【21の成功例】ワンカールパーマで、各段に髪が扱いやすくなる!簡単な時短スタイルまとめ

ショート、ミディアム、ロングどれにも合う「ワンカールパーマ」。毛先をくるっと巻くだけでスタイルが決まります。『美的.com』の連載で好評だったワンカールの髪型をご紹介します。
ワンカールパーマをかけると「いいこと」がいっぱい!
- 毛先をワンカール巻くだけで、程よくニュアンスが付き簡単にこなれ感のあるヘアスタイルになる。エレガントさをキープしつつ、動きのあるスタイルを取り入れたい方にもふんわり動きのあるワンカールが断然今っぽい。
- レイヤーとも相性抜群!レイヤーが入っているとほどよい軽さをプラスして、さらに動きがでるので一気におしゃれヘアに。
- カールを崩してもまた違ったナチュラルスタイルが楽しめる。
- ワンカールのパーマをかければ、抜群に扱いやすくなる。
「ショート~ショートボブ」のワンカールヘア【6選】
【1】ワンカールを崩して柔らかさを出したショート
【how to“ベース&カラー”】
- ベースはベーシックなグラデーションで切る。
- 前髪をリップラインに設定し、前髪と表面のレイヤーを自然につなげて柔らかい仕上がりに。
- カラーは7レベルのベイクドブラウンに。少し赤みのある暖色で、こげ茶のようなまろやかな色味となっている。肌のくすみを消して、肌色に透明感をプラス。おしゃれ上級者にオススメのカラーリング。
【how to“スタイリング”】
- トップがふんわりと仕上がるよう、根元にドライヤーの風を当てて立ち上げるようにドライ。前髪はオールバックに乾かす。
- 全体的に乾いたら32mmのアイロンで毛先をワンカール巻く。ラフな仕上がりにするため、シャンプーをするように手を動かしてカールを崩す。
- セミウェットな仕上がりになるセラムを毛先~中間に塗布し、毛束感を整えたら完成。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 金澤侑さん
【2】ワンカールパーマで作るナチュラルショート
【how to“ベース&カラー”】
- ベースは前下がりのショートボブにカット。顔まわりトップには軽さが出るようにレイヤーを入れる。
- 前髪は目の上ギリギリの長さで切り、サンドバングとマッシュラインで繋げて丸みのあるスタイルに。量感を調整して、重すぎない印象としている。
- カラーは6レベルのアッシュグレーに。ダークカラーでありながら、透明感があり重さを感じさせず、屋外で太陽の光に当たった時には透けたように見える色味。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- 23~25mmのロッドを使い、襟足以外に毛先ワンカールのパーマをかけます。スタイリングは、キレイにまとめようとせずに、ドライヤーでざっと乾かすだけでOK。
- 乾いたらミルクやバターなどウェットな質感に仕上がるスタイリング剤を全体的に揉み込み、毛束感を整えたら完成。
担当サロン:Sui(スイ) 新地琢磨さん
【3】動きのあるジェンダーレスショート
【how to“ベース&カラー”】
- 襟足ギリギリの長さで設定し、やや前下がりのグラデーションでカット。襟足は短いものの刈り上げない長さなので、スタイリッシュな印象に。表面にレイヤーを入れて軽さを表現する。
- 前髪は鼻下の長さでカットし、全体的にスライドカットを施し透け感のある仕上がりに。
- カラーは、トレンドである暖色系のウォームブラウンをチョイス。透明感があり、柔らかい雰囲気に仕上がるカラー。


【how to“スタイリング”】
- ドライ時、前髪をオールバックに乾かすと根元がふんわりとして流れが作りやすくなる。
- 乾いたら32mmのアイロンで髪が落ちる位置でワンカール。前髪だけ、真上に引き出してワンカール巻くとふわっと動きのある仕上がりになる。
- 最後に、ツヤ感と束感をつくりやすいヘアバターを全体的に揉みこんだら完成。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 村上ユミコさん
【4】リバースワンカールで立体感を演出
【how to“ベース&カラー”】
- ベースはアゴラインの長さで、やや前下がりのワンレングスボブでカット。表面に入れたレイヤーが、毛先に動きをつけてくれる。
