ヘアスタイル・髪型
2023.3.10

水谷果穂さん風に近づく【15の髪型実例】前髪ありのフェミニンスタイル

女優の水谷果穂さん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。トレンド感のあるミディアム~セミロングの他、人気ドラマ風ロングを集めました。

水谷果穂さん風の髪型って?

水谷果穂さんといえば近年は前髪ありのミディアム~セミロングが定番で、自身のSNSでもくびれ感のあるトレンドスタイルを投稿されています。以前はロングにされていました。ドラマ「イチケイのカラス」では新人の裁判所事務官を演じ、流しバングの知的な雰囲気のロングにされていました。

近年の定番はくびれシルエットの「ミディアム~セミロング」【7選】

【1】ひし形シルエットの小顔見えくびれミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 顔周りにはフェイスレイヤーを、前髪はシースルーにしていますが顔周りに繋がる髪にかけて自然と長くなり、頬骨辺りを隠すことで小顔効果を出している。
  2. カラーは6トーンのダークグレージュにしている。少しオリーブ色を混ぜているので外国人のような柔らかい印象になる。

【how to“スタイリング”】

  1. 顔まわりに入れたフェイスレイヤーを内巻きとリバースで巻いて顔まわりに動きを出す。ひし形シルエットでどんな骨格も補正できる。
  2. 毛先は外ハネに巻いて、前髪は巻かずにオイルで束感出して仕上げる。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 小笠原剛さん

 

【2】顔まわりをリバース巻きした上品なミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 骨格、レングスに合わせて、くびれやすいレイヤーカットで軽やかな質感と、毛先は重すぎず、チョップカットで透け感を少し出している。
  2. 前髪は薄すぎず、シースルーよりにした流しバング。
  3. ブリーチ無しで柔らかい10トーンアッシュブラウンに。透け感と艶感を楽しみたい方オススメ。柔らかい質感の毛流れと色味で可愛く上品に仕上げる。ブリーチ無しのダブルケアカラー で徐々に柔らかい色味にもすることが可能。

【how to“スタイリング”】

  1. 32ミリのアイロンを使って外ハネに。
  2. フェイスレイヤーをいれてる顔まわりをリバースに巻くと、トレンドをおさえた上品なくびれヘアに仕上がる。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 中園祥吾さん

 

【3】深みあるカラーとベストマッチの外ハネミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースをやや前下がりにすることで、外ハネになりやすくしている計算尽くのカット。トップと顔まわりにレイヤーを入れ、浮遊感をプラスする。ほお骨を囲むようなおくれ毛をつくることで、小顔見せも。
  2. 前髪は、目にかからないギリギリのシースルーにカット。
  3. カラーは、9レベルのカカオブラウンに。深みとツヤ感重視の落ち着きのあるカラーで、色持ちがいいので、黄色く褪色した髪におすすめ。

【how to“スタイリング”】

  1. アイロン無しでもキマリますが、アイロンを使う場合は、32mmのカールアイロンを。全体を外ハネにした後、レイヤー部分は、真上に引き出して毛先から中間まで巻いてSカールをつくる。
  2. 前髪と顔まわりは巻かなくてOK。
  3. ソフトワックスorバームを全体になじませ、手ぐしを通して整えたら完成。前髪と顔まわりは、毛先のみ軽くスタイリング剤をつけて。

担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 小沢晋規さん

 

【4】きちんと感のあるストレートタッチのミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨下の長さでカットし、顔まわりにレイヤーを入れる。このレイヤーがおくれ毛となり、こなれた軽い表情をつくりる。
  2. 前髪は、黒目と黒目の間をシースルーにするのが○。サイドはやや長さと重さを残す。
  3. カラーリングは、9レベルのオリーブグレージュで寒色系に。日本人特有の赤みを打ち消し、上品な透け感のある色味に仕上げる。

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのアイロンで中間からアイロンをさらっと通し、毛先を軽く外ハネに。
  2. 髪全体はストレートタッチに、毛先にカールをつけるのがコツ。おくれ毛と前髪は、ストレートアイロンで軽く内巻きにすると今っぽい浮遊感のある動きに。
  3. スタイリング剤はスプレーオイルがおすすめ。根元を外して全体的に塗布し、最後に前髪につけたら完成。

担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 長谷川翼さん

 

【5】落ち着いた雰囲気のモテミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 顔周りにレイヤーと切りっぱなしで表面にもレイヤーを入れている。
  2. 前髪は顔周りに続くシースルーバングを薄めに入れて、サイドにかき分けても、前に流してもOKなダブルバングにしている。
  3. カラーは8トーンのブラウンベージュで秋冬におすすめの落ち着きカラーに。透明感のある柔らかい大人の雰囲気漂う色になる。

【how to“スタイリング”】

  1. 32ミリのコテで波巻きして顔周りは外巻きに。毛先は外ハネにしている。
  2. スタイリング剤はスプレーでふんわり仕上げてバームで質感調整するだけで完成。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 橋本和佳奈さん

