最短で垢ぬける、ぱっつんボブ【見本スタイル集】

かわいさとおしゃれな印象両方をGETできる“ぱっつんボブ”。『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからおすすめヘアをご紹介します。
王道でかわいいぱっつん前髪ボブ【3選】
【1】ハイライト×オン眉がおしゃれなボブ
【how to ベース&カラー】
- ベースをアゴ下でワンレングスにカット。表面に少しだけレイヤーを入れる。短めレングスは小顔効果があり、お手入れが楽チンなのも嬉しい。
- 眉毛上でパッツン前髪にカット。
- 全体のカラーは6レベルのブルーアッシュに。ブルーアッシュは、しっかりとした色味で色持ちがよく、透明感が魅力。さらに、前髪と顔まわりにハイライト入れ、おしゃれ感のある仕上がりに。
【how to スタイリング】
- スタイリングはとっても簡単!内巻きになるようにカットされているので、ドライ後、32mmのアイロンでワンカール巻いて、スタイリング剤をつけるだけ。
- スタイリング剤はさらっとした質感のクリームバターがおすすめ。中間から毛先につけ、手に残ったものを前髪につけるとちょうどいいシースルー感に。耳掛けするとハイライトのニュアンスが絶妙にかわいい。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
【2】透け感ぱっつんのナチュラル系美人ヘア
【how to“ベース&カラー”】
- あごラインでベースをカット。毛先がハネないように、イングラデーションを少し入れて、髪が顔に沿うように自然な丸みを持たせる。
- 前髪は目元の上くらいの長さで、重くならないように透け感を。
- カラーは7レベルのアッシュブラウンをチョイス。地毛っぽく見せてくれるカラーなので、自然体な印象で透明感を与えてくれる。
【how to“スタイリング”】
- 3cmのストレートアイロンで軽く毛先を内巻きにする。巻きすぎると横に広がってしまうので、顔に沿うスタイルを残すため、さらっと通す程度で。前髪も同様に。アイロンを使うことでツヤがアップし、よりキレイな髪に見せてくれる。
- 仕上げのオイルはあまりつけすぎないように、毛先や前髪に指先で塗布。全体に“ささっと”と仕上げるのが、ナチュラルさを演出するポイント。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 櫻田亜弓さん
【3】ぱっつんと相性抜群内巻きボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪は眉毛がギリギリ隠れるくらいの長さで、横幅が広めのワイドバングにカット。ワイドバングにすることでパッツン系ボブが今っぽく仕上がる。
- 裾はハネないように、肩につかない長さでカット。まとまりやすくするため内側は短めにカットし、表面は束感が出るストロークカットで動きをつける。
- カラーは透明感のある10トーンのフォギーベージュ。室内だと落ち着いて見えますが、光に当たると透けて見えて明るい印象に。ベージュの柔らかさでかわいらしさもプラスされる。
【how to“スタイリング”】
- ストレートにブローした後、32mmのアイロンで毛先をサラッと内巻きに。しっかりカールをつけるよりも、軽く動きをつける程度が今っぽい。
- 巻いた毛先にセミウエットに仕上がるヘアクリームを軽くもみ込み、ふわっとした束感を。前髪の毛先にも少し隙間ができるように束感を作ると、個性的に見えず程よくカジュアルに仕上がる。
担当サロン:EVOKE TOKYO(イヴォークトーキョー) 松島春樹さん
「外ハネ」で抜け感をプラスしたぱっつん前髪ボブ
【how to“ベース&カラー”】
- あご下3cmのワンレングスベースに、スタイリングしやすいようにレイヤーを少しだけ入れる。
- 前髪はワイドでかつ、シースルーにすることでラフな質感をつくり今っぽい仕上がりに。
- カラーは透明感のあるフォギーベージュに。赤みを抑えたいけど、アッシュやマットがイマイチ似合わないという人におすすめ。7レベルでカラーリングすれば、プリンにもなりにくい。
【how to“スタイリング”】
- スタイリングがとにかく簡単なボブヘア。髪が広がりやすい人は、ドライ時にドライヤーの風を上から当てて広がりを抑えると◎。
- 乾いたらストレートアイロンで軽く外ハネするだけ!外ハネにしようとせずに、さらっと通すのがコツ。
- シアーなツヤ感の出るクリームバターを手に取ったら、顔まわりからオールバックになじませる。前髪は眉と眉の髪だけに塗布して、サイドにはつけないのがポイント。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 豊田楓さん
モードな気分の「黒髪」ぱっつんボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 平行ラインのボブにカット。襟足ギリギリの長さで切ることが可愛さの鍵。表面に少しだけグラデーションを入れる。
- 前髪は目と眉の間の長さで、こめかみにかけてややラウンド状にカット。
- カラーは地毛より暗い4レベルのアッシュブラックに。モードな印象を与える色ですが、肌をキレイに見せ、アクセサリー映えも抜群。
【how to“スタイリング”】
- スタイリングは、乾かしてオイルをつけるだけのお手軽ヘア。髪のクセが気になる人やボリュームが出やすい人は、ストレートアイロンで仕上げても◎。
- 髪がパサついて見えないないよう、オイルは少し多めに塗布するのがポイント。表面以外は根元からつけてOK。前髪はオイルで隙間をつくり、抜け感のある表情にする。
担当サロン:GARDEN omotesando(ガーデン オモテサンドウ) 雲林院優さん
「丸顔さん」におすすめなぱっつんボブ【2選】
【1】短めバングで縦の印象を強めたおしゃれボブ
【how to ベース&カラー】
- 鎖骨の長さでワンレングスにカットし、頭のハチより上にレイヤーを入れて今っぽい軽さを演出。
- スタイルのポイントである前髪は、パツンとしたライン感を残しながらワイドにカット。ワイドバングは、ロブとベストバランスなのでおしゃれ感もアップ。
- カラーは、7レベルの透明感のあるフォギーベージュをセレクト。やや青みがかったベージュで、柔らかさとツヤ感を兼ね備えたカラー。
【how to スタイリング】
- ドライをしたら、26mmのアイロンで外ハネをして、頭のハチより上の髪は内巻きにワンカールするだけの簡単スタイリング。前髪はアイロンなしでOK。
- スタイリング剤は、バームを“小指の爪”くらいの少量を手に取り、手のひら全体にしっかり伸ばす。この時、指の間にも伸ばすイメージで。毛先を中心に馴染ませ、束感を整えたら完成。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
【2】縦長シルエットの長めボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨くらいの長さでやや前上がりのローグラデーションでカットすることで、切りっぱなしより柔らかさと丸みのある仕上がりに。トップと顔まわりをスライドカットで調整して束感が出やすいようにする。
- 前髪は奥行きを浅めに取り、カットライン残しながらチョップカットを入れる。
- カラーは9レベルのシナモンベージュに少しだけローズをMIX。ローズの赤紫色が効いて、くすみのないツヤ感のある色味に仕上がる。


