ヘアスタイル・髪型
2024.10.13

「前髪なし×ショート」でつくる、かっこいい垢抜けスタイル【17選】

簡単にこなれ感が作れる「前髪なし」のショートヘア。大人っぽく、かっこいい、可愛いまで、スタイル次第で色々楽しめます♪そこで、『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルから、おすすめの「前髪なし」のショートヘアをご紹介します。顔型別やストレート・パーマ・カラー別に紹介しているので参考にしてみてください。

「顔型別」前髪なし×ショートスタイル【4選】

【1】「丸顔」ニュアンスバングの柔らかスタイル

Point

ベースはサイドの長さをあごラインに設定し、バックから前上がりにカット。グラデーションを軽く入れて、軽さを出します。前髪は、鼻下の長さで切りニュアンスをプラス。


【how to“カラー”】
カラーは、暗めで6レベルのアッシュブラウンをセレクト。地毛よりもほんのり明るめで、赤みを打ち消しつつナチュラルで柔らかい仕上がりを叶えます。


【how to“スタイリング”】
ハンドブローでオイルをなじませるだけの簡単スタイリング。クセが気になるなら、軽くストレートアイロンを通しても。最後に、髪全体にオイルをなじませたら完成。湿度が気になる季節のヘアオイルは、ペタっとしやすいため軽めを選んで。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクスアオヤマ)  和田流星さん

【2】「面長」ウェットな大人耳掛けスタイル

Point

ショートボブはあまりレイヤーを入れずにぱっつんに。ストレートのワンレンにしています。前髪は無しでも少し垂らしてもOKに。


【how to“カラー&スタイリング”】
8レベルラベンダーグレージュで伸びてきても自然なグラデーションになります。

大人のウェットヘアはバームを付ける位置が大事。全部がしっとりではなくデザインの端、フレームを意識すると最小限で最大限の効果が出せます。乾かす際に、必ず前髪の毛穴を起こすように乾かし、毛流れを浮き立たせます。ストレートアイロンで毛先を外に沿わせて、オイルを最後に付けてウェットに。耳掛けにより横の肌色をつくりうす前髪で縦の肌色を減らして、面長をカバーしています。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート)  青木拓也さん

【3】「丸顔・卵型・ベース型・逆三角形」時短を叶える美人スタイル

Point

カットベースは、あご下3センチのワンレングスボブ。前髪はチークが隠れる長めに設定します。重めのライン感は残しながら、内側の毛量をしっかりめの調整し、軽い表情を出します。


【how to“カラー”】
カラーは、6レベルのダークベージュに。暗髪でもベージュの黄色を加えることで、柔らかい質感となり女性らしい印象に仕上がります。


【how to”スタイリング”】
ストレートアイロンを、毛先がまとまるようにやや内に入るよう通します。前髪は、ワンカール巻いて手ぐしで後ろに流すと柔らかいニュアンスに。軽めのオイルを少量、馴染ませたら完成。髪が広がりやすい人は、内側にしっかりとつけてから、さらっと表面に馴染ませるのがグッド。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ)  井上珠実さん

【4】「丸顔・面長・卵型・逆三角形」くしゃっともみ込んだスタイル

Point

えり足ギリギリの長さにカットしたショートヘア。サイドの髪は、耳たぶが出るくらいの長さに設定します。長めの前髪は、骨格に合わせて長さを決め、例えば丸顔さんなら、少し長めにカットすると骨格をカバーできます。また、ニュアンスとなる“隠し前髪”を短めに内側につくるのもポイントです。


【how to“カラー”】
カラーは無しで、地毛を活かします。


【how to“スタイリング”】
髪を乾かしたら、軽めのソフトワックスやバームワックスをクシャっと揉み込むだけの簡単スタイリング。スタイリング剤は、ツヤ感と束感が出るタイプがおすすめです。

担当サロン:grico(グリコ)  吉塚さとりさん

「ストレート」前髪なし×ショートスタイル【3選】

【1】丸みシルエットのこなれスタイル

Point

前髪の長さは長めの鼻先でカット。えり足を短めに設定し、バックが重くなるようにグラデーションを入れ、サイドは前上がりにカットします。


【how to“カラー”】
カラーは、5レベルのアッシュグレーで地毛風カラーに。暗めカラーのメリットのひとつは、肌を白く見せられること。また、透明感重視の暗髪にすることで、キレイめな印象を与えます。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロン、もしくはカーラーで内巻きにスタイリング。アイロン仕上げは、熱でしっかり形をつくることができ、カーラーは柔らかい質感を実現するのでお好みで。オイルをしっかり揉み込みながらなじませ、最後に手ぐしでかき上げたら完成。オイルは、柔らかい動きを損なわないよう軽めのタイプを選んで。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ)  仙田辰弥さん

【2】骨格に沿った内巻きスタイル

Point

カットベースは、低めのグラデーションにすることで丸みを出しつつ、ライン感を緩和。前髪は目の下3cmで真っ直ぐにカットし、角を落とすことで柔らかさがありクールに寄り過ぎない仕上がりに。