- 前髪は横幅を狭くし、巻いた時に目にかかる長さを計算してカット。横幅を狭くすることで、分け目を変えれば“かきあげ前髪”も楽しめる。
- カラーは、アッシュ寄りのベージュ。暗めの7レベルでも、透明感のあるカラーなので、重たさを感じず抜けのある印象に。
【how to“スタイリング”】
- 髪をドライしたら、26mmのアイロンで内巻きワンカール。表面は2cm間隔で細かめの毛束を取り、リバースにワンカールさせると立体感のあるスタイルになる。
- 最後に、ヘアオイル、もしくはシアバターを全体になじませて、カール感をほぐすようにスタイリング。ウェットな質感と前髪にもしっかりスタイリング剤を付けるのがデザインのカギ。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 蛇石智哉さん
【5】ワンカールパーマのカジュアルおしゃれヘア
【how to“ベース&カラー”】
- カットは低めのグラデーションを入れたショートボブに。
- 前髪は巻いてリップラインになる長さに設定する。絶妙な動きや柔らかさを演出するために毛量調整をバランスを見ながら。
- カラーは11レベルのピスタチオベージュ。グリーン系カラーですが、クール過ぎず、赤みをおさえて透明感と柔らかい印象を与える。


【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマの場合、17~23mmのロッドで毛先ワンカール、顔まわりのみリバースに巻きデジタルパーマをかける。トップの立ち上がりが欲しい人は根元パーマを。
- アイロンの場合、26mmのカールアイロンでパーマと同様に巻く。
- スタイリング剤は、ソフトな仕上がりで自然なツヤ感の出るミルクタイプがおすすめ。毛先から全体的に揉み込んで、毛束を整えたら完成。
担当サロン:Violet 表参道店 若井友紀さん
【6】内巻きワンカールで作るオルチャン風へア
【how to“ベース&カラー”】
- ベースは肩下くらいの長さで前上がりにカット。ひし形シルエットとなるよう顔まわりにレイヤーをしっかり入れる。
- 前髪は横幅を狭めにとりシースルーバングに。サイドバングは長めにつくり、ハネさせることで頬骨をカバー。
- カラーリングは、9レベルのアッシュベージュに。赤みをしっかり抑え、外国人のような透明感があり肌色をキレイに見せてくれる色。


【how to“スタイリング”】
- 根元を後ろから前方に髪を乾かすだけで内巻きベースとなり、キレイにまとまるようカットに施されているため、ドライヤーの風は前から当てないように。
- 乾いたら32mmのアイロンで、全体を内巻きワンカール。前髪は軽く熱を当てる程度にするか、マジックカーラーで。サイドバングは外ハネにする時、横に流すようにクセづけするとよい。
- 最後に、アウトバス用トリートメントオイルやクリームタイプのワックスなど、うるおいとツヤ感を与える軽い質感のものを毛先中心に馴染ませる。前髪は毛先1/3くらいに塗布して、上品に仕上げて。
担当サロン:Beauty Connection Ginza Hair Salon 石橋千紘さん
「ボブ」のワンカールヘア【4選】
【1】内巻きワンカールの王道ボブ
【how to“ベース&カラー”】
- ベースを肩下のワンレングスでカット。内巻きになりやすいようインサイドにグラデーションを入れる。
- 前髪は眉にかかる程度のレングスに。サイドとマッシュラインでつなげているので、耳かけをした時も顔まわりが可愛くキマる。
- カラーは、柔らかい印象の7レベルのアッシュブラウンに。赤みを抑えつつ、ツヤ感をもたらす色味です。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- ボブの鉄則はストレートタッチに仕上げることなので、トリートメント効果に優れたストレートパーマがおすすめ。広がりを抑えるナチュラルな仕上がりで、手触りもアップする。ストレートをかけていれば、スタイリングはドライヤーで乾かすだけでOK。気になる人は前髪だけストレートアイロンを通しても。
- ストパーなしなら、ストレートアイロンでワンカールになるよう軽く通す。
- どちらもオイルを毛先→前髪と塗布し、最後に表面をなでるようにツヤ感を出す。
担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 丸山成穂さん
