「前髪なし」の切りっぱなしボブ【実例10選】

前髪なしの切りっぱなしボブ。個性的でお洒落上級者になれるスタイルを、顔型別やカラー別に掲載。『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。
「顔型別」前髪なしの切りっぱなしボブ【4選】
【1】「丸顔」あご下ラインの長さで大人スタイル
【how to“ベース&カラー”】
- カットはあご下3cmの切りっぱなしボブ。毛量調整はしますが、毛先のライン感を残すのがコツ。
- また、ボリュームが出やすい人でも、表面の長さがあるのでスタイリングが楽なのが特徴。
- 前髪は、鼻ラインの長めのシースルーに。
- カラーは、5レベルのオリーブグレージュに。流行りの地毛風カラーで、上品さや洗練されたイメージを与えます。幼く見えず、透明感のある仕上がりを叶えます。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- ストレートアイロンで、毛先を軽く外ハネに。
- 前髪はさらっとアイロンを通し、やや内巻きにします。
- 重めのトリートメントオイルを全体に馴染ませ、最後にマットだけど洗い上がりのような質感になる“シーソルトスプレー”を塗布するとラフでおしゃれな仕上がりを演出します。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【2】「面長」韓国風のセンターパートで骨格カバー
【how to“ベース&カラー”】
- カットベースはあご下2cmのボブ。動きが出るようトップにグラデーションを、顔まわりにはレイヤーを入れくびれをつくります。
- 前髪は、巻いた時にほおにかかるよう鼻先ラインでカット。
- カラーは7レベルのフォギーベージュに。青みとグレーをMIXしたベージュカラーで透明感があり、綺麗な色を長く楽しめます。
【how to“スタイリング”】
- 髪を乾かす時、センターパートの根元をしっかり立ち上げるのがポイント。ドライ後、26mm、もしくはストレートアイロンで全体を外ハネに。
- 表面の髪は真上に持ち上げて内巻きワンカール、前髪は毛先をリバースに巻きます。
- キープ力がありセミウェットに仕上がるバームorヘアオイルを全体に塗布したら完成です。
- 地肌にポンポンっとつけるパウダーワックスを使えば、根元の立ち上がりが簡単にキープできます。スタイルキープにはソフトなヘアスプレーも◯。
担当サロン:lora.garden(ロラドットガーデン) 児玉善央さん
【3】「卵型」力の抜けたライン感ボブでお洒落見せ
【how to“ベース&カラー”】
- ベースカットは、ぷつんとしたラインを残した切りっぱなしボブに。
- 前髪は鼻先くらいの長めに設定し、流しやすいようにレイヤーを入れます。シースルーにすることで、抜け感と大人ヘアにフィットします。
- カラーは、7レベルのグレーアッシュに。暗く深みがありますが、光に当たると透明感がありお洒落感のある色味です。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで、内巻きでも外ハネでもなく、板状に伸ばすようにまっすぐに仕上げるのがコツ。
- 前髪のみ32mmのアイロンでリバースに巻いて、ゆるっとしたカール感を出します。
- 軽めのオイルを手ぐしを通すように塗布。前髪は付けすぎないように気をつけ、仕上げはコーミングしても◯。
担当サロン:MINX原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 松田吏菜さん
【4】「下膨れ」骨格と髪の癖を活かした外ハネボブ
スタイルのポイント
- 全体の長さは鎖骨下2〜3cm
- 毛先は切りっぱなし、表面にはレイヤーを入れ軽さを感じるフェミニンな雰囲気に。顔周りは頬骨下あたりから流れるようにカットしたカジュアルな抜け感が今っぽく見せてくれる
- スタイリングはクセを生かすのもありですが、ノンパーマの場合は、コテで巻くと髪にしなやかさとツヤが出るのでおすすめ
- 毛先は外ハネに巻き、表面の髪は部分的に細かめの毛束を取って内巻きにするとふんわり立体的になる
- 100円玉量のソフトワックスを手にしっかり広げ、毛先を中心にクシャッともみ込む
- 分け目はぱっくりさせず、ふんわり感が出るようにランダムに。最後に前髪を根元から書き上げて、手に残ったワックスをつけて仕上げる
- 伸ばしかけでハネやすい方にも楽しめるスタイル
- ベースは切りっぱなしなので、スタイリング次第であえて跳ねやすさを活かして外ハネに
- もちろん内巻きにもなれる2WAY
- クセがある人は、巻かなくてもそれを生かしてスタイリングすればこったように見えてかつ時短に
担当サロン:AFLOAT GINZA(アフロート ギンザ) 山口剛平さん
「明るめ」前髪なしの切りっぱなしボブ【2選】
【1】ハイトーンのベージュ系カラーで大人かっこよく
【how to“ベース&カラー”】
- 顔周りを短めにカットしたミニボブスタイル。
- ワンレンのセンタパートボブなのであまりレイヤーを入れず、切りっぱなしにしています。
- カラーはブリーチ2回で16から17トーンまで明るくした後に、ベージュ系をオンカラー。大人にもおすすめなハイトーンカラーにしました。
【how to“スタイリング”】
- 全体を少し引っ張りながら、生え癖もきちんと伸びるように乾かしたら、ストレートアイロンで、軽く表面に艶を出した後、ブリーチをしているのでオイルをつけるとパサつきが抑えられるので、まずは全体になじませます。
