ヘアアレンジ・髪型
2023.5.6

飽きない!雰囲気別ロングの「アップヘアアレンジ」15のやり方

ロングヘアのアップアレンジを雰囲気の違う3パターンからご紹介します。簡単にできるカジュアルなアレンジや、美容室レベルの華やかアップアレンジなどを集めました。

「華やか」なロングのアップアレンジ【6選】

【1】ドレスアップ時に似合うまとめ髪

uka  東京ミッドタウン 六本木  ヘアスタイリスト/商品開発

保科真紀さん

Point

ドレスアップがこなれて見えるエフォートレス感あるまとめ髪。ほどけそうでほどけないルーズ感がリラクシーで、“頑張りすぎない”感じを演出できるスタイル。本当に落ちてくるとだらしないので髪を留めるワックスが大切。

STEP1:ワックスをパール粒大、中間~毛先中心につけてから、全部の毛を片側に寄せてねじる。

STEP2:毛束で平仮名の「の」の字を描くようにお団子を作り、そのままゴムで結ぶ。

STEP3:ゴムを3~4cm下にずらす。その後、結び目を片手で持ってその上の毛束を数か所引き出す。

STEP4:結び目の上を縦に裂いて穴をあけて、お団子をその中に通し、くるりんぱをする。

STEP5:ゴムが見えないように調整しながら、お団子を片側に寄せる。毛束をほぐしニュアンスを。

\FRONT/

\SIDE/

\使用アイテム/

uka ヘア ワックス プレイフルムーブ

価格容量
¥2,860 35g

毛束の動きを出すワックスは、ピンを使わないで作るスタイルで毛が落ちてくるのも防止。

 

【2】着物に似合う大人のまとめ髪

SINCERELY ディレクター

唐沢ゆりこさん

STEP1: 全体を巻く
32mmのアイロンで全体を巻きます。パサつく方は最初にオイルをワックスをミックスして、全体になじませておきましょう。

STEP2: 三つ編みを作る
分け目は適当で大丈夫。写真のように2つに分けて三つ編みを作りましょう。

STEP3:ピンで留める
写真右側を左へ持っていきピンで留めます。留める位置は、STEP2で結んだ毛先を丸めて内側に入れるようにして上側を2か所ぐらい留めましょう。結び目より内側で留めるのがおすすめ。そうすると、飛び出してこないので、きれいに見えます。

STEP4:反対側も
反対側もSTEP3の上に重ねるようにして、少しふくらみが出るように丸めて(お団子を作るまではいかないけど、ふっくらを作るように)同じように留めましょう。

完成
和装にぴったりの大人のまとめ髪の完成。


【3】くるりんぱ&ツイストで作る華やかシニヨン

スタイリスト

美侑さん

STEP1:表面を巻く
32mmのアイロンで表面を巻いておきます。

STEP2:4等分して結ぶ
耳から上の毛束を四等分にして結ぶ。

STEP3:くるりんぱする
STEP2で結んだ髪を1つずつくるりんぱする。外から内にくるりんぱ。

STEP4:1つに結ぶ
毛量が多い人や硬い人は、ここで1回全部を1つに結びます。そうでない人は結ばなくでも大丈夫。

STEP5:ねじる
毛束をツイストにねじり、しっかり大胆にほぐして毛先をゴムで結ぶ。

STEP6:お団子を作る
毛束を結んだ根本に巻きつけピンで止めてお団子をつくる。

完成
全体のバランスを見ながらほぐしたら、ゴージャスシニヨンの完成です。


【4】多毛さんにおすすめなしっかりまとまるアップアレンジ

AFLOAT NAGANO スタイリスト

轟美貴子さん

STEP1: 毛先だけ軽く巻く
アレンジしやすいように毛先を巻いておきます。バームを全体的につけるのがオススメ!コテは32ミリか38ミリがこの長さならおすすめです。

STEP2:3つに分ける
サイドの毛を多めに残して真ん中の髪のみ下の方で一つに縛ります。

STEP3: 三つ編みする
真ん中の縛った毛を毛先まで三つ編みします。毛先をゴムで丸めておくとまとめやすいです。

STEP4:お団子を作る
結び目のところでお団子にします。髪の長さが短い人はほぐすと可愛いです。お団子にしたらピンで留めましょう。毛先の部分に上から下に向けて刺すと取れにくいです。