【2】後ろ姿も美人になるフェミニンロブ
【how to“ベース&カラー”】
- 肩につくくらいの長さでワンレングスにカット。重さを残しながら表面にレイヤーを入れて動きをプラスする。
- 前髪は巻いた時に目にかからない長さでカットし、シースルーでもあえて“ぱっつん”とラインを出して目元を強調。
- カラーは赤みを打ち消すブルージュに。抜け感や透明感が欲しい人におすすめの色味。
【how to“スタイリング”】
- ドライ後、32mmのアイロンで全体を内巻きにワンカール、レイヤーに合わせて巻く。
- スタイリング剤はツヤ感があり、ややセット力のあるスプレーオイルがおすすめ。表面にしっかりツヤが出て、束感や動きをつくれるのでおしゃれなスタイルに。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 目澤沙友里さん
【3】巻くだけ簡単!即可愛いが作れるオン眉ロブ
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨の長さでワンレングスにカットし、頭のハチより上にレイヤーを入れて今っぽい軽さを演出。
- スタイルのポイントである前髪は、パツンとしたライン感を残しながらワイドにカット。ワイドバングは、ロブとベストバランスなのでおしゃれ感もアップ。
- カラーは、7レベルの透明感のあるフォギーベージュをセレクト。やや青みがかったベージュで、柔らかさとツヤ感を兼ね備えたカラー。
【how to“スタイリング”】
- ドライをしたら、26mmのアイロンで外ハネをして、頭のハチより上の髪は内巻きにワンカールするだけの簡単スタイリング。前髪はアイロンなしでOK。
- スタイリング剤は、バームを“小指の爪”くらいの少量を手に取り、手のひら全体にしっかり伸ばす。この時、指の間にも伸ばすイメージで。毛先を中心に馴染ませ、束感を整えたら完成。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
【4】耳かけが可愛いワンカールボブ
【how to“ベース&カラー”】
- ベースをアゴ下でワンレングスにカット。表面に少しだけレイヤーを入れる。短めレングスは小顔効果があり、お手入れが楽チンなのも嬉しい。
- 眉毛上でパッツン前髪にカットする。
- 全体のカラーは6レベルのブルーアッシュに。ブルーアッシュは、しっかりとした色味で色持ちがよく、透明感が魅力。さらに、前髪と顔まわりにハイライト入れ、おしゃれ感のある仕上がりに。
【how to“スタイリング”】
- スタイリングはとっても簡単!内巻きになるようにカットされているので、ドライ後、32mmのアイロンでワンカール巻いて、スタイリング剤をつけるだけ。
- スタイリング剤はさらっとした質感のクリームバターがおすすめ。中間から毛先につけ、手に残ったものを前髪につけるとちょうどいいシースルー感に。耳掛けするとハイライトのニュアンスが絶妙にかわいい。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
「ミディアム」のワンカールヘア【6選】
【1】清楚可愛い内巻きストレートミディ
【how to“ベース&カラー”】
- サイドは鎖骨にかかる長さで前上がりにカット。バックは立体感が出るように段差を入れる。
- 前髪は毛先が流れるように少し隙間を作りながら目の上でカット。こめかみに落ちる毛束をやや長めにすることで顔効果を狙える。ふわっとしたバルーンシルエットを作りやすくするためトップや表面、顔周りにはレイヤーを。
- カラーは透明感のあるカラー剤の“イルミナカラー”の7トーンのオーシャンサファリ。赤みを消すブルー配合で、落ち着きつつも重たくないブラウンカラーに仕上がる。
【how to“スタイリング”】
- 太めのアイロンで全体の毛先を内巻きワンカールに。しっかり巻かず軽く滑らせる程度でok。前髪も毛先が内巻きになるように軽く滑らせる。
- ソフトワックスを手のひらでしっかり伸ばしてから、全体の毛束の中間から毛先に揉み込んでふわっとした立体感を作る。
- 片側だけ、こめかみに落ちる毛束を残して耳掛けを。耳掛け&表面のふわっと浮いた毛束でバルーンシルエットが完成。清楚さが際立つ髪型なのでモテはもちろん誰からも愛されること間違いなし。スタイリングも簡単で、手っ取り早く好感度を狙いたいときにも◎です!