- そのあと、バームを重ねて馴染ませるとウェット感がキープされます。耳掛けも可愛いショートボブが完成します。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【2】グラデーションカラーで外国人風スタイル
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨くらいの長さで切りっぱなしのボブにカット。トップにレイヤーを入れて軽い動きを出します。
- 前髪はリップラインの長め設定に。流した時に抜け感が出るようシースルーに調整することで、扱いやすさ抜群。
- カラーは、ブリーチ剤を使い全体にハイライトを入れますが、トップに連れて細めにするため、美しいグラデーションに。オンカラーは柔らかい印象のアッシュベージュで。
【how to“スタイリング”】
- スタイリングは、26mmのアイロンでフォワード&リバースのMIX巻きにします。
- 顔まわりのおくれ毛は、細めに髪を取り、左右3〜4パネルずつワンカールの内巻きと外巻きにするのが小顔見せのコツ。
- ワックス:オイル=2:1で混ぜたものを、おくれ毛、毛先、トップのレイヤー部分の順に塗布します。ワックスだけでなく、乾燥を防ぎツヤ感をアップさせるので、オイルをMIXするのがベター。
担当サロン:Violet栄店(バイオレットサカエテン) 伊藤ひかりさん
「暗め」前髪なしの切りっぱなしボブ【4選】
【1】カーキベージュで深みのあるスタイル
【how to“ベース&カラー”】
- アゴ下の長さで平行ラインのボブにカット。切りっぱなしのぱつっとした質感はそのまま残します。
- 前髪はリップラインでシースルーに。この前髪がニュアンスのある動きを表現しながら、骨格を補整します。
- カラーリングは、夏色のカーキベージュを8レベルで。赤みを打ち消すカーキが深み与えつつ、透明感のある色味に仕上げます。
【how to“スタイリング”】
- 26mmのアイロンで毛先を外ハネにし、表面の髪は根元を外してリバース&フォワードでランダムに巻きます。
- スタイルのポイントとなる前髪は、サイドに流さず顔側に髪を下ろし、毛先をワンカールすることで軽いニュアンスのある仕上がりに。
- ドライワックス:オイル=1:1でMIXしたものを中間から毛先にワシャワシャと揉み込みます。
担当サロン:MINX 銀座五丁目通り店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 村上由希菜さん
【2】アッシュベージュとゆるウェーブでラフ感
【how to“ベース&カラー”】
- アゴ下の長さで前下がりの切りっぱなしボブにカット。
- 前下がりにすることで、顔まわりに重さが残りクールビューティな雰囲気に。
- カラーは、透明感のある9レベルのアッシュベージュをセレクト。赤みをおさえつつ透明感を与えてくれます。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは15〜20mmのロッドで毛先を1.75回転巻きます。絶妙なパーマが今っぽいラフさのあるウェーブ感に。
- スタイリングは、前髪をオールバックにしながらやや立ち上がりをつけたら、全体をバーっと乾かします。
- さらっとタイプのオイルを毛先に揉み込んでから、束感をほぐしてラフな動きを出したらフィニッシュです。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 本木ヨシヒサさん
【3】ブラウンアッシュとウェット感でクールボブ
【how to“ベース&カラー”】
- アゴよりやや長めのワンレングスボブでカット。レイヤーは入れずに、切りっぱなしのおしゃれな質感を活かします。
- 前髪は頰骨くらいの長さで、かき上げも下ろしもできるようにします。
- カラーリングは、太陽の光に当たるとほんのり透ける5レベルのブラウンアッシュに。伸びた時に根元が気にならなのもメリット。
【how to“スタイリング”】
- 前髪が立ち上がるようドライヤーの風でオールバックに乾かします。
- ドライ後、ストレートアイロンでサラっと外ハネにする程度に伸ばすだけ。外ハネにし過ぎないのがポイントです。
- 最後にウェットな質感に仕上がるヘアオイルを全体にしっかり馴染ませ手ぐしでオールバックに。
- ルーズな毛束感を調整すれば、クールで今っぽボブの出来上がり。根元にはオイルをつけないように注意して。
担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン) 吉田有花さん
【4】ブルーアッシュで知的な雰囲気スタイル
【How to“ベース&パーマ”】
- あごラインのワンレンベース。レイヤーは入れず、裾を一直線の切りっぱなし風にすることで今っぽい仕上がりに。
- 表面に細めのロッドでスパイラル巻きのパーマをかけて。ワンカール以上の動きが出るように巻くと猫っ毛でもボリュームが出やすくなります。
- カラーは6トーンのブルーアッシュ。落ち着いたトーンの中に透明感がプラスされ知的な印象に。
【How to“スタイリング”】
- スタイリングはパーマをかけた部分を水で濡らし、セミウエットなスタイリング剤を軽くもみむだけでOK。あえてスタイリングを頑張らないことでパーマのラフな質感を楽しめます。
- ボリュームダウンが気になったらかき上げるようにバサバサッと崩せばふんわり感が復活しこなれ度もアップ!
- また、湿気により逆にボリュームが出過ぎる人はバームなど重めのスタイリング剤で抑えると◎。
担当サロン:S.HAIRSALON(エス) 宮澤卓也さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。