 

【6】ウェット質感がおしゃれな韓国風セミロング

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨下5cmでカット。トップにレイヤーを入れる。顔まわりには軽さが出るように調整。
  2. 前髪は巻いて眉下になる長さで。
  3. カラーは、ツヤ感のある8レベルのミルクティーベージュに。グレーMIXの無彩色で、赤みをおさえた落ち着きがあり色持ちのいいカラーとなる。

【how to“スタイリング”】

  1. 26mmのアイロンで全体をワンカール強巻く。毛先は外巻きでもOK。巻いてから熱が冷める前にほぐすことで、柔らかニュアンスのカールが出現。顔まわりは、リバースの中間巻きで“たゆん”としたカール感に。
  2. 最後にしっとりタイプのオイルをオールバックにするように塗布。全体の質感で統一感を出すとおしゃれ感がアップ。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 和田流星さん

 

【7】ぷつっと毛先に重さを残したトレンドヘア

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【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体はレイヤーを入れずに、ぷつっと毛先に重さを残したカットに。
  2. 顔周りは、横に幅を持たせるためにレイヤーを入れて流れるように、動きが出るようにする。
  3. カラーは誰にでも似合う万能カラー、10トーンのベージュでふんわり柔らかい 雰囲気に。

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【how to“スタイリング”】

  1. 顔まわりを流れるように巻いてあげてひし形シルエットに。32ミリのコテで毛先を外ハネにし、耳の位置で内になるように半回転して、くびれるシルエットに。サイドの毛束はリバース巻く。
  2. スタイリング剤はバームを使用。バームを全体に馴染ませたら、ブラシでとかすと、艶とまとまりのあるスタイルになる。

担当サロン:ciel(シエル) sanaさん

 

以前の定番は清楚な「ロング」【5選】

【1】シースルーオン眉前髪が可愛い軽やかロング

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スタイルのポイント

  1. 頬骨にかかる顔まわりのニュアンスと オン眉に設定した前髪も抜け感を出すためシースルーにする事で軽い印象を作る
  2. スタイリングはヘアオイルを馴染ませるのみ
  3. 顔周りや全体を少しふんわりさせることで優しい雰囲気に
  4. 長さがあるので丸顔も自然とカバーされます

前髪カットのポイント

  1. オン眉前髪の横幅を黒目の内側の延長線上に設定
  2. 奥行きも浅めにしたシースルーオン眉の前髪は自然と束感が出やすくなります

担当サロン:SHEA(シア 表参道) 千代間勇翔さん

 

【2】ふわっとニュアンスを出したワンカールロング

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スタイルのポイント

  1. 顔周りとトップにレイヤーをいれ、黄金比のひし形シルエットを意識したロングレイヤー
  2. ワンカールつけるだけでふわっとニュアンスが出るので、スタイリングも簡単
  3. 艶感と軽めのニュアンスを出す為に、オイルで手ぐしを通せばOK

前髪カットのポイント

  1. オン眉の髪はややワイドにカットし、奥行きはやや浅めにとり、カットして横を意識してきれいなシルエットに
  2. 重く見えすぎないように、チョップカットとセニングで軽さを出し、隙間をつくる

担当サロン:SHEA(シア 表参道) 高遠 翔馬さん

 

【3】優しい雰囲気になるベージュ系カラーのロング

【how to“ベース&カラー”】

  1. 人気のフェイスレイヤーで顔まわりにアクセントをつけたロングのレイヤースタイル。アウトラインは重めで、ゆるやかな前上がりにカット。
  2. パーマをかける場合は26〜29ミリのロッドでデジタルパーマで1.5回転のワンカールがオススメ。
  3. カラーは透明感のある10トーンのイルミナカラーヌードと10トーンのスターダストを混ぜて、柔らかベージュカラーに。暗髪でもナチュラルな女性らしい優しさが生まれる。

【how to“スタイリング”】

  1. パーマで動きを付けているので、ヘアオイルを毛先に揉み込んでねじれば出来上がり。
  2. 顔まわりのフェイスレイヤーは髪の動きが決め手になるので、しっかり動きを出すためにバームワックスがおすすめ。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノアトーキョー) 浅井 剛史さん

 

【4】長めシースルーバングのAラインロング

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スタイルのポイント

  1. ローレイヤーで毛束や毛先が広がっていくようなAラインシルエット
  2. フェザーバングでひし形を意識して面長をカバー

前髪カットのポイント

  1. シースルーの長めバングでかきあげバングもできる2wayスタイル
  2. 目にかかる長さでおでこが隠れて面長カバー

担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ) mitsukiさん

 

