ヘアスタイル・髪型
2023.1.25

【実例7】面長×くびれボブヘアスタイル

面長さんに似合うくびれボブヘアを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。ストレート、暗髪、前髪あり、なしのスタイル別に。

面長さんの「特徴&ポイント」

Hair&Make PHAT 店長

正田健志さん

【特徴】

  • 顔の眉間から顎先端までの長さが横幅(こめかみ辺り)よりも長くのっぺりした感じに見られがち。

【基本のカットポイント】

  • 面長に似合う条件はひし形フォルムです。
  • ひし形になる事で面長が目立ちにくくなります。
  • 適度なレイヤーを入れる事がポイントで、ひし形シルエットに近づきます!

面長さん向け「ストレート」くびれボブ

ワイドバングでバンランス良く


【How to“ベース&カラー”】

  1. 全体をアゴ下1cmのワンレングスでカット。ベースの厚みは残しながら、表面からレイヤーを入れ、くびれ感のあるスタイルに。
  2. 前髪は、顔型に合わせてカットします。面長さんはワイドバングに、丸顔さんはやや狭めにするとバンランスが良くなります。
  3. カラーは暖色系のラベンダーピンクブラウンをチョイス。ラベンダーのニュアンスが、ツヤ感を与え、甘すぎない大人色に。


【How to “スタイリング”】

  1. ストレートアイロンで、全体を外ハネに。表面は内巻きにしますが、軽くアイロンを通す程度でOK。
  2. 軽めのオイルを少量手に取り、手ぐしを通すように塗布します。
  3. 最後に前髪をつまんで、束感を整えたらフィニッシュ。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん

 

面長さん向け「暗髪」くびれボブ【2選】

【1】カーキアッシュのマッシュボブルフ

【How to“ベース&カラー”】

  1. 表面と顔まわりにレイヤーを入れることで自然に外ハネのボブルフスタイル。また、顔まわりのレイヤーで小顔効果とオシャレ感がUP。
  2. 前髪はウルフとは相反するようですが、ぱっつんオン眉の前髪にして個性を出す。
  3. カラーはブリーチした16トーンベースにカーキアッシュを入れることで透明感抜群に。ブリーチをしていなくてもアッシュ系カラーは赤みを消してくれるので、透明感が出やすいカラーに仕上がりに。

【How to “スタイリング”】

  1. 26ミリのコテで全体的に外はねにして、表面だけ内巻きにしてマッシュ感を出す。
  2. オイルとバームをミックスしてスタイリング。バームを混ぜることでセット力がアップして束間が出やすくなりこなれ感がでる。

担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン) 前田花蓮さん

 

【2】フレーミングカラー×ボブルフ

【How to“ベース&カラー”】

  1. 全体にレイヤーを入れたボブに。前髪は眉のあたりでカットして、シースルーに。まっすぐおろしても、流しにしても可愛く決まる。
  2. カラーはお顔周りをブリーチしたベースに、12トーンの透明感のあるホワイトベージュを重ねてフレーミングカラーに。
  3. 全体も透明感がある6トーンアッシュベージュで明暗差をだす。

【How to “スタイリング”】

  1. カットがボブベースに表面にレイヤーが入っているので、ストレートアイロンで襟足は外ハネ、表面のみ内巻きをして、ふんわり軽いボブレイヤースタイルに。
  2. 頬の部分にボリュームを持ってきて、顎下にくびれを出し、外ハネにスタイリングして面長カバー。
  3. 最後にまとまりを出すため、ミルクを少しつければ完成。

担当サロン:TheC omotesando(ザ シー オモテサンドウ) Meguさん

 