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 井上紗矢香さん
【2】カールの段が出るレイヤー入りヘア
【how to“ベース&カラー”】
- ベースの長さを鎖骨下5cmでカット。顔まわり・トップにレイヤーをたっぷり入れてハイレイヤースタイルに。
- 前髪は眉間あたりはまっすぐにパツンっとカットし、ラウンドさせてサイドと繋げたシースルーバングにする。
- カラーは11レベルの明るめで柔かさのあるパールベージュをチョイス。グレーのニュアンスを加えて透明感をアップ。
【how to“スタイリング”】
- ドライ時、下を向いて乾かすと毛先が内巻きになりまとまりのあるスタイルになる。
- 乾いたら32mmのアイロンで全体を内巻きにワンカール。
- 髪が乾燥しやすい人はヘアオイルを、ボリュームが出にくい人はスプレーワックスを選び、内・外側にしっかり馴染ませる。最後に手に残ったスタイリング剤を毛先に塗布したら完成。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 目澤沙友里さん
【3】ワンカールミディはローレイヤーでほどよい軽さをプラス!
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨下の長さでワンレングスにカットし、レイヤーを入れる。ローレイヤーにすることで、広がりをおさえながら柔らかい動きのある仕上がりに。
- 前髪は眉が隠れるくらいの長さでカットし、両サイドとなじませることで小顔効果をゲット。パツっとラインを残すことで、フェミニンな表情になっている。
- カラーは、肌を明るく見せる10レベルのフォギーベージュに。退色した髪にツヤ感を与える色味。


【how to“スタイリング”】
- ドライ後、32mmのカールアイロンで内巻きワンカールするだけの簡単ヘア。髪の広がりが気になる人は、ウェット状態でオイルをつけてから乾かすのがおすすめ。
- 仕上げにはツヤ感を出すポリッシュオイルを。手ぐしを通しながら、内側にもしっかり塗布することが1日スタイルキープするコツ。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 目澤沙友里さん
【4】レイヤーが作り出す曲線が魅力のワンカールミディ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体を肩下10cmの長さでやや前上がりにカットする。トップのレイヤーは軽さを出す程度に入れ、顔まわりは顔型に合わせて繊細にレイヤーを入れる。
- 前髪はややワイドに設定し、ラウンド状にカットすることでナチュラルな印象に。重すぎないようにライン感を残しつつ、軽さを表現すれば横顔まで美人に。
- カラーのベースは8レベルのオレンジベージュ、インナーカラーはビターオレンジと同色系でまとめるのがポイント。デザインカラーでも派手過ぎず、品のある仕上りとなっている。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロン、もしくは32mmのカールアイロンで毛先をワンカールするだけの簡単ヘア。顔まわりの髪を巻く時は、髪の落ちる位置ではなく斜め前に引き出すとキレイな内巻きがつくれる。さらに、トップは髪を真上に引き出してワンカールするとふんわり空気感が出て、可愛さアップ!
- スタイリング剤は軽めのオイルを。全体は中間から毛先にかけてなじませ、前髪は毛先中心に半分くらいを目安につまむように塗布。最後に束間を整えたら完成。
担当サロン:MINX 銀座二丁目店 土田明莉さん
【5】引き締め効果もある外ハネにワンカール
【how to“ベース&カラー”】
- 全体を鎖骨の長さで前上がりにカットし、レイヤーを入れる。肩に当たってハネるようにカットするのがおしゃれ感のポイント。
- 前髪は目にかかるギリギリの長さで薄めにカットして韓流風に。
- カラーは12レベルのシルキーベージュをチョイス。ベージュの中でも柔らかさを重視した色味で、くすみがなくナチュラルさが魅力。
【how to“スタイリング”】
- ドライ後、32mmのアイロンで頭のハチより下を外ハネにワンカール、頭のハチより上は内巻きにワンカール巻くだけのお手軽スタイリング。
- 今っぽいセミウェットな質感にするため、スタイリング剤はバーム系かオイル系がおすすめ。毛先→中間から根元→前髪と塗布して、全体の質感を揃えればおしゃれ度もUP。
担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴァ) 高橋京佳さん
【6】外ハネ×内巻きをミックスしたカジュアルミディ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体を鎖骨下3cmでカットし、しっかりレイヤーを入れます。レイヤーは、重めの切りっぱなしヘアに飽きた人にもおすすめで、ふんわりとした軽い動きとひし形の美シルエットに。
- 前髪は目と眉の間の長さで、ぱつっと感のあるシースルーにカット。
- カラーは、秋らしい8レベルのショコラブラウンをチョイス。赤みのある暖色で、髪にツヤ感を与えキレイに見せる効果もあり!