STEP5: 編み込みを作る
残してあるサイドの毛を編み込みします。毛先の方は三つ編みをして毛先をゴムで丸めておきます。

STEP6:反対側も同様に
反対側もSTEP5同様に編み込みを作ります。

STEP7:サイドの編み込んだ毛を巻き付ける
後ろでお団子したところに巻き付けるようにまとめます。上から下に巻き付けると、編み込みがきれいに見えます。こちらも巻き付けたら毛先をピンで留めて固定しましょう。

完全!ヘアアクセがなくてもとても可愛いです。和装や冠婚葬祭、これからの時期は卒業式や入学式にもおすすめです。


【5】お団子に巻きつけて作るまとめ髪

LOOPスタイリスト

脇田 明日香さん

STEP1:お団子を作る
両サイドの髪は少し残して、お団子を後ろの低めの位置に作ります。この部分は、シリコンゴムだと切れやすいので布ゴムがオススメです。

STEP2:横の髪をクロス
横の髪をクロスして結ぶ。ここは髪が少ないのでシリコンゴムで結びます。右側の髪は左側へ、左側は右側へ、どちらもお団子の上から下に向かって巻き付けます。

STEP3:ピンで留める
先ほど結んだ髪の余った髪と、最初にお団子を作ったときの余った髪を一緒に下で結んでピンで留める。シリコンゴムで留めてからピン留めすると、あとでボロボロと崩れてこないです。ピンはお団子の中に向かって、下から上に刺すようにしましょう。

バレッタをつけて完成。

横から見たシルエットもばっちり決まります。

これなら、すぐにできるし美容室に行かなくても大丈夫。


【6】ボリュームアップが叶うふんわりお団子

STEP1:一つに結ぶ
お好きな高さで一つに結びます。

STEP2:くるりんぱを作っていく
5cm下をシリコンゴムでまとめて、くるりんぱします。髪の長さない合わせて、毛先まで繰り返していきます。(ミディアムは2回、セミロング~ロングは3回、スーパーロングは4から6回くるりんぱできます)

STEP3:ボリュームを出す
くるりんぱを四方八方に広げてボリュームを出します。(猫っ毛さんはここでたっぷりほぐして、多毛さんは少なめのほぐしでOKです)
※片方の手で、一部を押さえながらやるのがポイント。

こんな感じになります。

STEP4:巻き付ける
ひとつ結びの根元にグルグル巻き付けてお団子状にします。(この時人差し指でツイストしてねじりながら巻くと頭皮に沿ってお団子が出来ます)

STEP5:ヘアクリップで留める
ヘアクリップでお団子を留ましょう。(アメピンを何本も挿すより、クリップの方が安定感が出ます)

完成。こんなにふんわり出来上がりますよ。


「カジュアル」なロングのアップアレンジ【7選】

【1】韓国風トレンドアレンジ

K-two青山店 チーフ

三田 知花さん

STEP1:1つにまとめる
低めの位置で1つにまとめます。がこの時点では結びません。まとまりやすくするために、最初にオイルをなじませておくのがオススメ。

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STEP2:折りたたんでいく
髪の毛を折りたたんでいきます。首元部分はしっかり持って、まずは全体の長さの1/3ぐらいの位置を逆の手で持って。

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上に持ち上げる。

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残りを下にする。イメージとしては3つ折りにする感じ。

4

STEP3:結ぶ
中心で結びます。この時、毛先が下向きになっていることが重要。上になってしまうとお風呂上り感が否めないので注意!

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このようにまとまります。

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STEP4:結び目を隠す
毛先をゴムを隠すように巻き付けて、結んである所に挟みます。

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ゴムを浮かせて上から下に入れ込むのがポイント。

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STEP5:ほぐす
少し崩して頭の形を整えましょう。

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完成
無造作に飛び出た髪が、色気を演出して韓国女優のようなお姉さんヘアに♪