【how to“スタイリング”】
- 根元を立ち上げながらドライヤーで乾かしたら、32mmのアイロンで毛先をワンカール。髪を落ちる位置ではなく、耳から横に引き出して高い位置で巻くのがポイント。こうすることで軽いカールの重なり生まれて、抜け感のあるスタイルになる。
- ボリュームが出やすい人は、襟足は巻かなくてもOK。最後に、ツヤ感と動きの出るヘアバターを全体的に馴染ませ、束感を整えたら完成。
担当サロン:GARDEN harajuku(ガーデン ハラジュク) 細田真吾さん
「失敗」しないぱっつん前髪の【作り方】
まずは普段のように前髪セットする


ヘアメイクアップアーティスト
石川 ユウキさん
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「普通のハサミでもいいのですが、よりキレイに仕上げたいのなら髪を切る用のハサミを用意してください。ドラッグストアで購入できます。また、髪の位置を決めるために普段使っているへアアイロンやコテなども準備しておきましょう」(石川さん/以下「」内同)
「失敗するのは、そのまま切ってしまうので前髪があがってしまい、短くなりすぎるから。また、横に流したときに段差ができてしまいます。そこで、普段のように前髪をへアアイロンで丸めたり、流したりしてからカットしましょう。こうすることで、完成像が見えるのでどのくらい切るかが明確になります。それから少しずつ切っていけば、失敗しにくいです」
透け感と目の横の長さは残してカット
Point
前髪を作るときは、この部分の処理が大事。前髪の中央部分を短めにカットして、ここの長さを残すことで大人っぽさや女性らしさをキープできる。「目の横の部分は切り込まず、斜めにカットして必ず隠すこと。ここが見えていると顔が大きく見えてしまいます。さらに厚みがあると中央の透け感が強調され、メリハリが生まれます」(津村さん)
\仕上がりはこんな感じ/
ぱっつんボブでできる「アレンジ」【3選】
【1】ねじって留めるだけのアシンメトリーヘア
\How to/
- トップの毛束を取り少しずつ髪を拾いながら外側にねじる。
- 耳上でピンで固定。
完成!
【2】短めでもできるおだんごスタイル