面長さん向け「前髪なし」くびれボブ

多毛・癖毛さんのレイヤーたっぷりウルフ

【How to“ベース&カラー”】

  1. 癖をいかしたくびれレイヤースタイルでウルフヘアに。顔まわりは頬骨にかかる位が小顔効果抜群でおすすめ。
  2. 顔まわりの癖が強い方は少し長めにすると、髪があばれにくい。レングスの設定はお好みでが、鎖骨位が綺麗にハネやすく◎。肩まわりの長さははねやすくなるので、それを生かしてスタイリングをしますが、肩ちょうどだとまとまりにくいので、少し長めが扱いやすい。
  3. 顔まわりの長さから綺麗なひし形に、肩上でくびれるようレイヤーをつなげていく。よくあるのが後ろに重たさが残ってしまうパターンなので、気をつける。
  4. 毛量の多い方や、くびれにくい方は、メリハリのついたレイヤーをいれると扱いやすい。くせ毛を活かしたウルフヘアは毛量の調節もとっても大事。
  5. 多すぎてもくびれの形がつくりにくく、軽すぎても癖毛の方は広がりやすくなりがちなので、その辺りも担当のスタイリストさんに上手く調節してもらうと〇。
  6. カラーはオレンジブラウンで8トーンで秋色に。

【How to “スタイリング”】

  1. スタイリングはとっても簡単。癖を活かして少し手櫛を通したり、ねじりながら乾かし、まとまるスタイリングをつけて完成。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート)  緒方創惟(おがたそうい)さん

 

面長さん向け「前髪あり」くびれボブ【3選】

【1】ウェット質感でおしゃれ見せ


【How to“ベース&カラー”】

  1. 肩すれすれの長さでぱつっとライン感が残るようにカット。巻いた時にリップラインに落ちるように計算して、トップにのみレイヤーを入れます。
  2. 前髪は眉にかかるくらいの長さでややラウンドに。顔まわりの髪を薄めに引き出し、おくれ毛をつくります。
  3. カラーは8レベルのラベンダーアッシュに赤みを打ち消すグレーを少しだけプラス。ツヤ感重視で、くすまず顔色をキレイに見せてくれます。


【How to “スタイリング”】

  1. 顔まわりとトップの根元を起こしながらドライすると、動きと抜け感がでるのでおすすめ。乾いたら32mmのアイロンで外ハネにしてから、トップを持ち上げて内巻きにワンカール。
  2. 前髪ともみあげも軽く内巻きにするだけの簡単スタイリング。
  3. 最後に、オイルを全体になじませウェットな質感に仕上げればおしゃれヘアの完成!前髪は眉間の間にオイルをつけると、抜け感と束感をメイクできます。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 鈴木彩乃さん

 

【2】艶ウエットなくびれボブルフ

【How to“ベース&カラー”】

  1. 全体的にレイヤーをしっかりと入れてくびれボブルフスタイルに。レイヤーを入れる際に切れ毛などをうまくカットすることで、パサつきが抑えられる。
  2. 軽さを出し、顔まわりにもレイヤーを入れて大人ウルフ感スタイルに。
  3. カラーは10トーンのトープグレージュにベージュとグレーで艶のある柔らかく透明感のあるカラーに。

【How to “スタイリング”】

  1. 全体的には32ミリのコテで毛先は外ハネにして、顔まわりとトップと顔まわりは内巻きのワンカールで形を作る。
  2. 丸く入れすぎない感じでCカールを描く感じでコテを入れてウルフ感に仕上げる。
  3. 最後はオイルをつけてウエット感を出すと艶もまとまりも出る。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん

 

【3】前髪とサイドをラウンド状に繋いで小顔に


【How to“ベース&カラー”】

  1. あご下2cmの長さで、ひし形フォルムになるようやや前下がりにカット。表面にレイヤーを入れ、ボリュームコントロールをしやすくします。
  2. 前髪は、眉ラインでラウンド状にカットし、サイドバングと繋げて小顔に。シースルー感は残しつつ、やや厚みをもたせるのが今っぽい。
  3. カラーは、全体を6レベルのショコラベージュに。ポイントとなるインナーカラーは、ブリーチ後にウォームベージュをオンカラー。ベージュ系に統一させることで、さりげないお洒落感&秋冬カラーを実現します。


【How to “スタイリング”】

  1. 26mmのコテで毛先を外ハネに。表面は内巻きにワンカール。
  2. スタイリング剤は、ツヤ感を出しつつドライな質感に仕上がるクリームバターをチョイス。中間から毛先にしっかりなじませ、手に残っているものを前髪の毛先につけたら完成です。

担当サロン:Laf from garden(ラフフロムガーデン) 田中双葉さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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