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【2】ファッションも楽しくなるスカーフアレンジ

スタイリスト

美侑さん

STEP1:2つに分ける
ラフ感を出すために、分け目をジグザグにして2つに分けます。三つ編みしていくので、最初の巻きなどはいりません。

STEP2:スカーフと一緒に結ぶ
スカーフと一緒に毛束を結びます。片方ずつ行いましょう。難しい方は、反対側を仮結びしておくのもいいかもしれません。

STEP3:三つ編みする
スカーフと一緒に三つ編みしていきます。この際、いつもの通り3つに髪を分け、そのうちの1つにスカーフも入れて三つ編みしていきます。此方も片方ずつ行いましょう。

こんな感じになります。毛先はスカーフと一緒に結びます。

STEP4:スカーフを結ぶ
STEP3で結び終えた毛先をトップに持っていきリボン結びをします。

完成!
スッキリまとまります。

横から見ると。
三つ編みしているので、スカーフが落ちてくる心配もありません。

 

【3】三つ編みをプラスするだけのこなれアップ

フリーヘアメイクアーティスト

武藤綾乃さん

STEP1:お団子を作る
自分の好きな位置で輪っか結びを作ってお団子を作る。

STEP2:三つ編みを作る
毛先をきつめに三つ編みにしていきます。きつめにすることでほどけにくく、お団子にもきれいに巻き付きます。

STEP3:ゴムで縛る
三つ編みができたら、毛先をゴムで縛ります。

STEP4:巻き付ける
お団子部分に巻き付けて、毛先をピンで留めていきます。

STEP5:ルーズ感を出す
全体を引き出してルーズ感をだします。

完成。すっきりまとまるので、ママにもおすすめ。


【4】スカーフを合わせたお団子ツインテール

スタイリスト

美侑さん

STEP1:アイロンで巻く
全体と顔まわりのうぶ毛をざっくり緩めに32mmで巻きます。

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STEP2:2つに分ける
分け目が見えない様に斜めに2つにざっくりと分けとります。

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STEP3:ロープ編みする
分けとった毛束をさらに2つに分けてねじりロープのように編んでいきます。STEP2で分けたとき、根本は結ばずにSTEP3に行きます。

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STEP4:ほぐす
毛先まで編めたら、毛先を手で押さえながら毛束をほぐします。
※思い切ってほぐすのがポイント

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STEP5:お団子にする
そのまま適当にざっくり丸めてお団子にして根本をゴムで結びます。綺麗なお団子よりもざっくりルーズな感じの方が子供っぽくならずこなれた大人ツインお団子ヘアになります。
※反対側も同じように作ります

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STEP6:スカーフを付ける
前からみてお団子の長さ、大きさを左右均等にしてバランスを整えたら、首の付け根、お団子の下側にスカーフをくぐらせて、頭のトップにもってきてリボン結びします。

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完成
大人っぽい夏にもおすすめのツインテールお団子の出来上がりです。

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横から見ると

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【5】スカーフを使ったエレガントなお団子

SINCERELYスタイリスト

斎藤美紀さん

STEP1:スカーフで形を作っておく
スカーフの真ん中に結び目を作り、山の形を整える。更に輪っかを作る。

STEP2:ポニーテールを作る
全体にオイルを馴染ませた後、耳上の高さでポニーテールを作る。そこに、スカーフの輪っかを通しぎゅっと結びます。

STEP3:スカーフをゴムで結びを固定する
スカーフの先は左右の横に避けた状態で、毛束を根元付近で折って結びます(お団子を作るイメージ)。スカーフの手前側と奥側に、それぞれゴムを通すと安定します。

Point

ゴムを結ぶ位置を間違えないように注意

STEP4:リボン結びをする
お団子の下部分でリボン結びをする。

STEP5:リボンを整える
リボン結びをした後、縦にずらして形を整えてます。(1)リボンの先(2)輪っか(3)リボンの先(4)輪っかで縦の列を作るイメージで。

完成。ゴージャス感もたっぷりなお団子スカーフのまとめ髪の出来上がり。


【6】切らずにボブになれるアップアレンジ

SINCERELY ディレクター

唐沢ゆりこさん

STEP1:アイロンで巻いてゴムで束ねる
26.5ミリのアイロンで毛先と表面のみ根元から巻き、ゴムで束ねてスカーフを巻き付ける。

STEP2:内側にくるりと入れ込む
ゴムの部分を内側に巻き込みながら、襟足まで持ってきて、スカーフを上に持ち上げる。この時、首幅の中心にきちんと結び目部分を持ってくることできれいに統一された襟足のように見えるので気を付けましょう。