【how to“カラー”】
カラーは、8レベルのアッシュブラウンをチョイス。定番カラーとして人気で、髪の透明感を引き出してくれます。髪色を美しく見せ、赤みをおさえてくれるのも◯。


【how to“スタイリング”】
160℃のストレートアイロンを、全体的に軽く通します。バックは、やや内巻き、前髪は、骨格に沿わせるイメージでできるとグッド。毛先からスタイリングオイルをパラパラと髪が動くように軽くなじませます。最後に、毛束を裂くか、コーミングすると束感がつくりやすくなります。

担当サロン:Laf from GARDEN(ラフフロムガーデン)  山中さくらさん

【3】透明感のある2WAYバングスタイル

Point

カットは、サイドを耳たぶの長さに設定し、前髪ともみあげを繋いだマッシュベース。えり足は短めにすっきりさせ、丸みシルエットになるようグラデーションで切っていきます。


【how to“カラー”】
カラーは、6レベルのオリーブグレーで地毛風カラーに。寒色系をセレクトすることで、地毛では味わえない軽さと透け感をプラス。透明感のある仕上がりを叶えます。


【how to“スタイリング”】
基本的にはドライヤーで乾かすだけでOK。乾かす時、えり足が浮かないようドライヤーの風を上から当て、後頭部は根元をふんわりさせるとグッド。また、前髪はゆるいカール感があると手をかけている印象を与えるので、マジックカーラーを巻くと◯。スタイリング剤は、軽めのスタイリングオイルをチョイスして、ナチュラルに仕上げます。毛先2〜3cmになじませ、空気感がでるようバランスを整えたら完成です。

担当サロン:GARDEN ginza(ガーデンギンザ)  今野佑哉さん

「パーマ」前髪なし×ショートスタイル【3選】

【1】クセを活かした2WAYバングスタイル

Point

ベースカットは、ショートボブに。前髪は、眉下のラインで薄めに切り、サイドと繋げて、ナチュラルなマッシュラインになるようにします。


【how to“カラー”】
カラーは、8レベルのモカブラウンに。今季人気の暖色系ながら赤みをおさえ、女性らしさと深みをプラスします。


【how to“パーマ&スタイリング”】
20〜32mmのロッドを使い、根本までパーマをかけます。前髪は、上下2段に分けて巻くことで、ラフな動きが出せ、2WAYバングのスタイリングもしやすくなります。スタイリングは、少しウェットでカール感のある状態に、スタイリング剤をもみ込みます。セット剤は、ややセット力のあるジェルタイプがおすすめ。前髪を下ろすとマッシュっぽい雰囲気を楽しめます。

担当サロン:grico(グリコ)  原田直美さん

【2】ラフな動きを出したスタイル

Point

カットは、襟足1cm、サイドの長さは耳下、前髪は鼻下の長さでグラデーションに。トップにはレイヤーを入れつつ、アウトラインには重さを残して外人っぽく仕上げます。


【how to“カラー”】
ハイライトを入れ、ヘーゼルベージュをオンカラー。ハイライトは、表面5mmを外し、トップメインで入れて、パーマの動きを活かすように。ヘーゼルベージュは、寒色でもまろやかな柔らかさが特徴。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜38mmのロッドを使います。毛先のラフな外ハネは、ねじって逆巻に。全体は、太めのロッドで平巻きにします。

スタイリング剤は、ややドライなワックスを選びます。中間から毛先にセット剤を馴染ませたら、弱風のドライヤーで、手を振って、髪を散らすイメージでスタイリングします。

担当サロン:grico(グリコ)  原田直美さん

【3】コールドパーマのスパイラル巻きスタイル

Point

カットベースは、ワンレングスボブ。アンダーは低めに、トップにはウルフっぽいレイヤーを入れます。前髪は、目の下2cmで長めにカットします。


【how to“カラー”】
カラーは、6レベルのナチュラルブラウンに。ほんのりブラウン味が出るカラーで、パーマの質感をキレイに見せることができます。また、暖色にすることで女性らしさをプラス。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、S字ウェーブになるよう20〜23mmのロッドをメインに、スパイラル巻きにします。コールドパーマなので、抜け感のあるナチュラルな仕上がりに。

スタイリングは、パーマのカール感が出るクリームワックスがおすすめ。オールバックにかきあげるようになじませたら、指先でカールを散らすようにセットしたら完成です。

担当サロン:GARDEN ginza(ガーデンギンザ)  金澤侑さん

「暗め」前髪なし×ショートスタイル【4選】

【1】透明感カラーの色っぽスタイル

Point

スタイルのポイントとなる前髪は、鼻先の長さでカット。より薄めのシースルーにカットします。サイドは耳が半分くらい出る長さに設定して、バックに繋げます。


【how to“カラー”】
カラーは、6レベルのベージュに。暗めなヘアカラーなので、透明感ベージュをチョイスして。赤みをおさえ、落ち着いた雰囲気をもたらします。


【how to“スタイリング”】
スタイリングは、毛先をストレートアイロンか、32mmのカールアイロンでワンカールするだけの簡単ヘアです。前髪は、乾かすときに、薄めにおろして乾かすとグッド。最後にオイルを中間から毛先になじませます。オイルは、ツヤ感UPにもなるのでやや重めを選んで。

