ヘアスタイル・髪型
2024.2.9

前髪なし×ショートでかっこいい垢抜けスタイル【18選】

簡単にこなれ感が作れる前髪なしショート。かっこいいから可愛いまでなれる髪型を掲載。顔型別やストレート・パーマ別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

「顔型別」前髪なし×ショートスタイル【4選】

【1】「丸顔・面長・卵型・逆三角形」くしゃっともみ込んだスタイル

Point

えり足ギリギリの長さにカットしたショートヘア。サイドの髪は、耳たぶが出るくらいの長さに設定します。長めの前髪は、骨格に合わせて長さを決め、例えば丸顔さんなら、少し長めにカットすると骨格をカバーできます。また、ニュアンスとなる“隠し前髪”を短めに内側につくるのもポイントです。


【how to“カラー”】
カラーは無しで、地毛を活かします。


【how to“スタイリング”】
髪を乾かしたら、軽めのソフトワックスやバームワックスをクシャっと揉み込むだけの簡単スタイリング。スタイリング剤は、ツヤ感と束感が出るタイプがおすすめです。

担当サロン:grico(グリコ)  吉塚さとりさん

【2】「丸顔・面長・ベース型・卵型・逆三角形」ライン感と内巻きのハンサムスタイル

Point

ベースのカットは、前髪を目の下に設定し、サイドから前上がりにつながるハンサムショート。後ろは丸みシルエットになるよう、サイドから緩やかなラウンド状にカットします。


【how to“カラー”】
カラーは4レベルのブルーアッシュに。地毛では表現できない透明感を出し、垢抜けた印象を与えます。


【how to“スタイリング”】
スタイリングのポイントは、顔まわりをストレートアイロンで内巻きにすること。ゆるめのニュアンスがつくことで、おしゃれ感に差がでます。重めのオイルを根元近くから全体になじませ、ライン感を強調したらフィニッシュ。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ)  井上珠実さん

【3】「丸顔・ベース型・卵型」ツヤ感のあるハンサムスタイル

Point

前髪を長めに設定し、ベースをハンサムショートでカット。サイドを前下がりにすることで、カッコ良さを演出します。カジュアルではなく大人っぽいイメージになるよう、レイヤーは少なめに。


【how to“カラー”】
カラーは8レベルのヘーゼルグレージュをチョイス。暖かみのあるヘーゼルにグレーをMIXし、ツヤ感、クール、優しい印象をほどよく感じられます。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは20〜23mmの太めのロッドで、スパイラルに。前髪は毛先巻きにします。パーマはツヤ感のあるコールドパーマで。

スタイリングは、7〜8割乾かしてから、ヘアバームを全体になじませます。ヘアバームは、軽い質感ながらツヤ感を出し、セミウェットな質感でパーマをキレイに見せてくれるので必須です。

担当サロン:S.HAIRSALON kitahama(エス ヘアサロン キタハマ)  石塚大輔さん

【4】「ひし形」ぱつっとライン感スタイル

Point

頬少し上あたりでぱつっとラインを出したショート


【how to”スタイリング”】
頭の丸みを出しやすく絶壁さんにもオススメです。バームやオイルなどで束間を出してあげると動いた時抜け感が出てオシャレな雰囲気になれます。

担当サロン:NiL(ニル)  大石真里奈さん

「ストレート」前髪なし×ショートスタイル【3選】

【1】骨格に沿った内巻きスタイル

Point

カットベースは、低めのグラデーションにすることで丸みを出しつつ、ライン感を緩和。前髪は目の下3cmで真っ直ぐにカットし、角を落とすことで柔らかさがありクールに寄り過ぎない仕上がりに。


【how to“カラー”】
カラーは、8レベルのアッシュブラウンをチョイス。定番カラーとして人気で、髪の透明感を引き出してくれます。髪色を美しく見せ、赤みをおさえてくれるのも◯。


【how to“スタイリング”】
160℃のストレートアイロンを、全体的に軽く通します。バックは、やや内巻き、前髪は、骨格に沿わせるイメージでできるとグッド。毛先からスタイリングオイルをパラパラと髪が動くように軽くなじませます。最後に、毛束を裂くか、コーミングすると束感がつくりやすくなります。

担当サロン:Laf from GARDEN(ラフフロムガーデン)  山中さくらさん

【2】あごに沿わせた美人スタイル

Point

顔周りは外巻き、耳前はあごに沿わせ内巻き、後頭部とトップは高さを出すのみで形良く。


【how to”カット”】
長めの前下がりのショートべース。顔周りは鼻ラインでレイヤーを入れて軽やかに。あごからつながるラインで後ろの髪に向かって上がるラインにして後頭部を形良く見せる。襟足はすっきりシャープに。