【5】アシメ風前髪の耳掛けロング

スタイルのポイント

  1. 顔まわり、毛先ともに重さのあるカットラインに、ローレイヤーで少し動きの出るヘアスタイルにして優しい雰囲気に
  2. 四角顔の骨格はあえて隠さずに、全体的の雰囲気を柔らかくすることで男っぽくなりがちな四角顔の印象を払拭しています
  3. スタイリングはヘアオイルを馴染ませるのみ

前髪カットのポイント

  1. オン眉に設定した前髪も抜け感を出すためアシンメトリーにチョップカットでカットし軽い印象に
  2. チョップカットすることで束間も出るようにしています
  3. 前髪の束間は小顔効果も望めます

担当サロン:SHEA(シア 表参道) 佐藤 比香瑠さん

 

ドラマ「イチケイのカラス風」流しバングの知的なロング【3選】

【1】好印象な内巻きヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースを胸上の長さでカットし、顔まわりとトップにたっぷりめにレイヤーを入れて抜け感を出す。
  2. 前髪はシースルーにして、明るさと流しやすくするためレイヤーを入れる。サイドバングを顔に沿うようにカット。
  3. カラーは8レベルのブルーアッシュに。濃いめのブルーを入れ、オレンジ感をしっかり打ち消すことで、透明感のある仕上がりに。柔らかく美髪に見える効果も。

【how to“スタイリング”】

  1. ストレートor32mmのアイロンで、全体を内巻きにするだけの簡単ヘア。
  2. ツヤを出すオイルを毛先に馴染ませながら、ふわっと仕上げる。

担当サロン:GARDEN aoyama  (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

 

【2】おでこを少し見せた清楚なロング

【how to“ベース&カラー”】

  1. 胸丈の前上がりベース。毛先が軽すぎると古い巻き髪に見えやすいので毛先には重たさを残しつつ、顔周りは鎖骨下からレイヤーを入れる。
  2. 前髪は黒目と黒目の間に落ちる毛束を目の上ギリギリでカット。前髪のサイドはややラウンドにカットし自然にサイドに流れるようにする。
  3. カラーは8トーンのウォームベージュ。黄みを抑えるベージュ系なので傷んで見えず、またほんのり赤みが入っているので肌をキレイに見せる効果もあり。

【how to“スタイリング”】

  1. 前髪を乾かすときはパカっと分かれないように、指の腹を使って頭皮をこすりながら毛束を手前に引き出すように乾かして。
  2. 全体が軽く乾いたら、ロールブラシを使って毛流れを内巻きに整えるとキレイなカールを作りやすくなる。前髪はサイドに流れやすくするためカーラーで巻いておくと◎。やや太めの38mmのアイロンで、毛先を内巻きワンカールに。いちばん下の裾だけでなく、レイヤーの入っている前上がりの毛先にも内巻きを忘れずに。
  3. 程よく束感が出るシアバターのスタリング剤を毛先を中心に揉み込む。毛先を軽く散らし表面をふわっとさせるとかわいらしい印象に。前髪は軽く内巻きのクセがついたらカーラーを外し、毛先をサイドに流したら完成。

担当サロン:Ramie GINZA(ラミエ ギンザ) 加藤貴大さん

 

【3】きちんと感のある暗髪ロング

\ミネコラトリートメントとは/
髪の水分量をアップさせ、傷んだ髪を修復し髪のエイジングをかなえる魅惑のトリートメント。施術すると髪の内側からツヤめくような質感に。またミネコラは高温の熱量によってキューティクルが蘇る嬉しい効果もあり。つまり施術後はアイロンを使うたび髪にツヤが生まれる。これは毎日アイロンが手放せないクセ毛さんに嬉しいポイント。

【how to“ベース&カラー”】

  1. 胸丈のローレイヤーベース。毛先に厚みを残すようにカットするとまとまりやすいロングに。髪に“面”があるとツヤが出やすいため、短い毛が表面に出やすいレイヤーは入れません。
  2. カラーは5トーンのブルーアッシュとグレーのMIX。ブルー系が入っていると透明感が出やすく、暗いトーンでも重たく感じない。色ヌケしにくく、ツヤが際立つカラー。


【how to“スタイリング”】

  1. シャンプー後、コンディショナーをなじませた後にスケルトンブラシなど目の粗いコームで髪をとかすとトリートメント成分が均等に浸透しやすくなる。濡れ髪に目の細かいブラシを使うと髪を傷めるキケンがあるので注意。
  2. 乾かすときは根元から毛先に向かって乾かして。7~8割乾いた後に、スケルトンブラシでとかしながら乾かすとキューティクルが整いやすくなる。よりツヤを求めるなら、ロールブラシを練習して仕上げに使うことをおすすめ。
  3. ドライ後、髪全体にアイロンを根元付近から毛先まで滑らせ、毛先を軽く内巻きに。髪のキューティクルが整い、髪に面が作られツヤが生まれる。またミネコラトリートメントを施術した場合は、アイロンの熱量によりさらにツヤ感がUP。仕上げに毛先がまとまるようにオイルをなじませれば完成。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 宮澤卓也さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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