STEP3:スカーフを交差する
スカーフを頭の上で交差させ襟足に持ってくる。

STEP4:スカーフを結ぶ
襟足でスカーフを止める。リボン結びでもかた結びでもOKですがあまり結び目がポッコリしてしまわないようにすること。そうすることで後ろ姿のシルエットがボコッとならずにきれいに見える。

完成。清楚なボブヘアに大変身。


【7】三つ編み+くるりんぱのカジュアルアップ

リープテイスト(Leap Taste) トップスタイリスト

AKANEさん

STEP1:耳上をとる
耳上の髪をとります。

STEP2:三つ編みにする
とった髪を三つ編みにしていきます。

STEP3:残りの髪と一緒にまとめる
途中まで編んだら、残りの髪と一緒にまとめます。

STEP4:もう1か所結ぶ
まとめた部分の結び目よりも、少し下の部分で再度結ぶ。

STEP5:くるりんぱする
結び目と結び目の間でくるりんぱ。

髪が長い人は、もう1個くるりんぱを作るのがおすすめ。

STEP6:根元に巻き付ける
最初の結び目部分に巻き付けたら、ゴムで留める。

STEP7:お気に入りのヘッドアクセを付ける
お気に入りのヘッドアクセなどを付けたら完成。

完成。崩れにくいので、たくさん動いても大丈夫。


「知的な印象」のロングのアップアレンジ【2選】

【1】多毛さんにおすすめのきちんと感のあるお団子

ヘア&メークアップアーティスト

佐川理佳さん

Q.多毛すぎて、トップ位置のお団子ができません!
A.毛束をいくつかに分けてお団子を作るのがおすすめ
「毛量の多い人やストレートすぎる人をはじめ、お団子がくずれてしまうという悩みをもつ人は多いもの。高さや髪質にかかわらず、どんな人も成功するためのコツは、一度に作ろうと思わず、毛束をいくつかに分けて作ること。今回は2束で作りましたが、3束や4束と、やりやすい本数でOK。結び目に巻きつけて留めるだけです」(佐川さん)


Point

・毛束が2本だと、お団子の形も偏らず、バランス良い仕上がりに。
・毛先はやや残して留める。2本の毛先は反対側に来るようにすると◎
・毛束を巻きつけた自然な動きに、軽くほぐしを加えてニュアンスに。



\How to/

STEP1:好みの高めの位置にポニーテールを作り、しっかりと結ぶ。結んだ毛束を手ぐしでざっくりとふたつの束に分ける。

STEP2:ひとつの毛束をくるくると軽くねじる。毛先付近を持ち、結び目のゴムに引っかけるようにして巻きつけ始める。

STEP3:そのまま、もう片方の毛束の下をくぐらせてゴムに巻きつけていく。力をしっかり入れてぎゅっと巻きつけてOK。

STEP4:毛先に遊びがでるように少し長めに残して、ピンで留める。ピン先をゴムに挿し込むとくずれにくい。ピンを複数使ってしっかり留めて。

STEP5:1本目の毛束を留めたところ。小さなお団子が結び目の周りにでき、毛先は長めに残して、動きが出る感じに。

STEP6:もう1本の毛束を手に取る。全体をくるくるとねじりながら、ひとつ目のお団子に巻きつけていく。

STEP7:ねじりのラフな感じは生かしながら、ひとつめのお団子にぴったり沿うようにしっかりと巻きつける。

STEP8:1本目の毛束同様、毛先を少し残しながらピンで留める。このとき、毛先が1本目と反対側に来るようにするとバランス◎。


【2】簡単なのにこなれ感があるアップ

The C omotesando スタイリスト

Meguさん

STEP1:耳の上から髪を取る
耳上から髪をわけてねじります。

STEP2:お団子にして結ぶ
ねじりながらお団子を作りゴムで留めます。

留めるとこんな感じ。

STEP3:残りの髪をねじりながら巻き付ける
残った髪を片側に持ってきて、毛先を持ちねじりながら根元にまきつける。

STEP4:再度ゴムで結ぶ
巻きつけたらゴムで留める。

こんな感じに仕上がる。

STEP5:引き出して束間を作る
表面を爪で数本、細く引き出して立体感をだす。

顔の形に合わせてバランスを整えたら完成。


※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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