【how to“スタイリング”】
- ドライ後、32mmのアイロンで全体を外ハネにしてから、顔まわりを内巻きにワンカールするだけで簡単にふんわりヘアに。
- オイルかクリームバターを中間から毛先に内側から塗布して、シアーな質感にしながら束感を出すのがおしゃれヘアのコツ。前髪はあえてアイロンを入れずにスタイリング剤で仕上げることで、ラフ感のある色っぽい雰囲気になれる。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
「セミロング~ロング」のワンカールヘア【5選】
【1】ふわっと華やかワンカールセミロング
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨下5cmで、やや前上がりに。レイヤーをトップと顔まわりに入れて、ベースラインは重めに残す。大人フェミニンに見せるポイントは、中間から毛先にかけての毛量調整で、適度な厚みを残すこと。
- 前髪は頬の位置から流れるようにカット。
- 8トーンのブラウンベージュは、赤みを抑え、髪本来の色をキレイに見せる、温かみのあるツヤ感を演出するカラー。
【how to“スタイリング”】
- トップと顔まわりは、根元を立ち上げながら乾かすとスタイリングが楽に。
- 髪が乾いたら、32mmのアイロンで、サイドは2段、バックは3段に分けてそれぞれ毛先をワンカール。サイドもバックも、上段のセクションを巻く時は、髪を引き出す位置をやや高くすると、ランダムな動きが出て、ふわっとしたカール感に。両サイドの前髪は、リバースに巻いて流す。
- トリートメントワックスを、全体的に揉み込み、前髪の立ち上がりをスプレーでシュッと固めたら完成。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 阿部由菜さん
【2】時短で大人かわいくなるワンカールパーマスタイル
【how to“パーマ&カラー”】
- 裾は鎖骨丈、顔周りはあごラインからレイヤーを入れ前上がりにカット。トップにも少しレイヤーを入れシルエットに丸みが出し、柔らかい印象を作る。
- 前髪は軽く流せるように薄めに取り、目の下5㎝くらいでカット。全体の毛先に内巻きワンカールのデジタルパーマをon。前髪の毛先にもパーマをかける。マジックカーラーで巻いたような柔らかさにしたいので、ロッドは太めを選ぶことが必須。
- カラーは11トーンのスモーキーベージュ。やや明るめのトーンですがくすみ感があるので軽く見えず、上品さを保ちながら華やかな印象を与える。
【how to“スタイリング”】
- ドライヤーでトップの根元を立ち上げるように乾かしてから、前髪を7:3に分ける。後頭部の中央で全体を左右に分け、毛束をざっくり取り内巻きにねじりながらドライ。このひと手間でカールが復活しやすくなり、持ちも良くなる。前髪も毛先をねじりながら乾かし、サイドに流して。
- デジタルパーマと相性の良い、水分の多いムースを全体の毛先にもみ込みカールを整えれば完成。
担当サロン:Sui(スイ) 冬木慎一さん
【3】ハイレイヤーをワンカールパーマで今っぽく
【how to“パーマ&カラー”】
- 胸上で前上がりにカット。顔周りはあご下までしっかりレイヤーを入れる。裾は重みを残すのが、レイヤースタイルを古く見せないポイント。
- 前髪は分け目が見えないように後ろからもってきて目の上ギリギリでカット。前髪を厚めに作ると顔周りが軽くても寂しい印象になりません。また額に隙間を作りヌケ感を出すと大人っぽい印象に。
- 太めのロッドで、毛先に内巻きワンカールのデジタルパーマをかけます。前髪も毛先がサイドに流れるようにパーマをON。
- カラーは、人気カラー剤ブランド『イルミナカラー』の8トーンのオーシャン・ヌード。アッシュとベージュの色味で透明感とツヤ感が抜群。
【how to“スタイリング”】