ヘアサロンtricca銀座店 スタイリスト
野口眞莉奈さん
(1)髪の表面と襟足にヘアオイルを
「髪が短いので、まとめたスタイルをキープするために、ヘアオイルをなじませます。表面にヘアオイルをつけておくと、最後に髪をつまみ出しやすくなります」(野口さん/以下「」内同)
「襟足にもヘアオイルをなじまると、短い髪でもまとめやすくなります。手のひらと指の間にヘアオイルを広げて、手ぐしで襟足の髪をかき上げるようになじませます」
(2)毛先をサイドの毛流れに沿わせておだんごに
「髪を手ぐしでラフにひとつにまとめたら、ヘアゴムで結びます。最後の毛束を通し切らずにおだんごに。毛先は、サイドの毛流れと同じ方向に持ってくると、すっきりとしたおだんごに見えます」
(3)極少量の毛束を3か所からつまみ出す
「髪をつまみ出して、ラフな印象にします。つまみ出す毛束は、極少量にするのがポイント。猫っ毛でもふわっと立体的になります。つまみ出す位置は、ハチより内側のトップ、後頭部の上の、結び目の上の3か所。結び目の上もつまみ出すことで、絶壁感がしっかりとカバーできます」
(4)もみ上げ&襟足の毛束を少し残してヘアピンで留める
「もみ上げ&襟足の髪を少しだけ引き出して、女性らしさを演出します」
「サイドの髪が短くて崩れやすいため、ヘアピンで固定します」
(5)ストレートアイロンでもみ上げに動きを
「(4)で引き出したもみ上げを、ストレートアイロンで巻きます。もみ上げの長さが短くて顔との距離が近いので、コテよりもストレートアイロンを使う方が火傷の心配がなく、カールも失敗しません」
完成!
あご下の長さのボブでもすっきりとしたおだんごに。もみ上げや襟足の後れ毛のおかげで、女性らしさもキープ!
サイドから見ると…
極細くつまみ出した毛束のおかげで、立体感のある仕上がりに。動きのある後れ毛がこなれた印象をバックアップ。
\使用アイテム/
ビューティーエクスペリエンス mmオイル
「軽めのオイルで、猫っ毛でも髪がベタっとしません。ヘアフレグランス並みの香りの高さもお気に入り」
価格 | 容量 |
---|---|
¥3,800 | 80ml |
【3】スカーフを使ったこなれアレンジ


ヘアサロンtricca銀座店 スタイリスト
野口眞莉奈さん
(1)髪の表面と襟足にヘアオイルを
「髪が短いので、まとめたスタイルをキープするために、ヘアオイルをなじませます。表面にヘアオイルをつけておくと、最後に髪をつまみ出しやすくなります」(野口さん/以下「」内同)
「襟足にもヘアオイルをなじまると、短い髪でもまとめやすくなります。手のひらと指の間にヘアオイルを広げて、手ぐしで襟足の髪をかき上げるようになじませます」
(2)ひとつに結んで後頭部の髪をつまみ出す
「手ぐしで髪をひとつにまとめたら、ヘアゴムでポニーテールに。結ぶ高さは襟足ギリギリの位置にすると、あとでスカーフをつけた時に止まりがいいですよ。ヘアゴムで結んだ後、片手で結び目を押さえながら、後頭部の髪を色々な場所から細くつまみ出して、絶壁をカバーします」
(3)スカーフを巻きつけていく
「スカーフをトップの髪が隠れない程度の幅に折りたたんだら、襟足の結び目したから巻きつけていきます」
「前髪の生え際で折り返し、襟足の下で1回結びにします。その後、ヘアゴムの上でもう一度ひとつ結びに。ヘアゴムがすべり止めの役割りをしてくれるので、ひとつ結びでもきちんと止まり、毛束とのなじみもいいですよ」
(4)もみ上げと襟足の毛を少しつまみ出す
「ヘアスタイルに動きが出るように、もみ上げと襟足部分の髪を少しだけ引き出します」
完成!
ほんの少し下ろしたもみ上げと襟足の毛束のおかげで、こなれたスタイルに。スカーフのおかげで、トップにボリュームも出て華やか。
後ろから見ると…
短い毛先とスカーフの先がなじんで、自然とボリュームUP!
細くたくさんつまみ出した毛束のおかげで、絶壁を感じさせない立体ヘアに。
ビューティーエクスペリエンス mmオイル
「軽めのオイルで、猫っ毛でも髪がベタっとしません。ヘアフレグランス並みの香りの高さもお気に入り」
価格 | 容量 |
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¥3,800 | 80ml |
※一部サロン専売品が含まれます。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。