【FRONT】

【BACK】

担当サロン:Beauty Connection Hair Salon 谷 賢二さん

【3】ウエット感のこなれスタイル

Point

前髪は目にかかる長めでカット。えり足はハイグラデーションの上にグラデーションを重ね、丸みのあるラインをつくります。サイドは頬の長さにカット。全体的にライン感を出すようにするのがポイントです。


【how to“カラー”】
カラーは、5レベルのグレーアッシュに。自然光に当たった時の透明感が秀逸で、赤みやオレンジっぽさを完全に消したい人におすすめ。


【how to“スタイリング”】
クセが気になる人はストレートアイロンをさらっと通してから、ジェルを全体的になじませウェット質感をつくります。ジェルは固まらないタイプがおすすめ。タイトに仕上げて、前髪は少しほぐすようにつまみ、パラっと下ろすとこなれ感がプラスされます。

担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン)  和田流星さん

「パーマ」前髪なし×ショートスタイル【3選】

【1】ラフな動きを出したスタイル

Point

カットは、襟足1cm、サイドの長さは耳下、前髪は鼻下の長さでグラデーションに。トップにはレイヤーを入れつつ、アウトラインには重さを残して外人っぽく仕上げます。


【how to“カラー”】
ハイライトを入れ、ヘーゼルベージュをオンカラー。ハイライトは、表面5mmを外し、トップメインで入れて、パーマの動きを活かすように。ヘーゼルベージュは、寒色でもまろやかな柔らかさが特徴。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜38mmのロッドを使います。毛先のラフな外ハネは、ねじって逆巻に。全体は、太めのロッドで平巻きにします。

スタイリング剤は、ややドライなワックスを選びます。中間から毛先にセット剤を馴染ませたら、弱風のドライヤーで、手を振って、髪を散らすイメージでスタイリングします。

担当サロン:grico(グリコ)  原田直美さん

【2】デジタルパーマの平巻きスタイル

Point

カットベースは、リップラインのショートボブに。表面には角を取る程度のレイヤーを入れ、前髪は鼻先の長さでカットします。


【how to“カラー”】
カラーは、ラベンダーグレージュを7レベルで。暗めのカラーでも透明感があり、光に当たった時の透け感が秀逸。くすみ感のあるカラーですが、肌なじみがよく、肌をキレイに見せてくれます。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜14mmのロッドを使い、表面は中間巻き、トップは平巻きでデジタルパーマをかけます。柔らかい質感と髪へのダメージを考え、デジタルパーマを選んで。

ドライな状態で、オイル:ワックス=1:1でMIXしたものを揉み込むだけの簡単スタイリング。前髪は、ドライヤーで乾かす際に、立ち上がりをつけるとグッド。

担当サロン:Laf from GARDEN(ラフフロムガーデン)  柏田彩乃さん

【3】コールドパーマのスパイラル巻きスタイル

Point

カットベースは、ワンレングスボブ。アンダーは低めに、トップにはウルフっぽいレイヤーを入れます。前髪は、目の下2cmで長めにカットします。


【how to“カラー”】
カラーは、6レベルのナチュラルブラウンに。ほんのりブラウン味が出るカラーで、パーマの質感をキレイに見せることができます。また、暖色にすることで女性らしさをプラス。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、S字ウェーブになるよう20〜23mmのロッドをメインに、スパイラル巻きにします。コールドパーマなので、抜け感のあるナチュラルな仕上がりに。

スタイリングは、パーマのカール感が出るクリームワックスがおすすめ。オールバックにかきあげるようになじませたら、指先でカールを散らすようにセットしたら完成です。

担当サロン:GARDEN ginza(ガーデンギンザ)  金澤侑さん

「暗め」前髪なし×ショートスタイル【4選】

【1】ミルクティーベージュのカールスタイル

Point

襟足の設定は指一本分に、サイド、フロントはやや前下がりになる様にイメージして鼻先位でカット。後は全体的にローレイヤーの角度で繋げつつもバックのぼんのくぼ辺りの毛はセニングでぼかしつつ、やや短くレイヤーが入るようにする。


【how to”カラー&スタイリング”】
8トーンのミルクティーグレージュに設定。肌トーンを上げてくれるお色味、メイク映えはもちろん、イエベ、ブルベの方を選ばず似合うカラーなので年齢層問わず大人気な王道カラーです。

全体的に丸くなる様にアイロンを内巻きに入れます。ハチ上の毛は真上に持ってきてトップの位置で毛先を内にまるめます。フロントも同様。あとは全体にバームを少量真上に髪を持ち上げて極力毛先に揉み込み、髪を下ろして指でササっと馴染ませれば完成です。