- デジタルパーマがかかっているので、手ぐしを通しながら乾かすだけで内巻きワンカールができあがる。
- 仕上げにオイルトリートメントをなじませると、サラサラしたツヤのあるストレートに。また表面の毛束をふわっとさせひし形のシルエットを作ると、かわいらしい印象になる。より大人っぽい印象にしたければ、前髪の毛先を根元からしっかりサイドに流すと◎。
担当サロン:AFLOAT JAPAN(アフロート ジャパン) 中島明日香さん
【4】カールで色っぽ美人になるレイヤーロング
【how to“ベース&カラー”】
- グラデショーンベースの重ためのロング。ワンレンではなく、グラデーションでカットしているため、丸みがあり女性らしいスタイルに仕上がっている。顔まわりと表面にレイヤーを入れ、スライドカットと毛量の調整で浮遊感のあるデザインに。
- カラーは、10レベルのブランジュ。ブランジュは、ブラウン+ベージュのいいとこ取りをした色味で、透け感があり軽い印象を与える。また、肌ぐすみのカバー効果も。


【how to“スタイリング”】
- 全体を乾かしたら、32mmのアイロンを使い、サイド3段、バック4段に分けてワンカール。アウトラインのみ外巻きに、その他は内巻きでカールをつける。
- レイヤーを入れた顔まわりと表面は、髪を細い毛束で拾ってワンカール。そして、巻いたらほぐすのがほつれ感をつくる鍵。
- 最後に、シアバターとオイルをミックスし、毛先中心に塗布。根元は少なめにつけて、セミウェットな質感に。手ぐしを通しながら、髪を高い位置(耳くらいの高さ)からパラパラと落としつつほぐして整えたら完成。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清家勇典さん
【5】毛先をワンカールするだけの簡単ふんわりロング
【how to“ベース&カラー”】
- ベースの長さは胸くらいの長さでカット。黄金バランスとなる顔の長さの等倍で長さ設定。アウトラインの重さは残し、トップ~ミドルにレイヤーを入れて動きを出す。ふわっとしたカール感に仕上がるよう毛量調整はしっかりと。
- 前髪は鼻先くらいの長さで流れるように切り、サイドバングでおくれ毛を作る。
- カラーは、9レベルのピンクベージュをセレクト。女性らしい柔らかさのある色でありつつ、クールさも併せ持つカラー。
【how to“スタイリング”】
- ドライをしたら、32mmの太めのアイロン、もしくはストレートアイロンで内巻きにする。
- 前髪は乾かす時に、顔の前に下ろし分け目を立ち上げてから、毛先をリバースにワンカール。
- 最後にツヤ感の出るオイルか、保湿力のあるオイルミルクを、中間から毛先にサラッと馴染ませたら完成。
担当サロン:MINX 銀座二丁目店 小嶌夏海さん
ワンカールパーマの【スタイリングのコツ3つ】
【コツ1】ニュアンスを出すのにはざっと乾かすだけでOK
- キレイにまとめようとせずに、ドライヤーでざっと乾かすだけでOK。
- 乾いたらミルクやバターなどウェットな質感に仕上がるスタイリング剤を全体的に揉み込み、毛束感を整えたら完成。


担当サロン:Sui(スイ) 新地琢磨さん
【コツ2】デジタルパーマは水分の多いムースと相性◎
- ドライヤーでトップの根元を立ち上げるように乾かす。
- 後頭部の中央で全体を左右に分け、毛束をざっくり取り内巻きにねじりながらドライ。このひと手間でカールが復活しやすくなり、持ちも良くなる。
- デジタルパーマと相性の良い、水分の多いムースを全体の毛先にもみ込みカールを整えれば完成。


担当サロン:Sui(スイ) 冬木慎一さん
【コツ3】ソフトな仕上がりにはミルクタイプのスタイリング剤がおすすめ
- ソフトな仕上がりで自然なツヤ感の出るミルクタイプがおすすめ。毛先から全体的に揉み込む。
- 毛束を整えたら完成。
担当サロン:Violet 表参道店 若井友紀さん