トーンのラベンダーグレー。柔らかな透明感にします。ナチュラルだけどカッコかわいい女性にします。


【how to“スタイリング”】
パーマで動きを付けているので、ヘアオイルを毛先に揉み込んで外ハネになるよう毛先をおさえたら出来上がり。もみあげのおくれ毛はアクセントになるので、バームワックスで束をつくるのがおすすめです。前髪に少し丸みをつけて毛先にバームワックスをつけ、櫛を通せば一気にカッコかわいいスタイルが完成します。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノアトーキョー)  浅井 剛史さん

 

【3】強めのパーマとインナーカラースタイル

Point

ロングレイヤーに、ワンカール強のデジタルパーマをかけたスタイル。強めにかけたデジタルパーマも、毎日のセルフケアで髪をいたわることでパサつきなども抑えられます。


【how to“カラー”】
カラーは、サイド(こめかみの位置)からバックの襟足にかけて、インナーカラーをしています。ブリーチを使わないカラーリングで髪のダメージを最小限に。ライトナーで明るくしたあと、12トーンくらいに仕上がるように、ナチュラルブラウンでオンカラーをしています。


【how to“スタイリング”】
濡れた状態で、アウトバストリートメントをつけ、ドライヤーで乾かします。全体的に乾かしながら、指でクルクルと巻きながら乾かすとカールが簡単にできます。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー)  唐沢ゆりこさん

 

【4】センター分けのワンカールスタイル

Point

人気のフェイスレイヤーで顔まわりにアクセントをつけたセミロングのレイヤースタイル。アウトラインは内巻きでまとまりを出します。前上がりにカット、トップは毛が落ちる位置を計算して(顎ラインでくびれがでるように)レイヤーをいれます。パーマはレイヤーに沿ってワンカールを、デジタルパーマでしっかりしたワンカールがオススメです。


【how to“カラー”】
カラーは透明感のある11トーンのイルミナカラーヌードと8トーンのコーラルを混ぜて、柔らかいオレンジベージュです。11トーンのベージュベースで透明感と流行りのオレンジ合わせれば、ナチュラルな女性らしい優しさが生まれます。


【how to“スタイリング”】
パーマで動きを付けているので、ヘアオイルを毛先に揉み込んで束間を出したら出来上がり。顔まわりのフェイスレイヤーは髪の動きが決め手になるので、しっかり動きを出すためにバームワックスがおすすめです。フェイスレイヤーを巻いて散らせば動きが活き、一気に躍動感のあるスタイルが完成します。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノアトーキョー)  浅井 剛史さん

 

「ロング」のデジタルパーマスタイル【3選】

【1】オイルで束感出したスタイル

Point

デジタルパーマでリップラインから全体に1.5回転のパーマをかける。束感がでるように毛先中心にポリッシュオイルを揉み込む。


【how to”カット&カラー”】
胸上のAラインにカット。前髪は顎ラインで顔まわりにつながるようにレイヤーをいれて軽く見えるようにカット。
ベースに細かくハイライトをいれて透明感と立体感、柔らかさが出るように。上から10トーンのラベンダーベージュでツヤ感のあるカラーに。

担当サロン:Maria by afloat(マリア)  山田祐里さん

 

【2】パーマで動きをつけたふんわりスタイル

Point

人気のフェイスレイヤーで顔まわりにアクセントをつけたロングのレイヤースタイル。アウトラインは重めで、ゆるやかな前上がりにカット。パーマをかける場合は26〜29ミリのロッドでデジタルパーマで1.5回転のワンカールがオススメです。


【how to“カラー”】
カラーは透明感のある10トーンのイルミナカラーヌードと10トーンのスターダストを混ぜて、柔らかベージュカラーにします。暗髪でもナチュラルな女性らしい優しさが生まれます。


【how to“スタイリング”】
パーマで動きを付けているので、ヘアオイルを毛先に揉み込んでねじれば出来上がり。顔まわりのフェイスレイヤーは髪の動きが決め手になるので、しっかり動きを出すためにバームワックスがおすすめです。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノアトーキョー)  浅井 剛史さん

 

【3】黒髪の艶感で華やかスタイル

Point

全体的にレイヤーを入れて毛量調節しつつ、全体に動きが出るようにしています。顔周りは短くカットして、姫カットにしてます。前髪は長めのシースルーにして、横に流すことで若干面長のお顔をカバーしています。パーマは艶を与えながらかけられるデジタルパーマをワンカールてかけています。


【how to“カラー”】
カラーは施さず、地毛の黒髪のまま。伸びてきても、生え際のプリンも気にならないし、カラーによるダメージも気にしなくていいので、忙しくてなかなか美容室に行けない方は地毛が断然楽!


【how to“スタイリング”】
中間毛先を軽く濡らし、ねじりながらドライヤーで乾かすとカールがでます。顔周りの姫カット部分は、32ミリのカールアイロンで、軽く巻くと、より可愛いし感じになります。仕上げは、ワックスを揉み込めば完成です。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー)  唐沢ゆりこさん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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