担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク)  須藤叶也さん

【2】大人っぽい艶カラースタイル

Point

ベースは、あご下でカットしたワンレングス。ぷつっとしたラインを残しし、重すぎず、軽すぎない質感に毛量調整します。前髪は、長めのほおにかかる長さで流れやすいようにカットします。


【how to“カラー”】
カラーは、6レベルのダークグレージュに。赤みをおさえる暗めの寒色で、落ち着いた印象を与えます。ラベンダーを加えることで、ツヤ感もプラス。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを使い、全体の毛先をストレートタッチに。前髪は、後ろに流すように通すとグッド。オイルクリームを内側、えり足、毛先にしっかりなじませ、表面と前髪は、毛先のみ、最後に、前髪の束感を整えたら完成です。

担当サロン:GARDEN shibuya Lani(ガーデンシブヤ ラニ)  KOGOMIさん

【3】重たく見えない地毛風カラースタイル

Point

カットベースは、あごラインのワンレングス。トップにほんの少しレイヤーを入れ、動きと丸さを出します。前髪は、鼻先の長さでプツッとカット。


【how to“カラー”】
カラーは、4レベルのダークグレージュをチョイス。地毛風の青みを加えた地毛風カラーで、黒髪でも透明感を感じられます。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、丸みを出すのがポイント。中間からアーチを描くように、ふわっとエアリーな質感を出します。クリームバターで乾燥をおさえつつ、ナチュラルに仕上げます。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ)  井上珠実さん

【4】ミルクティーベージュのカールスタイル

Point

襟足の設定は指一本分に、サイド、フロントはやや前下がりになる様にイメージして鼻先位でカット。後は全体的にローレイヤーの角度で繋げつつもバックのぼんのくぼ辺りの毛はセニングでぼかしつつ、やや短くレイヤーが入るようにする。


【how to”カラー&スタイリング”】
8トーンのミルクティーグレージュに設定。肌トーンを上げてくれるお色味、メイク映えはもちろん、イエベ、ブルベの方を選ばず似合うカラーなので年齢層問わず大人気な王道カラーです。

全体的に丸くなる様にアイロンを内巻きに入れます。ハチ上の毛は真上に持ってきてトップの位置で毛先を内にまるめます。フロントも同様。あとは全体にバームを少量真上に髪を持ち上げて極力毛先に揉み込み、髪を下ろして指でササっと馴染ませれば完成です。

担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン)  徳崎 ヨシヒデさん

「明るめ」前髪なし×ショートスタイル【3選】

【1】アッシュベージュの柔らか見せスタイル

Point

カットベースは、あごラインのワンレングスボブ。アンダーは低めに、中間からトップにかけては高めでグラデーションを入れ、柔らかな動きを出しやすくします。


【how to“カラー”】
カラーは、人気のアッシュベージュを10レベルで。明るめですが、寒色系にすることで赤みを打ち消し、透明感のある仕上がりを叶えます。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、毛先と顔まわりに少しカールをつくように仕上げます。バーっと髪を左右に揺らしながら、オイルをしっかりなじませ、束感をメイク。ラフに耳にかけてから、落ちてきた毛束やもみあげの髪をポイントで引き出し整えたら完成です。

担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン)  和田流星さん

【2】メイク映えするベージュカラースタイル

Point

襟足は長めに、サイドはやや前上がりになる様に顎ラインで設定。顔まわりからサイドにかけてレイヤー、少しウルフっぽいショートヘアに。前髪の長さはサイドよりもやや前が上がりに、サイドへ流れる様に少しのレイヤーでシースルーにもセンター分けにも対応。


【how to”カラー&スタイリング”】
12トーンベージュに設定。肌トーンを上げてくれる上にメイク映えもする、健康的な肌見せに役立つお色味。

全体的にストレートアイロンでやや外ハネにするイメージで軽く通すだけ。顔まわりは真上に持ち上げて軽く内巻きになる様にアイロンを通す。全体にバームを少量、中間から毛先に向かってつければ完成です。

担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン)  徳崎ヨシヒデさん

【3】ラベンダーグレージュのくすみ感スタイル

Point

少し長めのショートは、レイヤーで動きを出して頬から顎部分を隠すようにしています。そうすることで四角い骨格が隠れて優しい印象になります。


【how to“カラー”】
12トーンのラベンダーグレージュ、明るめでも黄色っぽさを抑え、くすみ感のあるカラーです。


【how to“スタイリング”】
26ミリのコテで外ハネと内巻きを交互に入れてミックス巻きにしていきます。細かい程、動きのあるスタイルになります。カールがしっかり出るようにワックスを下から揉み込むようにつけ束感を出して完成。巻髪によって柔らかい印象が生まれ、四角顔の男っぽさや強さがなくなります。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート)  畑中正敏さん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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