担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン)  徳崎 ヨシヒデさん

【2】地毛の黒髪を活かしたスタイル

Point

前髪からサイドにかけてレイヤーを入れています。顎から襟足にかけて、ざっくりレイヤーを入れるのがポイントです。元々の癖を活かしているので、カット後にきれいなまとまりが出てパーマをかけたようになります。


【how to“カラー”】
カラーはせずに地毛の黒髪のままにしています。


【how to“スタイリング”】
全体をしっかり濡らして、タオルドライします。ムースを全体に馴染ませたら毛先にバームをつけて動きをつけたら完成です。

担当サロン:NiL(ニル)  大石真里奈さん

【3】ブルーブラックの中間巻きスタイル

Point

カットは軽く全体にレイヤーを入れて、動きが出るようにしています。


【how to“カラー”】
カラーは暗髪色として人気の5トーンのブルーブラック。


【how to“スタイリング”】
26ミリのコテでハチ下はワンカール、ハチ上をミックスで中間巻きにしています。こめかみ辺りにカールを持ってきて、横の幅を出すのが面長ショートさんには重要。ワックスとバームをミックスして下から揉み込むようにスタイリングします。コテで巻くのが面倒な方は、緩くパーマをかけるのもおすすめです。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート)  畑中正敏さん

【4】ウエット感の重みスタイル

Point

クールな印象のショートヘアだけれど、ゆるっと流れる前髪の隙間から見える横顔が色っぽい。26mmのコテで毛流れに丸みをつけるように内巻きにして、軽め質感のオイルをなじませてツヤをON。


【how to”カット&パーマ”】
丸みのあるフォルムのショートがべース。前髪〜サイドがつながるようにレイヤーを入れる。硬いorぺったりしやすい髪質の場合、ワンカールのパーマをかけるとスタイリングが楽に。

【SIDE】

【BACK】

担当サロン:FILMS Tamachi Shibaura 影山夏美さん

「明るめ」前髪なし×ショートスタイル【4選】

【1】ラベンダーグレージュのくすみ感スタイル

Point

少し長めのショートは、レイヤーで動きを出して頬から顎部分を隠すようにしています。そうすることで四角い骨格が隠れて優しい印象になります。


【how to“カラー”】
12トーンのラベンダーグレージュ、明るめでも黄色っぽさを抑え、くすみ感のあるカラーです。


【how to“スタイリング”】
26ミリのコテで外ハネと内巻きを交互に入れてミックス巻きにしていきます。細かい程、動きのあるスタイルになります。カールがしっかり出るようにワックスを下から揉み込むようにつけ束感を出して完成。巻髪によって柔らかい印象が生まれ、四角顔の男っぽさや強さがなくなります。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート)  畑中正敏さん

【2】アッシュで赤みを抑えたスタイル

Point

前髪の長さを目の下くらいで設定したハンサムショートに。前髪からサイドにかけてマッシュラインにするのがポイント。サイドは耳の位置を見ながら、耳下2cmの長さくらいでカットします。えり足の長さをきゅっと詰めて、今っぽいシルエットに。


【how to“カラー”】
カラーは8レベルのブラウンに。ツヤ感重視で、パサついて見えない暖色でありつつ、日本人特有の赤みをおさえるために少しだけアッシュをMIXしています。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、髪を真上に持ち上げてワンカール巻きます。もみあげもワンカール。スタイリング剤は、軟毛さんは軽めのオイル+ワックスを、髪が乾燥しやすい人はオイルがおすすめ。内側からしっかりつけて、クシュっと揉み込むように馴染ませます。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ)  杉本佳恋さん

【3】かき上げがかっこいい大人スタイル

Point

大人カッコいいかきあげセンターパートのショート。手櫛を通してできる毛束感


【how to”スタイリング”】
表面付近は軽くレイヤーを入れてシルエットをひし型に調節、柔らかな動きを出しやすくする。ひし形シルエットを作り、えら部分をカバー。顔まわりはレイヤーを入れて軽く、かきあげられるようにします。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート)  菅原 英さん

【4】ハイトーンのウルフスタイル

Point

カットはたっぶりのレイヤーを入れて、動きを出す人気のウルフショートにしました。


【how to“カラー”】
白髪世代がハイライトやダブルカラーを楽しむ方が増えています。1年に渡り、3週間に一度リタッチ→リタッチ+ハイライト→全体を繰り返すと、今まで真っ黒しか選択肢が無かった方がここまで透明感が作れるようになりますよ!白髪を活かした大人グレージュ!


【how to“スタイリング”】
乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛流れを浮き立たせます。毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できメリハリウルフの完成です。毛先を少し、外ハネにして動きをプラスするのもポイントです。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート)  青木拓也さん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事